JPH0653854U - 自動車用チェンジレバーのシフトロック装置 - Google Patents

自動車用チェンジレバーのシフトロック装置

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JPH0653854U
JPH0653854U JP9317592U JP9317592U JPH0653854U JP H0653854 U JPH0653854 U JP H0653854U JP 9317592 U JP9317592 U JP 9317592U JP 9317592 U JP9317592 U JP 9317592U JP H0653854 U JPH0653854 U JP H0653854U
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JP
Japan
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guide pin
lever
change lever
key
key interlock
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Pending
Application number
JP9317592U
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English (en)
Inventor
善道 西前
Original Assignee
デルタ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用チェンジレバーのシフトロック装置
において、部品点数及び組付け工数を大幅に削減する。 【構成】 ガイドプレート21の側方に、キーインター
ロックケーブル33で下回動方向に付勢され、下回動位
置で、パーキングレンジPで下動位置のガイドピン30
が係合可能なフォーク部35bを有し、該ガイドピン3
0の上動に連動し、上記キーインターロックケーブル3
3の他端部33bの付勢力に抗して上回動されるレバー
カム35を設ける一方、レバーカム35を上回動位置で
ロックすると共に、ブレーキペダル37の踏み込みに連
動し、ロックを解除するアクチュエーター36を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用チェンジレバーのシフトロック装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特にオートマチック車のチェンジレバーとしては、図4に示すように、 ベースプレート1にスピンドル1aでボス部2aを枢着したチェンジレバー2に 、ノブ3のプッシュボタン4のプッシュ操作に連動するガイドロッド5で上下動 されるガイドピン6を設け、上記チェンジレバー2の側方に、上記ガイドピン6 が係合するポジション規制溝7aを有するガイドプレート7を設けたものがある 。
【0003】 上記ガイドプレート7の上部には節度溝7bが形成され、該節度溝7bに上記 チェンジレバー2のブラケット10に取付けた板ばね8のローラ9を嵌合させて 、チェンジレバー2のシフト操作に節度を与えるようになっている。
【0004】 ところで、自動車を駐・停車させる時には、安全のためにチェンジレバー2を パーキングレンジPにシフトさせるのが通常であるが、何かのショックでチェン ジレバー2が動いて、次のリバースレンジR等にシフトされてしまうおそれがあ る。このため、チェンジレバー2をパーキングレンジPにシフトさせた時には、 パーキングレンジPのガイドピン6の下動を阻止するシフトロックが設けられた ものが提案されている。このシフトロックは、一般的にはブレーキペダル10の 踏み込みをスイッチで検出して、該スイッチのオンで作動するアクチュエーター (電磁ソレノイド)11によりロック解除されるようになっている。
【0005】 また、チェンジレバー2がパーキングレンジP以外の場合に、エンジンキーを LOCK(またはOFF)位置に回してキーシリンダ12から抜き取ることがで きないキーインターロック装置も提案されている(実開平2−40154号公報 参照)。
【0006】 上記キーインターロック装置は、キーシリンダ12に一端部13aを連結した キーインターロックケーブル13の他端部13bの突出時にエンジンキーを抜き 取り不能にロックし、該他端部13bの没入時にロックを解除する構成である。
【0007】 また、上記シフトロック装置は、上記アクチュエーター11に関連するロック ブラケット組立体Aと、該ロックブラケット組立体Aと上記キーインターロック ケーブル13とに関連するオペレバー組立体Bとで構成されている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記シフトロック装置のロックブラケット組立体Aとオペレバ ー組立体Bは、部品点数が非常に多く(主なものだけでも約8点)、組付け工数 も多くなるので、コストが高くなるという問題がある。
【0009】 そこで、本考案の目的は、部品点数及び組付け工数を大幅に削減できる自動車 用チェンジレバーのシフトロック装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、チェンジレバーに、プッシュ操作で上 下動されるガイドピンが設けられ、該チェンジレバーの側方に、上記ガイドピン が係合するポジション規制溝を有するガイドプレートが設けられると共に、該ガ イドプレートの側方に出没自在に配置されて突出方向に付勢され、突出時にエン ジンキーを抜き取り不能にロックし、没入時に該ロックを解除するキーインター ロックケーブルが設けられた自動車用チェンジレバーにおいて、 上記ガイドプレートの側方に上下回動自在に配置されて、上記キーインターロ ックケーブルで下回動方向に付勢され、下回動位置で、パーキングレンジで下動 位置のガイドピンが係合可能なフォーク部を有し、該ガイドピンの上動に連動し 、上記キーインターロックケーブルの付勢力に抗して上回動されるレバーカムと 、該レバーカムを上回動位置でロックすると共に、ブレーキペダルの踏み込みに 連動して該ロックを解除するアクチュエーターとが設けられていることを特徴と している。
【0011】
【作用】
本考案によれば、シフトロック装置として、レバーカムと、該レバーカムをロ ック・アンロックするアクチュエーターとを設けている。レバーカムは、ガイド ピンがパーキングレンジ以外にシフトされているときは、突出するキーインター ロックケーブルで下回動されている。このとき、キーインターロックケーブルが 突出しているので、エンジンキーが抜き取り不能にロックされる。
【0012】 そして、ガイドピンが下動されてパーキングレンジにシフトされると、ガイド ピンがレバーカムのフォーク部に係合し、ついで、ガイドピンが上動すると、ガ イドピンの上動に連動して、レバーカムがキーインターロックケーブルの付勢力 に抗して上回動される。このとき、キーインターロックケーブルがレバーカムの 上回動に伴って没入するので、ロックが解除されてエンジンキーが抜き取り可能 になる。また、レバーカムは、上回動位置でアクチュエーターによりロックされ るので、ガイドピンを下動させることができなくなる。つまり、シフトロックさ れる。
【0013】 次に、ブレーキペダルを踏み込むと、アクチュエーターによるレバーカムのロ ックが解除されるので、ガイドピンを下動させることができ、ガイドピンの下動 に連動してレバーカムがキーインターロックケーブルの付勢力と相俟って下回動 される。これにより、ガイドピンをフォーク部から抜き外して他のレンジにシフ トできるようになる。また、キーインターロックケーブルが突出しているので、 エンジンキーが抜き取り不能にロックされる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。 図1に示すように、ベースプレート20は合成樹脂で成形され、該ベースプレ ート20には、ポジション規制溝21aと節度溝21bとを有するガイドプレー ト21も一体成形されている。
【0015】 チェンジレバー22は合成樹脂で成形されていて、該チェンジレバー22は、 平面の断面が略U字状に形成され、下部にはスピンドル23が挿通するボス部1 1aが一体成形されている。また、チェンジレバー22の上下方向の中間部には 、上記ガイドプレート21の節度溝21bに嵌合するローラ24の板ばね25を 取付けるブラケット部22bが一体成形されている。
【0016】 さらに、チェンジレバー22のブラケット部22bにはジョイントピン22c が一体成形されると共に、具体的に図示しないがケーブルガイド等も一体成形さ れている。
【0017】 上記チェンジレバー22の上部にはノブ26が取付けられ、該チェンジレバー 22の空洞部22d内には、ガイドロッド27とスプリング28とが嵌入されて 、上記ノブ26のプッシュボタン29のプッシュ操作に連動するガイドロッド2 7のガイドピン30で、上記ガイドプレート21のポジションを切り替えるよう になっている。
【0018】 即ち、上記ガイドピン30は、図2のように、上記プッシュボタン29のプッ シュ操作で下動してガイドプレート21のポジション規制溝21aから外れ、チ ェンジレバー22を矢印方向にシフト操作できるようになる。また、プッシュボ タン29のプッシュ操作をやめると、図3のように、上記スプリング28の付勢 力で上動してポジション規制溝21aに係合する。
【0019】 一方、キーインターロック装置は、キーシリンダ32に一端部33aを連結し たキーインターロックケーブル33を有し、該キーインターロックケーブル33 は、出没自在に配置されて、突出方向にスプリング(図示しない。)で付勢され ている。そして、上記ガイドプレート21の側方に配置した他端部33bの突出 時(図2の状態)にはキーシリンダ32のエンジンキーを抜き取り不能にロック し、他端部33bの没入時(図3の状態)にはキーシリンダ32のエンジンキー のロックを解除して抜き取れるようになる。なお、キーインターロック装置の構 造は公知であるから、これ以上の説明は省略する。
【0020】 上記ガイドプレート21の側方には、ベースプレート20に軸部35aが上下 回動自在に支持された合成樹脂製のレバーカム35が配置されている。
【0021】 該レバーカム35には、図2及び図3に詳細に示すように、上記キーインター ロックケーブル33の他端部33bが当接して、該他端部33bの突出時には、 その付勢力で下回動方向(図2の矢印参照)に付勢されている。
【0022】 該レバーカム35には、図2の下回動位置で、パーキングレンジPで下動位置 のガイドピン30が係合可能なフォーク部35bが形成されている。そして、レ バーカム35は、パーキングレンジPのガイドピン30の上動に連動して図3の 上回動位置に上回動される(矢印参照)。このレバーカム35の上回動に伴って 、上記キーインターロックケーブル33の他端部33bは、その付勢力に抗して 没入される。
【0023】 上記レバーカム35の側方にはアクチュエーター(電磁ソレノイド)36が配 置され、該アクチュエーター36は、常時はプランジャ36aが付勢力で突出し 、ブレーキペダル37の踏み込み時に、プランジャ36aが没入される。該プラ ンジャ36aは、上記レバーカム35の上回動時に、レバーカム35に当接して その付勢力に抗して没入された後、ロック孔35cで付勢力により突出して係合 し、レバーカム35を上回動位置でロックする。
【0024】 上記構成であれば、レバーカム35は、ガイドピン30がパーキングレンジP 以外にシフトされているときは(図2参照)、付勢力で突出するキーインターロ ックケーブル33の他端部33bで下回動されている。このとき、キーインター ロックケーブル33の他端部33bが突出しているので、キーシリンダ32のエ ンジンキーが抜き取り不能にロックされている。
【0025】 そして、プッシュボタン29のプッシュ操作でガイドピン30が下動されてパ ーキングレンジPにシフトされると、ガイドピン30が下回動位置のレバーカム 35のフォーク部35bに係合し、ついで、プッシュボタン29のプッシュ操作 をやめると、ガイドピン30がスプリング28の付勢力で上動し、このガイドピ ン30の上動に連動して、レバーカム35がキーインターロックケーブル33の 他端部33bの付勢力に抗して上回動される(図3参照)。
【0026】 このとき、キーインターロックケーブル33の他端部33bがレバーカム35 の上回動に伴って没入するので、エンジンキーのロックが解除されてキーシリン ダ32のエンジンキーが抜き取り可能になる。また、レバーカム35は、上回動 位置でアクチュエーター36のプランジャ36aがロック孔35cに突出して係 合することによりロックされるので、プッシュボタン29をプッシュ操作しても ガイドピン30を下動させることができなくなる。つまり、シフトロックされる 。
【0027】 次に、ブレーキペダル37を踏み込むと、アクチュエーター36のプランジャ 36aが没入してロック孔35cから抜け、レバーカム35のロックが解除され るので、プッシュボタン29のプッシュ操作でガイドピン30を下動させること ができ、ガイドピン30の下動に連動してレバーカム35がキーインターロック ケーブル33の他端部33bの付勢力と相俟って下回動される。これにより、ガ イドピン30をフォーク部35cから抜き外して他のレンジにシフトできるよう になる。また、キーインターロックケーブル33の他端部33bが突出している ので、キーシリンダ32のエンジンキーが抜き取り不能にロックされる。
【0028】
【考案の効果】 以上の説明からも明らかなように、本考案のシフトロック装置は、シフトロッ ク装置として、レバーカムとアクチュエーターとを設けて、これらにより、シフ トロックとキーインターロックとが行えるようにしたから、部品点数の多い従来 のロックブラケット組立体やオペレバー組立体が不要になり、部品点数が大幅に 削減でき、組付け工数も削減できるので、コスト安に製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のチェンジレバーのシフトロック装置
の斜視図
【図2】 シフトロック前の正面図
【図3】 シフトロック時の正面図
【図4】 従来のチェンジレバーのシフトロック装置の
斜視図
【符号の説明】
20…ベースプレート、21…ガイドプレート、21a
…ポジション規制溝、22…チェンジレバー、29…プ
ッシュボタン、30…ガイドピン、32…キーシリン
ダ、33…キーインターロックケーブル、33a…一端
部、33b…他端部、35…レバーカム、35b…フォ
ーク部、35c…ロック孔、36…アクチュエーター、
36a…プランジャ、37…ブレーキペダル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェンジレバーに、プッシュ操作で上下
    動されるガイドピンが設けられ、該チェンジレバーの側
    方に、上記ガイドピンが係合するポジション規制溝を有
    するガイドプレートが設けられると共に、該ガイドプレ
    ートの側方に出没自在に配置されて突出方向に付勢さ
    れ、突出時にエンジンキーを抜き取り不能にロックし、
    没入時に該ロックを解除するキーインターロックケーブ
    ルが設けられた自動車用チェンジレバーにおいて、 上記ガイドプレートの側方に上下回動自在に配置され
    て、上記キーインターロックケーブルで下回動方向に付
    勢され、下回動位置で、パーキングレンジで下動位置の
    ガイドピンが係合可能なフォーク部を有し、該ガイドピ
    ンの上動に連動し、上記キーインターロックケーブルの
    付勢力に抗して上回動されるレバーカムと、該レバーカ
    ムを上回動位置でロックすると共に、ブレーキペダルの
    踏み込みに連動して該ロックを解除するアクチュエータ
    ーとが設けられていることを特徴とする自動車用チェン
    ジレバーのシフトロック装置。
JP9317592U 1992-12-25 1992-12-25 自動車用チェンジレバーのシフトロック装置 Pending JPH0653854U (ja)

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