JPH0654692U - 高所作業車のガード装置 - Google Patents

高所作業車のガード装置

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JPH0654692U
JPH0654692U JP9365492U JP9365492U JPH0654692U JP H0654692 U JPH0654692 U JP H0654692U JP 9365492 U JP9365492 U JP 9365492U JP 9365492 U JP9365492 U JP 9365492U JP H0654692 U JPH0654692 U JP H0654692U
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JP
Japan
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post
work floor
work
handrail
floor
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Application number
JP9365492U
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English (en)
Inventor
秀顕 田村
義彦 佐久間
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Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 格納時のスペースを小さくすることのできる
高所作業車のガード装置を得る。 【構成】 昇降ポスト20に設けられた作業床30の上
方スペースの前後左右を囲むように形成された手摺37
が昇降ポスト20を中心に作業床30の上方位置から作
業床30の反対側において昇降ポスト20に沿う位置ま
で回動自在に枢着されている。これにより、作業床30
に作業者が搭乗して作業を行う場合には、手摺37を作
業床30の上方位置に回動させることにより作業者をガ
ードすることができ、高所作業車1の格納時は、上部ポ
スト部材25の前側まで回動することにより格納スペー
スを小さくすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高所作業車において、作業床に搭乗した作業者を保護するためのガ ード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、建物の内装工事を行うとき等に用いられる高所作業車として図5 に示すような高所作業車を提案した。この高所作業車5は走行台車60とこの走 行台車60の前部に取り付けられたテレスコピックに伸縮が自在な昇降ポスト5 0と、この昇降ポスト50の上部ポスト55の下端部後側に水平に取り付けられ た作業床70とから構成されている。作業床70には作業者Mが搭乗することが でき、上部ポスト部材55の上端部に取り付けられた操作装置65を操作して走 行台車60を走行させたり昇降ポスト50を伸縮作動させたりして任意の高所に 移動することができる。
【0003】 ところで、作業床70の上方には、作業床70に搭乗した作業者Mを保護する ための手摺57が設けられている。この手摺57は、平面視(B)において四角 形状に形成された枠状の部材からなり、作業床の上方スペースの前後左右を囲む ように形成され、その前端部は上部ポスト55上部の両側面に取り付けられ、作 業者Mの上半身を支持する。そして、作業床70に搭乗した作業者Mは、この手 摺57の内側に入ることにより、作業床上で自らの身体が不安定になるのを防止 することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、作業を終了した後に高所作業車を格納する場合には、作業床が走行 台車の上面に位置するまで昇降ポストが縮小される。このとき、手摺が昇降ポス トの上部に水平に支持された状態で固定されていると高所作業車の上部の格納ス ペースを広く取る必要があり、結果として手摺のために高所作業車全体の格納ス ペースを大きく取る必要があるという問題がある。
【0005】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、格納時のスペースを 小さくすることのできる高所作業車のガード装置を提供することを目的としてい る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案のガード装置は、昇降ポストに設けられ た作業床の上方スペースの前後左右を囲むように形成された手摺が、昇降ポスト を中心に作業床の上方位置から作業床の反対側において昇降ポストに沿う位置ま で回動自在に枢着されている。
【0007】
【作用】
このようなガード装置では、作業床に作業者が搭乗して作業を行う場合は、手 摺を作業床の上方スペース側に倒すことにより作業者の身体が不安定になるのを 防止することができ、格納時は手摺を作業床と反対側まで回動させることにより 昇降ポスト部の形状をコンパクトにすることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。まず、 本考案に係るガード装置を備えた高所作業車について図1および図2を参照しな がら説明する。高所作業車1は、各一対の前輪及び後輪19を有した走行台車1 0の上に垂直に起立して取り付けられた昇降ポスト20とからなる。前輪18は 走行台車に対して旋回自在に取り付けられたキャスター輪から構成され、後輪1 9は電気モータ(図示せず)により駆動される。
【0009】 昇降ポスト20は、走行台車10に起立して取り付けられる下部ポスト部材2 1と、この下部ポスト部材21にテレスコピックに組み合わされ、下部ポスト部 材21に対して上下に移動自在な上部ポスト部材25とから構成されている。上 部ポスト部材25の下端には作業者Mが搭乗する板状の作業床30が取り付けら れている。作業者Mは、図2に示すように立った状態で搭乗するため、作業床3 0は作業者Mが足を載せるに必要な面積を有してコンパクトに作られている。上 部ポスト部材25の上部前側には、物入れとして使用できるように小さな籠39 が取り付けられている。上部ポスト部材25の上端部には作業床30に起立して 搭乗した作業者Mを保護する手摺37が取り付けられている。
【0010】 手摺37は、図3に示すように上部ポスト部材25の上端部に設けられた手摺 保持部材27によって回動自在に枢着されている。そして、作業者Mが作業床3 0に搭乗したときに作業者Mを保護するために、手摺37を作業床30の上方で 水平に保持できるように手摺保持部材27内にストッパ(図示せず)が設けられ ている。手摺37は二点鎖線で示すように、上部ポスト部材25の前側(昇降ポ スト20を中心に作業床30が取り付けられた側と反対側)まで回動することが できる。
