JPH0653094A - 面実装用電子部品の包装方法 - Google Patents
面実装用電子部品の包装方法Info
- Publication number
- JPH0653094A JPH0653094A JP4203331A JP20333192A JPH0653094A JP H0653094 A JPH0653094 A JP H0653094A JP 4203331 A JP4203331 A JP 4203331A JP 20333192 A JP20333192 A JP 20333192A JP H0653094 A JPH0653094 A JP H0653094A
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- JP
- Japan
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- packaging
- embossed
- aluminum electrolytic
- embossing
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- Pending
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
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- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リード端子表面の半田が酸化を起こすのを防
止できるとともに、半田付け性が劣化することのない面
実装用電子部品の包装方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 エンボステープ本体11に形成されたエンボ
スポケット12にリード端子13a,13bを有する面
実装用アルミ電解コンデンサ13を充填し、かつこのエ
ンボスポケット12内の空気を排除し、代わりに窒素、
二酸化炭素、ヘリウム、ネオン、アルゴン等の不活性ガ
ス14をエンボスポケット12内に注入して満たし、こ
の状態でエンボスポケット12の開口部を密封して前記
した不活性ガス14が漏れないように包装を行うように
したものである。
止できるとともに、半田付け性が劣化することのない面
実装用電子部品の包装方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 エンボステープ本体11に形成されたエンボ
スポケット12にリード端子13a,13bを有する面
実装用アルミ電解コンデンサ13を充填し、かつこのエ
ンボスポケット12内の空気を排除し、代わりに窒素、
二酸化炭素、ヘリウム、ネオン、アルゴン等の不活性ガ
ス14をエンボスポケット12内に注入して満たし、こ
の状態でエンボスポケット12の開口部を密封して前記
した不活性ガス14が漏れないように包装を行うように
したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板に実装され
る面実装用電子部品の包装方法に関するものである。
る面実装用電子部品の包装方法に関するものである。
【0002】以下の説明においては、面実装用アルミ電
解コンデンサの包装方法について詳述するが、本発明は
この面実装用アルミ電解コンデンサの包装方法に限定さ
れるものではなく、他の面実装用電子部品の包装方法に
ついても適用し得るものである。
解コンデンサの包装方法について詳述するが、本発明は
この面実装用アルミ電解コンデンサの包装方法に限定さ
れるものではなく、他の面実装用電子部品の包装方法に
ついても適用し得るものである。
【0003】
【従来の技術】一般に、面実装用アルミ電解コンデンサ
は自動実装機によってプリント基板に高速で実装される
が、昨今の電子機器の高密度実装化に伴い、面実装用ア
ルミ電解コンデンサの使用量も増加し、それに伴って面
実装用アルミ電解コンデンサの半田付け不良に関係する
問題点も増加している。
は自動実装機によってプリント基板に高速で実装される
が、昨今の電子機器の高密度実装化に伴い、面実装用ア
ルミ電解コンデンサの使用量も増加し、それに伴って面
実装用アルミ電解コンデンサの半田付け不良に関係する
問題点も増加している。
【0004】すなわち、従来は、図4および図5(a)
(b)に示すように、エンボステープ本体1に一定間隔
で形成されたエンボスポケット2に面実装用アルミ電解
コンデンサ3を充填し、そして面実装用アルミ電解コン
デンサ3のコンデンサ素子より導出されたリード端子3
a,3bがエンボスポケット2内の空気中の酸素4と触
れている状態でトップテープ5をエンボステープ本体1
に貼り付けて面実装用アルミ電解コンデンサの包装を行
うようにしていた。
(b)に示すように、エンボステープ本体1に一定間隔
で形成されたエンボスポケット2に面実装用アルミ電解
コンデンサ3を充填し、そして面実装用アルミ電解コン
デンサ3のコンデンサ素子より導出されたリード端子3
a,3bがエンボスポケット2内の空気中の酸素4と触
れている状態でトップテープ5をエンボステープ本体1
に貼り付けて面実装用アルミ電解コンデンサの包装を行
うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の面実装用アルミ電解コンデンサの包装方法で
は、面実装用アルミ電解コンデンサ3のコンデンサ素子
より導出されたリード端子3a,3bが、エンボスポケ
ット2内の空気中の酸素4と触れている状態で包装が行
