JPH0654554U - 注出キャップ付容器 - Google Patents

注出キャップ付容器

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JPH0654554U
JPH0654554U JP8945492U JP8945492U JPH0654554U JP H0654554 U JPH0654554 U JP H0654554U JP 8945492 U JP8945492 U JP 8945492U JP 8945492 U JP8945492 U JP 8945492U JP H0654554 U JPH0654554 U JP H0654554U
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JP
Japan
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cap
spout
container
guide tube
pouring
Prior art date
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Pending
Application number
JP8945492U
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English (en)
Inventor
裕嗣 古原
修三 遠藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 注出キャップ37を、1目で開放状態か閉鎖
状態であるかを見分けられるようにする。 【構成】 容器1の口頸部2に、案内筒12と栓26を
立設した栓本体6を、固定用キャップ31で嵌着し、前
記案内筒12に注出キャップ37を二下摺動自在に外嵌
し、前記固定用キャップ31及び注出キャップ37は、
前記案内筒12と異なる色に着色し、注出キャップ37
は閉鎖位置で案内筒12を覆い、開放位置で注出キャッ
プ37などと異なる色の案内筒12が露出するように形
成した注出キャップ付容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液体などの注出キャップ付容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体注出キャップ付容器として、実開昭62−125750号公報に従 来例として示されたものがある。
【0003】 前記液体注出キャップ付容器は、図3に示すように、容器1の口頸部2に、筒 状体48を嵌入止着し、この筒状体48に、通路22を設けた連結部19を介し て栓26を立設し、そして、前記口頸部2に、注出口41を設けた注出キャップ 37を上下摺動自在に外嵌したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図3に示す従来の液体注出キャップ付容器は、注出キャップ37を上昇させる ことにより、注出口41を開き、注出キャップ37を下降させることにより注出 口41を閉ざすことができ、開閉操作が容易であって便利である。
【0005】 しかしながら、前記液体注出キャップ付容器は、注出キャップ37の注出口4 1が閉ざされた状態であることを、目視により見分けることは困難であり、注出 キャップ37を、注出口41が解放状態のまま放置する虞れがあった。
【0006】 本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、注出キャップ付容器の注出キ ャップを、1目で開放状態か或は閉鎖状態であるかを見分けられるようにするこ とを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、容器1の口頸部2に栓本体6の基板7を載置し、この基板7に 案内筒12を立設し、案内筒12の下部に連結部19を設け、連結部19に内容 物排出用の通路22を設けると共に、栓26を立設し、前記口頸部2に案内筒挿 筒口32を設けた固定キャップ31を嵌着して、基板7を固定し、前記案内筒1 2に注出キャップ37を上下摺動自在に外嵌し、前記固定用キャップ31及び注 出キャップ37は、前記案内筒12と異なる色に着色し、かつ、注出キャップ3 7は、下降位置で栓26によって注出口41が閉ざされる共に、注出キャップ3 7の下端42が固定用キャップ31の上縁33に近接して案内筒12を覆い、注 出キャップ37の上昇位置で注出口41が開かれると共に、案内筒12が露出す るように形成して注出キャップ付容器とした。
【0008】 第2の考案は、第1の考案において、栓本体6を軟質樹脂で形成し、注出キャ ップ37を硬質樹脂で形成して注出キャップ付容器とした。 第3の考案及び第4の考案は、第1の考案及び第2の考案において、連結部の 下面を閉鎖板20に形成し、案内筒12の下部の連結部19は、縦方向に並設し た複数の連結杆21で形成し、この連結杆21の間を通路22として注出キャッ プ付容器とした。
【0009】
【作用】
第1の考案は、注出キャップ37を上昇させると注出口41が栓26から離れ て開くと共に、注出キャップ37の下端42が、固定用キャップ31の上縁33 から大きく離れ、固定用キャップ31及び注出キャップ37の色と異なった案内 筒12が大きく露出する。
