JPH0448514Y2 - - Google Patents

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JPH0448514Y2
JPH0448514Y2 JP2377886U JP2377886U JPH0448514Y2 JP H0448514 Y2 JPH0448514 Y2 JP H0448514Y2 JP 2377886 U JP2377886 U JP 2377886U JP 2377886 U JP2377886 U JP 2377886U JP H0448514 Y2 JPH0448514 Y2 JP H0448514Y2
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JP
Japan
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workpiece
thrust bearing
jig
shaft
lock nut
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ワークを回転してそのアンバランス
量を求めるのに使用する釣合試験機のワーク取付
治具に関する。
従来の技術 第5図は従来の釣合試験機のワーク取付治具を
示す。
この図において、30は釣合試験機の回転主軸
で、その上端部には治具本体31がねじ止めされ
ている。治具本体31の上部周円部はワーク受け
部31aである。治具本体31の中心部には、上
部がテーパコーン32aとなり、かつ下部が復帰
ばね33に支持された芯出部材32が配置されて
いる。34は軸体で、芯出部材32を貫通して治
具本体31の底部上に立てられている。35は締
付具(ナツト)で、軸体34の上部に形成された
雄ねじ34aに螺着されている。36は中央部に
取付孔36aを備えたワークである。
上記構成において、ワーク36の釣合試験機に
際しては、まずワーク36が取付孔36aにてテ
ーパコーン32aに上部から嵌め込まれ支持され
た状態で、締付具35が雄ねじ34aに螺着され
ワーク36に締め付けられることにより、ワーク
36と芯出部材32が復帰ばね33に抗して一体
的に下がり、ワーク受け部31aにワーク36が
押圧固定される。
考案が解決しようとする問題点 従来の構成では、ワーク36の締め付け時、締
付具35がワーク36の上面をすべつたり、ワー
ク36が締付具35と共に回転して、ワーク36
の下面がワーク受け部31aをすべるため、ワー
ク36にすり傷がつきやすい。また、ワーク36
がテーパコーン32aを押し下げる方向にすべる
ことがあり、この場合には、ワーク36が正確に
芯出しされないことになる。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、締
付具の締め付け時にワークにすり傷がつかず、し
かもワークを正確に位置決めできる釣合試験機の
ワーク取付治具を提供することを目的としてい
る。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本考案は、先に述べ
たような治具本体、軸体、芯出部材、復帰ばねお
よび締付具を有するワーク取付治具において、上
記締付具を次のように改善した。
すなわち、締付具は、前記軸体に螺着されるロ
ツクナツトと、このロツクナツトの脚部に嵌着さ
れるスラストベアリングと、このスラストベアリ
ングの他面を支持して前記脚部に嵌着され嵌合突
片にて前記軸体に係脱自在に回り止めされるワー
ク押え座とを備える構成とした。
作 用 ロツクナツトを軸体に螺着して締め付けて行く
と、予め芯出部材のテーパコーンに支持されたワ
ークにワーク押え座が当たり、このワークと芯出
部材が一体的に復帰ばねに抗して下がり、ワーク
は治具本体の端部に押圧固定される。その際、ワ
ーク押え座が嵌合突片にて軸体に係合し回り止め
されると共に、スラストベアリングによりロツク
ナツトのワーク押え座に対する回転伝達が断たれ
ることにより、ワーク押え座およびワークのすべ
りが防止される。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例にかかる堅形釣合試
験機のワーク取付治具を示す縦断正面図である。
この図において、釣合試験機における回転主軸1
の上端部には治具本体2が同心状に配置されねじ
3により固定されている。治具本体2は有底の円
筒形で、その上部周縁には、ワーク4に傷が付き
にくい合成樹脂製のワーク受け台5がねじ6によ
り固定されている。治具本体2内の中心線上に立
てられた軸体7の下部は、ねじ8により治具本体
2の底部に固定されている。軸体7の中間部に
は、円周方向の一部に凹部(第2図)7aを備え
たフランジ7bが形成されている。上部がテーパ
コーン9aとなつた円筒形の芯出部材9は治具本
体2内において軸体7の外周部に昇降自在に嵌合
し、軸体7から突出したガイドピン10により回
り止めされている。また、芯出部材9の下部は復
帰ばね11に支持されている。
締付具12は、軸体7の上部に形成された雄ね
じ7cに螺合するロツクナツト13と、このロツ
クナツト13の脚部13aに外嵌されナツト段部
13bに当て付けられるスラストベアリング14
と、このスラストベアリング14の下面を支持し
て脚部13aに遊嵌(つまり回転自在で軸方向に
規制されない状態)されたワーク押え座15と、
脚部13aの下部外周に嵌着されワーク押え座1
5を支持した支持輪16とを備えている。ワーク
押え座15はベース部15aと、このベース部1
5aの下部にねじ18により固定されたパツド部
15bとからなり、かつパツド部15bは、テー
パコーン9aの外周部に嵌合できるリング状でワ
ーク4に傷が付きにくい合成樹脂製とされてい
る。また、第3図にも示すように、パツド部15
bの一部には、前記フランジ7bの凹部7aに係
脱自在に嵌合する嵌合突片17がねじ18により
固定されている。嵌合突片17はパツド部15b
をワーク4に締め付けた時、ワーク4に当たらな
