JPH03142142A - 工作機械の主軸構造 - Google Patents

工作機械の主軸構造

Info

Publication number
JPH03142142A
JPH03142142A JP28062789A JP28062789A JPH03142142A JP H03142142 A JPH03142142 A JP H03142142A JP 28062789 A JP28062789 A JP 28062789A JP 28062789 A JP28062789 A JP 28062789A JP H03142142 A JPH03142142 A JP H03142142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
drawbar
drive motor
support member
output shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28062789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2824983B2 (ja
Inventor
Takesato Tsugai
番 武理
Toshihiko Yokoe
横江 年彦
Kazuo Kishi
和男 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamazaki Mazak Corp filed Critical Yamazaki Mazak Corp
Priority to JP28062789A priority Critical patent/JP2824983B2/ja
Publication of JPH03142142A publication Critical patent/JPH03142142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2824983B2 publication Critical patent/JP2824983B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Turning (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、工作機械の主軸構造に関する。
(b)、従来の技術 従来、工作機械においては、主軸と駆動モータの出力軸
との接続は歯車列によって行われていたが、最近、主軸
と駆動モータの出力軸とが直結したビルトインタイブ主
軸が実用に供されている。
(C)9発明が解決しようとする問題点ところが、この
ようなビルトインタイブ主軸おいて、主軸又は主軸の周
辺部品に何等かの異常が発生して主軸又は主軸の周辺部
品の修理、交換等を行う際に主軸の取外しが必要な場合
には、駆動モータのロータ(出力軸)までも取り外さな
けらばならない。即ち、駆動モータのロータと一体3− となった長い主軸を主軸台から取り外さなければならな
いが、当該主軸が長いため工作機械上の他の箇所と干渉
して取外しが出来ないというメンテナンス上の問題点が
あった。例えば、マシニングセンタの場合には、主軸台
とテーブル間の距離がロータと一体となった前記主軸の
長さよりも短いため、主軸を主軸台から取り外す際に該
主軸がテーブルと干渉して取り外すことが出来なかった
本発明は、上記事情に鑑み、主軸部分と駆動モータ部分
とを分離させることによってメンテナンスを容易にする
ことの出来る工作機械の主軸構造を提供することを目的
とする。
(d)0問題点を解決するための手段 本発明は、主軸支持部材(5)を設け、前記主軸支持部
材(5)の端部に駆動モータ支持部材結合部(5a、5
b)を設け、駆動モータ支持部材(2)を設け、前記駆
動モータ支持部材(2)の端部に主軸支持部材結合部(
2b)を設け、前記主軸支持部材(5)と前記駆動モー
タ支持部材(2)を、前記駆動モータ支持部材結合部(
5a、5b)と前記主軸支持部材結合部(2b)を介し
て、支持部材締結手段(6)によって結合し、前記主軸
支持部材(5)内部に主軸(19)を回転自在に設け、
前記主軸(19)の端部に出力軸結合部(19c、19
d)を設け、前記駆動モータ支持部材(2)内部に駆動
モータ(9)を設け、前記駆動モータ(9)に出力軸(
12)を回転駆動自在に設け、前記出力軸(12)の端
部に主軸結合部(12c、12d)を設け、前記主軸(
19)と前記出力軸(12)を、前記出力軸結合部(1
9c、19d)と前記主軸結合部(12c、12d)を
介して、軸締結手段(7)によって結合し、前記駆動モ
ータ支持部材(2)の前記軸締結手段(7)に対応した
位置に操作スペース(2e)を外部に対して開放自在に
設け、前記主軸(19)内部に工具保持装置(21)を
設け、前記工具保持装置(21)に、ドローバー(23
)を、当該工具保持装置(21)を作動させ得る形で、
前記主軸(19)の軸心方向へ移動自在に設け、前記ド
ローバー(23)の端部にドローバ−駆動手段結合部(
23c)を設け、前記出力軸(12)内部に、ドローバ
ー駆動手段(17)を、前記出力軸(12)の軸心方向
へ移動駆動自在に設け、前記ドローバー駆動手段(17
)の端部にドローバー結合部(17a)を設け、前記ド
ローバー(23)と前記ドローバー駆動手段(17)を
、前記ドローバ−駆動手段結合部(23c)と前記ドロ
ーバー結合部(17a)を介して、ドローバー締結手段
(18,18a)によって結合して構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す1便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のr (e)
、作用」の欄についても同様である。
(e)9作用 上記した構成により、支持部材締結手段(6)を操作し
、軸締結手段(7)及びドローバー締結手段(18,1
8a)を操作スペース(2e)を介して操作すると、主
軸支持部材(5)、主軸(19)及びドローバー(23
)が、一体的に、駆動モータ支持部材(2)、出力軸(
12)及びドローバ−駆動手段(17)から分離される
ように作用する。
(f)、実施例 以下、図面に基づき、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明による工作機械の主軸構造が適用され
る主軸台の一実施例を示す断面図、第2図は、第工図に
示す主軸台の斜視図である。
本発明による工作機械の主軸構造が適用される主軸台1
はマシニングセンタ等の工作機械に設けられており、該
主軸台lには、第1図に示すように、略円筒形の本体2
が設けられている。そして、前記本体2内部には、駆動
モータ装着部2a7− が設けられており、該駆動モータ装着部2aの図中左方
、即ち本体2の図中左側の端部には、後述の回転軸CT
を中心軸とし、所定の内径を有する円筒形の主軸ケーシ
ング装着穴2bが設けられている。また、本体2の駆動
モータ装着部2a周辺の内外周面間には、冷却孔2dが
筒状に穿設されている。更に、駆動モータ装着部2aの
図中左下方及び図中左上方にはエア供給孔2fが駆動モ
ータ装着部2aと本体2外部を連通ずる形で設けられて
おり、駆動モータ装着部2aの図中右方にはエア排出孔
2gが駆動モータ装着部2aと本体2外部を連通ずる形
で設けられている。また、本体2の前記主軸ケーシング
装着穴2bの図中右方で、該主軸ケーシング装着穴2b
に近接した位置には、操作窓2eが前記駆動モータ装着
部2aと本体2外部を連通ずる形で設けられており、該
操作窓2eには、第2図に示すようにカバ3が複数のボ
ルト3aによって着脱自在に装着されている。
また、主軸台lは主軸ケーシング5を有しており、該主
軸ケーシング5は略円筒形に形成され一8= ている。そして、該主軸ケーシング5の第1図右側の端
部には、後述の回転軸CT’ を中心軸とし、前記本体
2の主軸ケーシング装着穴2bの内径と等しい外径を有
する円筒形の本体嵌入部5aが形成されており、該本体
嵌入部5aの図中左方にはフランジ5bが設けられてい
る。また、主軸ケーシング5の内外周面間には、冷却孔
5dが円環状に多数穿設されている。
そして、前記主軸ケーシング5は、本体嵌入部5aを主
軸ケーシング装着穴2bへ嵌入させ。
フランジ5bの当接面5Cを当接面2Cと当接させた形
で、本体2の図中左端に複数のボルト6を介して着脱自
在に結合されている。また、前記ボルト6は、頭6aが
本体2外部及び主軸ケーシング5外部に露出した形、即
ち本体2外部及び主軸ケーシング5外部から当該ボルト
6を容易に操作し得る形で設けられている。
そして、前記本体2内部の駆動モータ装着部2aの図中
左右方向に関して酩中夫には、ステータ10及びロータ
11等から成る駆動モータ9が設けられており、駆動モ
ータ装着部2aの前記駆動モータ9と主軸ケーシング装
着穴2b間には空間2hが形成されている。そして、駆
動モータ9の前記ロータ11は中央部に略円筒形の出力
@12を有しており、該出力軸12は、回転軸CTを中
心にして矢印A、B方向へ回転自在になる形で、図中右
方の部位を軸受15を介して本体2に支持されている。
そして、該出力軸上2の外周上にはコイル部11aが固
定されている。また、出力軸12の前記コイル部11a
の図中左方と図中右方には、それぞれ複数のエア流通孔
12a、12bが出力軸上2内外を連通ずる形で回転軸
CTを中心に放射状に穿設されている。更に、出力軸1