われているため、リード端子3a,3bの表面の半田が
酸化して半田付け性が劣化するという問題点を有してい
た。
た従来の面実装用アルミ電解コンデンサの包装方法で
は、面実装用アルミ電解コンデンサ3のコンデンサ素子
より導出されたリード端子3a,3bが、エンボスポケ
ット2内の空気中の酸素4と触れている状態で包装が行
われているため、リード端子3a,3bの表面の半田が
酸化して半田付け性が劣化するという問題点を有してい
た。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、リード端子表面の半田が酸化を起こすのを防止でき
るとともに、半田付け性が劣化することのない面実装用
電子部品の包装方法を提供することを目的とするもので
ある。
で、リード端子表面の半田が酸化を起こすのを防止でき
るとともに、半田付け性が劣化することのない面実装用
電子部品の包装方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の面実装用電子部品の包装方法は、エンボステ
ープ本体に形成されたエンボスポケットにリード端子を
有する面実装用電子部品を充填し、かつこのエンボスポ
ケット内の空気を排除し、不活性ガスをエンボスポケッ
ト内に注入した状態でエンボスポケットの開口部を密封
して不活性ガスが漏れないように包装を行うようにした
ものである。
に本発明の面実装用電子部品の包装方法は、エンボステ
ープ本体に形成されたエンボスポケットにリード端子を
有する面実装用電子部品を充填し、かつこのエンボスポ
ケット内の空気を排除し、不活性ガスをエンボスポケッ
ト内に注入した状態でエンボスポケットの開口部を密封
して不活性ガスが漏れないように包装を行うようにした
ものである。
【0008】
【作用】上記包装方法によれば、エンボスポケット内の
空気を排除し、代わりに窒素、二酸化炭素、ヘリウム、
ネオン、アルゴン等の不活性ガスをエンボスポケット内
に注入して満たし、この状態でエンボスポケットの開口
部を密封するようにしているため、エンボスポケット内
には不活性ガスのみが存在することになり、その結果、
面実装用電子部品より導出されたリード端子の表面の半
田が酸化されるということはなくなるため、半田付け性
の向上はもちろんのこと、半田付け性の寿命、信頼性を
伸ばすことができるものである。
空気を排除し、代わりに窒素、二酸化炭素、ヘリウム、
ネオン、アルゴン等の不活性ガスをエンボスポケット内
に注入して満たし、この状態でエンボスポケットの開口
部を密封するようにしているため、エンボスポケット内
には不活性ガスのみが存在することになり、その結果、
面実装用電子部品より導出されたリード端子の表面の半
田が酸化されるということはなくなるため、半田付け性
の向上はもちろんのこと、半田付け性の寿命、信頼性を
伸ばすことができるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1および図2(a)(b)において、
11はエンボステープ本体で、このエンボステープ本体
11には一定の間隔でエンボスポケット12を複数個形
成しており、このエンボスポケット12にリード端子1
3a,13bを有する面実装用アルミ電解コンデンサ1
3が充填される。そして、エンボスポケット12内の空
気を排除し、代わりに窒素、二酸化炭素、ヘリウム、ネ
オン、アルゴン等の不活性ガス14をエンボスポケット
12内に注入して満たし、この状態でエンボスポケット
12の開口部をトップテープ15で覆い、さらにすべて
のエンボスポケット12の開口部を一括密封部16で密
封することにより包装を行っている。
いて説明する。図1および図2(a)(b)において、
11はエンボステープ本体で、このエンボステープ本体
11には一定の間隔でエンボスポケット12を複数個形
成しており、このエンボスポケット12にリード端子1
3a,13bを有する面実装用アルミ電解コンデンサ1
3が充填される。そして、エンボスポケット12内の空
気を排除し、代わりに窒素、二酸化炭素、ヘリウム、ネ
オン、アルゴン等の不活性ガス14をエンボスポケット
12内に注入して満たし、この状態でエンボスポケット
12の開口部をトップテープ15で覆い、さらにすべて
のエンボスポケット12の開口部を一括密封部16で密
封することにより包装を行っている。
【0010】図3は本発明の他の実施例を示したもの
で、図1および図2(a)(b)で示した本発明の一実
施例と異なる点は、エンボスポケット12の開口部をト
ップテープ15で覆った後、エンボスポケット12の開
口部をそれぞれ独立した密封部17で密封することによ
り包装を行うようにした点である。
で、図1および図2(a)(b)で示した本発明の一実
施例と異なる点は、エンボスポケット12の開口部をト
ップテープ15で覆った後、エンボスポケット12の開
口部をそれぞれ独立した密封部17で密封することによ
り包装を行うようにした点である。
【0011】(表1)は、本発明の一実施例および他の
実施例で示した包装方法で包装した面実装用アルミ電解
コンデンサと、図4および図5(a)(b)で示した従
来の包装方法で包装したアルミ電解コンデンサを各々5
000個ずつ85℃の恒温槽中に2000時間放置した
後、半田付け性試験を実施した結果を示したものであ
る。
実施例で示した包装方法で包装した面実装用アルミ電解
コンデンサと、図4および図5(a)(b)で示した従
来の包装方法で包装したアルミ電解コンデンサを各々5
000個ずつ85℃の恒温槽中に2000時間放置した
後、半田付け性試験を実施した結果を示したものであ
