JPH0654072B2 - 框状端縁を有する板状体の端部の形成方法 - Google Patents

框状端縁を有する板状体の端部の形成方法

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JPH0654072B2
JPH0654072B2 JP22154585A JP22154585A JPH0654072B2 JP H0654072 B2 JPH0654072 B2 JP H0654072B2 JP 22154585 A JP22154585 A JP 22154585A JP 22154585 A JP22154585 A JP 22154585A JP H0654072 B2 JPH0654072 B2 JP H0654072B2
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富雄 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は框状端縁を有する板状体の端部の形成方法に関
するものであり、建具、家具、住器、ドア材などの扉な
どに利用できる板状体の端部の形成方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、建具、家具、住器、ドア材などの扉などに適する
框状の端縁を有する板状体を製造するには、別行程で
桟、框を作り、それらを板状面材に取り付けるようにし
たり、板状面材の端面を円弧状に切削加工し、次いで曲
面に化粧シートを貼着する方法が一般的に行われてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら桟、框などを取り付ける場合は継手構造な
どが必要で、また異種材料との組み合わせで反りなどの
変形が生じ易く、組立精度などにも問題があり、そのほ
か板状面材の端面を円弧状に切削加工し、次いで曲面に
化粧シートを貼着する方法においても、化粧面が連続し
たりするという問題がある。また化粧材を貼り分ける方
法においてはその化粧材の接合部分が重なり、突き合わ
せ方法では隙間が生じたりするなど、貼り合わせ技術に
も困難性がある。
本発明は上述の欠点を解消しようとするもので、製造
上、化粧材を突き合わせて貼り分けるよりも容易に精度
よく、また工程が簡略化でき、従来の接合方法より簡単
に突き合わせ部分にも隙間などが生ずることなく簡便で
量産化が可コストも低減できる方法を提供することを目
的とするのである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記した問題点を考慮してなされたもので、
表裏両面に化粧層を施した板状基材における相対する端
部のうちの少なくとも一方の端部に、框状端縁を形成す
るにあたり、前記板状基材の端部に平行で、板状基材の
表裏面から板状基材の内方に及ぶ細溝を切削し、板状基
材の側面から板状基材の表裏面それぞれに折り曲げ可能
な化粧材を被覆してきてその末端を上記細溝に差込み、
板状基材に前記化粧材を框状に接着することを特徴とす
る框状端縁を有する板状体の端部の形成方法であり、こ
の形成方法を提供して上記問題点を解消するものであ
る。
[作用] 本発明は上記の構成となっているから、框部と板状基材
との間に隙間を生ずることがない。板状基材の側面から
廻り込ませる折り曲げ可能な化粧材を、板状基材の側面
に平行で板状基材の表裏面に対して内方に向けて傾斜も
しくは直角とした細溝に差し込むことにより、従来の框
内縁と板状基材とを突き合わせた場合のような隙間が絶
対に生じないようになる。
[実施例] 本発明は上述の構成となっているが、以下図示の実施例
によって具体的に説明する。
第1図は板状体の側端部附近を断面で示す説明図で、1
は木材、合板、繊維板の格子状に配してフラッシュ加工
した中空パネル(中空部は図示せず)とした板状基材
で、2はこの板状基材1の上面の化粧層を示す。この板
状基材1の側縁近くにおいて、折り曲げ可能な化粧材、
例えば化粧板3を前記板状基材1の側面4を覆いながら
板状基材1の表面まで巻き込むようにして廻して来て、
その化粧板3の末端を、板状基材1の側面4に平行で板
状基材1の表裏面に対して内方に向けて傾斜して設けら
れた細溝5に、第2図に示すように差し入れており、こ
れによって框状端縁を有する板状体が得られている。板
状基材1の端部の表裏に位置する細溝5は、板状基材1
の表裏面それぞれの側から内方に及ぶ切削により設けら
れている。
第2図は板状基材1の端部において、裏面内方への細溝