いようにパツド部15bの内部に入り込んでい
る。
なお、9bは芯出部材9の一部に設けられた凹
部で、嵌合突片17の当たりを避けるためのもの
である。
次に前記構成の動作を説明する。
ワーク4の釣合試験に際しては、まず、ワーク
4がその中心に設けられた取付孔4aにてテーパ
コーン9aに上方から嵌め込まれ支持される。次
に、締付具12の嵌合突片17が上方からフラン
ジ7bの凹部7aに嵌合されると共に、ロツクナ
ツト13の雌ねじ13cが軸体7の雄ねじ7cに
螺合されワーク4に締め付けられる。この時、ロ
ツクナツト13の締付力が段部13bからスラス
トベアリング14へ、更にスラストベアリング1
4からワーク押え座15へと伝わることにより、
ワーク4と芯出部材9が復帰ばね11に抗して一
体的に下がり、ワーク受け台5にワーク4が押圧
固定される(第4図)。
ところで、上記のように凹部(第2図)7aに
嵌合突片17が嵌合することにより、ワーク押え
座15が主軸7に回り止めされ、また、ロツクナ
ツト13の締め付け時、スラストベアリング14
によりロツクナツト13からワーク押え座15へ
回転伝達が断たれることにより、ワーク押え座1
5のすべりが防止される。
上記のようにしてワーク4を取り付けた後、回
転主軸1を駆動してワーク4の釣合試験を行う。
この試験後、ロツクナツト13を外すと、第1図
のように、復帰ばね11の力により芯出部材9が
押し上げられ元の状態に戻る。
なお、実施例の場合とは逆に、嵌合突片17を
軸体7側に、凹部7aをワーク押え座15側に設
けてもよい。この考案は横形釣合試験機にも適用
できることは言うまでもない。
考案の効果 本考案の釣合試験機のワーク取付治具によれ
ば、ロツクナツトの締め付け時にワーク押え座が
回らないようにしたので、ワークにすり傷をつけ
ることがなく、またワークを正確に位置決めして
固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る釣合試験機の
ワーク取付治具の縦断正面図、第2図は第1図の
A−A線断面図、第3図は第1図のB−B線矢視
図、第4図は第1図の締付具の装着状態を示す縦
断正面図、第5図は従来例の縦断正面図である。 1……回転主軸、2……治具本体、4……ワー
ク、7……軸体、9……芯出部材、9a……テー
パコーン、11……復帰ばね、12……締付具、
13……ロツクナツト、13a……脚部、14…
…スラストベアリング、15……ワーク押え座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転主軸の端部に取り付けられる治具本体と、
    この治具本体の中心部に設けられる軸体と、ワー
    クを外方から嵌合して支持するテーパコーンを有
    し前記軸体の外周部に昇降自在に嵌合される芯出
    部材と、この芯出部材を支持する復帰ばねと、前
    記軸体に設けられ前記テーパコーンに支持された
    ワークを前記復帰ばねに抗して治具本体の端部に
    締め付ける締付具とを備えた釣合試験機におい
    て、前記締付具は、前記軸体に螺着されるロツク
    ナツトと、此のロツクナツトの脚部に嵌着される
    スラストベアリングと、このスラストベアリング
    の他面を支持して前記脚部に嵌着され嵌合突片に
    て前記軸体に係脱自在に回り止めされるワーク押
    え座とを有し、前記ロツクナツトを締め付けた
    時、その締付力がスラストベアリングを介してワ
    ーク押え座に作用するようにしたことを特徴とす
    る釣合試験機のワーク取付治具。
JP2377886U 1986-02-19 1986-02-19 Expired JPH0448514Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2377886U JPH0448514Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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JP2377886U JPH0448514Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62135937U JPS62135937U (ja) 1987-08-27
JPH0448514Y2 true JPH0448514Y2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=30822389

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JP2377886U Expired JPH0448514Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2536107Y2 (ja) * 1989-03-31 1997-05-21 株式会社島津製作所 動釣合試験機
JP5851848B2 (ja) * 2012-01-12 2016-02-03 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社 タイヤ試験装置
JP5752057B2 (ja) * 2012-01-12 2015-07-22 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社 リム組立体およびタイヤ試験装置
JP5752068B2 (ja) 2012-02-17 2015-07-22 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社 タイヤ試験装置

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JPS62135937U (ja) 1987-08-27

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