【0010】 そこで、容器1を倒立させて内容物を注出口41から注出する。 次に、容器1を正立させ、注出キャップ37を下降させると注出口41が栓2 6によって閉ざされると共に、注出キャップ37の下端42が、固定用キャップ 31の上縁33に近接し、前記案内筒12は注出キャップ37によって覆われる 。
【0011】 前述の如く、注出キャップ37が上昇して注出口41が開いているときは、固 定用キャップ31の上縁33と注出キャップ37の下端42の間に、固定用キャ ップ31及び注出キャップ37と異なる色となっている案内筒12が大きく露出 しているので、一目で注出口41が開放状態にあることを知ることができ、注出 口41の閉ざし忘れを防ぐことができる。
【0012】 第2の考案は、さらに、栓本体6を軟質樹脂で形成しているので、軟質の栓本 体6が硬質の注出キャップ37に密接して内容物の漏出等するのを防止すると共 に、硬質の注出キャップ37によって栓本体6が保形される。
【0013】 第3の考案及び第4の考案は、さらに、連結部19の下面を閉鎖板20に形成 して、流動性のよい内容物を収容した容器1を倒立させたとき、内容物が閉鎖板 20によって、注出口41に急激に到達しないように、通路22を案内筒12の 下部である側方に設けているが、前記通路22を設けた部分の連結部19は、縦 方向に並列して設けた複数の連結杆21で形成している。
【0014】 したがって、栓本体6の成型は、上下に分割した金型で、かつ、上下方向に型 抜きできる金型で成型できるので、成型が容易であり製造コストを安くできるも のである。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例の説明をする。図1及び図2は、本考案の一実施例を示 すものである。
【0016】 この実施例は、合成樹脂製の容器1の口頸部2に、軟質樹脂であるポリエチレ ン樹脂で形成し、かつ青色等に着色した栓本体6のフランジ状の基板7を載置し 、この基板7の下面に設けた挿入部8を、前記口頸部2内に挿入している。
【0017】 そして、前記基板7には、案内筒12が立設してあり、この案内筒12の外面 の上部には、段部13を設け、内面の中央部と下部には環状に凹溝14が設けて ある。
【0018】 前記案内筒12の下部には、連結部19が設けてあり、この連結部19は内容 物排出用の通路22を設けると共に、棒状の栓26を立設している。 そして、前記連結部19は、下面を閉鎖板20に形成し、案内筒12の下部の 連結部19は、縦方向に平行に並列した多数の連結杆21で形成し、この連結杆 21の間を、前記内容物排出用の通路22として、栓本体6の成型を、上下に分 割した金型で、かつ、上下方向に型抜きできる金型で成型できるように形成して ある。
【0019】 そして、前記口頸部2には、案内筒挿通口32を設けた白色の合成樹脂製の固 定用キャップ31を、ねじで嵌着して、前記基板7を上面より押さえて固定して いる。
【0020】 前記案内筒12には、硬質の樹脂であるポリプロピレン樹脂で形成した白色の 注出キャップ37を上下摺動自在に外嵌し、注出キャップ37の係合段部38が 前記案内筒12の段部13に係合して脱出しないように形成してある。
【0021】 前記注出キャップ37には、前記案内筒12の内側に挿入される摺動筒39が 設けてあり、この摺動筒39の下端部外周に設けた環状突部40が、前記案内筒 12の凹溝14に係合するように形成してあり、前記注出キャップ37の中央部 には注出口41が設けてある。
【0022】 そして、前記注出キャップ37は、下降位置で摺動筒39の環状突部40が、 案内筒12の下部の凹溝14に係合して栓26によって注出口41が閉ざされる と共に、注出キャップ37の下端42が固定用キャップ31の上縁33に近接し て案内筒12を覆い、白色の固定用キャップ31と白色の注出キャップ37のみ が見られるようになる。
【0023】 また、注出キャップ37の上昇位置で、摺動筒39の環状突部40が、案内筒 12の中央部の凹溝14に係合して注出口41が開かれる共に、固定用キャップ 31の上縁33と注出キャップ37の下端42の大きく開いた部分から青色等に 着色した案内筒12が露出するように形成してある。
【0024】 そして、注出キャップ37が上昇し注出口41が開いているとき、前記注出口 41と、この注出口41に当接する栓26の先端部間の垂直方向の距離は、前記 案内筒12の上端と、この案内筒12の上端に当接する注出キャップの下面まで の垂直方向の距離よりも短かく形成されており、注出キャップ37の下降時に、 栓26の先端部が、前記案内筒12に邪魔されることなく、注出口41に強く圧 接するように形成してある。
【0025】 前記実施例の注出キャップ付容器は、注出キャップ37を上昇させ、注出キャ ップ37の係合段部38を案内筒12の段部に近接する位置まで上昇させ、摺動 筒39の環状突部40を、案内筒12の中央部の凹溝14に係合させると注出キ ャップ37は注出口41が開いた位置で固定される。
【0026】 そして、白色の固定用キャップ31の上縁33と白色の注出キャップ37の下 端42の間から青色等に着色した案内筒12が大きく露出する。 そこで、容器1を倒立させて内容物を注出口41から注出する。
【0027】 次に、容器1を正立させ、注出キャップ37を下降させ、摺動筒39の環状突 部40を案内筒12の下部の凹溝14に係合させると、注出口41が栓26によ って閉ざされると共に、注出キャップ37の下端42が、固定用キャップ31の 上縁33に近接して、案内筒12は注出キャップ37によって覆われ白一色とな る。
