JPS60217812A

JPS60217812A - 育苗箱搬送装置

Info

Publication number: JPS60217812A
Application number: JP7321784A
Authority: JP
Inventors: 俊行松本; 鶴身　学
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-04-11
Filing date: 1984-04-11
Publication date: 1985-10-31
Anticipated expiration: 2009-07-20
Also published as: JPH0653523B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、育苗箱を上下方向に搬送する搬送装置に関
するものである。

倉庫等の建屋内に播種装置を設置して育苗箱への播種作
業を行なう場合、空の育苗箱を保管する保箱場所を播種
装置の上方に設けておけば、建屋内の空間を有効に利用
することができるので有利である。

この発明は、播種装置の上方に育苗箱の保管場所を設け
る場合に、育苗箱の運び上げと運び降ろしを効率よく行
なうことのできる搬送装置を提供することを目的として
いる。

以下、これについて説明すれば、本発明にかかる育苗箱
搬送装置は、上方に設けた育苗箱の保管場所と下方に設
けた播種装置との間に設置され、育苗箱を上下方向に搬
送する搬送装置であって、その上端部に育苗箱を外部か
ら当該搬送装置の搬送ライン内へ押し込む押込み装置と
、搬送ライン内の育苗箱を外部へ押し出す押出し装置と
を設けるとともに、その下端部には、搬送ラインから育
苗箱を順次繰り出して播種装置に供給する繰出し装置と
、育苗箱を外部から搬送ライン内へ搬入する搬入装置と
を設け、さらに搬送ラインの駆動装置として、搬送方向
を上下に反転することのできる駆動装置を設けたことを
特徴としている。

つぎに、図面にあられされた実施例について説明すれば
、第１図は木１発明にかかる搬送装置の１例をあられす
止面図であって、この搬送装置ｌは、機枠１ａの両側部
に１対のチェーン２，２′をそなえ、それぞれのチェー
ンが上下のスプロケットホイール３．３”、４．４’の
間を矢印Ａ。

Ａ′方向に移動している。チェーン２．２′には、該チ
ェーン２．２′から搬送ライン（チェーン２．２′の上
端部から下端部までのライン）　ｌｂ内に突出し、複数
個（通常は２０個程度）積み上げられた育苗箱６，６．
・・・のうち最下段のものの底部を支持する受板５，５
′が適当な間隔をおいて設けられている。

搬送装Ｗｌの上端部には、水平方向の上部コンベア１０
が設置され、その搬送径路の終端部には、鋼管をコ字形
に曲げてつくった背の高いストッパ１１が設けられてい
る。上部コンベア１０は第４図（ａ）　、　（ｂ）に示
す如く、断面り形プレート１０ａと平板状のプレートｌ
Ｏｂとを交互”、に配してなり、Ｌ形プレート１０ａと
平板プレート１０ｂとで、積み重ねられた育苗箱群６，
６．・・・を支持して矢印入方向に搬送するように構成
されている。このとき、前後左右に傾いた育苗箱６は、
ストッパ１１に当接して整列させられる。なお、上部コ
ンベア１０は反矢印へ方向に搬送・方向を逆転すること
ができる。

このストッパ１１設置部付近には、運ばれてきた育苗箱
を横向きに押して搬送ライン１ｂに供給する押込み装置
１ａが設置されている。また、搬送装置ｌの上端部の押
込み装置１３に向い合う位置には、搬送ラインｌｂ内の
育苗箱６を上部コンベア１０上へ押し出す押出し装置１
５が設けられている。押込み装置１３と押出し装置１５
とは、それぞれモータＭ２とＭ６　の正逆転によって前
後動させられる押し棒１３ａ　、　１５ａをそなえ、こ
の押し棒１３ａ　、　１５ａによって育苗箱６を押すよ
うに構成されている。

搬送装置ｌの下端部には、繰出し装置１７が設けられて
いる。繰出し装置１７は、回転軸】９の上端部にラセン
２０を設けてなり、そのラセン２０のピッチが育苗箱６
のつば部６ａの厚みとほぼ同じ長さとなっている。ラセ
ン２０は、重ね合わされた育苗箱６、、６　、・・・の
っぽ部８ａ、８ａ、・・・の間隔部に嵌合し、つば部Ｂ
ａによって育苗箱６を支えているが、回転軸１８を回転
させると、つば部６ａがラセン２０に沿って下降し、最
終的にはラセン２０の終端部から外れて傾斜したローラ
コンベア２５上に落下する。

４本の繰出し装置１７は、それぞれ筒体２１によって回
転自在に支承され、下端部に設けたプーリ２２とベルト
２３を介してモータＭ４から伝えられる同転動力によっ
て回転する。

ローラコンベア２５は、複数のローラ２５ａを一定間隔
をおいて配列してなり、始端部に設けたジヤツキ２Ｂに
よってその勾配を調節することができる。ローラコンベ
ア２５の終端部は、播種装置３０のコンベア３１の始端
部に接続されている。