2のエア流通孔12bの図中右方にはファン13が出力
軸12に固着して設けられている。また、出力軸12の
図中左側の端部には、回転軸CTを中心軸とし、所定の
内径を有する円筒形の主軸係合穴12cが設けられてお
り、出力軸12の図中左端にはフランジ12dが、本体
2の前記空間2h内で前記操作窓2eの位置に略対応す
る位置に設けられている。また、前記ステータ10は、
前記ロータ11との間に僅かな間隙9aを開けた形で該
ロータ11を包囲する形で本体2の内周面に固着してい
る。
また、本体2の図中右方には、シリンダ16a、ピスト
ン16b、連結棒エフ等から成るドローバー駆動装置1
6が設けられている。即ち、前記シリンダ16aは本体
2に固定されており、該シリンダ16aには筒形のピス
トン16bが回転軸CTに平行な矢印C,D方向へ移動
駆動される形で設けられている。また、前記ピストン1
6b内には、連結棒↓7が軸受16cを介してピストン
16bに対して矢印A、B方向へ回転自在で、更に、ピ
ストン16bに対して矢印C,D方向へ摺動し得る形で
設けられている。また、連結棒17の前記ピストン16
bの図中左方の位置には係合リング17cが設けられて
おり、連結棒エフは当該係合リング17cを介してピス
トン16bにより矢印C方向へ移動駆動される。そして
、連結棒17は駆動モータ9の出力軸12内部へ伸延し
11− ており、連結棒17の図中左側の端部には、回転軸CT
を中心軸とし、所定の内径を有する円筒形のドローバ−
係合穴17aが設けられている。また、ドローバー係合
穴1.7 a内にはドローバー当接面17bが形成され
ている。
そして、前記主軸ケーシング5内部には略円筒形の主軸
19が、回転軸CT’ を中心にして矢印A’ 、B’
力方向回転自在になる形で、複数の軸受20を介して主
軸ケーシング5に支持されている。そして、主軸19の
図中左側の端部の装着面19aは、主軸ケーシング5か
ら図中左方へ突出しており、該装着面19aには所定の
工具29の工具ホルダ29aを装着し得るデーパ穴19
bが設けられている。また、主軸19の図中右側の端部
には、回転軸CT’ を中心軸とし、前記出力軸12の
主軸係合穴12cの内径と等しい外径を有する円筒形の
出力軸嵌入部19cか形成されており、該出力軸嵌入部
19cの図中左方にはフランジ19dが設けられている
。そして、前記出力軸嵌入部19c及び前記フランジ1
9dは主軸ケーシング5から図中右方へ突出している。
そして、主軸19は、本体2内部の空間2hにおいて、
出力軸嵌入部19cを主軸係合大工2Cへ嵌入させ、フ
ランジ19dの当接間19 eをフランジ12dの当接
面12eに当接させた形で、駆動モータ9の出力軸12
の図中左端に複数のボルト7を介して着脱自在に結合さ
れている。尚、主軸19と出力軸12との結合は、出力
軸嵌入部19cを主軸係合穴12cへ嵌入した形で行わ
れているので、主軸19の回転軸CT’ と出力細工2
の回転軸CTを正確に一致させることが出来る。
また、主軸19内部には、スリーブ22、ドローバ−2
3、コレット26等から成る工具保持装置21が、主軸
19と一体的に矢印A’ 、B’力方向回転する形で設
けられている。即ち、主軸19内部の前記テーパ大工9
bの図中右方には略円筒形のスリーブ22が嵌入装着さ
れており、該スリーブ22の図中左方にはガイド穴22
aが回転軸CT’ に対して対称になる形で図中上下に
2個穿設されている。また、主軸19内部にはドローバ
−23が回転軸CT’ に平行な矢印C’ 、 D′方
向へ所定の距離範囲たけ移動自在な形で設けられており
、該ドローバー23はピストン23aを介して該ピスト
ン23aとスリーブ22間に縮設された複数の皿バネ2
5によって矢印D′方向へ常時押圧されている。また、
ドローバー23は図中左方の部位が前記スリーブ22内
に伸延しており、ドローバ−23にはスリーブ22内の
位置に保合部23bが設けられている。そして、ドロー
バ−23の前記係合部23bの図中左方には、図中上下
2個に分割されたコレット26が前記係合部23bと係
合した形でスリーブ22内を矢印C’ 、D’力方向移
動し得る形で設けられている。
そして、前記コレット26の図中左端には、スライド部
26aがスリーブ22の前記ガイド穴22aと係合する
形で外側即ち回転軸CT’の反対側へ突出して設けられ
ており、また、スタッド保持部26bが内側即ち回転軸
CT’側へ突出して設けられている。また、ドローバ−
23の図中右側の端部には、回転軸CT’ を中心軸と
し、前記連結棒エフのドローバ−係合穴17aの内径と
等しい外径を有する円筒形の連結棒嵌入部23cが形成
されており、該連結棒嵌入部23cは、主軸19から図
中右方へ突出している。
そして、ドローバ−23は、連結棒嵌入部23cをドロ
