JPH0655516B2 - ラインプリンタ用シヤトル装置 - Google Patents
ラインプリンタ用シヤトル装置Info
- Publication number
- JPH0655516B2 JPH0655516B2 JP2335486A JP2335486A JPH0655516B2 JP H0655516 B2 JPH0655516 B2 JP H0655516B2 JP 2335486 A JP2335486 A JP 2335486A JP 2335486 A JP2335486 A JP 2335486A JP H0655516 B2 JPH0655516 B2 JP H0655516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- hammer bank
- fixed
- linear motor
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/001—Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface
- B41J25/006—Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface for oscillating, e.g. page-width print heads provided with counter-balancing means or shock absorbers
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明のシャトル型ワイヤドットラインプリンタ装置
は、ハンマバンク駆動用の偏平コイル型リニアモータの
一部が、振動防止用バランサの代替として使用される構
成になっている。
は、ハンマバンク駆動用の偏平コイル型リニアモータの
一部が、振動防止用バランサの代替として使用される構
成になっている。
このため、リニアモータの消費電力の節減と装置の小型
軽量化とを実現することができる。
軽量化とを実現することができる。
本発明はシャトル型ワイヤドットラインプリンタの改良
に係り、特に振動防止用のバランサとして偏平コイル型
リニアモータの構成の一部を利用したシャトル型ワイヤ
ドットラインプリンタ装置に関する。
に係り、特に振動防止用のバランサとして偏平コイル型
リニアモータの構成の一部を利用したシャトル型ワイヤ
ドットラインプリンタ装置に関する。
第3図(a),(b)はシャトル型ワイヤドットラインプリン
タに装備された従来のシャトル装置の構成を示す要部斜
視図と、Y−Y′斜視断面図である。
タに装備された従来のシャトル装置の構成を示す要部斜
視図と、Y−Y′斜視断面図である。
第3図(a)および(b)に示すように、従来のシャトル装置
は、複数の印字ヘッドを備えたハンマバンク1を搭載し
た揺動台101と、該揺動台101用の案内機構16と、印字タ
イミング信号を検出する位置検出器103と、ハンマバン
ク1とバランサ110とを連結するスチールベルト8aおよ
びプーリ8bより成る動作伝達機構8と、固定上部ヨーク
106,可動偏平コイル107,固定永久磁石108,固定下部
ヨーク109を具備した偏平コイル型リニアモータ100等に
よって構成されている。なお111はインクリボン,112は
印字用紙,20は装置台をそれぞれ示す。
は、複数の印字ヘッドを備えたハンマバンク1を搭載し
た揺動台101と、該揺動台101用の案内機構16と、印字タ
イミング信号を検出する位置検出器103と、ハンマバン
ク1とバランサ110とを連結するスチールベルト8aおよ
びプーリ8bより成る動作伝達機構8と、固定上部ヨーク
106,可動偏平コイル107,固定永久磁石108,固定下部
ヨーク109を具備した偏平コイル型リニアモータ100等に
よって構成されている。なお111はインクリボン,112は
印字用紙,20は装置台をそれぞれ示す。
印字は位置検出器103の信号に基づいて作動する制御回
路50,駆動回路60の指令によって矢印A−A′方向に揺
動運動を行う揺動台101上のハンマバンク1によって行
われる。但しこの時バランサ110は、ハンマバンク1と
常に逆位相(ハンマバンク1が矢印A方向へ揺動してい
る時にはバランサ110は矢印A′方向へ揺動し、ハンマバ
ンク1が矢印A′方向へ揺動中はバランサ110は矢印A方
向へ揺動する)で揺動し、ハンマバンク1の揺動によっ
て発生する振動を防止する。
路50,駆動回路60の指令によって矢印A−A′方向に揺
動運動を行う揺動台101上のハンマバンク1によって行
われる。但しこの時バランサ110は、ハンマバンク1と
常に逆位相(ハンマバンク1が矢印A方向へ揺動してい
る時にはバランサ110は矢印A′方向へ揺動し、ハンマバ
ンク1が矢印A′方向へ揺動中はバランサ110は矢印A方
向へ揺動する)で揺動し、ハンマバンク1の揺動によっ
て発生する振動を防止する。
第4図は上記シャトル型ワイヤドットラインプリンタに
装備された従来のシャトル装置の動作原理図であるが、
従来のシャトル装置は、上部ヨーク106,永久磁石108,
下部ヨーク109がそれぞれ装置台20に固定され、偏平コ
イル107のみが可動で、矢印A−A′方向に揺動してハン
マバンク1を駆動する構成になっている。120はバラン
サ110の揺動を円滑化するために設けられたローラであ
る。
装備された従来のシャトル装置の動作原理図であるが、
従来のシャトル装置は、上部ヨーク106,永久磁石108,
下部ヨーク109がそれぞれ装置台20に固定され、偏平コ
イル107のみが可動で、矢印A−A′方向に揺動してハン
マバンク1を駆動する構成になっている。120はバラン
サ110の揺動を円滑化するために設けられたローラであ
る。
ここでリニアモータ100が発生すべき推力は、可動部の
重量と、方向転換時の所要加速度から決まってくる。と
ころが最近のシャトル型ワイヤドットラインプリンタは
高速化が進み、その関係でハンマの高密度実装が行わ
れ、ハンマバンク1の重量は益々増加する傾向にある。
このためハンマバンク1に対応するバランサ110の重量
も増し、全体的に可動部重量が増加してきているので、
当然所要推力も消費電力も次第に大きくなりつつある。
重量と、方向転換時の所要加速度から決まってくる。と
ころが最近のシャトル型ワイヤドットラインプリンタは
高速化が進み、その関係でハンマの高密度実装が行わ
れ、ハンマバンク1の重量は益々増加する傾向にある。
このためハンマバンク1に対応するバランサ110の重量
も増し、全体的に可動部重量が増加してきているので、
当然所要推力も消費電力も次第に大きくなりつつある。
従来のコイル可動型リニアモータを駆動源としたプリン
タでは、上記のようにハンマバンクの重量の増加に比例
してバランサの重量も大きくなるため、ハンマの高密度
実装に伴って益々装置が大型化し、且つ所要電力も増大
するといった悪循環が生じている。
タでは、上記のようにハンマバンクの重量の増加に比例
してバランサの重量も大きくなるため、ハンマの高密度
実装に伴って益々装置が大型化し、且つ所要電力も増大
するといった悪循環が生じている。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
ある。
ある。
本発明のラインプリンタ用シャトル装置は、第1図の動
作原理図に示すように、コイル固定型リニアモータ10を
構成する偏平コイル4とヨーク5とが装置台20に固定さ
れ、重量の大きい可動ヨーク2と可動永久磁石3とが動
作伝達機構8を介して揺動台101上のハンマバンク1と
逆位相で揺動を行うようになっている。
作原理図に示すように、コイル固定型リニアモータ10を
構成する偏平コイル4とヨーク5とが装置台20に固定さ
れ、重量の大きい可動ヨーク2と可動永久磁石3とが動
作伝達機構8を介して揺動台101上のハンマバンク1と
逆位相で揺動を行うようになっている。
このように構成されたものにおいては、ハンマバンク1
の重量にほぼ匹敵する重量を有する可動ヨーク2と、可
動永久磁石3とがハンマバンク1と逆位相で揺動運動を
行ってシャトル装置の振動を減衰させるため、バランサ
を必要としないシャトル装置が実現する。
の重量にほぼ匹敵する重量を有する可動ヨーク2と、可
動永久磁石3とがハンマバンク1と逆位相で揺動運動を
行ってシャトル装置の振動を減衰させるため、バランサ
を必要としないシャトル装置が実現する。
以下実施例図に基づいて本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明のラインプリンタ用シャトル装置の一実
施例を示す要部斜視断面図であるが、前記第1図および
第3図,第4図と同一部分には同一符号を付している。
施例を示す要部斜視断面図であるが、前記第1図および
第3図,第4図と同一部分には同一符号を付している。
図中、1はハンマバンク、10は可動ヨーク2,可動永久
磁石3,固定偏平コイル4,固定ヨーク5を具備して成
るコイル固定型リニアモータ、6はハンマバンク側の案
内支持機構、7は可動ヨーク2と可動永久磁石3の案内
支持機構、8はスチールベルト8aおよびプーリ8bを具備
した動作伝達機構をそれぞれ示す。
磁石3,固定偏平コイル4,固定ヨーク5を具備して成
るコイル固定型リニアモータ、6はハンマバンク側の案
内支持機構、7は可動ヨーク2と可動永久磁石3の案内
支持機構、8はスチールベルト8aおよびプーリ8bを具備
した動作伝達機構をそれぞれ示す。
この装置の駆動源は、コイル固定型リニアモータ10で、
前述のように、固定偏平コイル4に通電することにより
発生する電磁力により可動ヨーク2と可動永久磁石3を
揺動させる。また揺動台101上のハンマバンク1は、電
磁力により直接駆動される可動永久磁石3等によってス
チールベルト8aを介して揺動する。
前述のように、固定偏平コイル4に通電することにより
発生する電磁力により可動ヨーク2と可動永久磁石3を
揺動させる。また揺動台101上のハンマバンク1は、電
磁力により直接駆動される可動永久磁石3等によってス
チールベルト8aを介して揺動する。
ここで可動永久磁石3と可動ヨーク2(以下両者を合わ
せて可動永久磁石部と呼ぶ)の重量は、揺動台101上の
ハンマバンク1およびそれと同じ揺動を行う可動部材
(以下これらを合わせてハンマバンク部と呼ぶ)の重量
とほぼ1:1に設定しておく。可動永久磁石部とハンマ
バンク部とはスチールベルト8aを介して逆位相で揺動す
るため、互いにバランスし合い防振が実現する。
せて可動永久磁石部と呼ぶ)の重量は、揺動台101上の
ハンマバンク1およびそれと同じ揺動を行う可動部材
(以下これらを合わせてハンマバンク部と呼ぶ)の重量
とほぼ1:1に設定しておく。可動永久磁石部とハンマ
バンク部とはスチールベルト8aを介して逆位相で揺動す
るため、互いにバランスし合い防振が実現する。
なお可動部の揺動は、前記第3図(a)に示した位置検出
器103からの信号に基づき、制御回路50,駆動回路60の
指令によって行われる。
器103からの信号に基づき、制御回路50,駆動回路60の
指令によって行われる。
本実施例によれば、可動部として最小限必要なハンマバ
ンク部の重量をできるだけ小さくすることでハンマバン
ク部に対応するバランサも含めた全可動部重量を小さく
抑えることができ、その結果シャトル駆動に要する推力
が低減するので消費電力を節減できる効果がある。
ンク部の重量をできるだけ小さくすることでハンマバン
ク部に対応するバランサも含めた全可動部重量を小さく
抑えることができ、その結果シャトル駆動に要する推力
が低減するので消費電力を節減できる効果がある。
さらに、リニアモータ内の可動永久磁石部とハンマバン
ク部の均衡により装置の防振が実現するため、バランサ
ならびにバランサ配設用のスペース等を見込む必要が無
く装置の大型化を防止できる。
ク部の均衡により装置の防振が実現するため、バランサ
ならびにバランサ配設用のスペース等を見込む必要が無
く装置の大型化を防止できる。
本発明のラインプリンタ用シャトル装置は、シャトル装
置の駆動力と配設スペースとを大幅に節減できる構成で
あるため、プリンタの消費電力の低減化と装置の小型化
とを同時に実現させることができる。
置の駆動力と配設スペースとを大幅に節減できる構成で
あるため、プリンタの消費電力の低減化と装置の小型化
とを同時に実現させることができる。
第1図は本発明の動作原理を示す模式図、 第2図は本発明の一実施例を示す要部斜視断面図、 第3図(a),(b)は従来のシャトル装置の構成を示す要部
斜視図と要部斜視断面図、 第4図は従来のシャトル装置の動作原理を示す模式図で
ある。 図中、1はハンマバンク、2は可動ヨーク、3は可動永
久磁石、4は固定偏平コイル、5は固定ヨーク、6およ
び7は可動部の案内支持機構、8は動作伝達機構、8aは
スチールベルト、8bはプーリ、10はコイル固定型リニア
モータ、20は装置台、50は制御回路、60は駆動回路、10
1は揺動台、103は位置検出器、110はバランサ、111はイ
ンクリボン、112は印字用紙をそれぞれ示す。
斜視図と要部斜視断面図、 第4図は従来のシャトル装置の動作原理を示す模式図で
ある。 図中、1はハンマバンク、2は可動ヨーク、3は可動永
久磁石、4は固定偏平コイル、5は固定ヨーク、6およ
び7は可動部の案内支持機構、8は動作伝達機構、8aは
スチールベルト、8bはプーリ、10はコイル固定型リニア
モータ、20は装置台、50は制御回路、60は駆動回路、10
1は揺動台、103は位置検出器、110はバランサ、111はイ
ンクリボン、112は印字用紙をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【請求項1】偏平コイル型リニアモータによって、ハン
マバンク(1)を印字用紙の送り方向と直交する方向に揺
動させながら印字を行うラインプリンタ用シャトル装置
の構成において、 前記偏平コイル型リニアモータを、装置台(20)上に固定
された固定偏平コイル(4)および固定ヨーク(5)と、前記
ハンマバンク(1)の揺動軌道に沿って揺動自在に配設さ
れた可動ヨーク(2)および可動永久磁石(3)とを具備した
コイル固定型リニアモータ(10)によって構成し、 前記可動ヨーク(2)と可動永久磁石(3)とが、動作伝達機
構(8)を介して前記ハンマバンク(1)に対して常に逆位相
で揺動するようにしたことを特徴とするラインプリンタ
用シャトル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335486A JPH0655516B2 (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | ラインプリンタ用シヤトル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335486A JPH0655516B2 (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | ラインプリンタ用シヤトル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62179952A JPS62179952A (ja) | 1987-08-07 |
JPH0655516B2 true JPH0655516B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=12108236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2335486A Expired - Fee Related JPH0655516B2 (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | ラインプリンタ用シヤトル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655516B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10157203A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-16 | Hitachi Koki Co Ltd | ドットプリンタのシャトル制御方式 |
-
1986
- 1986-02-04 JP JP2335486A patent/JPH0655516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62179952A (ja) | 1987-08-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |