JPH0332570A - 工具軸スリーブ交換式回転工具軸ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は大径、深穴加工用の回転工具軸ユニットに関す
るものである。

従来の技術 大径、深穴加工用の工具軸例えば内研軸は、剛性を確保
するため砥石近くに軸受を有するスリーブ式が主流であ
る。このスリーブ式内研軸は工作物の内径と深さに適合
した内研軸を複数用意する必要がある。従来のベルト駆
動形のスリーブ式内研軸は駆動部ε内研軸ユニットの分
離が可能で、内研軸ユニットのみ交換できる構造であっ
たが、最近では複数の内研軸をタレソト又はテーブル上
に取付ける形式のものが出現したため、ベルト駆動形で
は対応できなくなり、ビルトインモータ形が多く用いら
れるようになった。

発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べたビルトインモータ形のスリーブ式内
研軸は、駆動部を含むユニソトごと交換せねばならずコ
スト高となり、大きな収納スペースが必要になるという
問題点を有している。

本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするεころは工具軸スリ
ーブのみの交換で多種類の工作物に対応可能なビルトイ
ンモータ形の回転工具軸ユニットを提供しようとするも
のである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明における工具軸スリ
ーブ交換式回転工具軸ユニットは、モータを支持する枠
体と、該枠体に着脱可能に固着され前記モータの出力軸
と同心に回転可能に軸承される工具軸を有する工具軸ス
リーブ部材と、前記モータの出力軸から前記工具軸に回
転力を伝達するカンプリング部材とを含んでなるもので
ある。

またカップリング部材は、芯ずれ吸収部材を介して回転
力の伝達を行うものとすることもできる。

作用 穴径及び深さの異なる工作物が次に加工する工作物に選
定されると、枠体に固着されている工具軸スリーブ部材
が取外され、新たな工作物に適合する工具軸スリーブ部
材の取付が行われる。取付が終わると、モータが回転さ
れ、カップリング部材を介して工具軸が回転される。

実施例 実施例について第１図〜第４図を参照して説明する。Ｚ
軸方向に移動可能なテーブル１上に枠体２が固着され、
枠体２の右側面に穴２ａと同心にフランジ形モータ３が
固着されている。モしてモータ３の出力軸４は先端部が
穴２ａの左端寄り位置まで延びており、先端部はテーバ
４ａに形成され、テーバ４ａに駆動側フランジ５が嵌着
されている。フランジ５は左端面に第３図の断面図に示
すように円周上等間隔に、軸方向の止まり穴５ａが穿設
されており、更に鍔部の左端寄り位置に円周上等間隔に
放射状の穴５ｂが穿設され、止まり穴５ａの両脇が穴５
ｂにより均等に開口され、穴５ｂに棒状のゴム６が挿入
され、ゴム６の飛び出し防止用リング７がフランジ５の
鍔部外周に取付けられている。

枠体２の左側面に内研軸スリーブ１０が着脱可能かつモ
ータの出力軸４と同心に固着されており、内研軸スリー
ブ１０のスリーブ１）には複数の軸受９により砥石軸１
２が回転可能に軸承されている。そして砥石軸１２は、
先端に砥石フランジ１３を介して砥石１４が嵌着され、
後端に従動側フランジ１５が嵌着されている。フランジ
１５は第４図の側面図に示すように、右端面に円周上等
間隔の爪１５ａを有し、爪１５ａに駆動側フランジ５の
止まり穴５ａ内にゴム６を介して挿入され、ゴム６０弾
性にまり内研軸ユニツト取付時の芯ずれを吸収するよう
になっている。

続いて本実施例の作用について説明する。内面研削加工
の一区割が終わり、新たに内径及び深さの異なる工作物
が次に加工する工作物に選定される。と、新しい工作物
の内径と深さに対応した内研軸スリーブ１０が用意され
る。次いで今まで使用していた内研軸スリーブが取外さ
れてストッカに収納され、用意された内研軸スリーブ１
０の取付が行われる。取付けに際しては枠体２の穴２ａ
の入口近くに見えている駆動側フランジ５の穴５ａに、
従動側フランジの爪１５ａの位相を合わせるだけでカッ
プリング部の保合が行われ、ポル）１６を締めつけるこ
とにより簡単に取付けが終わる。

内研軸スリーブ１０の取付けが終わると、モータ３が回
転され、出力軸４先端の駆動側フランジ５が回転し、ゴ
ム６を介して従動側フランジ１５が回転され、砥石軸１
２が回転して先端の砥石１４が回転される。　尚本発明
の工具軸スリーブ交換式回転工具ユニソトは、内面研削
用砥石軸ユニットに限定されるものではなく、ファイン
ポーリング用主軸ユニソト等一般の回転工具ユニソトに
適応可能なことは勿論である。

発明の効果 本発明は、上述のとおり槽底されているので次に記載す
る効果を奏する。

一方にモータを支持する枠体の他方に着脱可能に工具軸
スリーブを取付け、モータの出力軸と工具軸とを芯ずれ
吸収部材を介してカノブリングするようになしたので、
工具軸スリーブ部材の交換が容易となり、工具軸スリー
ブを交換することにより多種類の工作物に対応すること
ができ、コストを低減することができ、フィール保管の
ために大きな収納スペースを必要としない。このため多
数の工具軸スリーブを用意することが容易となり工作物
に最適な組合わせを選択することにより作業能率乙工作
精度が向上する。また工具軸スリーブ部材、！＆Ｉ動部
動部材体枠体分離が可能なため保守が容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の回転工具軸ユニットの断面図、第２
図は本実施例の回転工具軸ユニフトの上視姿図、第３図
は第１図のＡ−Ａ線視断面図、第４図は従動カップリン
グを爪側から見た側面図である。 ２・・枠体　　　　　３・・モータ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータ（３）を支持する枠体（２）と、該枠体に
   着脱可能に固着され前記モータの出力軸（４）と同心に
   回転可能に軸承される工具軸（１２）を有する工具軸ス
   リーブ部材（１０）と、前記モータの出力軸から前記工
   具軸に回転力を伝達するカップリング部材（５、１５）
   とを含んでなる工具軸スリーブ交換式回転工具軸ユニッ
   ト。
2. （２）カップリング部材（５、１５）は、芯ずれ吸収部
   材（６）を介して回転力の伝達を行うものである請求項
   １記載の工具軸スリーブ交換式回転工具軸ユニット。