JPH0656005B2 - 木屑選別除去装置 - Google Patents

木屑選別除去装置

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JPH0656005B2
JPH0656005B2 JP16526190A JP16526190A JPH0656005B2 JP H0656005 B2 JPH0656005 B2 JP H0656005B2 JP 16526190 A JP16526190 A JP 16526190A JP 16526190 A JP16526190 A JP 16526190A JP H0656005 B2 JPH0656005 B2 JP H0656005B2
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JP
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元一 西村
良一 和田
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株式会社大同機械製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、主として道路工事においてアスファルト舗
装道路を掘り起こした際に生じる木屑を含むアスファル
ト破砕骨材その他よりなる骨材原料を、骨材と木屑とに
選別するための木屑選別除去装置に関する。
[従来の技術] 一般に、アスファルト舗装の道路においては、所定寸法
の木枠で囲んだ部分にアスファルトを流し込み、この木
枠を残したままでアスファルトを固化させている。
そして、道路の補修その他の道路工事において、このア
スファルト層を掘り起こして工事が行なわれる。
従来、掘り起されたアスファルト破砕骨材は埋立て用地
の減少あるいは廃棄物公害等の問題からアスファルト舗
装等の下層その他の骨材として再生使用されることが多
くなっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、掘り起されて破砕されたアスファルト破砕骨
材中には、前記のような木枠の破砕屑(以下木屑とい
う)が混入することになる。
このために、アスファルト破砕骨材を再生利用しようと
するときに、このアスファルト破砕骨材中に含まれる木
屑を選別して取り除く必要がある。
従来は、この木屑をアスファルト破砕骨材中から取り除
くのが容易でなく、多くは手作業に頼っており、その選
別除去作業がきわめて面倒なものであった。
そこで、木屑を含むアスファルト破砕骨材等の原料をコ
ンベアにより移送させながら、この移送途中において、
その上方より木屑を吸引することにより、選別除去する
ことが試みられたが、このようにコンベアでの移送途中
において、吸引口を近付けて木屑を吸引するのは、木屑
が比較的大きいために吸引し難く、また木屑だけでな
く、軽いアスファルト骨材も同時に吸引される虞があ
り、実施上好ましいものではない。
この発明の課題は、上記従来の問題を解決することにあ
る。
すなわち、木屑を含むアスファルト破砕骨材等の原料
を、骨材と木屑とに確実に且つ容易に選別して、木屑を
骨材から確実に分離除去することができる木屑選別除去
装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] この発明の木屑選別除去装置は、上記課題を解決する手
段として、本願原料投入口を有し、内部空間が原料投入
口より投入される木屑を含むアスファルト破砕骨材等の
原料の移送路として形成され、振動発生手段により振動
が付与されて原料を前進移送させるよう設けた装置本体
と、前記装置本体の移送方向前方側に連設されて移送路
内を原料投入口側から前方側に向ってエアーを吸引する
エアー吸引手段と、装置本体内部の移送路の前方側下面
部に設けられた骨材回収口と、この骨材回収口よりエア
ー吸引手段側に設けられた木屑回収口とを有し、装置本
体の振動作用によって前進移送される原料中の木屑を、
振動により上層に浮き上がらせるとともにエアー吸引作
用で飛送させるようにして木屑回収口より回収するよう
にしたことを特徴とするものである。
[作用] 上記の木屑選別除去装置は、装置本体を振動発生手段に
より振動させ、同時にエアー吸引手段を作動させる。そ
して原料投入口から投入される木屑を含むアスファルト
破砕骨材等の原料は、装置本体を振動に伴って装置本体
内の移送路を振動しつつ前進移送されるとともに、前記
の振動作用によって原料中の骨材に比して軽量な木屑
が、骨材より上部に漸次浮上してかつ飛び跳ねることに
なる。
しかもこの移送路内においては、エアー吸引手段による
エアー吸引により原料投入口側から前方側に向って吸引
エアーの流れが発生しており、この吸引エアーの流れに
よって前記のように振動により浮上状態になる木屑のみ
が前方に吸引され飛送される。
そして、木屑より重重量の骨材は飛送されることなく移
送路の前部に設けられた骨材回収口から落下して回収さ
れ、一方、木屑は前記のように飛送される結果、骨材回
収口の部分をエアー吸引手段側へ容易に飛び越えて、骨
材と分離され、こうして骨材回収口より吸引手段側に設
けられた木屑回収口に入る。これにより骨材と木屑を移
送させながら容易に選別でき、木屑を骨材から確実に除
去することができる。
[実施例] 以下、この発明に係る木屑選別装置の実施例について、
図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明に係る木屑選別除去装置の一部を切断
した側面図、第2図はその背面図、第3図は振動発生手
段における内部構造の説明図である。
この木屑選別除去装置は、道路工事その他においてアス
ファルト舗装道路を掘り起こした際に発生する木屑を含
むアスファルト破砕骨材等の原料を骨材と木屑とに選別
するためのものである。
1は振動フィーダを構成する装置本体であって、内部が
移送路2として形成されるとともに、該移送路2内に原
料を投入する原料投入口11が設けられている。この移送
路2は、前方側になるにつれて下方へ若干傾斜してい
る。
この装置本体1内部の移送路2は、その移送方向前方側
に伸縮自在な蛇腹状部材等のフレキシブルな連結部材3
を介してブロアー等のエアー吸引手段4と接続され連通
している。
前記移送路2の移送方向前方側の下面部に骨材回収口5
が設けられ、これよりさらにエアー吸引手段4側に若干
間隔を存して木屑回収口6が設けられている。前記の骨
材回収口5の移送方向の寸法は、後述するエアー吸引手
段による吸引作用との関係で、木屑が該骨材回収口5の
部分を確実に飛び越え得るように設定される。
前記骨材回収口5および木屑回収口6は、それぞれ伸縮
自在な蛇腹状部材等のフレキシブルな連結部材7および
9を介して骨材回収箱8および木屑回収箱10に連通され
ている。
装置本体1内部の移送路2と木屑回収口6の前方側にお
けるエアー吸引手段4側の通路との間には、木屑が吸引
作用により前記通路に進入するのを防止する金網12が取
付けられている。
装置本体1は、支持手段13…で振動可能に支持されてい
る。
これらの支持手段13…は、前後両側位置に配された吊り
棒131…にコイルバネからなる弾性体132…を介して支持
枠体133…がそれぞれ吊設支持され、これらの支持枠体1
33…に装置本体1の前後両側箇所がそれぞれの支持枠体
133…によって、振動可能に吊設状態で支持されてい
る。
すなわち、装置本体1の前後両側箇所にC字形の引っ掛
け部14…が設けられ、この引っ掛け部14…に支持枠体13
3…の下端部が引っ掛けられて、吊設状態で支持されて
いる。
装置本体1には振動発生手段15を備えている。この振動
発生手段15として、図の場合、装置本体1における原料
投入口11寄り側の下面部裏面に斜め下方向きに取付け枠
体151が付設され、該取付け枠体151の下端部に二つの振
動モータ152、152が設置されてなる。
これらの振動モータ152,152は、第3図に示すように、
回転軸152a,152aに互いに反対側に偏心してウエイト152
b,152bが取付けられている。そして、これらの偏心ウエ
イト152b,152bが回転軸152a,152aとともに回転すること
によって、装置本体1に上下および前後方向の振動を与
えるようになっている。
すなわち、偏心ウエイト152b,152bの回転は、左右方向
の装置全体1幅方向の振動運動を互いに打ち消し合い、
上下および前後方向の振動運動を効率よく行なえる構造
になっている。
次に、上記構成の木屑選別除去装置による選別作用につ
いて説明する。
原料投入口11から投入された木屑Kを含むアスファルト
破砕骨材原料Aは、装置本体1内の移送路2に送り出さ
れる。このとき、振動発生手段15が駆動されることによ
って、装置本体1が振動されて木屑Kを含む破砕骨材原
料Aが移送路2を前方に移送される。
この移送中、装置本体1の上下方向の振動によって、原
料中の軽量な木屑Kが上層に浮き上りかつ繰返し飛び跳
ねるようにして移送される。また同時に、ブロアー等の
エアー吸引手段4の吸引作用によって、移送路2内では
吸引エアーが生じて、この吸引エアーの流れにより原料
A中の木屑Kが前方へ飛送される。
そして、破砕骨材原料A中の比較的重重量の骨材aは飛
送されることなく移送路2の移送方向前方側に設けられ
た骨材回収口5から落下して骨材回収箱8内に収納され
る。
一方、吸引エアーによって飛送される木屑Kは骨材回収
口5の部分を飛び越え、エアー吸引手段4寄り側に設け
られた木屑回収口6より落下するか、あるいは吸引エア
ーよる吸引力で金網12に当ってエアー吸引手段4側通路
に吸引されるのが妨げられて、木屑回収口6に落下して
木屑回収箱10内に収納される。また仮に、吸引エアーよ
る吸引力が強くて、木屑Kが金網12に吸着された状態に
