JPH0655011B2 - 電力線搬送制御システム - Google Patents

電力線搬送制御システム

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JPH0655011B2
JPH0655011B2 JP19219585A JP19219585A JPH0655011B2 JP H0655011 B2 JPH0655011 B2 JP H0655011B2 JP 19219585 A JP19219585 A JP 19219585A JP 19219585 A JP19219585 A JP 19219585A JP H0655011 B2 JPH0655011 B2 JP H0655011B2
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敬 原
隆 押見
保博 明間
俊晴 渡辺
誠 媚山
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東芝熱器具株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は電力線に重畳した制御信号によって、エアコン
やテレビ等の負荷を遠隔操作によりオン・オフ制御する
電力線搬送制御システムに関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 一般に、電力線搬送制御システムは第7図に示すように
商用電源1の電力線2のコンセント3に複数のチャンネ
ルを備えた発信機4及び受信機5を接続し、発信機4側
でオン・オフ操作すると、この発信機4のチャンネルに
対応したチャンネルにセットしてある受信機5に従属し
ているテレビ,エアコン等の負荷6が遠隔操作によりオ
ン・オフ制御されるのである。そして、このシステムは
各々の発信機4及び受信機5において従属する負荷6に
対する制御状態や動作確認表示状態のデータを内蔵して
いるマイクロコンピュータのメモリに記憶し、発信機4
の表示素子で個々の負荷6のオン・オフ状態を確認でき
るようにしている。
このようなシステムとして特開昭57−38号公報に示
す電力線搬送システムが公知である。上記公報は動作確
認表示エリアの記憶内容に基づいて各チャンネルの受信
機の動作を表示する動作確認表示素子とメモリの記憶内
容が停電時に消去されるのを防ぐ停電補償用電池とを有
した発信機を備え、この電池のバックアップにより停電
直前の各受信機の動作状態をメモリに保持し、停電回復
時に発信機は保持されている記憶内容に基づく制御デー
タを各受信機に送信し、受信機は元の状態に各負荷を制
御してかつ発信機に確認データを返送し、発信機の表示
と負荷のオン・オフを自動的に一致させるようにしてい
る。このため、停電により電源が遮断さても停電前の負
荷状態を保持し、停電復帰後その状態で発信機の表示素
子を表示させるものである。
ところで、このような制御データやチャンネルを示すア
ドレスデータは高周波信号として電力線2の交流電源波
形に重畳して発信機4と受信機5との間で送受信される
ものである。しかし、これらの高周波信号はマイクロコ
ンピュータによって出力されており、マイクロコンピュ
ータがノイズに非常に弱いため、負荷6として多くの家
電製品やモータ等の電気製品を使用すると、それからの
ノイズによってマイクロコンピュータが暴走したり、あ
るいは発信機や受信機内の部品が故障したりして、高周
波信号が出力され続けることになり、このような遠隔制
御通信が不能になるという問題がある。
[発明の目的] 本発明はコンピユータの暴走や他の部品の故障等に起因
して高周波信号が所定時間以上継続して出力した場合に
はこの高周波信号を遮断することにより、制御通信が不
能になることを防止する電力線搬送制御システムを提供
することを目的とするものである。
[発明の概要] 本発明は電力線に高周波信号を重畳して発信機により受
信機に従属している負荷を遠隔制御する電力線搬送制御
システムにおいて、前記発信機あるいは受信機に内蔵さ
れているマイクロコンピュータの出力側に設けられ前記
高周波信号がを検知する高周波信号出力検知手段と、前
記高周波信号出力検知手段に接続され前記高周波信号が
所定時間出力され続けると前記電力線への前記高周波信
号の出力を停止させる高周波信号出力停止手段とを備え
ることであり、高周波信号の出力時間を監視し、所定時
間以上継続すると、強制的に高周波信号の出力を停止さ
せるものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図において、発信機11は受信機12へオン
・オフ指令である制御データを送信し、受信機12はこの
制御データに応じ従属する負荷をオン・オフ制御すると
共に、このオン・オフ結果を発信機11に報告し、発信機
11に備え付けの発光表示素子を表示させるものである。
発信機11は第7図における電力線2のコンセント3に差
し込み可能なプラグ13により電力線2と接続し、チャン
ネル設定器14と、各負荷6にオン・オフ指令を出すオン