る。
【0012】
【表1】
【0013】この(表1)から明らかなように、本発明
の一実施例および他の実施例で示した包装方法で包装し
た面実装用アルミ電解コンデンサは、いずれも、高温で
長時間放置したにもかかわらず半田付け性が悪化するこ
となく、良好に維持することができたが、従来の包装方
法で包装したアルミ電解コンデンサの場合は、5000
個のうち50個半田付けの不良品が出ていた。
の一実施例および他の実施例で示した包装方法で包装し
た面実装用アルミ電解コンデンサは、いずれも、高温で
長時間放置したにもかかわらず半田付け性が悪化するこ
となく、良好に維持することができたが、従来の包装方
法で包装したアルミ電解コンデンサの場合は、5000
個のうち50個半田付けの不良品が出ていた。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の面実装用電子部品
の包装方法は、エンボステープ本体に形成されたエンボ
スポケットにリード端子を有する面実装用電子部品を充
填し、かつこのエンボスポケット内の空気を排除し、不
活性ガスをエンボスポケット内に注入した状態でエンボ
スポケットの開口部を密封するようにしているため、エ
ンボスポケット内には不活性ガスのみが存在することに
なり、その結果、面実装用電子部品を長期間保管して
も、面実装用電子部品より導出されたリード端子の表面
の半田が酸化されるということはなくなるため、半田付
け性の向上はもちろんのこと、半田付け性の寿命、信頼
性を伸ばすことができるものである。
の包装方法は、エンボステープ本体に形成されたエンボ
スポケットにリード端子を有する面実装用電子部品を充
填し、かつこのエンボスポケット内の空気を排除し、不
活性ガスをエンボスポケット内に注入した状態でエンボ
スポケットの開口部を密封するようにしているため、エ
ンボスポケット内には不活性ガスのみが存在することに
なり、その結果、面実装用電子部品を長期間保管して
も、面実装用電子部品より導出されたリード端子の表面
の半田が酸化されるということはなくなるため、半田付
け性の向上はもちろんのこと、半田付け性の寿命、信頼
性を伸ばすことができるものである。
【図1】本発明の一実施例を示す面実装用アルミ電解コ
ンデンサの包装方法による包装体の部分斜視図
ンデンサの包装方法による包装体の部分斜視図
【図2】(a)同包装体の部分横断面図 (b)同包装体の部分平面図
【図3】本発明の他の実施例を示す面実装用アルミ電解
コンデンサの包装方法による包装体の部分斜視図
コンデンサの包装方法による包装体の部分斜視図
【図4】従来の面実装用アルミ電解コンデンサの包装体
の部分斜視図
の部分斜視図
【図5】(a)同包装体の部分横断面図 (b)同包装体の部分平面図
11 エンボステープ本体 12 エンボスポケット 13 面実装用アルミ電解コンデンサ 13a,13b リード端子 14 不活性ガス
Claims (1)
- 【請求項1】エンボステープ本体に形成されたエンボス
ポケットにリード端子を有する面実装用電子部品を充填
し、かつこのエンボスポケット内の空気を排除し、不活
性ガスをエンボスポケット内に注入した状態でエンボス
ポケットの開口部を密封して不活性ガスが漏れないよう
に包装を行うようにした面実装用電子部品の包装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4203331A JPH0653094A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 面実装用電子部品の包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4203331A JPH0653094A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 面実装用電子部品の包装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653094A true JPH0653094A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16472245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4203331A Pending JPH0653094A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 面実装用電子部品の包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653094A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017063144A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 北川工業株式会社 | 部品包装体 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP4203331A patent/JPH0653094A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017063144A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 北川工業株式会社 | 部品包装体 |
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