JPH0654146B2 - スロットルアクチュエータ - Google Patents

スロットルアクチュエータ

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JPH0654146B2
JPH0654146B2 JP30819787A JP30819787A JPH0654146B2 JP H0654146 B2 JPH0654146 B2 JP H0654146B2 JP 30819787 A JP30819787 A JP 30819787A JP 30819787 A JP30819787 A JP 30819787A JP H0654146 B2 JPH0654146 B2 JP H0654146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
output shaft
gear
throttle valve
motor
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Expired - Lifetime
Application number
JP30819787A
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English (en)
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JPH01150063A (ja
Inventor
康也 梶原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to US07/247,550 priority patent/US4903936A/en
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Priority to DE8888115621T priority patent/DE3866655D1/de
Priority to DE3853834T priority patent/DE3853834T2/de
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車のエンジン出力を制御するスロット
ルアクチュエータに関するものである。
〔従来の技術〕 第6図は例えば特開昭61−215436号公報に開示
されている従来のスロットルアクチュエータを示すもの
で、図において、1は差動歯車で、2,3は別の相対す
る1対の歯車5,6と噛合い、軸4に回転自在に支承さ
れた1対の歯車、7は歯車8を介して差動歯車1の一方
の歯車2を回転駆動するモータ、9はアクセルペダルで
あって、このペダル9の踏み力がアクセルワイヤ10か
らプーリ11および歯車12を経て差動歯車1の他方の
歯車3を回転駆動する。13は歯車5,6を支持する軸
14に取付けた歯車で、この歯車13と噛合う歯車15
を介してスロットル弁16を開閉動作する。
上記したスロットルアクチュエータは、アクセルペダル
9を踏込むと、アクセルワイヤ10が引かれプーレ11
と共に歯車12を回動して歯車3を回転駆動する。ここ
で、モータ7が停止していれば歯車3が回転し、この回
転力は歯車13から歯車15を経てスロットル弁16を
開閉する。したがって、モータ7とアクセルペダル9と
を同時に操作することにより、双方の駆動力が歯車13
に出力され、歯車13の駆動力は双方の和または差とな
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のスロットルアクチュエータは以上のように構成さ
れており、モータ7からの駆動力と、アクセルペダル9
からの駆動力とが同一の歯車に並列に加わっているの
で、モータ7が回転するとその反力がアクセルペダル9
に伝わる。このため、運転者がアクセルペダル9に足を
かけていると、モータの回転によってアクセルペダルの
踏み力が変わるのが感じられ、運転のフィーリングが悪
くなるという問題があった。また、モータによってスロ
ットル弁16がある程度開いた状態で急激にアクセルペ
ダル9を踏込むと、スロットル弁16がボディー1に噛
込むおそれがある。この噛込みを防ぐため、ストッパを
設けるとアクセルの踏込みのストロークが短かくなるた
めアクセルフィーリングを損うという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、モータとアクセルペダルとの駆動力が互いに
干渉することがなく、かつスロットル弁のボディーへの
噛込みを防止するようにしたスロットルアクチュエータ
を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るスロットルアクチュエータは、進退可能
の空気圧式の駆動装置を自在継手を介してフレームに連
結し、このフレームはハウジングに支承した出力軸のド
ラムを回転してスロットル弁を開閉可能とし、ハウジン
グはモータや人力などの駆動力により出力軸と共に回転
してスロットル弁を開閉可能としたものである。
〔作 用〕
この発明においては、アクセルペダルの踏み力や制御装
置から指令される空気圧が空気圧式の駆動装置を進退さ
せると、直線運動するフレームと係合したドラムを回転
運動して出力軸を介してスロットルバルブを開閉する。
一方、モータの回転駆動力は歯車を介して出力軸と共に
ハウジングを回転運動しスロットル弁を開閉する。これ
によって、アクセルペダルとモータによる駆動力は双方
に反力が及ぶことがなく、また、空気のクッション作用
により弁の噛み込みを防止できる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明によるスロットルアクチュエータの断面図
を示すもので、図において、21は図示しないスロット
ル弁の弁軸に結合される出力軸で、ハウジング22に軸
受23を介して回転自在に支承されている。24は出力
軸21に設けられたドラムで、ドラム24の表面に螺旋
溝25が形成してある。26はドラム24上を軸方向に
進退するリングであって、このリング26から突出する
ピン27が第2図に示すようにドラム24の螺旋溝25
に係合している。28はリング26に連結されたフレー
ムで、ハウジング22外へ引出され軸方向へ進退自在で
ある。29はフレーム28の後端に連結された空気圧式
の駆動装置で、アクセルペダルと連動する。
駆動装置29のケーシング30はダイヤフラム31によ
って二つの空気室32,33に区画され、ダイヤフラム
31に一端が接続されたロッド35の他端は上記フレー
ム28に自在継ぎ手34で連結されている。36はダイ
ヤフラム31を原点位置へ復帰させるばね、37,38
は空気室32,33の空気出入口である。39は上記ハ
ウジング22に設けた歯車で、この歯車39にモータ4
0の出力歯車41が噛合っている。
第3図は上記したスロットルアクチュエータをエンジン
に装着し、スロットル弁を制御するための構成図で、4
2はスロットル弁16を開閉するスロットルアクチュエ
ータ、43はアクセルペダル9の踏込み量を検出するア
クセルセンサ、44はアクセルセンサ43からの信号に
よってスロットルアクチュエータ42を制御する制御装
置である。
次に動作について説明する。モータ40を停止してお
き、駆動装置29の空気出入口37から空気室32の空
気を抜くと、両空気室32,33に圧力差が生じる。こ
れによって、ダイヤフラム31はばね36のばね力とバ
ランスする位置まで空気室32側へレバー35とを押出
し、フレーム28と共にリンング26を前進させる。こ
のためリング26のピン27がドラム24の螺旋溝25
と係合しているので、ドラム24は回転し出力軸21を
介してスロットル弁16は開く。逆に空気室32の圧力
を高め空気室33の圧力を低くすると、ダイヤフラム3
1は空気室33側へ移動し、ロッド35と共にフレーム
28を後退してドラム24を逆転し、出力軸21を介し
てスロットル弁を閉止させる。一方、モータ40を駆動
すると歯車41,39を介してハウジング22を回転さ
せ、これにより、ハウジング22と共に出力軸21も回
転してスロットル弁を開閉制御することができる。すな
わち、出力軸21の全回転角は駆動装置29による回転
角度と、モータ40によるハウジング22の回転角度の
和または差となる。なお、ハウジング22の回転はフレ
ーム28と駆動装置29のロッド35と自在継ぎ手34
で連結されているので、駆動装置29に回転が及ぶこと
がない。
上記実施例では、ハウジング22の回転をモータ40で
行なっているが、アクセルペダル9から直接ワイヤで駆
動させてもよいし、また、空気圧式の駆動装置29の空
気圧は制御装置から指令して制御してもよい。また、ド
ラム24とリング26との組合わせは、第4図に示すよ
うに、ドラム24に形成した螺旋状の条24aまたは溝
とリング26に設けた溝26aまたは条とをスプライン
嵌合することであってもよく、また、第5図に示すよう
に螺焼溝25をドドラム24に複数本設け、各溝25に
リング26のピン27を係合するようにしてもよい。そ
の他、直線運動を回転運動に変換するものであれば、そ
の構成については限定しない。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、空気圧式の駆動
装置によるロッドの直線運動を回転運動に変換して出力
軸を介してスロットル弁を開閉させ、また、モータの回
転駆動力をハウジングを介して出力軸を回転させスロッ
トル弁を開閉させるようにしたので、双方の駆動力が互
いに干渉し合うこともなくフィーリングのよいスロット
ルアクチュエータとなる。また、駆動装置として空気圧
式としたので、スロットル弁がボディーに当ったときに
クッションの作用が生じるのでスロットル弁がボディー
に噛込むこともない。さらに、駆動装置の空気室が大気
圧に開放されると、ダイヤフラムは中間位置に戻るた
め、制御装置に異常が生じると空気室を大気に開放し非
制御状態に戻るのでマニュアルでの制御となり安全性も
確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるスロットルアクチュ
エータの断面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第
3図はスロットルアクチュエータをエンジンに装着した
構成図、第4図および第5図はドラムとリングとの関係
を示す他の例の各々の斜視図、第6図は従来のスロット
ルアクチュエータの構成図である。 9……アクセルペダル、16……スロットル弁、21…
…出力軸、22……ハウジング、24……ドラム、25
……螺旋溝、26……リング、27……ピン、28……
フレーム、29……駆動装置、31……ダイヤフラム、
34……自在継ぎ手、35……ロッド、39……歯車、
40……モータ。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットル弁の弁軸と連結された出力軸が
    ハウジングに回転自在に支承され、この出力軸に連結さ
    れたドラムを軸方向にスライドすることによって、回転
    させるように力の方向を変換させる手段を有し、該手段
    と一体のフレームが上記出力軸方向に沿ってハウジング
    外へ引出され、ハウジング外のフレームに自在継手を介
    して該フレームを進退する空気圧式の駆動装置を設け、
    上記ハウジングを回転させる動力を加える手段を備えた
    ことを特徴とするスロットルアクチュエータ。
JP30819787A 1987-09-22 1987-12-04 スロットルアクチュエータ Expired - Lifetime JPH0654146B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30819787A JPH0654146B2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04 スロットルアクチュエータ
US07/247,550 US4903936A (en) 1987-09-22 1988-09-22 Throttle valve actuator including separate valve driving devices
EP88115621A EP0308945B1 (en) 1987-09-22 1988-09-22 Throttle valve actuator including separate valve driving devices
DE8888115621T DE3866655D1 (de) 1987-09-22 1988-09-22 Drosselklappensteuerungsvorrichtung mit separater ventilantriebsvorrichtung.
DE3853834T DE3853834T2 (de) 1987-09-22 1988-09-22 Drosselklappensteuervorrichtung mit separater Ventilantriebsvorrichtung.
EP90121639A EP0420303B1 (en) 1987-09-22 1988-09-22 Throttle valve actuator including separate valve driving devices
KR1019880012235A KR920000991B1 (ko) 1987-09-22 1988-09-22 드로틀 작동기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30819787A JPH0654146B2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04 スロットルアクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01150063A JPH01150063A (ja) 1989-06-13
JPH0654146B2 true JPH0654146B2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=17978083

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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