また、搬送装置１の下端部には、外部から当該搬送装置
ｌの搬送ライン１ｂ内へ育苗箱６を搬入する搬入装置３
５が設けられている。搬入装置３５は、前記上部コンベ
ア１０と同様なＬ形プレー）ＩＱａと平板プレー）１０
ｂをそなえたコンベアとして形成され、段積みした育苗
箱６を矢印Ｂ方向に搬送し、搬送ライン１ｂに引継ぐよ
うに構成されている。

播種装置３０は、コンベア３１に沿って床上供給装置４
０、潅水装置４１、播種機４２、および覆土装置４３を
設けてなる。床土供給装Ｍ４０は、床土ホッパ４５と繰
出し装置４Ｂをそなえ、コンベア３１のプーリ３１ａか
らベル）３１ｂを介して取り出された動力によって繰出
しローラ４７ａを回転させ、ホッパ４５内に保持されて
いる床土を育苗箱６内に供給する。

同様に、播種機４２の繰出し装置４２ａおよび覆土装置
＃４３の繰出し装置４３ａも、コンベア３１の動力をベ
ル）　４２ｂ　、　４３ｂで取り出して駆動される。潅
水装置４１は、水槽４１ａ内に貯められている水を育苗
箱６内の床土上に散布する装置である。播種装置３゜の
コンベア３１上に載せられた育苗箱６は、コンベア３１
の移動とともに先ず床土供給装置４ｏ設置部に達して、
ここで床上が投入される。つぎに潅水装置４１によって
床土上に潅水されたのち、播種４１４２によって種子が
播かれ、覆土装置４３によってその上から土が被せられ
る。これら床土供給、潅水、播種、覆土の工程が連続し
て自動的に行なわれるのである。

図中、Ｍｌは上部コンベアｌＯ駆動用のモータ、Ｍｌは
押込み装置１３駆動用のモータ、ＭＳはエレベータであ
る搬送′【置ｌの搬送ラインｌｂ駆動用のモータ、Ｍ４
は前記繰出し装置１７駆動用のモータ、ＭＳは搬入装置
３５駆動用のモータ、Ｍ６は押出し装置１５駆動用のモ
ータである。また、この装置の各位置には必要なリミッ
トスイッチ（ＳＷ）が設けられているが、このうちＳｗ
ｌは上部コンベア１０の終端部に設けられ、該コンベア
ｌＯによって所定位置まで育苗箱６が搬送されてきたこ
とを検出するリミットスイッチ、ＳＷ２は育苗箱６が押
出し装置１３によって搬送ラインｌｂ側に押し出された
ことを検出するリミットスイッチ、ＳＷ３は押出し装置
１３が後退したことを検出するリミットスイッチ、ＳＷ
４は受板５の存在を検出するリミットスイッチ、ＳＷ５
は搬送ラインｌｂの中間部に設けられ、育苗箱６を載せ
た受板５が先行の育苗箱６群の直上部に来たことを検出
するリミットスイッチ、ｓｗｅは搬送ライン１ｂの終端
部に段積みされている育苗箱６が少なくなったことを検
出するリミットスイッチ、ＳＷ７はローラコンベア２５
上に落下した育苗箱６が下方へ流下したことを検出する
リミットスイッチ、８ｗ８は搬入装置３５によって育苗
箱が搬送ラインｌｂ内に搬入されたことを検出するリミ
ットスイッチ、　ＳＷ９は育苗箱６が搬送ラインｌｂに
よって上端部まで運び上げられたことを検出するリミッ
トスイッチ、５ＷＩＯと５ＷＩＩとは押出装置１５が前
進位置にあることおよび後退位置にあることを検出する
リミットスイッチである。

第５図は上記モータＭｌ、　Ｍｌ、　ＭＳ、　Ｍ４．　
ＭＳ、　Ｍｅｒ等を作動させるシーケンス図である。先
ず、搬送装置１を育苗箱６の運び降ろしに使用する場合
について述べれば、同図において、リミットスイッチＳ
？が段積みされた育苗箱６，６．・・・を検出す方、Ｓ
Ｗ４が受板５を検出すると、Ｒ２が作動し、動装置であ
るモータＭ３　が停止する。また、ＳＷＩとＳＷ４が作
動すると、接点Ｒ１とＲ２によってのモータＭ２が回転
して、段積みされた育苗箱６゜６、・・・を搬送ライン
ｌｂの受板５上に押し込む。打点ＭＳ−４によってＭＺ
を逆転させるので、押込み作動し、ＭＳが回転するので
、受板５上の育苗箱６．６．・・・は下降する。

下降して来た受板５によってＳＷ５がＯＮすると、該受
板５上の育苗箱群は、下方の繰出し装置１７によって順
次繰り出されている先行の育苗箱６゜６、・・・の直上
部で待機することになる。

一方、モータＭ２が逆転して押込み装置１３が稜点Ｒ４
によってＲ３の自己保持が解かれ、押込み用のモータＭ
２を停止させるとともに、接点Ｒ４によって○の自己保
持を解き、横送り用上部コンヘアｌＯのモータＭ１を回
転させる。ローラコンベア２５上に繰り出された育苗箱
６がコンベア３１上に流下してＳＷ７がＯＦＦすると、
繰出し装置１７のモータＭ４が回転し、育苗箱６を１枚
づつ順次繰り出してゆく、この繰出しによって繰出し部
に段積みされている育苗箱６が一定量よりも少なくな゛
ド動用モータＭ３を運び降ろし方向に回転させる。これ
により、−上方に残っている先行育苗箱６１−に、新た
な育苗箱群が積み重ねられる。このサイクルを繰り返す
ことによって、上方に設けられている上部コンベアｌＯ
の始端部で該コンベア３１上に供給された空の育苗箱６
は１段積みされたまま十ド方向の搬送ライン１ｂに供給
されて下方へ運ばれ、繰出し装置１７に引き継がれたの
ち、該繰出し装置１７によって１枚づつ繰り出されて、
播種装置３０のコンベア３１に供給されるのである。

図示例では、搬送ライン１ｂに送り込まれた￥７ｍ箱群
を、先行の育苗箱群の直上部で待機させ、先行の育苗箱
群の繰出しがある程度進行したときに、待機中の育苗箱
群を繰出し装置１７に引き継ぐようにしているので、繰
出し装置１７への引継ぎを効率よく行なうことができる
。

つぎに、育苗箱６を上方の保管場所に運び上げが作動し
、接点Ｒ７により搬入装置３５のモータＭ１１゜と上部
コンベアｌＯのモータＭｉ　とが停止する。また、８ｗ
８がＯＮすると〔すが作動し、接点Ｒ８によりＭＳ−８
が作動して、搬送ライン１ｂのモータＭ３が運び上げ方
向に回転（逆転）する。これによって、搬送ライン１ｂ
に装入された育苗箱６が運び上進ラインｌｂのモータＭ
３が停止する。同時に５ＷＩＩがＯＮＬ、ているので、
（すが作動し、接点Ｒ９によって押出し装置１５のモー
タＭ６が回転し、搬送ラインｌｂ内の育苗箱６を上部コ
ンベア１０上に押し出す。育苗箱６の押出しが終了する
とｓｗｔｏがＯＮし、押出し装Ｗ１５のモータＭ５を停
止させる。同時に上部コンベアｌＯのモータＭ１　と搬
入装置３５のモータＭ５が回転を開始する。また、前記
押出し装Ｗ１５のモータＭ６が逆転し、押出し装置１５
が後退する。以上のサイクルを繰り返すことによって、
下方の育苗箱を効率よく上方へ運び上げることができる
のである。

以上に説明したように、この搬送装置は、播種装置の上
方位置に保管されている育苗箱の運び降ろしと、使用後
不用となった育苗箱の保管場所への運び上げを適宜効率
よく行なうことのできる実用性の高いものとなった。

【図面の簡単な説明】

ＭＳ１図は本発明にかかる搬送装置の１例をあられす正
面図、第２図はその平面図、第３図はその要部の拡大図
、第４図は上部コンベアの（ａ）平面図および（ｂ）正
面図、第５図は各部の動作をあられすシーケンス図であ
る。ｌ・・・搬送装置、１ｂ・・・搬送ライン、２，２′・
・・チェーン、５，５′・・・受板、６・・・育苗箱、
１０・・・上部コンベア、１１・・・ストッパ、１３・
・・押込み装置、１５・・・押出し装置、１７・・・繰
出し装置、２０・・・ラセン、２５・・・ローラコンベ
ア、３０・・・播種装置、　３１・・・コンベア、３５
・・・搬入装置、４０・・・床土供給装置、４１・・・
潅水装置、　４２・・・播種機、４３・・・覆土装置。特許出願人　井関農機株式会社代理人　弁理士　菅　原　弘　志

Claims

【特許請求の範囲】

（１）上方に設けた育苗箱の保管場所と下方に設けた播
種装置との間に設置され、育苗箱を上下方向に搬送する
搬送装置であって、その上端部に育苗箱を外部から当該
搬送装置の搬送ライン内へ押し込む押込み装置と、搬送
ライン内の育苗箱を外部へ押し出す押出し装置とを設け
るとともに、その下端部には、搬送ラインから育苗箱を
順次繰り出して播種装置に供給する繰出し装置と、育苗
箱を外部から搬送ライン丙へ搬入する搬入装置とを設け
、さらに搬送ラインの駆動装置として、搬送方向を上下
に反転することのできる駆動装置を設けたことを特徴と
する育苗箱搬送装置。