JPH0655219A - ベンダーのクラウニング装置 - Google Patents
ベンダーのクラウニング装置Info
- Publication number
- JPH0655219A JPH0655219A JP21139892A JP21139892A JPH0655219A JP H0655219 A JPH0655219 A JP H0655219A JP 21139892 A JP21139892 A JP 21139892A JP 21139892 A JP21139892 A JP 21139892A JP H0655219 A JPH0655219 A JP H0655219A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amount
- eccentric pin
- lower table
- bender
- swell
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 その構成が簡易化し、その調整が容易で、曲
げ角度のバラツキが取除かれ、加工精度が向上する。 【構成】 上部または下部テーブル５，３のいずれかに
支持部材９を設け、この支持部材９に前記上部または下
部テーブル５，３の中央部の撓みを修正する所要の盛り
上げ量を付与する偏心ピン１５を設け、この偏心ピン１
５を駆動する駆動手段１９を設け、前記盛り上り量を検
出する盛り上り量検出センサ２１を設けてなる。
げ角度のバラツキが取除かれ、加工精度が向上する。 【構成】 上部または下部テーブル５，３のいずれかに
支持部材９を設け、この支持部材９に前記上部または下
部テーブル５，３の中央部の撓みを修正する所要の盛り
上げ量を付与する偏心ピン１５を設け、この偏心ピン１
５を駆動する駆動手段１９を設け、前記盛り上り量を検
出する盛り上り量検出センサ２１を設けてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ベンダーにおいて、両
側のサイドフレームに上部または下部テーブルのいずれ
かが支承され固定され、この固定テーブルに対して、他
のテーブルが上下動され押圧可能とするベンダーのクラ
ウニング装置に関する。
側のサイドフレームに上部または下部テーブルのいずれ
かが支承され固定され、この固定テーブルに対して、他
のテーブルが上下動され押圧可能とするベンダーのクラ
ウニング装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ベンダーは、両サイドのサイドフ
レームにおいて加圧すると、上部テーブルおよび下部テ
ーブルの中央部が撓み、上部および下部テーブル間に設
けられた上、下金型の曲げ角度にバラツキが生じるとい
う問題があった。この撓みを修正するために、クサビお
よび丸機械等が採用されていた。
レームにおいて加圧すると、上部テーブルおよび下部テ
ーブルの中央部が撓み、上部および下部テーブル間に設
けられた上、下金型の曲げ角度にバラツキが生じるとい
う問題があった。この撓みを修正するために、クサビお
よび丸機械等が採用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多数のクサ
ビまたは丸機械等を採用すると、その機構が複雑化し、
調整に熟練を要し、取扱い操作が困難である等の問題が
あった。
ビまたは丸機械等を採用すると、その機構が複雑化し、
調整に熟練を要し、取扱い操作が困難である等の問題が
あった。
【０００４】本発明の目的は、上記問題点を改善するた
めに、その構成が簡易化し、その調整が容易で、曲げ角
度のバラツキが取除かれ、加工精度が向上するベンダー
のクラウニング装置を提供することにある。
めに、その構成が簡易化し、その調整が容易で、曲げ角
度のバラツキが取除かれ、加工精度が向上するベンダー
のクラウニング装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、両側のサイドフレームに上部または下部
テーブルのいずれかが支承され固定され、この固定テー
ブルに対して他のテーブルが上下動され押圧可能とする
ベンダーにおいて、前記上部または下部テーブルのいず
れかに設けられた支持部材と、この支持部材に設けられ
前記上部または下部テーブルの中央部の撓みを修正する
所要の盛り上げ量を付与する偏心ピンと、この偏心ピン
を駆動自在とする駆動手段と、前記盛り上り量を検出す
る盛り上り量検出センサとを備えることを特徴とするベ
ンダーのクラウニング装置である。
に、本発明は、両側のサイドフレームに上部または下部
テーブルのいずれかが支承され固定され、この固定テー
ブルに対して他のテーブルが上下動され押圧可能とする
ベンダーにおいて、前記上部または下部テーブルのいず
れかに設けられた支持部材と、この支持部材に設けられ
前記上部または下部テーブルの中央部の撓みを修正する
所要の盛り上げ量を付与する偏心ピンと、この偏心ピン
を駆動自在とする駆動手段と、前記盛り上り量を検出す
る盛り上り量検出センサとを備えることを特徴とするベ
ンダーのクラウニング装置である。
【０００６】
【作用】本発明のベンダーのクラウニング装置を採用す
ることにより、上部または下部テーブルのいずれかに支
持部材を設け、この支持部材に前記上部または下部テー
ブルの中央部の撓みを修正する所要の盛り上げ量を付与
する偏心ピンを設け、この偏心ピンを駆動する駆動手段
を設け、前記盛り上り量を検出する盛り上り量検出セン
サを設けることによって、その構成が簡易化し、その調
整が容易で、曲げ角度のバラツキが取除かれ、その加工
精度が向上する。
ることにより、上部または下部テーブルのいずれかに支
持部材を設け、この支持部材に前記上部または下部テー
ブルの中央部の撓みを修正する所要の盛り上げ量を付与
する偏心ピンを設け、この偏心ピンを駆動する駆動手段
を設け、前記盛り上り量を検出する盛り上り量検出セン
サを設けることによって、その構成が簡易化し、その調
整が容易で、曲げ角度のバラツキが取除かれ、その加工
精度が向上する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて、詳
細に説明する。
細に説明する。
【０００８】図１は本発明におけるクラウニング装置が
実施されたベンダーの正面図、図２は図１の要部の側面
図を示す。図１および図２においてベンダー１は、主と
して下部テーブル３と、上部テーブル５および両側のサ
イドフレーム７とから構成されている。下部テーブル３
は、両側のサイドフレーム７に支承され固定されてい
る。
実施されたベンダーの正面図、図２は図１の要部の側面
図を示す。図１および図２においてベンダー１は、主と
して下部テーブル３と、上部テーブル５および両側のサ
イドフレーム７とから構成されている。下部テーブル３
は、両側のサイドフレーム７に支承され固定されてい
る。
【０００９】上部テーブル５は、両サイドフレーム７に
設けられた図示省略の加圧装置が接続され、下部テーブ
ル３を押圧可能に上下動する。
設けられた図示省略の加圧装置が接続され、下部テーブ
ル３を押圧可能に上下動する。
【００１０】このように、上部テーブル５の両端で下部
テーブル３の両端を加圧するために、図３に示すように
上、下部テーブル５，３の中央部が鎖線ａのように撓
み、曲げ角度にバラツキが発生するが、本実施例では下
部テーブル３に支持部材（ステー）９が設けられ、この
ステー９の両端が下部テーブル３に結合ピン１１により
結合され、ステー９の中央部にはクラウニング装置１３
が装着されている。
テーブル３の両端を加圧するために、図３に示すように
上、下部テーブル５，３の中央部が鎖線ａのように撓
み、曲げ角度にバラツキが発生するが、本実施例では下
部テーブル３に支持部材（ステー）９が設けられ、この
ステー９の両端が下部テーブル３に結合ピン１１により
結合され、ステー９の中央部にはクラウニング装置１３
が装着されている。
【００１１】このクラウニング装置１３は、主として偏
心ピン１５と、偏心ピン送りネジ１７と、駆動モータ１
９および偏心量検出センサであるエンコーダ２１とから
構成されている。偏心ピン１５はピン本体２３とピン支
持部２５とからなり、ピン支持部２５によってステー９
内の滑りコマ２７に支持されて、かつ偏心量σを有す
る。
心ピン１５と、偏心ピン送りネジ１７と、駆動モータ１
９および偏心量検出センサであるエンコーダ２１とから
構成されている。偏心ピン１５はピン本体２３とピン支
持部２５とからなり、ピン支持部２５によってステー９
内の滑りコマ２７に支持されて、かつ偏心量σを有す
る。
【００１２】偏心ピン１５のピン支持部２５の一面には
被駆動アーム２９が配置され、その先端にナット３１が
設けられ、ナット３１に偏心ピン送りネジ１７が螺合し
て、駆動モータ１９に駆動されて被駆動アーム２９を回
転し、偏心ピン１５に回転を伝達する。この偏心ピン１
５の回転による偏心量σをエンコーダ２１は駆動モータ
１９の回転により検出するものてある。
被駆動アーム２９が配置され、その先端にナット３１が
設けられ、ナット３１に偏心ピン送りネジ１７が螺合し
て、駆動モータ１９に駆動されて被駆動アーム２９を回
転し、偏心ピン１５に回転を伝達する。この偏心ピン１
５の回転による偏心量σをエンコーダ２１は駆動モータ
１９の回転により検出するものてある。
【００１３】従って、図４に示すように偏心量σによっ
て、下部テーブル３の中央部とステー９との間の盛り上
げ量（クラウニング量）が点線ｂのように与えられる。
このクラウニング量はデジタル量的に取扱うことが可能
で、図示省略の演算処理装置により数値演算処理を行
い、クラウニング量の微調整が簡単に達成され、下部テ
ーブル３の撓みの修正が達成される。
て、下部テーブル３の中央部とステー９との間の盛り上
げ量（クラウニング量）が点線ｂのように与えられる。
このクラウニング量はデジタル量的に取扱うことが可能
で、図示省略の演算処理装置により数値演算処理を行
い、クラウニング量の微調整が簡単に達成され、下部テ
ーブル３の撓みの修正が達成される。
【００１４】上述のように、クラウニング装置１３を下