ーバ−係合穴17aへ嵌入させ、当接面23dをドロー
バー当接面17bと当接させた形で、更に、連結棒エフ
にボルト1.8aによって固定された固定部材18を介
して連結棒17と常に着脱自在な形で結合している。尚
、ドローバ−23と連結棒17との結合は、連結棒嵌入
部23Cをドローバ−係合穴17aへ嵌入した形で行わ
れているので、ドローバ−23の移動方向と平行である
回転軸CT’ と連結棒17の移動方向と平行である回
転軸CTを正確に一致させることが出来る。
主軸台lは以上のような構成を有するので、該主軸台1
の使用に際しては、まず、ドローバ−駆動装置16のピ
ストン16bを駆動して矢印C方向へ移動させる。する
と、ピストン16bと連結棒17の係合リング17cが
当接係合して、連結棒17は矢印C方向へ押動される。
すると、連結棒17に接続されているドローバ−23が
、ドローバ−当接面上7b、当接面23dを介して矢印
C′力方向皿バネ25の弾性に抗して押動される。そし
て、ドローバー23の保合部23bによってコレット2
6が矢印C′力方向押動されると、コレット26のスラ
イド部26aがスリーブ22のガイド穴22aに沿って
回転軸CT’ に対して外方へ移動する。すると、コレ
ット26.26のスタッド保持部26b、26bが回転
軸CT’ に対して外方へ開き、工具29の装脱が可能
な状態となる。
そこで、工具ホルダ29aに装着された工具29を、図
中2点鎖線で示すように、工具ホルダ29aをテーパ穴
19bに挿入し、プルスタット29bを開放状態にある
前記スタッド保持部26b、26b間に挿入する形で主
軸上9に装着する。
−」5 次に、ドローバ−駆動装置工6のピストン16bを駆動
して矢印り方向へ移動させると、連結棒17はドローバ
−23と共に、皿バネ25の弾性によって矢印D’  
(=D)方向へ押動される。
そして、ドローバ−23の係合部23bによってコレッ
ト26が矢印D′方向へ押動されると、コレット26の
スライド部26aがスリーブ22のガイド穴22aに沿
って回転軸CT’ に対して内方へ移動する。すると、
コレット26.26のスタッド保持部26b、26bが
回転軸CT’に対して内方へ閉じ、プルスタッド29b
がスタッド保持部26b、26bによって保持され、工
具29は主軸19に確実に保持される。
そして、原動モータ9を駆動させると、出力軸12の矢
印A又はB方向の回転がフランジ12d、19d、ボル
ト7を介して主軸19に伝達され、主軸19に装着され
た工具29は、駆動モータ9の出力軸12及び主軸」、
9と一体となって矢印A’  (=A)又はB’  (
=B)方向へ回転し、所定のワークの加工を行うことが
出来る。
尚、この際に、主軸ケーシング5の冷却孔5dには冷却
流体が流動して主軸19、軸受20等を冷却し、また、
本体2の冷却孔2dにも冷却流体が流動して駆動モータ
9のステータ10を冷却する。更に、本体2のエア供給
孔2fから冷却用エアAIRが駆動モータ装着部2a内
に供給され、該冷却用エアAIRは、駆動モータ9の図
中左方からステータ10とロータ11間の間隙98又は
エア流通孔工2a、出力軸上2内部、エア流通孔12b
を通過して駆動モータ9の図中右方へ移動してロータ1
1を冷却し、出力軸)2と一体となって回転するファン
13によってエア排出孔2gから本体2外部へ排出され
る。
このように、主軸上9は、駆動モータ9の出力軸12と
一体となって矢印A’  (=A)又はB(=B)方向
に回転するが、主軸上9又は主軸19の周辺部品に何等
かの異常が生じて主軸19又は主軸19の周辺部品の修
理、交換等が必要になった場合には、以下のようにして
主軸19を邸動モータ9の出力軸12から分離させるこ
とが出来る。
即ち、本体2の操作窓2eに装着された第2図に示すカ
バ3を取り外すと、第1図に示すように、本体2内部の
空間2hの前記操作窓2eの位置に設けられた駆動モー
タ9の出力軸12と主軸19の結合箇所、即ちフランジ
12d、19dを介して出力軸12と主軸19を結合し
ているボルト7が、操作窓2eを介して外部に露出する
。そこで、該操作窓2eから空間2hヘスパナ、レンチ
等の器具を挿入して該器具よってボルト7を取り外し、
出力軸12と主軸19を切り離す。次に、本体2と主軸
ケーシング5をフランジ5bを介して結合しているボル
ト6をスパナ、レンチ等によって取り外し、本体2と主
軸ケーシング5を切り離す。尚、該ボルト6は頭6aが
本体2外部及び主軸ケーシング5外部に露出しているの
で、該ボルト6は容易に操作することが出来る。
そして、本体2と切り離された主軸ケーシング5を、図
中左方へ後述のように連結棒17が移動出来る距離だけ
移動させて、本体嵌入部5aを主軸ケーシング装着穴2
bから図中左方へ引き出す形で、本体2と分離させる。
すると、主軸ケーシング5内部に軸受20を介して支持
されている主軸19は、ボルト7が上述にように取り外
されているので、出力軸嵌入部19cが主軸係合穴12
cから図中左方へ引き出される形で、主軸ケーシング5
と一体となって図中左方へ移動し、駆動モータ9の出力
軸12と分離される。また、主軸19内部に矢印C′、
D′方向への移動範囲が制限された形で設けられたドロ
ーバ−23が図中左方に移動し、当該ドローバ−23と
連結棒嵌入部23c、ドローバー係合孔17a、固定部
材18を介して結合された連結棒17は、ビスI−ン1
6bに対して摺動する形で矢印C方向へ移動する。
そして、連結棒17が所定距離だけ矢印C方向へ移動し
て係合リング17cが出力細工2の端部上2fと当接す
ると、連結棒エフは矢印C方向へこれ以上移動出来なく
なる。この際、連結棒17とドローバー23を結合して
いる固定部材18及び9 ボルト18aが出力軸12内部から図中左方へ突出し、
固定部材18及びポル1〜18aは操作窓2eの近傍に
位置決めされる。そこで、操作窓2eからスパナ、レン
チ等の器具を空間2hへ挿入して、ボルト18a及び固
定部材18を取り外すと、連結棒エフとドローバー23
が切り離される。そして、更に、主軸ケーシング5を、
主軸19及びドローバー23と共に図中左方へ移動させ
ると、ドローバ−23は、連結棒嵌入部23cがドロー
バー係合穴17aから図中左方へ引き出される形で、主
軸19と一体となって図中左方へ移動し、連結棒17と
分離される。
このように、ボルト6.7、固定部918、ポル1〜1
8aを取り外すと、主軸ケーシング5、主軸19及びド
ローバー23が本体2、出力軸12及び連結棒17から
切り離されるので、出力軸12(llil上動タ9のロ
ータ11)を本体2内部に残した形で、主軸19を駆動
モータ9の出力軸12から容易に分離させることが出来
る。従って、主軸19を主軸台1から取り外す際に、主
軸19が短いのでテーブル等の工作機械の他の箇所に干
渉することが無く、更に、主軸19の周辺部材も駆動モ
ータ9側から分離して短くされており工作機械の他の箇
所に干渉することがないので、主軸19を容易に取り外
すことが出来、主軸19又は主軸上9の周辺部品の修理
、交換等を容易に行うことが出来る。
また、主軸19を駆動モータ9の出力軸12と再び結合
する際には、主軸ケーシング5、主軸上9及びドローバ
ー23を一体にした状態で、本体2の図中左側から図中
右方へ移動させ、ます、ドローバ−23の連結棒嵌入部
23cを操作窓2e近傍に位置決めされた連結棒17の
ドローバー係合穴17bに嵌入させ、当接面23dとド
ローバ−当接面17bを当接させる。そして、操作窓2
eからスパナ、レンチ等の器具を空間2hへ挿入して、
固定部材18.ボルト18aを取付けてドローバ−23
と連結棒17を結合する。そして、更に主軸ケーシング
5.主軸上9及びドローバー23を図中右方へ移動させ
て、主軸ケーシング5の本体嵌入部5aを本体2の主軸
ケーシング装着穴2bに嵌入させ、主軸19の出力軸嵌
入部上9Cを出力軸上2の主軸係合大工2Cに嵌入させ
る。
尚、コノ際、ドローバー23と結合された連結棒17は
ピストン16bに対して摺動する形で矢印り方向へ移動
する。そして、主軸ケーシング5のフランジ5bの当接
面5Cを本体2の当接面2Cに当接させて、ボルト6に
よって主軸ケーシング5をフランジ5bを介して本体2
と結合する。この際、主軸上9のフランジ19dの当接
面19eと出力軸12のフランジ12dの当接面12e
が当接するので、本体2の操作窓2eからスパナ、レン
チ等の器具を空間2hへ挿入してボルト7を操作し、ボ
ルト7によって主軸19をフランジ19d、12dを介
して出力軸12と結合する。尚、主軸ケーシン)j5と
本体2の結合、主軸19と出力軸12の結合及びドロー
バ−23と連結棒17の結合は、それぞれ、本体嵌入部
5aを主軸ケーシング装着穴2bに嵌入し、出力軸嵌入
部19cを主軸係合穴12cに嵌入し、連結捧嵌入部2
3Cをドローバー係合穴17aに嵌入した形で行われる
ので、主軸19側の回転軸CT’ と出力軸12側の回
転軸CTを正確に一致させることが出来る。このように
して、主軸19を駆動モータ9の出力軸12と容易に結
合することが出来る。
(g)1発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、主軸ケーシン
グ5等の主軸支持部材を設け、前記主軸支持部材の端部
に本体嵌入部5a、フランジ5b等の駆動モータ支持部
材結合部を設け、本体2等の駆動モータ支持部材を設け
、前記駆動モータ支持部材の端部に主軸ケーシング装着
穴2b等の主軸支持部材結合部を設け、前記主軸支持部
材と前記駆動モータ支持部材を、前記駆動モータ支持部
