JP2020055543A - 液体吐出容器 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の一実施例に係る液体吐出容器の要部断面図である。本実施形態の液体吐出容器1は、図1に示すように、容器本体10と、キャップ本体30と、可動蓋体50と、を有する。容器本体10は、液体が収容される。キャップ本体30は、容器本体10の容器軸方向一方側(軸方向上側)に設けられた口筒部19に装着されて有頂筒状である。可動蓋体50は、キャップ本体30の軸方向上側から突出する嵌合筒43に対して軸方向に移動自在に装着される。以下、構成部材毎に詳細に説明する。
容器本体10は、有底筒状の収容胴部11と、収容胴部11の上側端部に繋がって径方向内側へ進むに従って上方へ延びる円錐状の肩部13と、肩部13の上側端部に繋がって上側へ延びる円筒状の口筒部19と、を有する。
本実施形態では、収容胴部11は、有底円筒状であり、弾性変形可能である。収容胴部11内には、液体(例えば、洗剤)が収容される。
口筒部19は、その外側壁面19aに雄ねじ部21を有する。この雄ねじ部21にキャップ本体30の雌ねじ部32が螺合する。口筒部19の外側壁面19aの下側には、径方向外側へ突出する環状のフランジ部23が設けられる。フランジ部23の軸方向上側の面23aには、キャップ本体30の周壁部31の下側端部31aが隙間を有して対向配置される。本実施形態では、口筒部19の内径φkは、容器本体10の収容胴部11の内径φsよりも小さい。
図2(a)は、開口部50aが閉じた状態にあるときの液体吐出容器1の要部断面図であり、図2(b)は、図2(a)のII−II矢視に相当する部分の断面図である。図3は、側方側から見たキャップ本体30の側方側斜視図である。図4は、内面側から見たキャップ本体30の内面側斜視図である。図5は、図3に示すキャップ本体30のIII−III矢視に相当する部分の断面図である。
周壁部31は、円筒状であり、口筒部19の径方向外側に配置されて口筒部19に沿って軸方向に延びる。周壁部31の内面31bには、図1に示すように、雌ねじ部32が設けられる。雌ねじ部32が口筒部19の雄ねじ部21に螺合して、キャップ本体30が口筒部19に装着される。
頂壁部35は、円板状であり、容器軸Jに対して直交する方向に延びる。頂壁部35の内面35aの径方向外側には、軸方向下側へ突出する突起部37が環状に設けられる。この突起部37に口筒部19の上側端部が接触する。また、突起部37よりも径方向内側の頂壁部35の内面35aには、下側へ延びる筒状の係合筒39が設けられる。係合筒39の外面39aに口筒部19の上側端部が接触し、突起部37と口筒部19の上側端部との接触と相まって、キャップ本体30が口筒部19に密着して装着される。このため、容器本体10内の液体Lが口筒部19とキャップ本体30との間から漏れ出す虞を防止することができる。
図6は、可動蓋体50の側面図である。図7は、内面側から見た可動蓋体50の内面側斜視図である。図8は、図6に示す可動蓋体50のVI−VI矢視に相当する断面図である。可動蓋体50は、図1及び図8に示すように、弁棒46の軸方向上側の端部に対向する位置に弁棒46の栓部46cが挿抜可能な開口部50aを有する。
(液体吐出後の開口部50aに付着する液体の動作)
本実施形態における液体吐出容器1において、容器本体10内に液体Lが収容されている場合、開口部50aが開放された状態で容器本体10を傾けて開口部50aから液体Lを吐出させた後に、容器本体10を正立姿勢に戻すと、図1に示すように、キャップ本体30の嵌合筒43内に溜まる液体Lが延出筒部45の空間部45c側へ移動し、空間部45c内の空気が嵌合筒43側へ移動する。つまり、嵌合筒43内に溜まる液体Lと、延出筒部45の空間部45c内の空気とが入れ換わる。この空気と液体Lの置換時には、空間部45c内に移動した液体Lの一部が連通孔47bから容器本体10内に落下するとともに、容器本体10内の空気の一部が連通孔47aを通って空間部45c内に流入する。
図9は、液体吐出容器1の作用を説明するための説明図である。液体Lが開口部50aに付着した状態で、容器本体10が正立姿勢になると、図9(a)に示すように、開口部50aに付着した液体Lは自重によって軸方向下側へ移動する。開口部50aの下側に移動した液体Lのうちリブ70に近接する液体Lは、図9(b)に示すように、リブ70の軸方向上側の端部に引き寄せられる。リブ70に引き寄せられた液体Lは、図9(c)及び図9(d)に示すように、自重によってリブ70に沿って軸方向下側に向かって流れて、空間部45c内に落下する。このようにして、開口部50aに付着した液体Lは、開口部50aからリブ70を介して容器本体70内に移動する。このため、開口部50aが液体Lで塞がれる虞を抑制することができる。
