JP2546218Y2 - 自動ケレ - Google Patents
自動ケレInfo
- Publication number
- JP2546218Y2 JP2546218Y2 JP1991040650U JP4065091U JP2546218Y2 JP 2546218 Y2 JP2546218 Y2 JP 2546218Y2 JP 1991040650 U JP1991040650 U JP 1991040650U JP 4065091 U JP4065091 U JP 4065091U JP 2546218 Y2 JP2546218 Y2 JP 2546218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- drive pin
- spring
- pin
- direction via
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は円筒状のワークを回転駆
動する旋盤または研削盤等に用いられるケレに関する。
動する旋盤または研削盤等に用いられるケレに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、円筒状のワークを回転駆動する旋
盤または研削盤等に用いられるケレは人手により操作さ
れるものであった。
盤または研削盤等に用いられるケレは人手により操作さ
れるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、近年の旋盤ま
たは研削盤等に用いられるケレにおいては、その操作の
自動化の要求が強くなっている。
たは研削盤等に用いられるケレにおいては、その操作の
自動化の要求が強くなっている。
【0004】[目 的] 本考案による自動ケレは、上記の課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、円筒状のワークを旋
盤または研削盤等に装着した際に、自動的に回転駆動す
ることのできるケレを提供することにある。
もので、その目的とするところは、円筒状のワークを旋
盤または研削盤等に装着した際に、自動的に回転駆動す
ることのできるケレを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の課題を解
決するため、下記の手段を設けた。すなわち、円筒状の
ワークの両端をワークセンターで支持し、ワークを回転
駆動する旋盤または研削盤等に用いられるケレにおい
て、主軸台のプーりに装着されたブラケツトと、ブラケ
ツトにラジアル方向にスプリングを介して支持されると
ともに、ピンを介して半径方向の移動を許容されたケレ
と、前記ケレに設けられ、スラスト方向にスプリングを
介して押圧されるドライブピンと、によって構成し、前
記ドライブピンをこれとほぼ対応したワーク端面に設け
た係合穴と係合し、ワークを回転駆動する。
決するため、下記の手段を設けた。すなわち、円筒状の
ワークの両端をワークセンターで支持し、ワークを回転
駆動する旋盤または研削盤等に用いられるケレにおい
て、主軸台のプーりに装着されたブラケツトと、ブラケ
ツトにラジアル方向にスプリングを介して支持されると
ともに、ピンを介して半径方向の移動を許容されたケレ
と、前記ケレに設けられ、スラスト方向にスプリングを
介して押圧されるドライブピンと、によって構成し、前
記ドライブピンをこれとほぼ対応したワーク端面に設け
た係合穴と係合し、ワークを回転駆動する。
【0006】
【作用】上記のように構成した自動ケレは次のように作
用する。
用する。
【0007】旋盤または研削盤のワークセンターに円筒
状のワークを支持する。このとき、ドライブピンはワー
クの端よりスラスト方向に押し下げられている。ケレが
回転を始めると、ドライブピンはスプリングを介して押
圧されているので前記ワーク端面に設けた係合穴に挿入
して係合し、ワークを回転駆動する。ワーク端面に設け
た前記係合穴が多少ズレが生じても、ケレはスラスト方
向にスプリングを介して支持され、半径方向の移動を許
容されているので前記ピンと前記係合穴は係合し、前記
ワークを回転駆動することができる。
状のワークを支持する。このとき、ドライブピンはワー
クの端よりスラスト方向に押し下げられている。ケレが
回転を始めると、ドライブピンはスプリングを介して押
圧されているので前記ワーク端面に設けた係合穴に挿入
して係合し、ワークを回転駆動する。ワーク端面に設け
た前記係合穴が多少ズレが生じても、ケレはスラスト方
向にスプリングを介して支持され、半径方向の移動を許
容されているので前記ピンと前記係合穴は係合し、前記
ワークを回転駆動することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。
明する。
【0009】図1には、旋盤または研削盤の主軸台に装
着されたケレの断面図が示され、図2に図1のA−A線
の断面図が示されている。図において、主軸台1は円筒
状のワーク2の両端をワークセンター3で支持し、ワー
ク2を回転駆動するように構成されている。符号4は主
軸台1に装着されたブラケツトで、ブラケツト4にはピ
ン5を介して、半径方向の移動を許容されたケレ6が設
けられている。このケレ6にはスラスト方向にスプリン
グ7を介して押圧されるドライブピン8が設けられてい
る。ドライブピン8は時間短縮のため、ケレ6に2ケ所
設けられているが、機能上は1ヶ所でもよい。
着されたケレの断面図が示され、図2に図1のA−A線
の断面図が示されている。図において、主軸台1は円筒
状のワーク2の両端をワークセンター3で支持し、ワー
ク2を回転駆動するように構成されている。符号4は主
軸台1に装着されたブラケツトで、ブラケツト4にはピ