材結合部と前記主軸支持部材結合部を介して、ボルト6
等の支持部材締結手段によって結合し、前記主軸支持部
材内部に主軸19を回転自在に設け、前記主軸19の端
部に出力軸嵌入部19c、−お− フランジ19d等の出力軸結合部を設け、前記駆動モー
タ支持部材内部に駆動モータ9を設け、前記駆動モータ
9に出力軸上2を回転騒動自在に設け、前記出力軸12
の端部に主軸係合穴12c、フランジ12d等の主軸結
合部を設け、前記主軸19と前記出力軸12を、前記出
力軸結合部と前記主軸結合部を介して、ボルト7等の軸
締結手段によって結合し、前記駆動モータ支持部材の前
記軸締結手段と対応した位置に操作窓2e等の操作スペ
ースを外部に対して開放自在に設け、前記主軸19内部
に工具保持装置21を設け、前記工具保持装置21に、
ドローバー23を、当該工具保持装置21を作動させ得
る形で、前記主軸19の軸心方向へ移動自在に設け、前
記ドローバ−23の端部に連結棒嵌入部23c等のドロ
ーバー駆動手段結合部を設け、前記出力軸12内部に、
連結棒17等のドローバ−駆動手段を、前記出力軸19
の軸心方向へ移動駆動自在に設け、前記ドローバー駆動
手段の端部にドローバー係合穴17a等のドローバー結
合部を設け、前記ドローバ−2324− と前記ドローバ−駆動手段を、前記ドローバ−原動手段
結合部と前記ドローバ−結合部を介して、固定部材18
、ボルト18a等のドローバー締結手段によって結合し
て構成したので、支持部材締結手段を操作し、更に、操
作スペースを介して軸締結手段及びドローバー締結手段
を操作することにより、主軸支持部材、主軸19及びド
ローバー23を、一体内に、駆動モータ支持部材、出力
軸12及びドローバー駆動手段から分離させることが出
来る。即ち、主軸19を取り外す際に、主軸19及び光
該主軸19と共に取り外すべき主軸19の周辺部材を、
駆動モータ9側から分離させることによって短くするこ
とが出来るので、主軸上9又は主軸19の周辺部材が工
作機械上の他の箇所に干渉すること無く容易に主軸19
を取り外すことが出来る。従って、主軸19又は主軸上
9の周辺部品に異常が生じた場合に主軸19又は主軸1
9の周辺部品の修理、交換等を容易に行うことが出来る
など、メンテナンスを容易に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第上図は、本発明による工作機械の主軸構造が適用され
る主軸台の一実施例を示す断面図、第2図は、第1図に
示す主軸台の斜視図である。 1・・・・・・主軸台 2・・・駆動モータ支持部材(本体) 2b・・・・・・主軸支持部材結合部 (主軸ケーシング装着穴) 2e・・・操作スペース(操作窓) S・・・主軸支持部材(主軸ケーシング)5a・・・ 
駆動モータ支持部材結合部(本体嵌入部) 5b・・・・・駆動モータ支持部材結合部(フランジ) 6・・・・支持部材締結手段(ボルト)7・・・・・軸
締結手段(ボルト) 9・・・・・駆動モータ 12・・ 出力軸 12c・・・主軸結合部(主軸係合穴)12d・・・・
主軸結合部(フランジ)エフ・・・・・・ドローバ−駆
動手段(連結棒)17a・・・・・ドローバ−結合部 (ドローバ−係合穴) 18・・・・・ドローバー締結手段(固定部材)18a
・・・・・ドローバー締結手段(ボルト)工9・・・・
・・主軸 19c・・・・・・出力軸結合部(出力軸嵌入部)19
d・・・・・・出力軸結合部(フランジ)21・・・・
・工具保持装置 23・・ドローバー 23c・・・ドローバ−駆動手段結合部(連結棒嵌入部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 主軸支持部材を設け、 前記主軸支持部材の端部に駆動モータ支持部材結合部を
    設け、 駆動モータ支持部材を設け、 前記駆動モータ支持部材の端部に主軸支持部材結合部を
    設け、 前記主軸支持部材と前記駆動モータ支持部材を、前記駆
    動モータ支持部材結合部と前記主軸支持部材結合部を介
    して、支持部材締結手段によって結合し、 前記主軸支持部材内部に主軸を回転自在に設け、 前記主軸の端部に出力軸結合部を設け、 前記駆動モータ支持部材内部に駆動モータを設け、 前記駆動モータに出力軸を回転駆動自在に設け、 前記出力軸の端部に主軸結合部を設け、 前記主軸と前記出力軸を、前記出力軸結合部と前記主軸
    結合部を介して、軸締結手段によって結合し、 前記駆動モータ支持部材の前記軸締結手段に対応した位
    置に操作スペースを外部に対して開放自在に設け、 前記主軸内部に工具保持装置を設け、 前記工具保持装置に、ドローバーを、当該工具保持装置
    を作動させ得る形で、前記主軸の軸心方向へ移動自在に
    設け、 前記ドローバーの端部にドローバー駆動手段結合部を設