【0028】 そして、軟質の栓本体6は硬質の注出キャップ37によく密接して密閉し、内 容物の漏出等を防止すると共に、硬質の注出キャップ37によって栓本体6が保 形される。
【0029】 さらに、栓本体6の成型は、上下に分割した金型で、かつ上下方向に型抜きで きる金型で成型できるので製造が容易である。
【0030】
【考案の効果】
本考案は、固定用キャップ31及び注出キャップ37を、案内筒12と異なる 色に着色し、かつ、注出キャップ37は、下降位置で注出口41が閉ざされると 共に、注出キャップ37が案内筒12を覆い、注出キャップ37の上昇位置で注 出口41が開かれると共に、案内筒12が露出するように形成したものである。
【0031】 したがって、本考案は注出口41が開いているときは、固定用キャップ31や 注出キャップ37と異なる色の案内筒12が大きく露出しており、一目で注出口 41が開放状態にあることを知ることができ、注出口41の閉ざし忘れを防ぐこ とができる。
【0032】 さらに、栓本体6を軟質樹脂で形成しているので、軟質の栓本体が硬質の注出 キャップ37に密接して注出キャップ37を良好に密閉すると共に、硬質の注出 キャップ37によって、栓本体6が保形される。
【0033】 さらに、本考案は、栓本体6の連結部19の下面を閉鎖板20に形成し、案内 筒12の下部の連結部19は、縦方向に並列して設けた複数の連結杆21で形成 したものである。
【0034】 そして、流動性のよい内容物を収容した容器1を倒立させたとき、内容物が閉 鎖板20によって、注出口41に急激に到達しないように、通路22を案内筒1 2の下部に設け、この通路22を設けた部分の連結部19を縦方向に並列して設 けた複数の連結杆21で形成している。
【0035】 したがって、栓本体6の成型は、上下に分割した金型で、かつ、上下方向に型 抜きできる金型で成型でき、成型が容易で製造コストを安くできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の注出口の開放状態の半裁断
面図である。
【図2】本考案の一実施例の注出口の閉鎖状態の半裁断
面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 口頸部 6 栓本体 7 基板 12 案内筒 19 連結部 20 閉鎖板 21 連結杆 22 通路 26 栓 31 固定用キャップ 32 案内筒挿通口 33 上縁 37 注出キャップ 41 注出口 42 下端

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器1の口頸部2に栓本体6の基板7を
    載置し、この基板7に案内筒12を立設し、案内筒12
    の下部に連結部19を設け、連結部19に内容物排出用
    の通路22を設けると共に、栓26を立設し、前記口頸
    部2に案内筒挿通口32を設けた固定キャップ31を嵌
    着して、基板7を固定し、前記案内筒12に注出キャッ
    プ37を上下摺動自在に外嵌し、前記固定用キャップ3
    1及び注出キャップ37は、前記案内筒12と異なる色
    に着色し、かつ、注出キャップ37は、下降位置で栓2
    6によって注出口41が閉ざされると共に、注出キャッ
    プ37の下端42が固定用キャップ31の上縁33に近
    接して案内筒12を覆い、注出キャップ37の上昇位置
    で注出口41が開かれると共に、案内筒12が露出する
    ように形成した注出キャップ付容器。
  2. 【請求項2】 栓本体6を軟質樹脂で形成し、注出キャ
    ップ37を硬質樹脂で形成した請求項1記載の注出キャ
    ップ付容器。
  3. 【請求項3】 連結部19の下面を閉鎖板20に形成
    し、案内筒12の下部の連結部19は、縦方向に並列し
    て設けた複数の連結杆21で形成し、この連結杆21の
    間を通路22とした請求項1又は請求項2のいずれかに
    記載した注出キャップ付容器。
JP8945492U 1992-12-28 1992-12-28 注出キャップ付容器 Pending JPH0654554U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012510932A (ja) * 2008-12-05 2012-05-17 ザトーリウス ステディム ビオテーク ゲーエムベーハー 容器のための蓋
JP2019147608A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 株式会社吉野工業所 塗布容器
JP2020055543A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社吉野工業所 液体吐出容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012510932A (ja) * 2008-12-05 2012-05-17 ザトーリウス ステディム ビオテーク ゲーエムベーハー 容器のための蓋
JP2019147608A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 株式会社吉野工業所 塗布容器
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