【0011】 次に、昇降ポスト20について図3を参照しながら説明する。昇降ポスト20 は、下部ポスト部材21の下端に一体結合された取付部材22を介して走行台車 の前部フレーム13に取り付けられる。取付部材22には昇降モータ41により 駆動される駆動スプロケット43が下部ポスト部材21の下部に回転自在に取り 付けられている。下部ポスト部材21の上部には遊動スプロケット44が回転自 在に取り付けられており、両スプロケット43、44間にループ状のチェーン4 5が掛け渡されている。このチェーン45は、下部ポスト部材21を覆うように してテレスコピックに取り付けられた上部ポスト部材25との空間内に上下に延 びて配設されている。また、チェーン45は結合部材46を介してループ状に連 結されており、この結合部材46は上部ポスト部材25の下端部に結合されてい る。このため、減速ギヤボックス42を介して昇降モータ41により駆動スプロ ケット43を回転駆動すると、チェーン45が駆動され、上部ポスト部材25が 昇降移動される。この昇降モータ41の駆動は、図1に示す操作装置35の昇降 スイッチの操作によりなされる。
【0012】 以上のように構成された高所作業車1では、作業床30に搭乗した作業者Mが 、操作装置35の昇降スイッチを操作し、上部ポスト部材25を上昇させること により高所において作業を行う場合に、手摺37を作業床の上方へ回動させるこ とにより作業者Mを手摺37が囲み、作業者Mを保護することができる。
【0013】 そして、作業が終了し高所作業車1を格納する場合は、上部ポスト部材25を 下降させ、手摺37を矢印Aの方向に回動させ、二点鎖線で示すように作業床3 0の上方から上部ポスト部材25の前側(昇降ポスト20を中心に作業床30が 取り付けられた側と反対側)へ位置させることにより、高所作業車1の形状をコ ンパクトにすることができる。これにより、特に昇降ポスト周辺の形状をコンパ クトにすることができるため高所作業車の格納スペースを小さくすることができ る。
【0014】 上記の実施例は、高所作業車1を分解せずにそのまま格納する場合について説 明したが、昇降ポスト20を走行台車10に着脱が自在に構成し、さらに作業床 30を上部ポスト部材25に着脱が自在なように構成してもよい。この場合には 、手摺37を上部ポスト部材25の前側まで回動させることにより、図4に示す ような状態で3つに分割することができる。このように分割すれば、走行台車1 0、昇降ポスト20および作業床30をそれぞれ独立して収納することができる ので、収納スペースを非常に小さくすることができる。
【0015】 なお、上記の実施例においては手摺を回動させる方向として作業床の上方から 上部ポスト部材の前側としているが、手摺を水平に維持させるストッパを変更す ることにより作業床の上方から上部ポスト部材の後側(作業床側)に向かって回 動させて格納するようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案のガード装置は、昇降ポストに設けられた作業床の上方 スペースの前後左右を囲むように形成された手摺が昇降ポストを中心に作業床の 上方位置から作業床の反対側において昇降ポストに沿う位置まで回動自在に枢着 されている。これにより、作業床に作業者が搭乗して作業を行う場合には、手摺 を作業床の上方位置に回動させることにより作業者をガードすることができ、高 所作業車の格納時は、上部ポスト部材の前側まで回動することにより格納スペー スを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案に係るガード装置を備えた高所
作業車の平面図であり、(B)は側面図である。
【図2】本考案に係る高所作業車の側面図である。
【図3】本考案に係る高所作業車の昇降ポストの側面図
である。
【図4】本考案に係る高所作業車を分割した状態を示す
側面図である。
【図5】(A)は従来の高所作業車の側面図であり、
(B)は平面図である。
【符号の説明】
1、5 高所作業車 10、60 走行台車 20、50 昇降ポスト 30、70 作業床 37、57 手摺

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行台車と、 前記走行台車の上面に垂直に起立して配設された伸縮自
    在な昇降ポストと、 前記昇降ポストに取り付けられて前記昇降ポストにより
    昇降される作業床と、 前記作業床の上方スペースの前後左右を囲むように形成
    され、前記昇降ポストを中心に前記作業床の上方位置か
    ら前記作業床の反対側において前記昇降ポストに沿う位
    置まで回動自在に前記昇降ポストに枢着された手摺とを
    有してなることを特徴とする高所作業車のガード装置。
JP9365492U 1992-12-28 1992-12-28 高所作業車のガード装置 Pending JPH0654692U (ja)

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JP9365492U JPH0654692U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 高所作業車のガード装置

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JP9365492U JPH0654692U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 高所作業車のガード装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654692U true JPH0654692U (ja) 1994-07-26

Family

ID=14088375

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JP9365492U Pending JPH0654692U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 高所作業車のガード装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003146595A (ja) * 2001-11-13 2003-05-21 Nippon Yusoki Co Ltd 低揚高型ピックアップリフト
CN104108411A (zh) * 2013-04-22 2014-10-22 Jlg工业公司 自推进附属部件

Cited By (3)

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