    け、 前記出力軸内部に、ドローバー駆動手段を、前記出力軸
    の軸心方向へ移動駆動自在に設け、前記ドローバー駆動
    手段の端部にドローバー結合部を設け、 前記ドローバーと前記ドローバー駆動手段を、前記ドロ
    ーバー駆動手段結合部と前記ドローバー結合部を介して
    、ドローバー締結手段によって結合して構成した工作機
    械の主軸構造。
JP28062789A 1989-10-27 1989-10-27 工作機械の主軸構造 Expired - Fee Related JP2824983B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28062789A JP2824983B2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 工作機械の主軸構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28062789A JP2824983B2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 工作機械の主軸構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03142142A true JPH03142142A (ja) 1991-06-17
JP2824983B2 JP2824983B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=17627689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28062789A Expired - Fee Related JP2824983B2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 工作機械の主軸構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2824983B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003045622A1 (fr) * 2001-11-26 2003-06-05 Makino Milling Machine Co., Ltd. Dispositif de broche de machine-outil et procede de remplacement d'une broche
WO2004087353A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Nsk Ltd. 主軸装置及び主軸装置を備えた工作機械
CN103801711A (zh) * 2012-11-07 2014-05-21 斗山英维高株式会社 改善了结构的主轴头
CN104097100A (zh) * 2013-04-08 2014-10-15 贝特霍尔德·赫姆勒机器制造股份公司 带有液体冷却部的两件式的工具主轴

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1902800A1 (de) * 2006-09-20 2008-03-26 Maschinenfabrik Berthold Hermle Aktiengesellschaft Motorspindel zum Drehantrieb von Werkzeugen an einer Werkzeugmaschine

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003045622A1 (fr) * 2001-11-26 2003-06-05 Makino Milling Machine Co., Ltd. Dispositif de broche de machine-outil et procede de remplacement d'une broche
US7165302B2 (en) 2001-11-26 2007-01-23 Makino Milling Machine Co., Ltd Spindle device of machine tool and method of replacing spindle
WO2004087353A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Nsk Ltd. 主軸装置及び主軸装置を備えた工作機械
EP1609549A1 (en) * 2003-03-31 2005-12-28 NSK Ltd. Main shaft device and machine tool with the same
