JPH0653039U - 軸スライド軸調心形ドライバー - Google Patents
軸スライド軸調心形ドライバーInfo
- Publication number
- JPH0653039U JPH0653039U JP5075092U JP5075092U JPH0653039U JP H0653039 U JPH0653039 U JP H0653039U JP 5075092 U JP5075092 U JP 5075092U JP 5075092 U JP5075092 U JP 5075092U JP H0653039 U JPH0653039 U JP H0653039U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- slide
- spline
- screwdriver
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 自動機械に取り付けて使用する場合回転軸が
スライドでき，ネジに自動調心するネジ締めドライバ
ー。 【構成】 スプライン軸部分２によりシャフト１をスラ
イドできるようにし，ギヤ付きスプラインボス３を介し
てシャフト１を回転させるようにし，スライドカナグ１
０とスライドパイプ１１からなるスライド機構のシャフ
ト軸受において，通常はスプリング９により押し出され
ているシャフト１を，外力により押し込んだときのみ軸
が横に移動できることを特徴とする。
スライドでき，ネジに自動調心するネジ締めドライバ
ー。 【構成】 スプライン軸部分２によりシャフト１をスラ
イドできるようにし，ギヤ付きスプラインボス３を介し
てシャフト１を回転させるようにし，スライドカナグ１
０とスライドパイプ１１からなるスライド機構のシャフ
ト軸受において，通常はスプリング９により押し出され
ているシャフト１を，外力により押し込んだときのみ軸
が横に移動できることを特徴とする。
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は自動または半自動の組立機，調整機等機械に取り付けて使用する主と してネジ締め用ドライバーに関するものである。 従来のこの種のドライバーは ネジをまわすだけの機能しかなく，前記機械に取り付けて使用する場合はドライ バー自体を上下または前後に移動させる機構を機械側に必要としていた。
また，目的とするネジとの間に位置ずれを生じた場合，ネジ締めが正しく行わ れないことがあり，ネジ山のつぶれ，対象製品またはドライバー自体の破損に至 ることがしばしばあった。
本考案の目的は上記従来方法の欠点を除き，機械側の上下機構を不要とし，幾 らかの位置ずれに対しても正しくネジ締めされる軸スライド軸調心形ドライバー を提供することにある。
以下，図示の実施例に基ずいて本考案を説明する。
図１に示されるように本考案は，ネジ締めの回転軸の一部分に六角のスプライ ン軸部分２を備えたシャフト１，該シャフト１のスプライン軸部分２にはまりシ ャフト１に回転を伝えるギヤ付きスプラインボス３，該ギヤ付きスプラインボス ３の軸を支えるボス軸受４，該ギヤ付きスプラインボス３を回転させるギヤ付き モータ５，前記シャフト１を支えるシャフト上端軸受６とシャフト下端軸受７， スナップリング８を介して該シャフト１を押下するためのスプリング９，シャフ ト１のスライド機構を形成するスライドカナグ１０とスライドパイプ１１，該ス ライドパイプ１１を支えるパイプ軸受１２，該スライド機構を上下に誘導するス ライドベルト１３，該スライドベルト１３を走行させるプーリ付きモータ１４と 補助プーリ１５，前記シャフト１に取り付けられ，ビット１６を取り付けるため のビットチャック１７，上記の部品を機能的に配置するためのフレーム１８から 構成される。
ここで前記シャフト１はスライド機構のシャフト上端軸受６とシャフト下端軸 受７においてスプリング９で押下されている状態では両シャフト軸受との隙間が 小さく，図２に示されるようにシャフト１が外力によって押し上げられた状態で は該隙間が大きくなるように２段の軸径を備えている。 前記スライド機構によ りシャフト１が目的のネジに突き当たるまで押し下げられると該シャフト１はス ライド機構のスライドパイプ１１の内側に向けて押し込まれるので前記両シャフ ト軸受での隙間が大きくなり，ボス軸受４を支点として該隙間分だけシャフト１ は横へ移動することができる。
前記支点となるボス軸受４からビット１６の先端までの最大の長さはシャフト １をスライドできる長さの２倍にビットチャック１７とビット１６，それにボス 軸受４からスライドカナグ１０がスライド可能な上端までの長さを加えたものと なることから，この長さを適当に設定すれば軸のずれによるシャフト１の傾きを 実用上支障のない値におさえることができる。
本考案は上記のように構成されており，回転軸となるシャフトを上下にスライ ドでき，ネジに対する位置ずれにも自動調心できるので機械に取り付けて使用す る用途では便利であり，ビットを取り替えることにより六角ボルト，六角ナット 等にも応用でき工業的価値は大きい。
【図１】 本考案の一実施例を示す図である。
【図２】 本考案の動作説明図である。
１はシャフト ２はスプライン軸部分 ３はギヤ付きスプラインボス ４はボス軸受 ５はギヤ付きモータ ６はシャフト上端軸受 ７はシャフト下端軸受 ８はスナップリング ９はスプリング １０はスライドカナグ １１はスライ
ドパイプ １２はパイプ軸受 １３はスライドベルト １４はプー
リ付きモータ １５は補助プーリ １６はビット １７はビットチャッ
ク １８はフレーム。
ドパイプ １２はパイプ軸受 １３はスライドベルト １４はプー
リ付きモータ １５は補助プーリ １６はビット １７はビットチャッ
ク １８はフレーム。
Claims (1)
- ネジ締め用ドライバーにおいて，一部分にスプライン軸
を備えたシャフトを，スプラインボスを介して回転させ
る機構を有し，前記シャフトをスライドでき，スライド
機構に該シャフトを押し下げるようにスプリングを設
け，該スライド機構にシャフトを支える１ケ所以上のシ
ャフト軸受を備え，この軸受部分でのシャフトの軸径を
シャフトが前記スプリングで押し下げられている状態で
は前記軸受部分とシャフト間の隙間が小さく，外力によ
ってシャフトが押し上げられた状態では該隙間が大きく
なるようにしたことを特徴とする軸スライド軸調心形ド
ライバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5075092U JPH0653039U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 軸スライド軸調心形ドライバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5075092U JPH0653039U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 軸スライド軸調心形ドライバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0653039U true JPH0653039U (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=12867519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5075092U Pending JPH0653039U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 軸スライド軸調心形ドライバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653039U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2007099627A1 (ja) * | 2006-03-01 | 2009-07-16 | 富士通株式会社 | ねじ締め装置 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP5075092U patent/JPH0653039U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2007099627A1 (ja) * | 2006-03-01 | 2009-07-16 | 富士通株式会社 | ねじ締め装置 |
| JP4684330B2 (ja) * | 2006-03-01 | 2011-05-18 | 富士通株式会社 | ねじ締め装置 |
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