5が裏面から直角に設けられた場合を詳細に示している
ものであり、第3図は板状基材1の内方に表裏面側から
細溝5が傾斜して設けられている場合を詳細に示してい
るものである。第4図はフラッシュ加工でない板状基材
1を用いた場合を示しており、表面の外周部は下方に傾
斜している。第5図は同じくフラッシュ加工でない板状
基材1の側面がその板状基材1の表裏面に対して直角と
なっている場合の板状体を示している。この例では、框
状端縁が形成される端部において、板状基材1の裏面側
から内方に向けて設けられる細溝5のみが板状基材1の
裏面に対して直角となっており、また形成された框状端
縁が板状基材1の表裏面化粧層と同一平面にあるように
したものである。第6図は異なった芯材1′が片面に重
ねられてなる板状基材1を用いた場合を示していて、第
7図は板状基材1の両端部に框状端縁の形成用の化粧材
を用いた場合を示す説明図である。
なお、aはV−カット加工部、bは櫛目カット加工部で
ある。
[効果] 本発明は上述の構成となっていることから、従来のよう
に板状基材の両端部または一方の端部に框状端縁を形成
する場合において、框部分を別の行程で作製してこれを
手間をかけて板状基材に取り付ける必要がなく、作業は
通常の工程中に包含され極めて簡単な作業で框状端縁を
有する板状体を得ることができ、框部分と板状基材との
間に突き合わせの隙間が生ずることは絶対になく、また
化粧材の厚さだけの段差を利用した框部分となり、さら
にはこの框部分の高さは、特に框形成部分において別の
芯材を片面側に重ねてなる板状基材を用いるようにすれ
ば、容易に設定できるようになる。さらに化粧材の末端
を、傾斜した細溝または直角の細溝に差し込むから突き
合わせ部が独立してより框構造の外観を呈するものであ
り、製造コストも低廉で大量生産が可能であるなどの利
点がある。
また框部分の化粧材を短冊状にカットして用いるため材
料の木取りでロスが少なく、大幅にコストダウンが可能
である。表裏に細溝を設けて差し込むことにより接合
(接着)組立時のプレスが容易で生産性も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における板状体の側端部附近の断面説明
図、第2図は板状基材の細溝に差し込む状態の説明図、
第3図は細溝が板状基材の表裏面から内方に傾斜して設
けられた場合の説明図、第4図は板状基材がフラッシュ
加工したものでない板状体である場合で表面の外周部が
下方に傾斜している場合の説明図、第5図は同じく板状
基材の両側面が直角の場合でいずれも裏面のみが内方に
直角の細溝を有する場合の框部分が基材と同一平面であ
る場合の説明図、第6図は異なった芯材が重ねられた板
状基材を用いた場合を示す説明図、第7図は板状基材の
両端部のみに框状端縁が形成される場合の説明図であ
る。 1……板状基材、2……板状基材上面の化粧層 3……折曲可能な化粧板、4……板状基材の側面 5……細溝、1′……芯材 a……V−カット加工部、b……櫛目カット加工部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏両面に化粧層を施した板状基材におけ
    る相対する端部のうちの少なくとも一方の端部に、框状
    端縁を形成するにあたり、 前記板状基材の端部に平行で、板状基材の表裏面から板
    状基材の内方に及ぶ細溝を切削し、板状基材の側面から
    板状基材の表裏面それぞれに折り曲げ可能な化粧材を被
    覆してきてその末端を上記細溝に差込み、板状基材に前
    記化粧材を框状に接着することを特徴とする框状端縁を
    有する板状体の端部の形成方法。
  2. 【請求項2】上記細溝と板状基材側面との間に他の芯材
    を重さねた上に折曲げ可能な化粧材を被覆して段差を更
    に大きくした框状とする特許請求の範囲第1項記載の框
    状端縁を有する板状体の端部の形成方法。
  3. 【請求項3】板状基材の両端部あるいは一方の端部を被
    覆して框状とする折曲げ可能な化粧材と、板状基材の表
    裏面の化粧層との段差をなくして同一平面とした特許請
    求の範囲第1項記載の框状端縁を有する板状体の端部の
    形成方法。
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JPS6282146A JPS6282146A (ja) 1987-04-15
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