US7311482B2 (en) 2003-03-31 2007-12-25 Nsk Ltd. Main shaft device and machine tool with the same
EP1609549A4 (en) * 2003-03-31 2008-04-16 Nsk Ltd MAIN SHAFT ASSEMBLY AND MACHINE TOOL COMPRISING SAID ASSEMBLY
US7690873B2 (en) 2003-03-31 2010-04-06 Nsk Ltd. Main shaft device and machine tool with the same
US8052362B2 (en) 2003-03-31 2011-11-08 Nsk, Ltd. Main shaft device and machine tool with the same
CN103801711A (zh) * 2012-11-07 2014-05-21 斗山英维高株式会社 改善了结构的主轴头
CN104097100A (zh) * 2013-04-08 2014-10-15 贝特霍尔德·赫姆勒机器制造股份公司 带有液体冷却部的两件式的工具主轴
EP2789423A1 (de) 2013-04-08 2014-10-15 Maschinenfabrik Berthold Hermle AG Zweigeteilte Werkzeugspindel mit einer Flüssigkeitskühlung
JP2014200909A (ja) * 2013-04-08 2014-10-27 マシーネンファブリーク ベルトホルト ヘルムレ アーゲー 液冷式の二部構成型ツールスピンドル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2824983B2 (ja) 1998-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7326010B2 (en) Motor spindle
US5130585A (en) Hollow shaft motor
EP1958718A1 (en) Spindle device of machine tool
WO2003045622A1 (fr) Dispositif de broche de machine-outil et procede de remplacement d'une broche
US6309286B1 (en) Grinding machine and method of grinding
JPH03142142A (ja) 工作機械の主軸構造
US4767246A (en) Quick-release tool holding device
US4927304A (en) Holder for rotary material removing tools
WO2008047772A1 (fr) Tête de traitement pour machine-outil
JP2019181645A (ja) 工作機械
US3703846A (en) Machine tool spindle and drive
JP2007144581A (ja) 単軸ロボット
CN110944793A (zh) 带有径向夹持设备的工作芯轴
JPH0325855Y2 (ja)
JPH042438A (ja) 工作機械の主軸駆動モータの冷却構造
RU2400331C1 (ru) Шпиндель с зажимным центрирующим патроном
JPH0551401B2 (ja)
JPS6125925Y2 (ja)
JPH10118872A (ja) 多軸ヘッドを有する工作機械
JPH0453607A (ja) 工作機械のワーク支持装置
JPH11235609A (ja) 回転駆動型工具
WO2023145075A1 (ja) 送り軸機構
JPH0435281B2 (ja)
CN211728363U (zh) 一种凸缘总成的夹具及其钻孔工装
JPH08126952A (ja) 自動加工ロボット

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080911

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080911

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090911

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees