JPS6130756Y2 - - Google Patents

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JPS6130756Y2
JPS6130756Y2 JP10209481U JP10209481U JPS6130756Y2 JP S6130756 Y2 JPS6130756 Y2 JP S6130756Y2 JP 10209481 U JP10209481 U JP 10209481U JP 10209481 U JP10209481 U JP 10209481U JP S6130756 Y2 JPS6130756 Y2 JP S6130756Y2
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JP
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tool
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JP10209481U
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JPS589252U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はリベツテイングマシンにおける工具保
持具に関し、特に、小形で且つ容易に製作し得る
工具保持具に関するものである。
〔従来技術〕
この種のものとして、本出願人は先に実願昭54
−96540号(実公昭59−14027号)に示すような工
具保持具を提案した。このものは、上下レースに
夫々設けられた鋼球支持用環状溝間に複数個の鋼
球が介在され、上部レースに対し回転可能に支持
された下部レースの下面に工具の上端が当接され
て工具のスラスト力を受けるように構成されたも
ので、工具保持具の外径を小さくし得て全体を小
形にし得る特徴を有するものである。しかしなが
ら、このものにおいては、前記鋼球支持用環状溝
が上部レースと下部レースとの相対面において同
一軸線の回りに一致して正確に形成されなければ
鋼球が上下環状溝中を円滑に移動することができ
ず、下部レースが上部レースに対し円滑に相対回
転し得なくなり、特に工具がリベツトに係合され
て下部レースに工具によるスラスト力が作用した
時、下部レースと上部レースとの間の抵抗力が大
となつて下部レースの円滑な回転運動が阻止さ
れ、それによつて、工具が工具保持具と一体的に
回転されてしまい、工具がリベツトに対し回転運
動しながら圧接されるためリベツトの加工表面を
損傷させ加工物の品質を低下させる欠陥を有して
いた。そのため、このような欠陥を解消するに
は、前記鋼球支持用環状溝の加工精度を高めなけ
ればならず、その加工が容易なものではなかつ
た。
〔目的〕 本考案は以上のような実情に鑑みて案出された
もので、美麗なリベツテイング加工を行い得ると
共に、小形で容易に製作し得るリベツテイングマ
シンの工具保持具を提供するものである。
〔実施例〕
以下に本考案を具体化した一実施例を示す図面
を参照してその詳細を説明する。
主軸1は電動機(図示せず)に運動して一つの
垂直軸線Yiのまわりに回転されると共に、エア
ー駆動手段(図示せず)によつて上下動される。
その主軸1の下端には工具を保持するための工具
保持具であるホルダーヘツド2が取付けられてい
る。そのホルダーヘツド2は前記主軸1と螺合さ
れるネジ孔3を持つた上部ヘツド4と、その上部
ヘツド4の下端に螺着された下部ヘツド5とより
構成されている。前記上部ヘツド4はその下端に
前記下部ヘツド5の上端を収納すると共に前記主
軸1の軸線Yiと直交する水平面6を持つた凹所
7が設けられている。また、前記下部ヘツド5は
その水平な上端8が前記上部ヘツド4の水平面6
と相対して設けられていると共に、上下に貫通し
て上部大径部10と下部小径部11とよりなる工
具支持孔12が前記主軸1の軸線Yiに対してわ
ずかに傾斜する軸線Yiiに沿つて設けられてい
る。
前記工具支持孔12の下部小径部11にはその
小径部11に嵌合された二個のニードルベアリン
グ13,14を介して筒状体15が回転可能に且
つ前記軸線Yiiに沿つてわずかに摺動可能に支持
されている。その筒状体15はその中間部にツバ
部16が設けられており、そのツバ部16が前記
一方のニードルベアリング13の下端と他方のニ
ードルベアリング14の上端に係合して上下方向
の移動が規制される。また、筒状体15の内壁に
は前記ツバ部16と対応する位置に凹環溝18が
設けられており、その凹環溝18内にOリング1
9が嵌合されている。そのOリング19は耐油性
及び弾力性のある一般的なものであり、筒状体1
5内に下方より挿嵌された工具20の環状溝21
に係合してそのその工具20の着脱可能に保持す
るものである。
前記上部大径部10内にはスラストベアリング
体22が配設されている。そのスラストベアリン
グ体22は、前記上部大径部10の内径よりもわ
ずかに小径な下部レース23と、その下部レース
23の上側に相対して前記上部大径部10中に嵌
合された上部レース24と、それら両レース2
3,24間に介在された複数個の鋼球25とによ
つて構成されている。前記両レース23,24の
相対する面は夫々前記軸線Yiiと直交して形成さ
れており、下部レース23の面には環状溝26が
設けられており、その環状溝26に沿つて前記鋼
球25が移動し得るようになつている。また、前
記上部レース24はその上面27が前記下部ヘツ
ド5の上端水平面8と同一面となるように形成さ
れていると共に、前記主軸1の軸線Yiに沿つて
凹所28が設けられている。その凹所28中に
は、前記上部ヘツド4の水平面6の中心に突出す
るように上部ヘツド4の中心孔4a中に嵌合され
たピン29が嵌合されて上部レース24が位置決
めされる。
また、下部レース23の下端には、前記工具2
0の上端が当接される突出部30が設けられ、そ
の突出部30は前記筒状体15の上端に嵌合され
て下部レース23が筒状体15とともに前記軸線
Yiiの回りに回転し得るように保持される。
而して、主軸1が回転されながら下降されて工
具20がテーブル(図示せず)上の被加工物(図
示せず)上に突出するリベツト(図示せず)に係
合すると、筒状体15、下部レース23、鋼球2
5及び上部レース24がともにその上部レース2
4の上面27が上部ヘツド4の水平面6と係合す
るまで前記軸線Yiiに沿つて移動される。その移
動によつて、工具20の下端中心が前記主軸1の
軸線Yiと前記傾斜する軸線Yiiとが交差する点に
位置される。工具20はスラストベアリング体2
2及びニードルベアリング13,14によつてホ
ルダーヘツド2に回転可能に支持されているた
め、工具20が筒状体15及び下部レース23と
ともにホルダーヘツド2に対し相対的に回転され
て揺動回動運動所謂ミソスリ運動しリベツトが
められる。
この時、スラストベアリング体22の鋼球25
は上部レース24に対して点接触しながら移動す
るのみであるから、上部レース24の表面上を円
滑に移動し得る。そのため、従来のように下部レ
ース23の回転運動が阻止される虞れは全くな
く、工具20がリベツトに係合した状態において
工具20がホルダーヘツド2と一体に回転される
ことがないのでリベツトの表面を損傷させること
が殆んどなく、加工物の品質を低下させる虞れは
ない。
尚、本実施例においては、下部レース23に環
状溝26が設けられているが、上部レース24側
に設けられていてもよく、また、下部レース23
の突出部30は筒状体15を介してニードルベア
リング13,14に回転可能に支持されている
が、下部レース23の突出部30がニードルベア
リング13に直接嵌合されて回転可能に支持され
ていてもよい。
〔効果〕
本考案は以上詳述したように、上部レース若し
くは下部レースのいずれか一方に鋼球支持用の環
状溝を設けると共に、下部レースの下部に設けた
突出部を工具を回転可能に支持するベアリングに
より支持するようにしたので、下部レースの上部
レースに対する相対回転運動が円滑に行われリベ
ツトを損傷させることなく美麗なリベツテイング
加工を行い得ると共に、環状溝を一方のレースに
設けるのみでよい等簡単且つ容易に製作し得るも
のであり、更に、鋼球を工具の軸線の近傍に配置
し得て全体を小形にし得る等の効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面はホルダーヘツドの縦断面図である。 1:主軸、2:ホルダーヘツド、12:工具支
持孔、13,14:ニードルベアリング、15:
筒状体、18:凹環溝、19:Oリング、20:
工具、22:スラストベアリング体、23:下部
レース、24:上部レース、25:鋼球、26:
下部レース23の環状溝、30:突出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主軸1に基端が取付けられたチヤツク体2と、 そのチヤツク体2の開放端側に設けられた工具
    支持孔12と、 その工具支持孔12中に配設され、その工具支
    持孔12中に挿入された工具20を回転可能に支
    持するためのベアリング13,14と、 前記工具20の前記チヤツク体2への挿入側一
    端面と当接する突出部30が一端に形成され、そ
    の突出部30により前記ベアリング13,14と
    の位置決めがなされる下部レース23と、 その下部レース23の他端面と相対して前記工
    具支持孔12内に配設された上部レース24と、 それら両レース23,24の相対する面のいず
    れか一方にのみ設けられた環状溝26に沿つて移
    動し得るように両レース23,24間に介在され
    た複数個の鋼球25と、 前記工具支持孔12に工具20が挿入された状
    態において工具を保持するための保持具19 とよりなり、工具20の開放端中心部において
    前記主軸1の軸線と交差するように前記主軸1の
    軸線に対してわずかに傾斜して工具20を支持す
    るリベツテイングマシンの工具保持具。
JP10209481U 1981-07-09 1981-07-09 リベツテイングマシンにおける工具保持具 Granted JPS589252U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10209481U JPS589252U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 リベツテイングマシンにおける工具保持具

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JP10209481U JPS589252U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 リベツテイングマシンにおける工具保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS589252U JPS589252U (ja) 1983-01-21
JPS6130756Y2 true JPS6130756Y2 (ja) 1986-09-08

Family

ID=29896746

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JP10209481U Granted JPS589252U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 リベツテイングマシンにおける工具保持具

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