JPH0121803Y2 - - Google Patents

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JPH0121803Y2
JPH0121803Y2 JP16098482U JP16098482U JPH0121803Y2 JP H0121803 Y2 JPH0121803 Y2 JP H0121803Y2 JP 16098482 U JP16098482 U JP 16098482U JP 16098482 U JP16098482 U JP 16098482U JP H0121803 Y2 JPH0121803 Y2 JP H0121803Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数個の印字ヘツドを往復運動させ印
字するプリンタの振動防止に関するものである。
従来、ヘツドの往復により印字を行なうものに
あつては、その運動の方向を変えるときに発生す
る加速度により生ずる力で振動、騒音が発生し、
その対策にはいくつかの方法が考えられている。
一般的なものとしてはヘツドと動きを異にする重
りをつける方法があるが、この場合は印字ヘツド
と異なる位置にスペースをとり重りを設けるため
左右方向の振動は吸収できても、新らたに回転モ
ーメントが生ずる。ヘツドとほゞ同じスペースを
占居する、重りのための専用部品が必要になる等
プリンタの小型化、低価格の防げになると共に振
動防止も完全でないという欠点があつた。また重
りの代りにヘツドを2ブロツクに分解して互いに
異なる方向に振動させる方法もあるが、同じ線上
にヘツドを配置すると印字桁方向に連続させて印
字できない、ヘツドをずらすと、回転モーメント
が生ずる等の欠点があつた。
本考案はかゝる欠点をなくそうとするものであ
り、その目的はプリンタの振動を完全に除去する
ことと、少ない部品、少ないスペースで振動吸収
をおこなうことにある。本考案はヘツド群を4つ
のブロツクに分け、2つづつを互いに異なる方向
に振動させ、折返し点で生ずる振動を互いに吸収
し、プリンタの外には振動による影響をなくした
ものである。またこのとき隣接する2つのヘツド
を異なる方向へ振動させると、印字不可範囲が生
ずるため、前記2つのヘツドの間と外側に位相を
ずらした一対の印字ヘツドを互いに異なる方向へ
振動させることで、印字不可領域をなくすと共に
加速度による振動も防止している。これによりヘ
ツド群だけで互いの振動を吸収させるために、バ
ランサも必要ない、又同一直線上で互いが振動す
るため、加速度のベクトルが一直線上になり打消
し合うことからプリンタの外へ振動を伝えること
がない、バランサが不要となるため、プリンタは
低価格でコンパクトになる等メリツトがある。本
考案の一実施例を第1図によつて説明すると、
1,2,3,4は印字ヘツドであり、外部駆動パ
ルスで駆動されるソレノイドに係合し、駆動パル
スと同期して動く印字ワイヤ1b,2b,3b,
4bと、ピン1a,2a,3a,4aを有する。
5はモータ、6はモータの回転軸に固着されたピ
ニオン、7はピニオン6と噛合する歯車で軸8に
固着されている。9は軸8に固着されている円筒
カムで、モータ5の回転により回転し、ピン1
a,2a,3a,4aと係合する溝9a,9b,
9c,9dを有する。10はプラテン、11は印
字ヘツド1,2,3,4のガイド軸、13は軸8
に固着された紙送りカム、14は紙送りピン、1
5は紙送りレバー、16はプラテン10に固着さ
れた紙送り爪車、12はリボンカセツト、17は
プラテン10と印字ワイヤ1b,2b,3b,4
bの間にあるリボンで、記録紙の挿入により、印
字ワイヤの動きに応じて、記録紙上にドツトを印
刷させる。円筒カム9上の溝9a,9b,9c,
9dは9aと9c,9bと9dは互に印字ヘツド
1と3,2と4を逆の方向へ、ピン1aと3a,
2aと4aを介して駆動する。また溝9a,9c
と9b,9dとは印字ヘツド1,3と2,4とを
位相をづらして互いにぶつかり合うことなく全印
字範囲を印字ワイヤ1b,2b,3b,4bでカ
バーするように振動させる。次に動作を詳細に第
2図により説明すると、横軸xは印字ヘツドの動
く方向、縦軸Tは時間軸である。A,B,C,D
は円筒カム9の溝9a,9b,9c,9dで駆動
されるピン1a,2a,3a,4aの動きを表わ
し、A1,A2は印字ワイヤ1bの、B1,B2
は印字ワイヤ2bの、C1,C2は印字ワイヤ3
bの、D1,D2は印字ワイヤ4bの動きを表わ
す。実線部分は印字領域、点線部分は非印字領域
を表わす。したがつてT1からT3の時間は印字
ワイヤ1b,3bの、T2からT4の時間は印字
ワイヤ2b,4bの印字可能時間になる。T4か
らT5の時間は紙送り時間にとり、紙送りレバー
15、紙送り爪車16の動作で1ドツト分の紙が
送られる。又T5から新らたな一行分の印字が可
能となる。この動作を連続しておこなうことによ
り一行分のドツト印字、紙送りの組合せで文字、
記号、図形等を記録媒体即ち紙上に印刷すること
