JPH0653523B2 - 育苗箱搬送装置 - Google Patents

育苗箱搬送装置

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JPH0653523B2
JPH0653523B2 JP59073217A JP7321784A JPH0653523B2 JP H0653523 B2 JPH0653523 B2 JP H0653523B2 JP 59073217 A JP59073217 A JP 59073217A JP 7321784 A JP7321784 A JP 7321784A JP H0653523 B2 JPH0653523 B2 JP H0653523B2
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JP
Japan
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box
nursery box
conveyor
seedling raising
motor
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松本  俊行
学 鶴身
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、育苗箱を上下方向に搬送する搬送装置に関
するものである。
倉庫等の建屋内に播種装置を設置して育苗箱への播種作
業を行なう場合、空の育苗箱を保管する保箱場所を播種
装置の上方に設けておけば、建屋内の空間を有効に利用
することができるので有利である。
この発明は、播種装置の上方に育苗箱の保管場所を設け
る場合に、育苗箱の運び上げと運び降ろしを効率よく行
なうことのできる搬送装置を提供することを目的として
いる。
以下、これについて説明すれば、本発明にかかる育苗箱
搬送装置は、上方に設けた育苗箱の保管場所と下方に設
けた播種装置との間に設置され、育苗箱を上下方向に搬
送する搬送装置であって、その上端部に育苗箱を外部か
ら当該搬送装置の搬送ライン内へ押し込む押込み装置
と、搬送ライン内の育苗箱を外部へ押し出す押出し装置
とを設けるとともに、その下端部には、搬送ラインから
育苗箱を順次繰り出して播種装置に供給する繰出し装置
と、育苗箱を外部から搬送ライン内へ搬入する搬入装置
とを設け、さらに搬送ラインの駆動装置として、搬送方
向を上下に反転することのできる駆動装置を設けたこと
を特徴としている。
つぎに、図面にあらわされた実施例について説明すれ
ば、第1図は本発明にかかる搬送装置の1例をあらわす
正面図であって、この搬送装置1は、機枠1aの両側部に
1対のチェーン2,2′をそなえ、それぞれのチェーン
が上下のスプロケットホイール3,3′,4,4′の間
を矢印A,A′方向に移動している。チェーン2,2′
には、該チェーン2,2′から搬送ライン(チェーン
2,2′の上端部から下端部までのライン)1b内に突出
し、複数個(通常は20個程度)積み上げられた育苗箱
6,6,…のうち最下段のものの底部を支持する受板
5,5′が適当な間隔をおいて設けられている。
搬送装置1の上端部には、水平方向の上部コンベア10が
設置され、その搬送径路の終端部には、鋼管をコ字形に
曲げてつくった背の高いストッパ11が設けられている。
上部コンベア10は第4図(a),(b)に示す如く、断面L形
プレート10aと平板状のプレート10bとを交互に配してな
り、L形プレート10aと平板プレート10bとで、積み重ね
られた育苗箱群6,6,…を支持して矢印A方向に搬送
するように構成されている。このとき、前後左右に傾い
た育苗箱6は、ストッパ11に当接して整列させられる。
なお、上部コンベア10は反矢印A方向に搬送方向を逆転
することができる。
このストッパ11設置部付近には、運ばれてきた育苗箱を
横向きに押して搬送ライン1bに供給する押込み装置13が
設置されている。また、搬送装置1の上端部の押込み装
置13に向い合う位置には、搬送ライン1b内の育苗箱6を
上部コンベア10上へ押し出す押出し装置15が設けられて
いる。押込み装置13と押出し装置15とは、それぞれモー
タM2とM6の正逆転によって前後動させられる押し棒13
a,15aをそなえ、この押し棒13a,15aによって育苗箱6を
押すように構成されている。
搬送装置1の下端部には、繰出し装置17が設けられてい
る。繰出し装置17は、回転軸19の上端部にラセン20を設
けてなり、そのラセン20のピッチが育苗箱6のつば部6a
の厚みとほぼ同じ長さとなっている。ラセン20は、重ね
合わされた育苗箱6,6,…のつば部6a,6a,…の間隔
部に嵌合し、つば部6aによって育苗箱6を支えている
が、回転軸19を回転させると、つば部6aがラセン20に沿
って下降し、最終的にはラセン20の終端部から外れて傾
斜したローラコンベア25上に落下する。4本の繰出し装
置17は、それぞれ筒体21によって回転自在に支承され、
下端部に設けたプーリ22とベルト23を介してモータM4
から伝えられる回転動力によって回転する。
ローラコンベア25は、複数のローラ25aを一定間隔をお
いて配列してなり、始端部に設けたジャッキ26によって
その勾配を調節することができる。ローラコンベア25の
終端部は、播種装置30のコンベア31の始端部に接続され
ている。
また、搬送装置1の下端部には、外部から当該搬送装置
1の搬送ライン1b内へ育苗箱6を搬入する搬入装置35が
設けられている。搬入装置35は、前記上部コンベア10と
同様なL形プレート10aと平板プレート10bをそなえたコ
ンベアとして形成され、段積みした育苗箱6を矢印B方
向に搬送し、搬送ライン1bに引継ぐように構成されてい
る。
播種装置30は、コンベア31に沿って床土供給装置40、灌
水装置41、播種機42、および覆土装置43を設けてなる。
床土供給装置40は、床土ホッパ45と繰出し装置46をそな
え、コンベア31のプーリ31aからベルト31bを介して取り
出された動力によって繰出しローラ47aを回転させ、ホ
ッパ45内に保持されている床土を育苗箱6内に供給す
る。同様に、播種機42の繰出し装置42aおよび覆土装置4
3の繰出し装置43aも、コンベア31の動力をベルト42b,43
bで取り出して駆動される。灌水装置41は、水槽41a内に
貯められている水を育苗箱6内の床土上に散布する装置
である。播種装置30のコンベア31上に載せられた育苗箱
6は、コンベア31の移動とともに先ず床土供給装置40設
置部に達して、ここで床土が投入される。つぎに灌水装
置41によって床土上に灌水されたのち、播種機42によっ
て種子が播かれ、覆土装置43によってその上から土が被
せられる。これら床土供給、灌水、播種、覆土の工程が
連続して自動的に行なわれるのである。
図中、M1は上部コンベア10駆動用のモータ、M2は押込
み装置13駆動用のモータ、M3はエレベータである搬送
装置1の搬送ライン1b駆動用のモータ、M4は前記繰出
し装置17駆動用のモータ、M5は搬入装置35駆動用のモ
ータ、M6は押出し装置15駆動用のモータである。ま
た、この装置の各位置には必要なリミットスイッチ(S
W)が設けられているが、このうちSW1は上部コンベア10
の終端部に設けられ、該コンベア10によって所定位置ま
で育苗箱6が搬送されてきたことを検出するリミットス
イッチ、SW2は育苗箱6が押出し装置13によって搬送ラ
イン1b側に押し出されたことを検出するリミットスイッ
チ、SW3は押出し装置13が後退したことを検出するリミ
ットスイッチ、SW4は受板5の存在を検出するリミット
スイッチ、SW5は搬送ライン1bの中間部に設けられ、育
苗箱6を載せた受板5が先行の育苗箱6群の直上部に来
たことを検出するリミットスイッチ、SW6は搬送ライン1
bの終端部に段積みされている育苗箱6が少なくなった
ことを検出するリミットスイッチ、SW7はローラコンベ
ア25上に落下した育苗箱6が下方へ流下したことを検出
するリミットスイッチ、SW8は搬入装置35によって育苗
箱が搬送ライン1b内に搬入されたことを検出するリミッ
トスイッチ、SW9は育苗箱6が搬送ライン1bによって上
端部まで運び上げられたことを検出するリミットスイッ
チ、SW10とSW11とは押出装置15が前進位置にあることお
よび後退位置にあることを検出するリミットスイッチで
ある。
第5図は上記モータM1,M2,M3,M4,M5,M6等を
作動させるシーケンス図である。先ず、搬送装置1を育
苗箱6の運び降ろしに使用する場合について述べれば、
同図において、リミットスイッチSW1が段積みされた育
苗箱6,6,…を検出すると、リレー が作動し、接点R1によって電磁開閉器 が開いてモータM1が停止する。一方、SW4が受板5を検
出すると、R2が作動し、接点R2によって が閉じて搬送ライン1bの駆動装置であるモータM3が停
止する。また、SW1とSW4が作動すると、接点R1とR2
よって が作動し、接点MS−3によって押込み装置13のモータM
2が回転して、段積みされた育苗箱6,6,…を搬送ラ
イン1bの受板5上に押し込む。育苗箱6が押し込まれる
と、SW2がONし、 が作動して、接点R3により が作動し、他方の接点MS−4によってM2を逆転させる
ので、押込み装置13が後退する。同時に接点R3により が作動し、M3が回転するので、受板5上の育苗箱6,
6,…は下降する。
下降して来た受板5によってSW5がONすると、 が作動し、モータM3を停止させるので、当該受板5上
の育苗箱群は、下方の繰出し装置17によって順次繰り出
されている先行の育苗箱6,6,…の直上部で待機する
ことになる。
一方、モータM2が逆転して押込み装置13が後退する
と、SW3がONし、 が作動するので、接点R4によってR3の自己保持が解か
れ、押込み用のモータM2を停止させるとともに、接点
4によって の自己保持を解き、横送り用上部コンベア10のモータM
1を回転させる。ローラコンベア25上に繰り出された育
苗箱6がコンベア31上に流下してSW7がOFFすると、繰出
し装置17のモータM4が回転し、育苗箱6を1枚づつ順
次繰り出してゆく。この繰出しによって繰出し部に段積
みされている育苗箱6が一定量よりも少なくなると、SW
6がOFFし、 が作動して、接点R5により の自己保持を解き、搬送ライン1bの上下動用モータM3
を運び降ろし方向に回転させる。これにより、下方に残
っている先行育苗箱6上に、新たな育苗箱群が積み重ね
られる。このサイクルを繰り返すことによって、上方に
設けられている上部コンベア10の始端部で該コンベア10
上に供給された空の育苗箱6は、段積みされたまま上下
方向の搬送ライン1bに供給されて下方へ運ばれ、繰出し
装置17に引き継がれたのち、該繰出し装置17によって1
枚づつ繰り出されて、播種装置30のコンベア31に供給さ
れるのである。
図示例では、搬送ライン1bに送り込まれた育苗箱群を、
先行の育苗箱群の直上部で待機させ、先行の育苗箱群の
繰出しがある程度進行したきに、待機中の育苗箱群を繰
出し装置17に引き継ぐようにしているので、繰出し装置
17への引継ぎを効率よく行なうことができる。
つぎに、育苗箱6を上方の保管場所に運び上げる場合に
ついて述べれば、SW8が、搬入装置35によって育苗箱が
搬入されたことを検出すると、 が作動し、接点R7により搬入装置35のモータM5と上部
コンベア10のモータM1とが停止する。また、SW8がONす
ると が作動し、接点R8によりMS−8が作動して、搬送ライ
ン1bのモータM3が運び上げ方向に回転(逆転)する。
これによって、搬送ライン1bに装入された育苗箱6が運
び上げられる。運び上げられた育苗箱によってSW9がON
すると、その接点が開くので が開いて、搬送ライン1bのモータM3が停止する。同時
にSW11がONしているので、 が作動し、接点R9によって押出し装置15のモータM6
回転し、搬送ライン1b内の育苗箱6を上部コンベア10上
に押し出す。育苗箱6の押出しが終了するとSW10がON
し、押出し装置15のモータM5を停止させる。同時に上
部コンベア10のモータM1と搬入装置35のモータM5が回
転を開始する。また、前記押出し装置15のモータM6
逆転し、押出し装置15が後退する。以上のサイクルを繰
り返すことによって、下方の育苗箱を効率よく上方へ運
び上げることができるのである。
以上に説明したように、この搬送装置は、播種装置の上
方位置に保管されている育苗箱の運び降ろしと、使用後
不用となった育苗箱の保管場所への運び上げを適宜効率
よく行なうことのできる実用性の高いものとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる搬送装置の1例をあらわす正面
図、第2図はその平面図、第3図はその要部の拡大図、
第4図は上部コンベアの(a)平面図および(b)正面図、第
5図は各部の動作をあらわすシーケンス図である。 1…搬送装置、1b…搬送ライン、2,2′…チェーン、
5,5′…受板、6…育苗箱、10…上部コンベア、11…
ストッパ、13…押込み装置、15…押出し装置、17…繰出
し装置、20…ラセン、25…ローラコンベア、30…播種装
置、31…コンベア、35…搬入装置、40…床土供給装置、
41…灌水装置、42…播種機、43…覆土装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方に設けた育苗箱の保管場所と下方に設
    けた播種装置との間に設置され、育苗箱を上下方向に搬
    送する搬送装置であって、その上端部に育苗箱を外部か
    ら当該搬送装置の搬送ライン内へ押し込む押込み装置
    と、搬送ライン内の育苗箱を外部へ押し出す押出し装置
    とを設けるとともに、その下端部には、搬送ラインから
    育苗箱を順次繰り出して播種装置に供給する繰出し装置
    と、育苗箱を外部から搬送ライン内へ搬入する搬入装置
    とを設け、さらに搬送ラインの駆動装置として、搬送方
    向を上下に反転することのできる駆動装置を設けたこと
    を特徴とする育苗箱搬送装置。
JP59073217A 1984-04-11 1984-04-11 育苗箱搬送装置 Expired - Fee Related JPH0653523B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0662217B2 (ja) * 1984-10-04 1994-08-17 ヤンマー農機株式会社 育苗箱自動供給装置
JPS62185622A (ja) * 1986-02-12 1987-08-14 Keibunshiya Seisakusho:Kk 育苗箱自動供給装置
JPH085550B2 (ja) * 1992-11-20 1996-01-24 ヤンマー農機株式会社 育苗箱自動供給装置

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