JPS6134166Y2 - - Google Patents

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JPS6134166Y2
JPS6134166Y2 JP877381U JP877381U JPS6134166Y2 JP S6134166 Y2 JPS6134166 Y2 JP S6134166Y2 JP 877381 U JP877381 U JP 877381U JP 877381 U JP877381 U JP 877381U JP S6134166 Y2 JPS6134166 Y2 JP S6134166Y2
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JP
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door
main door
sub
main
outside air
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JP877381U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車用空気調和装置において、
吸入する内外気を制御する装置に関するものであ
る。
最近の省動力化の要請に答えて、自動車用空気
調和装置においても、冷房時の換気に際してエバ
ポレータへの負荷を最小限とするため、内外気ド
アを乗人数に比例して開き、必要最小限の外気を
導入するようにした内外気制御装置が案内されて
いる。
しかしながら、従来のこの種の装置において
は、上記の必要最小限の外気が乗員1人当り約20
m3/時の少量であるのにかかわらず、1枚の内外
気ドアの開度により制御しているので、通常の大
きさの外気入口をもつならばその乗員1人当りの
内外気ドアの開度は3゜に相当し、このように小
さい開度の調整を正確に行なうには装置が高価な
ものとなり、実用的ではなかつた。
そこで、この考案においては、内外気ドアをメ
インドアと該メインドアに形成の窓を開閉するサ
ブドアに分け、このサブドアの開度により乗員数
に比例した外気を導入するようにして、少量の外
気調整を容易にできるようにすると共に、メイン
ドアとサブドアとを簡単な機構により制御できる
ようにした内外気制御装置を提供しようとするも
のである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図、第2図において、この考案の一実施例
が示され、内外気ドア1は、空調ケース2に形成
された外気入口3を閉じて同じく空調ケース2に
形成の内気入口4を全開するリサイクル位置(図
中においてRECで示す。)と、その逆に外気入口
3を全開して内気入口4を閉じるフレツシユ位置
(図中においてFREで示す。)との間で回転自在
であるよう空調ケース2に支持されている。この
内外気ドア1は、外気入口3又は内気入口4の周
囲で空調ケース2に当るメインドア1aと、この
メインドア1aに形成された例えば台形状の窓5
を開閉するサブドア1bとに分けられている。そ
して、サブドア1bの回転軸6bがメインドア1
aの回転軸6aに例えば挿入されて、それぞれの
回転軸6a,6bは独立して回転することができ
る。
駆動源7は例えばモータアクチユエータで、内
部に設けられたモータの正逆の回転力を歯車装置
を介して原動軸8に伝達すると共に、内外気を指
示する指示信号及び乗人数を検出する検出信号に
よりモータをON−OFF制御して原動軸8に所望
の角度を与えるようにしたものであり、空調ケー
ス2に固定されている。
この駆動源7と前記メイン及びサブドア1a,
1bとの間にはリンク機構が介在され、このリン
ク機構は、下記する原動レバー9、メインドア用
及びサブドア用従動レバー10,11、並びに連
結棒12とを有する。
原動レバー9は前記原動軸8に該原動レバー9
の一端で固定され、メインドア用及びサブドア用
従動レバー10,11は、メインドア1aの回転
軸6aとサブドア1bの回転軸6bとにそれぞれ
の一端で固定されている。
連結棒12は、該連結棒12の一端で原動レバ
ー9の他端にピン13を介して枢着されていると
共に、該連結棒12の他端には下記する引掛部1
4が形成され、さらにこの引掛部14と前記ピン
13との間の折曲された部分で前記サブドア用従
動レバー11にピン15を介して枢着されてい
る。この実施例においては、原動レバー9とサブ
ドア用従動レバー11との長さが等しくされてお
り、そのためサブドア1bは原動軸8の回転角と
等しい回転角をもつて回転する。
連結棒12の引掛部14は、内側に滑らかな曲
線から成る案内溝16が形成されており、第3図
に示すように、サブドア1bがリサイクル位置か
ら一定角度回転した後始めてメインドア用従動レ
バー10に固定された係合ピン17に当接して回
転力を与える。したがつて、メインドア1aは、
サブドア1bがリサイクル位置から一定角度往復
動する間にはリサイクル位置に休止されたままで
あり、サブドア1bが一定角度回転した後にフレ
ツシユ位置側へ回転を始める。また、サブドア1
bがフレツシユ位置から一定角度回転するときも
同様に引掛部14の案内溝16の手前側の突出し
た部分でメインドア用従動レバー10の係合ピン
17に押圧力を与えるので、メインドア1aは回
転される。
ばね18は例えば捩りコイルばねで、該ばね1
8の腕19a,19bの端部20a,20bが空
調ケース2とメインドア用従動レバー10の先端
とにそれぞれ回転自在に係止されている。このば
ね18の空調ケース2側の端部20aは、第4図
に示すように、該端部20a,他の端部20b及
びメインドア1aの回転軸6aが一直線上に来る
位置に設けられている(以下、この位置をばね1
8の変換位置という。)。したがつて、このばね1
8は、メインドア1aが前記リンク機構によりフ
レツシユ位置から一定角度回転した後に該ばね1
8が変換位置を越えてメインドア1aをリサイク
ル位置へ戻す作用を有すると共に、メインドア1
aがリサイクル位置又はフレツシユ位置にあると
き、それぞれの位置で押圧力を与え、吸入される
空気圧に打ち勝つようにし、外気入口3又は内外
入口4の密閉を完全にする作用を有する。
上記構成において、第1図に示す全内気状態か
ら駆動源7に乗人数の検出信号が入力されると、
乗人数に比例した角度ををつて原動軸8が回転
し、この原動軸8の回転力が原動レバー9、連結
棒12及びサブドア用従動レバー11を介してサ
ブドア1bに伝達されるので、第3図に示すよう
に、サブドア1bは、乗人数に比例して1人位
置、2人位置、3人位置、さらに4人位置まで回
転する。一方、メインドア1aは、サブドア1b
がリサイクル位置から4人位置の間を往復動する
ときには、連結棒12の引掛部14がメインドア
用従動レバー10の係合ピン17から離れてお
り、且つばね18の押圧力が作用しているので、
リサイクル位置に固定された状態のままとなる。
したがつて、サブドア1bの回転角がそのまま外
気導入のための開度となり、大きな開度で少量の
外気量を制御することができるのである。
また、駆動源7に全外気導入が指示されると、
原動レバー9が第3図に示す位置からさらに時計
方向に回転し、サブドア1bがフレツシユ位置ま
で回転する。一方、メインドア1aは、連結棒1
2の引掛部14がメインドア用従動レバー10の
係合ピン17に当接し、ばね18の押圧力に抗し
てメインドア用従動レバー10を右方向に引つ張
るので回転する。そして、第4図に示すように、
このメインドア1aが回転する間にばね18は変
換位置を越え、メインドア用従動レバー10にフ
レツシユ位置側への押圧力が作用し、メインドア
1aはサブドア1bがフレツシユ位置に到達する
前にサブドア1bに追いつき、メインドア1aと
サブドア1bとが同時にフレツシユ位置に到達
し、全外気導入状態になる(第5図参照)。
さらに、上記の全外気導入状態から再び内気導
入状態になるように駆動源7に指示が与えられる
と、原動軸8が反時計方向に回転するので、サブ
ドア1bは一定の角速度で反時計方向に回転す
る。一方、メインドア1aは、連結棒12の引掛
部14がメインドア用従動レバー10の係合ピン
17を左方向に押圧し、メインドア用従動レバー
10の係合ピン17のピン半径がサブドア用従動
レバー11のそれより小さいので、サブドア1b
よりも速く回転し、サブドア1bが4人位置に至
る前にばね18が変換位置を越えることになり、
このばね18の押圧力によりリサイクル位置に戻
されるものである。
尚、第6図において、連結棒12の引掛部14
に対するメインドア用従動レバー10の係合ピン
17の軌跡を示した。
以上述べたように、この考案によれば、自動車
用空気調和装置の内外気制御装置において、内外
気ドアをメインドアと該メインドアの窓を開閉す
るサブドアとに分け、このサブドアの開度をもつ
て外気の導入量を決定できるようにしたので、大
きな開度で少量の外気調整ができ制御が容易であ
る。また、上記メインドアとサブドアはリンク機
構及びばねを介して操作するようにしたので、簡
易な構成となり、安価に操作することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はメイン
ドアとサブドアが共にリサイクル位置にある状態
を示す一部切欠きの側面図、第2図は内外気ドア
を示す斜視図、第3図はサブドアが4人位置にあ
る状態を示す一部切欠きの側面図、第4図はサブ
ドアがリサイクル位置からフレツシユ位置へ回転
する場合であつてばねが変換位置にある状態を示
す一部切欠きの側面図、第5図はメインドアとサ
ブドアとが共にフレツシユ位置にある状態を示す
一部切欠きの側面図、第6図は連結棒の引掛部に
対するメインドア用従動レバーの係合ピンの軌跡
を示す拡大側面図である。 1……内外気ドア、1a……メインドア、1b
……サブドア、5……窓、6a,6b……回転
軸、7……駆動源、8……原動軸、9……原動レ
バー、10……メインドア用従動レバー、11…
…サブドア用従動レバー、12……連結棒、14
……引掛部、17……係合ピン、18……ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 リサイクル位置とフレツシユ位置との間で回
    転自在の内外気ドア1をメインドア1aと該メ
    インドア1aに形成の窓5を開閉するサブドア
    1bとに分け、前記メインドア1a及びサブド
    ア1bと駆動源7との間にリンク機構を介在
    し、このリンク機構は、原動軸8に固定された
    原動レバー9と、前記メインドア1aとサブド
    ア1bのそれぞれの回転軸6a,6bに固定さ
    れたメインドア用及びサブドア用従動レバー1
    0,11と、前記原動レバー9に枢着された一
    端と引掛部14が形成された他端との間で前記
    サブドア用従動レバー11に枢着された連結棒
    12とを有し、前記サブドア1bをリサイクル
    位置から一定角度までの間で往復動させるとき
    は前記メインドア1aをリサイクル位置に休止
    させ、前記サブドア1bをフレツシユ位置から
    一定角度までの間を往復動させるときは前記連
    結棒12の引掛部14が前記メインドア用従動
    レバー10に固定の係合ピン17に当接して前
    記メインドア1aを前記サブドア1bの回転方
    向と同方向に回転させるように構成され、さら
    にこのリンク機構によりメインドア1aがフレ
    ツシユ位置から一定角度回転した後、前記メイ
    ンドア1aをリサイクル位置に戻すばね18を
    設けたことを特徴とする自動車用空気調和装置
    の内外気制御装置。 2 ばね18はリサイクル位置又はフレツシユ位
    置の双方でメインドア1aに押圧力を与える捩
    りコイルばねであることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の自動車用空気調和
    装置の内外気制御装置。
JP877381U 1981-01-23 1981-01-23 Expired JPS6134166Y2 (ja)

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JP877381U JPS6134166Y2 (ja) 1981-01-23 1981-01-23

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JP877381U JPS6134166Y2 (ja) 1981-01-23 1981-01-23

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JPS57121313U JPS57121313U (ja) 1982-07-28
JPS6134166Y2 true JPS6134166Y2 (ja) 1986-10-06

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ID=29806917

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4373140B2 (ja) * 2003-06-25 2009-11-25 東芝キヤリア株式会社 換気ユニット

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JPS57121313U (ja) 1982-07-28

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