ができる。またA2の右端とB1の左端がX方向
で一致しているように各印字ヘツド間でのX方向
のドツトに開きスペースがないため、印字の連続
性は保たれる。また印字ヘツド1が右端へいくの
は時刻T3であり、印字ヘツド2が左端へいくの
は時刻T2であり同時に最大振幅にならないた
め、互に干渉することがない。
以上の説明からも解るように、本考案によれば
4つの印字ヘツド群が2つづつその方向を逆に
し、なおかつ、互に干渉することなく振動し一行
分の印字を終了すると紙送りをおこない、また次
の行を印字するという動作が可能である。このた
め振動防止のための特別なバランスは必要なく、
余分な部品も駆動されないことから、騒音も少な
く、また余分のスペースも不要である。又印字ヘ
ツドはガイド軸11上に一直線に配置されている
ため加速度のベクトルは同一直線上にあり、回転
モーメントを生ずることもない。以上本実施例で
は同一の印字ヘツドが4つ、その各印字ヘツドに
5桁分、約10mm離れて印字ワイヤが2本駆動でき
る電磁石がそれぞれ2つづつ設けられており、各
印字ヘツドは振幅が約10mmになるよう駆動され
る。プリンタとしては各印字ワイヤーが5桁分
で、40桁のプリンタの場合である。60桁プリンタ
の場合は4つの印字ヘツドがすべて3本の印字ワ
イヤを駆動できるようにするか、印字ヘツド1と
3、または2と4が4本の印字ワイヤを有するよ
うにすることによつて可能であるし、80桁のプリ
ンタの場合は2本の印字ワイヤを有する印字ヘツ
ドが8個でも、4本の印字ワイヤを有する印字ヘ
ツドが4個でもよい。このように印字ヘツドが
4N個あれば、そのうちの質量のほゞ同じ2個同
志が動きを互いに逆にして振動してもその加速度
による力の発生は打ち消し合つて外部へ振動が伝
わることはない。本考案によれば、4N個の印字
ヘツドのうちの2個づつを互いに反対方向へ同一
速さで駆動して印字するので、相互の印字ヘツド
の運動は互いに相殺し合つて外部に振動が伝わる
事がなく、振動、騒音の小さなプリンタを提供で
きる。また、隣接する印字ヘツドどうしの往復運
動の周期は同一で位相が異なるので、隣接する印
字ヘツドは干渉することがなく、おのおのの印字
ヘツドにより印字されるドツト群間にスキ間が生
じない印字が可能となる。
さらに、印字ヘツドはカム溝が形成された円筒
カムにより駆動されるので、複雑な機構を用いる
ことなく、簡素な機構で小型の多桁印字プリンタ
を提供することが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による平面図であり
1,2,3,4は印字ヘツド、9は円筒カム、1
0はプラテンである。第2図はX軸は印字ヘツド
の左右方向、Tは時間軸であり、それぞれ印字ヘ
ツド、印字ワイヤーの動きを図示してある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数個の印字ヘツドを記録媒体の送り方向と直
    角方向に往復運動させ印字をおこなうプリンタに
    おいて、 前記直角方向のほぼ同一直線上に配置された
    4N(Nは自然数)個の印字ヘツドと、 質量がほぼ同等の前記印字ヘツドの2個づつを
    互いに反対方向へ同一速さで摺動するカム溝が形
    成され、回転駆動される円筒カムとを有し、隣接
    する前記印字ヘツドどうしの往復運動の周期は同
    一で、位相が異なることを特徴とするプリンタ。
JP16098482U 1982-10-23 1982-10-23 プリンタ Granted JPS5983540U (ja)

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JP16098482U JPS5983540U (ja) 1982-10-23 1982-10-23 プリンタ

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JP16098482U JPS5983540U (ja) 1982-10-23 1982-10-23 プリンタ

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Publication Number Publication Date
JPS5983540U JPS5983540U (ja) 1984-06-06
JPH0121803Y2 true JPH0121803Y2 (ja) 1989-06-28

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JP16098482U Granted JPS5983540U (ja) 1982-10-23 1982-10-23 プリンタ

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JPS5983540U (ja) 1984-06-06

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