ン5を介して、半径方向の移動を許容されたケレ6が設
けられている。このケレ6にはスラスト方向にスプリン
グ7を介して押圧されるドライブピン8が設けられてい
る。ドライブピン8は時間短縮のため、ケレ6に2ケ所
設けられているが、機能上は1ヶ所でもよい。
【0010】また、ケレ6はラジアル方向にスプリング
10を介して支持され、半径方向の移動が許容されてい
る。なお、ワーク2の端面にはドライプピン8の挿入さ
れる係合穴2aが予め穴明けされている。
10を介して支持され、半径方向の移動が許容されてい
る。なお、ワーク2の端面にはドライプピン8の挿入さ
れる係合穴2aが予め穴明けされている。
【0011】上記のように構成した自動ケレは次のよう
に作用する。
に作用する。
【0012】旋盤または研削盤のワークセンター3に円
筒状のワーク2を支持する。このとき、ドライブピン8
とワーク2の端面に設けた係合穴2aを合わせる必要は
ない。ケレ6が回転し始めると、ドライブピン8はスラ
スト方向にスプリング7により押圧され、ドライブピン
8はワーク2の端面に設けた係合穴2aに挿入して係合
し、ワーク2を回転駆動することができる。ワーク2の
端面に設けた係合穴2aに多少ズレが生じても、ケレ6
はラジアル方向にスプリング10を介して支持され、半
径方向の移動を許容されているので、ドライブピン8と
係合穴2aは確実に係合し、ワーク2を回転駆動するこ
とができる。
筒状のワーク2を支持する。このとき、ドライブピン8
とワーク2の端面に設けた係合穴2aを合わせる必要は
ない。ケレ6が回転し始めると、ドライブピン8はスラ
スト方向にスプリング7により押圧され、ドライブピン
8はワーク2の端面に設けた係合穴2aに挿入して係合
し、ワーク2を回転駆動することができる。ワーク2の
端面に設けた係合穴2aに多少ズレが生じても、ケレ6
はラジアル方向にスプリング10を介して支持され、半
径方向の移動を許容されているので、ドライブピン8と
係合穴2aは確実に係合し、ワーク2を回転駆動するこ
とができる。
【0013】
【考案の効果】本考案の自動ケレは以上述べたように、
円筒状のワークを旋盤または研削盤等に装着した際に、
自動的に回転駆動することができ、旋盤または研削盤の
自動化の一助とすることが可能となった。
円筒状のワークを旋盤または研削盤等に装着した際に、
自動的に回転駆動することができ、旋盤または研削盤の
自動化の一助とすることが可能となった。
【図1】旋盤または研削盤の主軸台の端部面図を示す。
【図2】図1のA−A線の断面図を示す。
2 ワーク 4 ブラケツト 5 ピン 6 ケレ 7 スプリング 8 ドライブピン 10スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】円筒状のワークの両端をワークセンターで
支持し、前記ワークを回転駆動する旋盤または研削盤等
に用いられるケレにおいて、 主軸台のプーリに装着されたブラケツトと、前記ブラケ
ツトにラジアル方向にスプリングを介して支持されると
ともに、ピンを介して半径方向の移動を許容されたケレ
と、前記ケレに設けられ、スラスト方向にスプリングを
介して押圧されるドライブピンと、によって構成され、
前記ドライブピンがこれにほぼ対応した前記ワーク端面
に設けた係合穴と係合し、前記ワークを回転駆動するこ
とを特徴とする自動ケレ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991040650U JP2546218Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 自動ケレ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991040650U JP2546218Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 自動ケレ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04133508U JPH04133508U (ja) | 1992-12-11 |
JP2546218Y2 true JP2546218Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=31921656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991040650U Expired - Lifetime JP2546218Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 自動ケレ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546218Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831907U (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-02 | 豊田工機株式会社 | 工作物駆動装置 |
JPS61148510U (ja) * | 1985-03-05 | 1986-09-12 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP1991040650U patent/JP2546218Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04133508U (ja) | 1992-12-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |