JPH0653273A - Tab式半導体装置とその特性検査装置 - Google Patents

Tab式半導体装置とその特性検査装置

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JPH0653273A
JPH0653273A JP20204792A JP20204792A JPH0653273A JP H0653273 A JPH0653273 A JP H0653273A JP 20204792 A JP20204792 A JP 20204792A JP 20204792 A JP20204792 A JP 20204792A JP H0653273 A JPH0653273 A JP H0653273A
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insulating film
conductive pattern
semiconductor device
tab
pattern group
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JP20204792A
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Takao Sato
尊夫 佐藤
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺な絶縁フィルムに扇形の導電パターン群
を一連に形成して製造される扇形のTAB式半導体装置
の生産性改善、コストダウン。 【構成】 長尺な絶縁フィルム1に全体形状が略扇形の
導電パターン群4を、その扇形の向きを絶縁フィルム1
の幅方向で交互に180゜相違させて、かつ、隣接する
導電パターン群4、4'を詰めた状態にして形成する。
各導電パターン群4の略中央に位置する絶縁フィルム1
に形成された透孔2に半導体ペレット6を配置し、これ
の電極と対応する導電パターン群4の導電箔3を熱圧着
接続する。半導体ペレット6は、絶縁フィルム1の長手
方向で一直線上に定ピッチで配列される。絶縁フィルム
1の各導電パターン群4の境界に沿って切断用抜き穴7
が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁フィルムに所定パ
ターンで導電箔を形成したTABテープに半導体ペレッ
トを接続して製造されるTAB(Tape Autom
ated Bonding)式半導体装置と、その特性
検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイのドライバーに使用さ
れるTAB式半導体装置の従来例を図6に示し、これを
説明する。なお、図6(a)はTABテープ20の平面
図、(b)はその部分断面図である。
【0003】TABテープ20は、長尺な帯状の絶縁フィ
ルム1上に銅箔の導電箔3をエッチングで形成したもの
で、絶縁フィルム1にその長手方向に定ピッチで矩形の
透孔2が形成される。各透孔2内に1つの半導体ペレッ
ト6が配置され、半導体ペレット6の電極6'と対応す
る導電箔3が熱圧着接続される。
【0004】液晶ディスプレイのドライバーに使用され
る半導体ペレット6の電極6'は、入力用と出力用に大
別され、出力用電極数が入力用電極数の数倍以上多い。
電極6'と対応する数の導電箔3で形成される導電パタ
ーン群4は、入力用の導電パターン群4aと出力用の導
電パターン群4bに分けられる。1つの透孔2内の半導
体ペレット6と、透孔2の周辺に形成された導電パター
ン群4で、1つの回路的に独立した半導体装置21が形成
される。
【0005】導電パターン群4の導電箔3は、透孔2か
ら絶縁フィルム1の長手方向の両側辺部まで延びる。絶
縁フィルム1の一側辺部に延在する入力用導電パターン
群4aと、絶縁フィルム1の他の一側辺部に延在する出
力用導電パターン群4bの全体の形状は、入力用と出力
用の導電パターン本数の相違から略扇形となる。
【0006】各導電箔3は、透孔2内に延在するインナ
ーリード3mと、絶縁フィルム1の両側辺部に千鳥状に
形成された検査パッド3a、3bを有する。インナーリ
ード3mが半導体ペレット6の電極6'に熱圧着接続さ
れ、検査パッド3a、3bに特性検査用測子(図示せ
ず)を接触させて、個々の半導体装置21の特性検査が行
われる。
【0007】絶縁フィルム1の両側辺部には定ピッチで
送り穴12が形成され、この送り穴12を利用してTABテ
ープ20がその長手方向に定ピッチ送りされて、半導体装
置21の製造や検査が行われる。半導体装置21の特性検査
が行われた後、図6(a)の鎖線箇所が切断されて、T
ABテープ20から半導体装置21が分離される。
【0008】絶縁フィルム1の両側辺部には、導電パタ
ーン群4の導電箔3に直交する抜き穴13、14が穿設さ
れ、この抜き穴13、14に沿って絶縁フィルム1が切断さ
れる。導電箔3の検査パッド3a、3bは抜き穴13、14
の外側に在って、絶縁フィルム1の切断で半導体装置21
から分離される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】TABテープ20に複数
の半導体装置21を、その略扇形の導電パターン群4の向
きを揃えて、定ピッチで横一連に形成しているため、導
電パターン群4の扇形の広がり角度が大きくなる程、次
なる(イ)〜(ニ)の問題が発生する不具合があった。
【0010】(イ)、絶縁フィルム1に長手方向横一列
に形成された扇形の導電パターン群4の間にできる略扇
形のスペースSが無駄となる。この無駄なスペースSの
面積が大きくて、絶縁フィルム1の有効利用率が悪い。
また、絶縁フィルム1に貼着した銅箔をエッチングして
導電箔3を形成する際、前記無駄なスペースSの銅箔を
エッチング除去するために、銅箔の利用率も悪い。その
結果、半導体装置21の材料のコストダウン化が難しかっ
た。
【0011】(ロ)、長尺な絶縁フィルム1に扇形の導
電パターン群4を、その幅広の出力用導電パターン群4
bの幅を基準に定ピッチで横一列に形成している結果、
所定長さの絶縁フィルム1に形成できる半導体装置21の
数に限界があり、その数の増大化ができない。また、T
ABテープ20を半導体装置21の配列ピッチで各製造ポジ
ションに間欠送りしているが、この1回の間欠送りピッ
チの縮小化が難しい。そのため、半導体装置製造の高速
化、生産性の改善が難しい。
【0012】(ハ)、半導体ペレット6の電極6'に導
電箔3のインナーリード3mを熱圧着接続する際に、熱
が導電箔3を介して絶縁フィルム1に伝導される。する
と、絶縁フィルム1に形成された入力用導電パターン群
4aと出力用導電パターン群4bの各領域の面積が大き
く相違するため、熱圧着時の熱は出力用導電パターン群
4bの領域に多く伝わる。その結果、絶縁フィルム1の
出力用導電パターン群4bの在る片側と反対側の各領域
で熱のアンバランスが生じ、これが原因で絶縁フィルム
1に反りや、波形の変形が生じて、半導体装置21の品質
を悪くすることがあった。
【0013】(ニ)、絶縁フィルム1の両側辺部に形成
された検査パッド3a、3bに測子を押圧して半導体装
置21の特性検査を行う際、出力用導電パターン群4bの
検査パッド3bの数の方が入力用導電パターン群4aよ
り数倍多いため、測子を介して加わる出力用と入力用の
各検査パッド3a、3bへの押圧力に差が生じる。つま
り、数の少ない入力用導電パターン群4aの検査パッド
3aに加わる押圧力が、出力用検査パッド3bに加わる
押圧力より小さくて、測子との接触性が不安定になり、
正確な特性検査ができなくなることがあった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記問題点を解
決する技術的手段は、長尺な絶縁フィルムの長手方向一
列に並ぶ半導体装置形成予定部分に、略扇形の導電パタ
ーン群を、その向きを交互に180゜変えて形成したこ
とである。
【0015】つまり、本発明は、長手方向に定ピッチで
複数の透孔を有する帯状の絶縁フィルムの片面の前記透
孔の各々の周辺部に、各透孔から絶縁フィルムの長手方
向の両側辺に延びる複数条の導電箔から成る導電パター
ン群を形成したTABテープと、TABテープの複数の
透孔の各々に配置されて、透孔内に延在する導電パター
ン群の対応する導電箔の端部に接続された半導体ペレッ
トを備えたTAB式半導体装置であって、絶縁フィルム
の各導電パターン群の全体形状は、絶縁フィルムの片側
辺から他側辺に向けて略扇形であり、この略扇形導電パ
ターン群が絶縁フィルムの長手方向に交互に180゜反
転した向きで定ピッチで形成されていることを特徴とす
る。
【0016】また、本発明は、TAB式半導体装置の特
性検査の信頼性を上げる目的で、上記TABテープにお
ける隣接する一対の導電パターン群の、絶縁フィルムの
両側辺部に延在する複数の導電箔に検査用測子を同時接
触させる測子ヘッドを有する特性検査装置を特徴とす
る。
【0017】
【作用】長尺な絶縁フィルムの長手方向に扇形の導電パ
ターン群を、その向きを交互に180゜反転させて形成
すると、絶縁フィルムの1つ置きの同一向きの導電パタ
ーン群の間のスペース(従来の無駄となっていたスペー
スに相当)に、反対向きの導電パターン群が形成され
て、絶縁フィルムの有効利用率が上がる。また、所定長
さの絶縁フィルムに形成できる導電パターン群の数が、
従来比で約2倍近く増大し、その分、半導体装置が生産
性良く製造される。
【0018】
【実施例】以下、本発明のTAB式半導体装置を図1乃
至図3を参照し、その特性検査装置を図4および図5を
参照して説明する。なお、図1乃至図5の各実施例にお
ける図6装置と同一、または、相当部分には同一符号が
付してある。
【0019】図1に示されるTAB式半導体装置8は、
長尺なTABテープ5に複数が一連に形成される。TA
Bテープ5は、長尺な絶縁フィルム1上に略扇形の導電
パターン群4を形成したもので、絶縁フィルム1にはそ
の長手方向の中心線に沿って複数の透孔2が定ピッチで
形成される。各透孔2に半導体ペレット6が配置され、
その電極6'と導電パターン群4の導電箔3が熱圧着接
続されて、回路的に独立した半導体装置8が形成され
る。
【0020】図1実施例の従来品と相違する特徴は、絶
縁フィルム1の長手方向に一連に形成される略扇形の導
電パターン群4の向きを、交互に180゜反転させたこ
とである。つまり、各導電パターン群4の扇形方向は、
絶縁フィルム1の幅方向に統一され、その扇形方向が隣
接する導電パターン群4で180゜交互に相違させてあ
る。
【0021】絶縁フィルム1上で隣接する一対の導電パ
ターン群4、4'の一方の入力用導電パターン群4aが
絶縁フィルム1の一側辺部側に形成され、同一の側辺部
に他方の導電パターン群4'の出力用導電パターン群4
b'が形成される。この一対の導電パターン群4、4'で
形成される隣接する半導体装置8、8'は略扇形で、そ
の各斜めの側辺が一致するように、一対の導電パターン
群4、4'は十分に近接させて形成される。
【0022】したがって、絶縁フィルム1の隣接する一
対の導電パターン群4、4'の間には、無駄なスペース
が無く、絶縁フィルム1の有効利用率が一段と上がる。
また、絶縁フィルム1の無駄の減少で、導電パターン群
4の導電箔3をエッチングで形成する際の銅箔の無駄が
減少し、TABテープ5から製造される半導体装置8の
材料コスト低下が可能となる。
【0023】また、隣接する一対の導電パターン群4、
4'の配列ピッチは、それぞれの導電パターン群4、4'
に接続される半導体ペレット6の配列ピッチに相当し、
この配列ピッチは図6装置における配列ピッチの約半分
に近い。かかる配列ピッチの縮小化で、絶縁フィルム1
の単位長さの部分に形成される導電パターン群4の数、
半導体装置8の数の増大化が可能となる。また、TAB
テープ5を各製造ポジションに間欠送りする際の間欠送
りピッチも縮小化され、縮小された分、TABテープ5
の全長に要する送り時間の短縮化が図れ、生産性が向上
する。
【0024】TABテープ5における導電パターン群4
と半導体ペレット6の熱圧着接続は、従来同様に行えば
よい。この熱圧着接続時に、絶縁フィルム1の1つの導
電パターン群4における入力用導電パターン群4aの領
域と、出力用導電パターン群4bの領域で熱のアンバラ
ンスが生じる。この熱のアンバランスの方向性は、隣接
する一対の導電パターン群4、4'で180゜逆とな
り、結果的に絶縁フィルム1の両側辺部での熱のアンバ
ランス性が解消され、絶縁フィルム1が熱で変形する可
能性が少なくなる。
【0025】TABテープ5の長手方向に一連に形成さ
れる半導体装置8の半導体ペレット6は、図6装置と同
様に一直線上に配置することが望ましい。すなわち、T
ABテープ5をその長手方向に間欠送りして、半導体ペ
レット6と対応する導電パターン群4を接続する際、半
導体ペレット6が一直線上に配列されていると、図6装
置の半導体ペレット接続機の既設設備を使って半導体ペ
レット6と導電パターン群4の接続が行えて、設備投資
的に有利となる。
【0026】TABテープ5に半導体装置8が形成さ
れ、後述のように特性検査が行われた後、半導体装置8
は図1鎖線箇所から切断分離される。この切断に備えて
図2に示されるように、絶縁フィルム1の隣接する半導
体装置8、8'の境界線部分に切断用抜き穴7を形成し
ておくことが望ましい。
【0027】つまり、図1鎖線で示される絶縁フィルム
1の切断箇所は、導電パターン群4を横切る一対の抜き
穴13、14と、半導体装置8の両側辺の一対の抜き穴7、
7で占められて、フィルム切断が容易、正確に行えるよ
うになる。絶縁フィルム1から半導体装置8を切断分離
した後の絶縁フィルム1が、図3に示される。
【0028】次に、TABテープ5から半導体装置8を
切断分離する前工程で行われる、本発明実施例の特性検
査装置を図4、図5に基づき説明する。この特性検査装
置は、図5に示すように、TABテープ5における半導
体装置8の導電パターン群4の各検査パッド3a、3b
に測子9を接触させる。
【0029】TABテープ5は、導電パターン群4を下
にして、上下動する支持体16の下面に保持される。この
TABテープ5の下方に一対の測子ヘッド10、10'が固
定配置される。各測子ヘッド10、10'は、固定台15上に
設置され、それぞれ上面に複数の測子9を突設する。支
持体11を下降させて、TABテープ5の検査パッド3
a、3b、…を対応する測子9に押圧接触させること
で、半導体装置8の特性検査が行われる。
【0030】かかる特性検査装置において、本発明は、
TABテープ5の隣接する半導体装置8、8'の導電パ
ターン群4、4'の全検査パッド3a、3b、3a'、3
b'に測子9、…を同時接触させるように、測子ヘッド1
0、10'を設けたことを特徴とする。
【0031】例えば、図4に示すように、隣接する一対
の半導体装置8、8'における一方の導電パターン群4
の出力用導電パターン群4bの検査パッド3bと、他方
の導電パターン群4'の入力用導電パターン群4a'の検
査パッド3a'に対応させて1つの測子ヘッド10を設け
る。同様にして一方の導電パターン群4の入力用導電パ
ターン群4aの検査パッド3aと、他方の導電パターン
群4'の出力用導電パターン群4b'の検査パッド3b'
に対応させて他の1つの測子ヘッド10'を設ける。
【0032】一対の測子ヘッド10、10'に突設された同
一数の測子9、…に、TABテープ5の隣接する一対の
半導体装置8、8’の各導電パターン群4、4'の検査
パッド3a、3b、3a'、3b'を押圧して、2つの半
導体装置8、8'の特性検査を順に行う。このとき、絶
縁フィルム1の両側辺部の各検査パッド3a、3b、3
a'、3b'に加わる押圧力は、一対の測子ヘッド10、1
0'の測子数が同一ゆえに等しい。したがって、各測子ヘ
ッド10、10'の測子9、…を対応する検査パッド3a、
3b、3a'、3b'に均一した押圧力で接触させること
が容易にでき、半導体装置8、8'の特性検査が高信頼
度で行えるようになる。
【0033】
【発明の効果】本発明は上記構成ゆえに、次なる効果を
奏する。
【0034】請求項1記載の半導体装置においては、長
尺な絶縁フィルムの長手方向に略扇形の導電パターン群
を、その向きを交互に180゜反転させて形成したの
で、絶縁フィルムに略扇形導電パターン群を、間に無駄
なスペースを設けること無く連続して形成することがで
きて、絶縁フィルムの有効利用率が上がり、また、導電
パターン群の材料無駄も少なくできて、半導体装置の生
産性向上、材料コストの低減化が図れる効果がある。
【0035】請求項2記載の半導体装置においては、絶
縁フィルムに半導体ペレットを一直線上に定ピッチ配置
しているので、半導体ペレットと導電パターン群を接続
する製造工程に既設の従来設備がそのまま使用できるよ
うになる、設備投資的に有利な効果がある。
【0036】請求項3記載の半導体装置においては、絶
縁フィルムの隣接する略扇形導電パターン群間に形成し
た抜き穴を利用して、絶縁フィルムから各半導体装置を
切断分離すれば、絶縁フィルムの切断が容易、正確に行
える効果がある。
【0037】請求項4記載の検査装置においては、絶縁
フィルムの隣接する一対の半導体装置の各検査パッドに
測子ヘッドの測子を同時接触させるので、測子から検査
パッドに加わる押圧力の均一化が容易にできて、測子と
検査パッドの接触性の改善、特性検査の信頼性の改善が
図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分平面図
【図2】図1A−A線に沿う断面図
【図3】図1のTABテープから半導体装置を切断分離
したときのTABテープの部分平面図
【図4】図1のTABテープにおける半導体装置と、特
性検査用測子ヘッドの相関を示す部分下面図
【図5】図4の特性検査時でのTABテープと測子ヘッ
ドの断面図
【図6】(a)は従来のTAB式半導体装置を製造する
TABテープの部分平面図、(b)はB−B線に沿う拡
大断面図
【符号の説明】
1 絶縁フィルム 2 透孔 3 導電箔 4 導電パターン群 4’ 導電パターン群 5 TABテープ 6 半導体ペレット 7 抜き穴 8 半導体装置 8' 半導体装置 9 測子 10 測子ヘッド 10' 測子ヘッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に定ピッチで複数の透孔を有す
    る帯状の絶縁フィルムの片面の前記透孔の各々の周辺部
    に、各透孔から絶縁フィルムの長手方向の両側辺に延び
    る複数条の導電箔から成る導電パターン群を形成したT
    ABテープと、TABテープの複数の透孔の各々に配置
    されて、透孔内に延在する導電パターン群の対応する導
    電箔の端部に接続された半導体ペレットを備えたTAB
    式半導体装置であって、 前記絶縁フィルムの各導電パターン群の全体形状は、絶
    縁フィルムの片側辺から他側辺に向けて略扇形であり、
    この略扇形導電パターン群が絶縁フィルムの長手方向に
    交互に180゜反転した向きで定ピッチで形成されてい
    ることを特徴とするTAB式半導体装置。
  2. 【請求項2】 絶縁フィルムの透孔に配置される半導体
    ペレットが、絶縁フィルムの長手方向の一直線上に定ピ
    ッチで配置されていることを特徴とする請求項1記載の
    TAB式半導体装置。
  3. 【請求項3】 絶縁フィルムの隣接する導電パターン群
    の間に、フィルム切断分離用の抜き穴を形成したことを
    特徴とする請求項1または2記載のTAB式半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のTAB式半導体装置にお
    けるTABテープの各導電パターン群と、これに接続さ
    れた半導体ペレットで構成される複数の独立した半導体
    装置の特性を検査する装置であって、 TABテープにおける隣接する一対の導電パターン群
    の、絶縁フィルムの両側辺部に延在する複数の導電箔に
    検査用測子を同時接触させる測子ヘッドを有することを
    特徴とするTAB式半導体装置の特性検査装置。
JP20204792A 1992-07-29 1992-07-29 Tab式半導体装置とその特性検査装置 Withdrawn JPH0653273A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG98376A1 (en) * 1999-05-14 2003-09-19 Sharp Kk Tape carrier and manufacturing method of tape carrier type semiconductor device
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