JPS6342651Y2 - - Google Patents

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JPS6342651Y2
JPS6342651Y2 JP7806784U JP7806784U JPS6342651Y2 JP S6342651 Y2 JPS6342651 Y2 JP S6342651Y2 JP 7806784 U JP7806784 U JP 7806784U JP 7806784 U JP7806784 U JP 7806784U JP S6342651 Y2 JPS6342651 Y2 JP S6342651Y2
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JP
Japan
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link
control lever
cable
drive
lever
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JP7806784U
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JPS60189413U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、コントロールケーブルを介して被制
御体の操作を行なうコントロールレバー装置に関
する。
(技術の背景) 自動車用空気調和装置にあつては、車室内への
風の吹出口の選択、吹出口の温度や風量を制御す
るために、インストルメントパネルに設けたコン
トローラ本体のレバーを乗員が操作することによ
り、リンク機構等を介して各種被制御体(ミツク
スドア等の各種開閉ドア等)を操作するようにし
ている。従来のコントロールレバー装置は、実開
昭57140427号公報に示されるように、車両のイン
ストルメントパネル内に組み込まれるコントロー
ル基板に対して、レバーを回転自在に取りつけて
ある。このレバーにはケーブルが接続されてお
り、このレバーの操作によりケーブルを介して各
種機器の制御を行なつている。
(先行技術の問題点) しかして、従来のコントロールレバーでは、レ
バーと各種被制御体とがケーブルにより一対一の
動作が生じるように連結されており、レバーの操
作力がケーブルを介して時間遅れなく各種被制御
体に伝達し、そのために例えばレバーを急作動さ
せた場合には被制御体としての開閉用ドアも急作
動していわゆるシヤツト音が生じていた。
(考案の目的) 本考案は、このような従来技術の問題点に着目
し、コントロールレバーの急作動にも拘わらず該
コントロールレバーによりケーブルを介して制御
される各種被制御体がゆつくりとスムーズに作動
するようにすることを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、かかる目的を達成するために、相互
に独立して回動可能に軸支持された第1リンクと
第2リンクとを、弾性部材により一方のリンクの
回動力が他方のリンクに該弾性部材を介して伝達
するように連結し、前記第1リンク又は第2リン
ク又は双方のリンクにその回動速度を制御するダ
ンパ部材を連結し、前記第1リンク又は第2リン
クに操作力を伝達するケーブルの一端を連結して
なる機構を有するコントロールレバー装置を提供
する。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係るコントロールレバー装置
の一実施例を示す平面図であり、第2図は第1図
の−線に沿う断面図である。
このコントロールレバー装置は、自動車用空気
調和装置のヒータユニツトに設けられた各種配風
ドアを被制御体として制御するものであり、車両
のインストルメントパネルにおけるコントロール
パネル内に取り付けられる。
前記コントロールパネル1にはスリツト2が形
成され、該スリツト2から第1リンクとしてのコ
ントロールレバー3の先端に設けられたノブ4が
車室内に覗いている。車室内の乗員はこのノブ4
を操作して前記ヒータユニツト内の各種配風ドア
を制御し空気調和を行なう。
前記コントロールレバー3はコントローラ本体
5上のピン6により回動可能に軸支持されてい
る。このピン6には、前記コントロールレバー3
とは独立して回動する第2リンクとしての駆動レ
バー7も回動自在に軸支持されている。
前記コントールレバー3と駆動レバー7とは、
弾性部材としてのコイルばね8,8により、前記
コントロールレバー3の回動力が前記駆動レバー
7に該コイルばね8,8を介して伝達するように
連結している。
前記駆動レバー7の回動方向外周には歯面9が
形成され、該歯面にはダンパー部材としての歯車
ダンパー10の小歯車11がかみ合つている。こ
の歯車ダンパー10はその小歯車に作用する回転
速度を制限するためのものである。
また、前記駆動レバー7はアウターケーブル
(樹脂)内を摺動するインナーケーブル12の一
端と連結している、このケーブル12の他端は前
記ヒータユニツト内の各種配風ドア(ミツクスド
ア等)を開閉制御するリンク機構に連結してお
り、該インナーケーブルの進退運動により各種配
風ドアの開閉が行なわれるようになつている。
このようなコントロールレバー装置の作用につ
いて次に説明する。
車室内の乗員がコントロールレバー3のノブ4
を操作してコントロールレバー3を急回動した場
合には、まずこのコントロールレバー3のみが回
動し、該コントロールレバー3に連結するコイル
ばね8が伸縮する。このコイルばね8の伸縮によ
つて貯わえられた弾性力は、次に駆動レバー7に
伝達し、該駆動レバー7を回動させる。その際
に、該駆動レバー7の回動は歯車ダンパー10に
より回動速度が制限されるため、ゆつくりとスム
ーズに回動する。そのため、該駆動レバー7に連
結するインナーケーブル12もゆつくりとスムー
ズに進退移動し、該インナーケーブル12の他端
に連結している各種配風ドア用開閉リンク機構を
やつくりとスムーズに作動させ、各種ドアのいわ
ゆるシヤツト音を生じさせない。
なお、本考案は上述の実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変形例が考えられる。
例えば、前記実施例ではダンパー部材として歯
車ダンパーを使用したが、これをシリンダー型ダ
ンパーにすることもできる。このシリンダー型ダ
ンパーを使用する際には、前記コントロールレバ
ー3にもシリンダー型ダンパーを連結してもよ
い。
また、本考案に係るリンク機構を、第3図に示
すように、コントロールレバー装置の被制御体側
に設けてもよい。
第3図は、コントロールレバー装置の被制御体
として第4図に示すようなヒータユニツト20内
の各種配風ドアを開閉制御するドア開閉リンク機
構21を用い、該ドア開閉用リンク機構21の主
にリンク22をその軸23回りに回動するための
機構(中間リンク)を示す。
コントロールレバー装置のケーブル12の一端
は、第3図に示すように、第1リンクとしての駆
動リンク25に連結し、他端はコントロールレバ
ー3に従来例のように直接連結(図示せず)して
いる。前記駆動リンク25は、第2リンクとして
の主リンク22と同軸の軸23回りに回動自在に
軸支持され、その回動方向外周に歯車26が形成
されている。この歯面26は歯車ダンパー10の
小歯車11とかみ合つており、その回動速度が制
限されるようになつている。前記歯車ダンパー1
0は主リンク22に固定されている。
また、前記駆動リンク25は、前記主リンク2
2に固定されたピン26,27及び弾性部材とし
てのねじりばね30を介して、前記駆動リンク2
5の回動力が該ねじりばねの弾性力を介して前記
主リンク22に伝達するようになつている。
このように形成されたコントロールレバー装置
のコントロールレバー3を急作動して回動した場
合には、その回動力はインナーケーブル12を介
して駆動リンク25に伝達し、該駆動リンクを軸
23回りに回動させる。すると、前記駆動リンク
25を回動した回動力は、ねじりばね30の弾性
力として貯わえられ、この弾性力によつて前記ピ
ン26,27に回動力が加わり主リンク22を回
動させる。その際に、前記駆動リンク25の歯車
26が歯車ダンパー10の小歯車11にかみ合つ
ているため、前記駆動リンク25はゆつくりとス
ムーズに回動する。
(考案の効果) 以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば、コントロールレバー装置に相互に独立して
回動可能に軸支持された第1リンクと第2リンク
とを、弾性部材により一方のリンクの回動力が他
方のリンクに該弾性部材を介して伝達するように
連結し、前記第1リンク又は第2リンク又は双方
のリンクにその回動速度を制限するダンパ部材を
連結し、前記第1リンク又は第2リンクに操作力
を伝達するインナーケーブルの一端を連結してな
る機構を設けたため、コントロールレバーの急作
動にも拘わらず該コントロールレバーによりイン
ナーケーブルを介して制御される各種被制御体が
ゆつくりとスムーズに作動し、きわめて静かで操
作性の良いコントロールレバー操作が実現できる
等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すコントロール
レバー装置の要部平面図、第2図は第1図の−
線に沿う断面図、第3図は本考案の他の実施例
を示すコントロールレバー装置の被制御体を示す
要部平面図、第4図は第3図に示す被制御体のみ
の全体を示す概略平面図である。 3……コントロールレバー、7……駆動レバ
ー、8……コイルばね、10……歯車ダンパー、
12……インナーケーブル、20……ヒータユニ
ツト、21……ドア用開閉リンク機構、22……
主リンク、25……駆動リンク、30……ねじり
ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 相互に独立して回動可能に軸支持された第1
    リンクと第2リンクとを、弾性部材により一方
    のリンクの回動力が他方のリンクに該弾性部材
    を介して伝達するように連結し、前記第1リン
    ク又は第2リンク又は双方の前記リンクにその
    回動速度を制限するダンパ部材を連結し、前記
    第1リンク又は第2リンクに操作力を被制御体
    に伝達するケーブルの一端を連結してなる機構
    を有するコントロールレバー装置。 (2) 前記第1リンクをコントロールレバーとし、
    前記第2リンクを駆動レバーとし、該駆動レバ
    ーに前記ケーブルの一端を連結し、該ケーブル
    の他端に被制御体を連結してなる実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載のコントロールレバー
    装置。 (3) 前記第1リンクを駆動リンクとし、前記第2
    リンクを自動車用空気調和装置のヒータユニツ
    トに設けられた各種配風ドアを開閉制御する主
    リンクとし、前記駆動リンクに前記ケーブルの
    一端を連結し、該ケーブルの他端にコントロー
    ルレバーを連結してなる実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載のコントロールレバー装置。
JP7806784U 1984-05-29 1984-05-29 コントロ−ルレバ−装置 Granted JPS60189413U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7806784U JPS60189413U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 コントロ−ルレバ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7806784U JPS60189413U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 コントロ−ルレバ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS60189413U JPS60189413U (ja) 1985-12-16
JPS6342651Y2 true JPS6342651Y2 (ja) 1988-11-08

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ID=30621708

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JP7806784U Granted JPS60189413U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 コントロ−ルレバ−装置

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JPS60189413U (ja) 1985-12-16

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