なっても、この金網12も装置本体1とともに振動してい
るために、容易に下方に落下し、また運転中は落下しな
くても、運転を停止すれば落下する。
したがって、木屑Kを含むアスファルト破砕骨材原料A
は移送中に、骨材aと木屑Kとに確実に且つ容易に選別
でき、木屑を骨材より分離除去できる。
なお、図示を省略しているが、エアー吸引手段4による
吸引されるエアーを原料投入口11からのみ吸入するので
なく、骨材回収口5の後方側の側面にエアー吸入口を設
けて、該吸入口よりエアーを吸入することができる。こ
の場合、原料投入口11からのエアーの吸入量を少なくな
る。このように骨材回収口5の内方からエアーを吸入す
ることにより、骨材投入口5に落ち込もうとする木屑K
を確実に浮き上がらせることができる。
また、上記の実施例では、振動発生手段15を装置本体1
の下面部裏面に取付けたものについて説明したが、これ
に限らず、振動発生手段15を装置本体1の上側に設けて
もよい。
前記振動発生手段15についても、上記実施例の構造のも
のに限らず、他の構造のもの、例えば振動モータを1台
にするほか、偏心クランク式や電磁式のものであっても
よく、さらに外部から装置本体1に振動を付与する構造
にすることもできる。
更に、支持手段13は、装置本体1を下側に吊設支持する
ものについて説明したが、これに限らず、下側から装置
本体1を振動可能に受支して支持する構造であってもよ
い。また支持手段13の構造も、上記実施例のものに限ら
ず種々の支持構造による実施が可能である。
特に図のように一対の振動モータによる場合等、振動発
生手段15によっては、装置本体1を水平に支持しておく
こともできる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、原料投入口から装置
本体内に投入される木屑を含むアスファルト破砕骨材等
の原料を、振動フィーダ方式の装置本体の振動により移
送しながら、原料中の木屑を振動作用によって上層部に
浮き上らせ、同時にエアー吸引作用によって前記浮き上
った木屑を前方に飛送させて、骨材回収口の部分を飛び
越えさせることにより、木屑より重く飛送されることな
く骨材回収口に入る骨材と、前記木屑とを確実に選別、
分離できるものである。したがって、木屑を含むアスフ
ァルト破砕骨材等を、骨材と木屑とに確実に且つ容易に
能率よく分離でき、骨材からの木屑除去を自動化するこ
とができ、延いては破砕骨材の再生利用を容易にする。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る木屑選別装置の一実施例を示す
一部切断した側面図、第2図はその背面図、第3図は振
動発生手段における内部構造の説明図である。 [符号の説明] A……アスファルト破砕骨材 a……骨材 K……木屑 1……装置本体 2……内部の移送路 4……エアー吸引手段 5……骨材回収口 6……木屑回収口 11……原料投入口 15……振動発生手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原料投入口を有し、内部空間が原料投入口
    より投入される木屑を含むアスファルト破砕骨材等の原
    料の移送路として形成され、振動発生手段により振動が
    付与されて原料を前進移送させるよう設けた装置本体
    と、 前記装置本体の移送方向前方側に連設されて移送路内を
    原料投入口側から前方側に向ってエアーを吸引するエア
    ー吸引手段と、 装置本体内部の移送路の前方側下面部に設けられた骨材
    回収口と、 この骨材回収口よりエアー吸引手段側に設けられた木屑
    回収口と、 を有し、装置本体の振動作用によって前進移送される原
    料中の木屑を、振動により上層に浮き上がらせるととも
    にエアー吸引作用で飛送させるようにして木屑回収口よ
    り回収するようにしたことを特徴とする木屑選別除去装
    置。
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US8800390B2 (en) 2006-02-07 2014-08-12 Michelin Recherche Et Technique S.A. Contact detector with piezoelectric sensor
WO2007091994A1 (en) 2006-02-07 2007-08-16 Michelin Recherche Et Technique S.A. Contact detector with piezoelectric sensor
JP5726640B2 (ja) 2011-05-27 2015-06-03 株式会社東芝 窒化物半導体素子及び窒化物半導体層成長用基板

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