スイッチ15及びオフスイッチ15Aと、全負荷6…オンス
イッチ16及び全負荷6…オフスイッチ16Aと、選択する
チャンネルに従属している負荷6のオン・オフ状態を表
示するLEDによる発光表示素子17及び選択されたチャ
ンネルの負荷6を絵や記号等で表示可能な表示部18を備
えている。
受信機12は前記コンセント3に差し込み可能なプラグ19
により電力線2と接続し、従属する負荷6を接続するコ
ンセント20と、この発信機12個有のチャンネルを設定可
能なチャンネル設定器21と、従属する負荷6をオン・オ
フするオンスイッチ22及びオフスイッチ22Aとを備えて
いる。
第1図は発信機11と受信機12の回路構成を示しており、
これらはともにマイクロコンピュータ(以下CPUと称
す)23,23Aに制御され、結合回路24,受信回路25,送
信回路26,同期回路27,電源回路28及び出力監視回路29
を備え、発信機11と受信機12におけるこれらの回路は全
く同一であるので受信機12の詳細な回路構成図は省略し
てある。発信機11のオンスイッチ15,オフスイッチ15A
のいずれかを操作すると、CPU23は制御データと該当
するチャンネルのアドレスデータを第4図で示す出力監
視回路29を介して送信回路26へ出力する。送信回路26は
これらのデータを電流増幅して結合回路24へ出力し、結
合回路24はコンデンサCとコイルLとによりパルスを
共振させて、高周波信号を発生させ、この高周波信号を
電力線2の交流電源波形に重畳させる。一方、受信機12
の結合回路24は電力線2からコンデンサCとコイルL
とで共振させて搬送された高周波信号だけ取り出して受
信回路25へ出力する。受信回路25は高周波信号を波形整
形してパルスにし、CPU23Aへ出力する。CPU23A
はこのパルスを計数し、制御データとアドレスデータを
判別し、従属している負荷6をリレー30により励磁して
オン・オフ制御させると共に、その確認データを送信回
路26,結合回路24及び電力線2を介して同様に発信機11
へ送信する。同期回路27は発信機11と受信機12とを同期
させるもので交流電源波形をダイオードブリッジD・B
で全波整流し、この電圧を分圧抵抗R,Rにより分
圧し、バッファBで波形整形し、パルスをCPU23,23
Aへ出力してこれらの同期をとっている。
前記出力監視回路29はCPU23,23Aと送信回路26との
間に介在し、CPU23,23Aから出力されるパルスを監
視するためのものであり、その具体的な構成を第4図に
示す。すなわち、CPU23,23Aがパルスを出力する送
信出力端子23Bには逆流防止用のダイオードDのアノ
ードが接続されている。このダイオードDのカソード
にCR積分回路を構成する抵抗RとコンデンサC
直列に接続し、この抵抗RとコンデンサCの接続点
はコンパレータ31の反転入力端子(−)に接続してい
る。抵抗RとコンデンサCの接続点と送信出力端子
23Bとの間にはコンデンサCを放電させる抵抗R
挿入接続されている。前記コンパレータ31はその非反転
入力端子(+)に抵抗R,Rの直列分圧回路の分圧
点を接続し、その出力端子をアンドゲート32の1入力端
子に接続している。このアンドゲート32は他入力端子を
送信出力端子23Bに接続し、出力端子を送信回路26へ接
続して、コンパレータ31の出力に応じて送信出力端子23
Bから出力されるパルスを遮断し送信回路26へ出力させ
ないようにすることができる。このように、出力監視回
路29はダイオードD、抵抗R,R,R,R
コンデンサC及びコンパレータ31から成る前記高周波
信号出力検知手段33と、アンドゲート32から成る高周波
信号出力停止手段とを備えている。
次に、このように構成される本実施例の動作を詳細に説
明する。先ず、操作者は発信機11のチャンネル設定器14
を操作して制御したい負荷6を接続している受信機12の
チャンネルに設定する。そして、例えば発信機11のオン
スイッチ15を押すと、設定されているチャンネルのアド
レスデータとオンを示す制御データが高周波信号として
電力線2の交流電源波形に重畳される。すなわち、第5
図において、(A)は電力線2の交流電源波形を示して
おり、(B)に示す高周波信号を重畳すると、(C)に
示す波形を得る。この場合、交流の半波を1ビット単位
として、高周波信号がある場合を“1”とし、ない場合
を“0”とすば(D)で示すように“1001”と例え
ば4ビットの制御データが得られ、これをオン制御デー
タとすることができる。同様にして、アドレスデータは
チャンネルの数に応じたビット数のデータで区別するこ
とができ、このアドレスデータと制御データが発信機11
のコマンドとして受信機12へ電力線2を介して送られ
る。そして、受信機12のCPU23Aはこの受信機12がア
ドレスデータによって該当するチャンネルに設定してあ
れば、従属している負荷6を制御データに基づいてオン
・オフ制御すると共に、オン・オフ制御された負荷6の
状態を確認データとして発信機11へ返信する。発信機11
はこの確認データから該当するチャンネルの発光表示素
子17を動作確認表示のため、例えばオンならば点灯、オ
フならば消灯させる。
一方、CPU23,23Aから出力される制御データやアド
レスデータ等は出力監視回路29を通過する。この際、第
6図(A)に示すように、各データによる高周波信号は
パルスとなっているため、信号が“H”レベルの場合、
ダイオードD,抵抗RおよびコンデンサCによる
CR積分回路によってコンデンサCが充電される。一
方、信号が“L”レベルの場合、コンデンサCの電荷
が抵抗Rを介して放電される。この場合、充電量の方
が放電量より多いため、領域Mのようにパルスが連続す
ると、第6図(C)に示すようにコンデンサCの端子
間電圧が上昇する。この端子間電圧が分圧抵抗R,R
による基準電圧(第6図(B))より低い間はコンパ
レータ31は“H”レベルを出力(第6図)(D))し、
アンドゲート32はCPU23,23Aから出力さる高周波信
号をそのまま送信回路27へ出力する(第6図(E))。
そして、必要なデータを送信し終ると、コンデンサC
に蓄積された電荷がすべて抵抗Rを介して放電され
る。しかし、CPU23,23Aの暴走等によって領域Nの
ように高周波信号が連続すると、コンデンサCの端子
間電圧が徐々に上昇し、基準電圧を越えるとそれまで
“H”レベルを出力していたコンパレータ31が反転して
“L”レベルを出力するため、アンドゲート32がオフと
なりCPU23,23Aからの高周波信号が遮断されて送信
回路26へは送信されない。従って、最悪の場合でも高周
波信号が連続して出力される時間はtとなり、高周波が
電力線2上に連続して出力される虞れはなくなる。尚、
この時間tは基準電圧(B)を変えることによって任意
に設定可能であり、通常の制御データとアドレスデータ
を含むコマンドによってコンデンサCの端子間電圧が
基準電圧を越えない程度にしておればよい。
このようにして、CPU23,23Aが暴走したりして高周
波信号が連続して出力されても、所定時間経過すると出
力監視回路29がこの高周波信号を遮断して電力線2に送
信することを停止するため、制御通信不能になることを
防止できる。
[他の実施例] 以上本発明の一実施例を詳述したが、上記実施例に限定
されず、種々の変形が可能である。例えば、出力監視回
路29のコンパレータ31の出力をCPU23,23Aのリセッ
ト端子に接続すれば、CPU23,23Aが暴走してコンパ
レータ31の出力が“L”レベルに反転するとCPU23,2
3Aがリセットされて、CPU23,23Aを自動的に正常に
戻すことが可能となる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば高周波信号の出力
監視回路を備えることにより、マイクロコンピュータの
暴走等によって高周波信号が連続して出力され続けても
所定時間経過すると、高周波信号の出力が停止されるた
め、電力線に高周波信号が重畳され続けて制御通信不能
になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す発信機と受信機の回路
図、第2図は発信機の斜視図、第3図は受信機の斜視
図、第4図は出力監視回路の回路図、第5図は第1図の
要部の波形図、第6図は第4図の要部の波形図、第7図
は一般の電力線搬送制御システムの概略図である。 2……電力線、3……コンセント 6……負荷、11……発信機 12……受信機、14,21……チャンネル設定器 17……発光表示素子、23,23A……CPU 29……出力監視回路、31……コンパレータ 32……アンドゲート(高周波信号出力停止手段) 33……高周波信号出力検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 俊晴 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 熱器具株式会社内 (72)発明者 媚山 誠 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 熱器具株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力線に高周波信号を重畳して発信機によ
    り受信機に従属している負荷を遠隔制御する電力線搬送
    制御システムにおいて、前記発信機あるいは受信機に内
    蔵されているマイクロコンピュータの出力側に設けられ
    前記高周波信号を検知する高周波信号出力検知手段と、
    前記高周波信号出力検知手段に接続され前記高周波信号
    が所定時間出力され続けると前記電力線への前記高周波
    信号の出力を停止させる高周波信号出力停止手段とを備
    えることを特徴とする電力線搬送制御システム。
JP19219585A 1985-08-30 1985-08-30 電力線搬送制御システム Expired - Fee Related JPH0655011B2 (ja)

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