JPH065498Y2 - 開口部枠材 - Google Patents

開口部枠材

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JPH065498Y2
JPH065498Y2 JP1985183096U JP18309685U JPH065498Y2 JP H065498 Y2 JPH065498 Y2 JP H065498Y2 JP 1985183096 U JP1985183096 U JP 1985183096U JP 18309685 U JP18309685 U JP 18309685U JP H065498 Y2 JPH065498 Y2 JP H065498Y2
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JP
Japan
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solid wood
veneer
wood
frame material
solid
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JP1985183096U
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JPS6291875U (ja
Inventor
康治 石本
Original Assignee
段谷産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、扉枠や窓枠などとして使用される装飾性に
優れた開口部枠材に関する。
[従来の技術] 従来の開口部枠材は、単板積層材である合板やLVLな
どを基材とし、その周表全面を合成樹脂フィルムや化粧
紙で被覆したもの(通称ラップ加工品)や無垢の木材を
切削加工したもの(通称無垢物)が用いられていた。
[考案が解決すべき問題点] ところで、上記の合板やLVLなどを基材としたラップ
加工品は枠材の反りや狂いの発生は殆どなく、表面の模
様も自由に選択出来るが、施行現場における調整の為の
表面切削加工が出来ないことや接合部の加工形状および
枠材の形状にも限度があり、加工性や意匠的には無垢物
に比べてひとランク下の商品でしかなかった。
一方、無垢物は任意の形状に切削加工することができる
ので、天然木材を生かした豪華な見掛けを得ることがで
き、施行現場においてもある程度の調整加工が可能であ
るから施行性も良いが、天然木の無垢材であるため、水
分の影響による反りや狂いが発生しやすいし、木材の枯
渇から入手できる樹種にも制限があった。
[問題点を解決するための手段] そこで、この考案は上記の問題点を解決するため、単板
積層材を芯材とし、その両側単板積層面部に無垢の木材
が接着された基材の表面に無垢の木材と同一樹種の薄単
板が無垢の木材の一部分にまで一体に貼着され、更に無
垢の木材の側部に切削加工が施された開口部枠材を提供
する。
以下、実施例になる図面を参照しながらこの考案の構成
及びその作用を詳細に説明する。
[実施例と作用] 第1図はこの考案の実施例になる枠材の断面図で、第2
図はこの考案の枠材を扉用枠材として使用した場合の例
を示す部分断面図である。
1の単板積層材は合板やLVLなどで、厚さは10〜30mm
幅は10〜20cm程度長さは任意である。
単板積層材1を芯材とし、その両側単板積層面部には、
無垢の木材2が接着されて基材を構成している。
単板積層材1を芯材とし、その両側単板積層面部に無垢
の木材2を接着するのは、単板積層材1には方向性がな
いから、空気中の湿度変化によってもほとんど反りや狂
いを生じないし、その両側面部に接着した無垢の木材2
が仮に変形しようとしても単板積層材1が変形を防止す
る作用を有することによる。
無垢の木材2はケヤキ、セン、ナラ、マツ、ヒノキ、ス
ギ、サクラ、ラミン、マンガシノロなどのあらゆる樹種
の木材を用いることが出来るが、特に銘木と呼ばれる無
垢材が好ましく用いられる。無垢の木材2の寸法として
は、図面に示した様に単板積層材1と同一の厚さで、幅
は10〜20mm程度である。そして、無垢の木材2の外側は
各種の装飾用の切削加工が施される。
基材の表面には単板積層材1と無垢の木材2の接着面を
覆隠す様に無垢の木材2と同一樹種の薄単板3が一体的
に貼着されている。
薄単板3の樹種を無垢の木材2と同一樹種とするのは、
枠材の表面から側面までを一体的にして全体を無垢物の
様に見せる為である。
薄単板3の厚さとしては、て0.2〜1.0mm程度の単板であ
る。
この例では、厚さ30mm幅15cmの合板の両側部に厚さ30m
m、幅25mmのセンの無垢の木材を接着して基材とし、そ
の基材の表面に厚さ0.3mmのセンの薄単板を貼着し、無
垢の木材の側面部を第1図に示す様な形状に切削加工し
て求める枠材とした。
枠材の使用例としては、第2図に示す様に、扉を取り付
ける開口部枠材として好ましく用いられる。なお、図中
4は枠材、5は扉、6は戸当り、7は柱、8は壁面を示
している。
[考案の効果] この考案の開口枠材は以上の様に単板積層材を芯材と
し、その両側面部に無垢の木材を接着した構成であるか
ら、湿度変化の影響による枠材の反りや狂いがない。ま
た、芯材と無垢の木材との接着面を覆い隠す様に薄単板
を貼着した表面上は無垢の木材のごとく見えるだけでな
く、施行現場においても調整のために側面部を切削加工
をすることが可能であり、施行が容易である。更に、安
価な単板積層材を主体とし、高価な無垢の木材を少量複
合したものである為、従来の全体が無垢材のものに比べ
て安価で大量に供給出来るという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例になる枠材の断面図で、第2
図はこの考案の枠材を扉用枠材として使用した場合の例
を示す部分断面図である。 1……単板積層材、2……無垢の木材 3……薄単板、4……枠材 5……扉、6……戸当り 7……柱、8……壁材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】単板積層材1を芯材とし、その両側単板積
    層面部に無垢の木材2が接着された基材の表面に無垢の
    木材2と同一樹種の薄単板3が無垢の木材2の一部分に
    まで一体に貼着され、更に無垢の木材2の側部に切削加
    工が施されたことを特徴とする開口部枠材4。
JP1985183096U 1985-11-27 1985-11-27 開口部枠材 Expired - Lifetime JPH065498Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2540811Y2 (ja) * 1991-10-29 1997-07-09 大建工業株式会社 木質系ドア枠の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5423954Y2 (ja) * 1976-04-03 1979-08-15
JPS5631179U (ja) * 1979-08-16 1981-03-26

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JPS6291875U (ja) 1987-06-12

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