(1)延出筒部45には、図1に示すように、延出筒部45の側壁部45dに
軸方向に対して周方向に所定間隔を有して複数の連通孔47a、47bが設けられ、延出筒部45内に複数の連通孔47a、47bよりも底部45a側に広がる空間部45cが形成される。このため、容器本体10内に液体Lが収容されている場合、開口部50aが開放された状態で容器本体10を傾けて開口部50aから液体Lを吐出させた後に、容器本体10を正立姿勢に戻すと、キャップ本体30の嵌合筒43内に溜まる液体Lと、延出筒部45の空間部45c内の空気とがスムーズに入れ換わる。よって、開口部50aが液体Lで塞がれてしまった場合でも、液体Lが泡状になって破裂したり、開口部50aの外側に付着することが軽減される。
10 容器本体
19 口筒部
30 キャップ本体
31 周壁部
35 頂壁部
35a、43a、51a 内面
35b 外面
41 貫通孔
43 嵌合筒
45 延出筒部
45a 底部
45c 空間部
45d 側壁部
46 弁棒
46a 端部
47a、47b 連通孔
50 可動蓋体
50a 開口部
51 頂壁
55 内筒
70 リブ
J 容器軸
L 液体
Ph 閉塞位置
Ps 開放位置
Claims (5)
- 液体が収容される容器本体と、
前記容器本体の容器軸方向一方側に設けられた口筒部に装着され、有頂筒状のキャップ本体と、
前記キャップ本体の容器軸方向一方側から突出する嵌合筒に対して容器軸方向に移動自在に装着された可動蓋体と、を有し、
前記キャップ本体は、前記口筒部に装着される周壁部と、前記周壁部の容器軸方向一方側端部に繋がって前記口筒部の開口を覆う頂壁部と、を有し、
前記頂壁部は、
容器軸方向に貫通する貫通孔と、
前記頂壁部の容器軸方向一方側の表面から突出して前記貫通孔に連通する嵌合筒と、
前記頂壁部の容器軸方向他方側の内面から前記口筒部内に延びて前記貫通孔を介して前記嵌合筒内と連通する延出筒部と、を有し、
前記延出筒部は、
容器軸方向他方側の端部に底部を有して有底筒状であり、
前記底部から前記延出筒部内を通って前記嵌合筒内に延びる弁棒と、
前記延出筒部の側壁部に容器軸方向に対して周方向に所定間隔を有して設けられ、前記容器本体内と前記延出筒部内とを連通する複数の連通孔と、
前記延出筒部内に形成されて複数の前記連通孔よりも前記底部側に広がる空間部と、
を有し、
前記可動蓋体は、
前記弁棒の容器軸方向一方側の端部に対向する位置に前記端部が挿抜可能な開口部を有して、前記端部が前記開口部に挿入されて前記開口部を塞ぐ閉塞位置と、前記開口部から前記端部が引き抜かれて前記開口部を開放する開放位置との間で移動自在である
ことを特徴とする液体吐出容器。 - 複数の前記連通孔のうち2つの前記連通孔は、前記延出筒部の前記底部から容器軸方向一方側への高さが互いに相違する位置に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出容器。 - 前記可動蓋体は、
前記開口部の周縁から容器軸方向に対して径方向外側へ延びる環状の頂壁と、
前記頂壁の容器軸方向他方側の内面から容器軸方向他方側へ延びて前記嵌合筒の内面に嵌合される内筒と、を有し、
前記頂壁の前記内面には、前記開口部の容器軸方向他方側の端部に近接して容器軸方向他方側へ向かって前記内筒の内面に沿って延びるリブが設けられる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出容器。 - 前記リブは、容器軸方向視において前記開口部の周縁部に周方向に所定間隔を有して複数設けられる
ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出容器。 - 複数の前記リブうち2つの前記リブは、容器軸方向視において前記開口部を中央にして対向する位置に設けられる
ことを特徴とする請求項4に記載の液体吐出容器。
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2018
- 2018-09-28 JP JP2018185394A patent/JP7139209B2/ja active Active
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