部テーブル３とステー９との間に設け、偏心ピン１５に
よって偏心量σを微調節することによって、下部テーブ
ル３への加圧力を検出する圧力センサに比較して、偏心
量σの検出は高精度で、しかも駆動モータ１９による偏
心ピン１５の駆動が極めて省力的に行われるものであ
る。
部テーブル３とステー９との間に設け、偏心ピン１５に
よって偏心量σを微調節することによって、下部テーブ
ル３への加圧力を検出する圧力センサに比較して、偏心
量σの検出は高精度で、しかも駆動モータ１９による偏
心ピン１５の駆動が極めて省力的に行われるものであ
る。
【００１５】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様においても実施することが可能であって、例えば
本発明のクラウニング装置１３は、上部テーブル（ラ
ム）５が下降式で下部テーブル３が固定式であるベンダ
ー１に装着されたものであるが、上部テーブル５に装着
することも可能である。
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様においても実施することが可能であって、例えば
本発明のクラウニング装置１３は、上部テーブル（ラ
ム）５が下降式で下部テーブル３が固定式であるベンダ
ー１に装着されたものであるが、上部テーブル５に装着
することも可能である。
【００１６】また、下部テーブル３が上昇式のベンダー
で、上部または下部テーブル５，３のいずれに装着して
もよい。
で、上部または下部テーブル５，３のいずれに装着して
もよい。
【００１７】なお、偏心量σ、すなわちクラウニング量
の検出は、駆動モータ１９の回転数とするも、被駆動ア
ーム２９の回転角度または下部テーブル３とステー９と
の間の変位量のいずれとすることも可能である。
の検出は、駆動モータ１９の回転数とするも、被駆動ア
ーム２９の回転角度または下部テーブル３とステー９と
の間の変位量のいずれとすることも可能である。
【００１８】さらに、駆動モータ１９と送りネジ１７と
は、送りネジ１７をボールネジとするも、台形ネジとし
てもよく、かつ駆動モータ１９をＡＣサーボモータまた
は３相交流モータとしてもよい。
は、送りネジ１７をボールネジとするも、台形ネジとし
てもよく、かつ駆動モータ１９をＡＣサーボモータまた
は３相交流モータとしてもよい。
【００１９】
【発明の効果】上述の説明ですでに明らかなように、本
発明のベンダーのクラウニング装置は、上部または下部
テーブルのいずれかに支持部材を設け、この支持部材に
前記上部または下部テーブルの中央部の撓みを修正する
所要の盛り上げ量を付与する偏心ピンを設け、この偏心
ピンを駆動する駆動手段を設け、前記盛り上り量を検出
する盛り上り量検出センサを設けることにより、従来技
術の問題点が有効に解決され、その構成が簡易化し、そ
の調整が容易で、曲げ角度のバラツキが取除かれ、加工
精度が向上する。
発明のベンダーのクラウニング装置は、上部または下部
テーブルのいずれかに支持部材を設け、この支持部材に
前記上部または下部テーブルの中央部の撓みを修正する
所要の盛り上げ量を付与する偏心ピンを設け、この偏心
ピンを駆動する駆動手段を設け、前記盛り上り量を検出
する盛り上り量検出センサを設けることにより、従来技
術の問題点が有効に解決され、その構成が簡易化し、そ
の調整が容易で、曲げ角度のバラツキが取除かれ、加工
精度が向上する。
【図１】本発明におけるクラウニング装置が実施された
ベンダー例の正面図である。
ベンダー例の正面図である。
【図２】図１の要部側面図である。
【図３】上・下部テーブル間の撓み発生状態図である。
【図４】下部テーブルの修正撓み状態図である。
１ ベンダー ３ 下部テーブル ５ 上部テーブル ９ ステー １３ クラウニング装置 １５ 偏心ピン １７ 偏心ピン送りネジ １９ 駆動モータ速機 ２１ エンコーダ ２３ ピン本体 ２９ 被駆動アーム
Claims (1)
- 【請求項１】 両側のサイドフレームに上部または下部
テーブルのいずれかが支承され固定され、この固定テー
ブルに対して他のテーブルが上下動され押圧可能とする
ベンダーにおいて、前記上部または下部テーブルのいず
れかに設けられた支持部材と、この支持部材に設けられ
前記上部または下部テーブルの中央部の撓みを修正する
所要の盛り上げ量を付与する偏心ピン、この偏心ピンを
駆動自在とする駆動手段と、前記盛り上り量を検出する
盛り上り量検出センサとを備えることを特徴とするベン
ダーのクラウニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21139892A JPH0655219A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ベンダーのクラウニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21139892A JPH0655219A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ベンダーのクラウニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655219A true JPH0655219A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16605312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21139892A Abandoned JPH0655219A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ベンダーのクラウニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655219A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000343127A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-12 | Amada Eng Center Co Ltd | 曲げ加工装置 |
| WO2013120123A1 (de) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co. Kg. | Biegepresse mit verstellbarem balkenelement |
| WO2015129576A1 (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-03 | 株式会社アマダホールディングス | 曲げ加工装置 |
| US10286102B2 (en) | 2010-05-11 | 2019-05-14 | Howmedica Osteonics Corp | Organophosphorous, multivalent metal compounds, and polymer adhesive interpenetrating network compositions and methods |
| JP2019141892A (ja) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 株式会社アマダホールディングス | プレスブレーキにおけるクラウニング方法及びプレスブレーキ |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP21139892A patent/JPH0655219A/ja not_active Abandoned
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000343127A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-12 | Amada Eng Center Co Ltd | 曲げ加工装置 |
| US10286102B2 (en) | 2010-05-11 | 2019-05-14 | Howmedica Osteonics Corp | Organophosphorous, multivalent metal compounds, and polymer adhesive interpenetrating network compositions and methods |
| WO2013120123A1 (de) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co. Kg. | Biegepresse mit verstellbarem balkenelement |
| WO2015129576A1 (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-03 | 株式会社アマダホールディングス | 曲げ加工装置 |
| JP2015178131A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-10-08 | 株式会社アマダホールディングス | 曲げ加工装置 |
| JP2019141892A (ja) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 株式会社アマダホールディングス | プレスブレーキにおけるクラウニング方法及びプレスブレーキ |
| WO2019163619A1 (ja) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 株式会社アマダホールディングス | プレスブレーキにおけるクラウニング方法及びプレスブレーキ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20031216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |