JPH042438A - 工作機械の主軸駆動モータの冷却構造 - Google Patents

工作機械の主軸駆動モータの冷却構造

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Publication number
JPH042438A
JPH042438A JP9854090A JP9854090A JPH042438A JP H042438 A JPH042438 A JP H042438A JP 9854090 A JP9854090 A JP 9854090A JP 9854090 A JP9854090 A JP 9854090A JP H042438 A JPH042438 A JP H042438A
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JP
Japan
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cooling fluid
output shaft
casing
main shaft
cooling
Prior art date
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Application number
JP9854090A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Muraki
俊之 村木
Toshikazu Sakai
坂井 俊和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、マシニングセンタ等の工作機械の主軸駆動モ
ータの冷却構造に関する。
(b)、従来の技術 最近、工作機械においては、主軸と主軸駆動モータの出
力軸とが直結した所謂ビルトインタイブ主軸が実用に供
されている。このようなビルトインタイブ主軸において
主軸駆動モータを冷却するには、ケーシング内外に主軸
駆動モータを包囲する形で冷却孔を設けて、該冷却孔に
冷却空気等の冷却流体を流すことによって主軸駆動モー
タを外側から冷却している。
を好適に冷却することの出来る工作機械の主軸駆動モー
タの冷却構造を提供することを目的とする。
(C)8発明が解決しようとする問題点ところが、これ
では、主軸駆動モータの内側のロータ内外を冷却するこ
とが出来ない。即ち、主軸駆動モータのステータ内外に
関しては、ケーシングの前記冷却孔に近接しているので
、前記冷却孔に冷却流体を流すことによって冷却するこ
とが出来るが、ロータ内外に関しては、ケーシングの冷
却孔と近接していないため、このような手段では冷却す
ることが出来ない。従って、主軸内外の温度が30〜4
0°Cの室温に近い状態に保たれるのに対して、主軸即
動モータのロータ内外の温度は100”C近くに達し、
当該ロータの出力軸が熱膨張する。そして、出力軸の熱
膨張が、当該出力軸に直結した主軸を押圧する形となり
、主軸軸受の予圧が抜けるなどによって加工精度等に悪
影響を与えるという問題点があった6本発明は、上記事
情に鑑み、主軸駆動モータ(d)8問題点を解決するた
めの手段 本発明は、ケーシング(2)を有し、該ケーシング(2
)に、ステータ(10)及びロータ(11)からなる主
軸駆動モータ(9)を設け。
主軸(19)を前記ロータ(11)の出力軸(12)に
直結して設け、前記ケーシング(2)に、該ケーシング
(2)内外を貫通する冷却流体供給部(2f)及び冷却
流体排出部(2g)を、前記ステータ(10)を挾さむ
形で設け、前記出力軸(12)に、ロータ冷却手段(1
2a、12b、12f)を、前記出力軸(12)の軸心
方向に設けて構成される。
また、本発明は、前記ロータ冷却手段として、冷却流体
流路(12f)を前記出力軸(12)内部に設け、前記
出力軸(12)内外を貫通する冷却流体流入部(12a
)を、前記冷却流体流路(12f)と前記冷却流体供給
部(2f)を連通する形で設け、前記出力軸(12)内
外を貫通する冷却流体供給部(12b)を、前記冷却流
体流g(12f)と前記冷却流体排出部(2g)を連通
ずる形で設けて構成される。  また、本発明は、ファ
ン(13)を、前記出力軸(12)に設けて構成される
なお、括弧内の番号等は1図面における対応する要素を
示す1便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない6以下のr (e)
、作用」の欄についても同様である。
(e)6作用 上記した構成により、冷却流体(CFL)は。
冷却流体供給部(2f)からロータ冷却手段(12a、
12b、12f)に流入し、冷却流体排出部(2g)か
ら排出さ九るように作用する。
(f)、実施例 以下、図面に基づき、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明による工作機械の主軸駆動モータの冷
却構造が適用された主軸台の一実施例を示す断面図。
第2図は、第1図に示す主軸台の斜視図である。
本発明による工作機械の主軸駆動モータの冷却構造が適
用された主軸台1はマシニングセンタ等の工作機械に設
けられており、該主軸台1には。
第1図に示すように、主軸駆動モータ9が設けられてい
る。
該主軸駆動モータ9は略円筒形のケーシング2、ステー
タ1o及びロータ11等から構成され、前記ケーシング
2は主軸台1全体のケーシングとしても機能している。
そして、前記ケーシング2の内部2aには図中左右方向
に関して略中夫の位置にステータ10及びロータ11が
設けられており、前記ケーシング内部2aは、前記ステ
ータ10及び前記ロータ11によって、ステータ10及
びロータ11の図中左方の冷却流体流入室2hとステー
タ1o及びロータ11の図中右方の冷却流体流出室21
とに分割されている。そして、ケーシング2には、複数
の冷却流体供給孔2fが前記冷却流体流入室2hとケー
シング2外部を連通ずる形で後述の回転軸CTと垂直な
方向へ穿設されており、また、複数の冷却流体排出孔2
gが前記冷却流体流出室21とケーシング2外部を連通
ずる形で後述の回転軸CTと平行な矢印C,D方向へ穿
設されている。また、ケーシング2の内周面2jと外周
面2に間には、冷却孔2dが前記ステータ10を包囲す
る形で筒状に穿設形成されている。また、ケーシング2
には、ケーシング2内外を連通する形で操作窓2eが貫
通形成されており、該操作!!′2eには第2図に示す
ようにカバ3が複数のボルト3aによって装着されてい
る。
そして、主軸駆動モータ9のロータ11は、中央に設け
られた略円筒形の出力軸12と該出力軸12の外周面1
2i上に固定されたコイル部11aから成る。そして、
前記出力軸12は1回転軸CTを中心にして矢印A、B
方向へ回転自在になる形で、図中右方の部位を軸受15
を介してケーシング2に支持されている。また、前記出
力軸12の内径は、該出力軸12の内部12gに設けら
れた後述の連結棒17の外形よりも大きく形成されてお
り、高力軸内部12gには連結棒17との間隙内外とし
て、冷却流体流路12fが回転軸CTに平行な矢印C,
D方向へ形成されている。
そして、出力軸12の前記コイル部11aの図中左方で
主軸係合穴12cの図中右方には複数の冷却流体流入孔
12aが前記冷却流体流路12fと出力軸12外部の前
記冷却流体流入室2hを連通ずる形で回転軸CTを中心
に放射状に穿設されており、また、前記コイル部11a
の図中右方には複数の冷却流体流出孔12bが前記冷却
流体流路12fと出力軸12外部の前記冷却流体流出室
21を連通する形で回転軸CTを中心に放射状に穿設さ
れている。更に、前記冷却流体流出孔12bの図中右方
の出力軸12の外周面12i上にはファン13が固着さ
れており、該ファン13には、出力軸12と共に矢印A
(又はB)方向へ回転すると、冷却流体流出室21内の
冷却流体CFLを図中右方即ち冷却流体排出孔2g方向
へ流動させ得る羽根13aが設けられている。また、主
軸駆動モータ9のステータ10は、前記ロータ11のコ
イル部11aとの間に僅かな間隙9aを開けた形で、該
ロータ11を包囲する形でケーシング2の内周面2jに
固着している。
また、前記ケーシング2の第1図左方には、略円筒形の
主軸ケーシング5が、ケーシング嵌入部5aをケーシン
グ2に穿設された主軸ケーシング装着穴2bへ嵌入させ
、主軸ケーシング内部5eをケーシング内部2aと連通
させた形で、フランジ5b、複数のボルト6を介して着
脱自在に結合されている。また、主軸ケーシング5の内
周面5fと外周面5g間には、主軸19を包囲する形で
冷却孔5dが円環状に多数穿設形成されている。
そして、主軸19は、複数の軸受20を介して、主軸ケ
ーシング内部5eに回転軸CTを中心にして矢印A、B
方向へ回転自在に支持されおり、該主軸19は、図中右
方の部位が主軸ケーシング内部5dからケーシング内部
2aへ突出している。
そして、主軸19は、ケーシング内部2aにおいて、圧
力軸嵌入部19cを主軸係合穴12cに嵌入させ、主軸
内部19fを高力軸内部12gと連通させた形で、フラ
ンジ19d、12d、複数のボルト7を介して出力軸1
2に着脱自在に結合されている。また、主軸19の図中
左端の装着面19aは、主軸ケーシング内部5eから図
中左方へ突出しており、該装着面19aには所定の工具
29の工具ホルダ29aを装着し得るテーパ穴19bが
設けられている。
また、前記ケーシング2の図中右方には、シリンダ16
a、ピストン16b、連結棒17等から成るドローパー
駆動装置16が設けられている。
即ち、前記シリンダ16aはケーシング2に固定されて
おり、該シリンダ16aには筒型のピストン16bが矢
印C,D方向へ移動駆動される形で設けられている。ま
た、前記ピストン16b内部には、連結棒17が軸受1
6cを介して、ピストン16bに対して回転軸CTを中
心にして矢印A、B方向へ回転自在で、ピストン16b
により係合リング17dを介して回転軸CTと平行な矢
印C方向へ移動駆動される形で設けられている。そして
、連結棒17の図中左方の部位は主軸駆動モータ9の出
力軸内部12gへ伸延している。該連結棒17の出力軸
内部12gにおける外径は出力軸12の内径より小さく
形成されており、前述のように、出力軸内周面12hと
連結棒外周面17cとの間隙内外として、冷却流体流路
12fが矢印C,D方向に形成されている6また。連結
棒17の図中左方には、工具保持装置21のドローバー
23が接続している。
即ち、主軸19の内部19fには、スリーブ22、ドロ
ーバー23、コレット26等から成る工具保持装置21
が設けられている。前記ドローバ−23は、主軸内部1
9fに矢印C,D方向へ所定の距離範囲だけ移動自在な
形で設けられており、主軸内部19fに縮設された複数
の皿バネ25によって矢印り方向へ常時押圧されている
。また、ドローバー23の図中右方の部位は主軸内部1
9fから出力軸内部12gへ突出しており、ドローバ−
23は、出力軸内部12gにおいて、連結棒嵌入部23
cをドローパー係合穴17aに嵌入した形でボルト24
等により前記連結棒17に着脱自在に接続されている。
また、主軸内部19fの前記テーパ穴19bの図中右方
には、スリーブ22が嵌入装着されており、該スリーブ
22の図中左方にはガイド穴22aが回転軸CTに対し
て対称になる形で図中上下に2個穿設さ九ている。
また、前記ドローバ−23は図中左方の部位が前記スリ
ーブ22内に伸延しており、前記スリーブ22内部にお
いて、当該ドローバ−23は係合部23bを介してコレ
ット26と係合している。該コレット26は、図中上下
2個に分割されており。
コレット26の図中左端には、スライド部26aが回転
軸CTの反対側へ突出して設けられており。
また、スタッド保持部26bが回転軸CT側へ突出して
設けられている。そして、前記スライド部26aはスリ
ーブ22の前記ガイド穴22aと係合しており、コレッ
ト26は、係合部23bを介してドローバ−23によっ
て矢印C,D方向へ移動駆動されると、スライド部26
aがガイド穴22aに沿って移動する形で、スタッド保
持部26bを図中上下方向へ開閉することが出来る。
主軸台1は以上のような構成を有するので、該主軸台1
の使用に際しては、まず、ドローパー駆動装置16のピ
ストン16bを駆動して矢印C方向へ移動させる。する
と、ピストン16bと連結棒17の係合リング17dが
当接係合して、連結棒17は矢印C方向に押動される。
すると、連結棒17に接続されているドローバ−23が
連結棒17によって矢印C方向へ皿バネ25の弾性に抗
して押動され、該ドローバ−23はコレット26を矢印
C方向へ移動させる。すると、コレット26のスライド
部26aがスリーブ22のガイド穴22aに沿って移動
する形で、スタッド保持部26b、26bが回転軸CT
に対して外方へ開き、工具29の装脱が可能な状態とな
る。
そこで、工具ホルダ29aに装着された工具29を、図
中2点IA線で示すように、工具ホルダ29aをテーパ
穴19bに挿入し、プルスタッド29bを開放状態にあ
る前記スタッド保持部26b、26b間に挿入する形で
主軸19に装着する。
次に、ドローパー駆動装置16のピストン16bを駆動
して矢印り方向へ移動させると、連結4fj17はドロ
ーバ−23と共に1皿バネ25の弾性によって矢印り方
向へ押動される。そして、ドローバ−23の係合部23
bによってコレット26が矢印り方向へ押動されると、
コレット26のスライド部26aがスリーブ22のガイ
ド穴22aに沿って回転軸CTに対して内方へ移動する
すると、コレット26.26のスタッド保持部26b、
26bが回転軸CTに対して内方へ閉じ、プルスタッド
29bがスタッド保持部26b、26bによって保持さ
れると共に、矢印り方向に引き込まれ、工具29は主軸
19に確実に装着される。
そして、主軸駆動モータ9を駆動させ、出力軸12及び
主軸19を、工具29と共に、矢印A(又はB)方向へ
回転させて、該工具29によって所定のワークの加工を
行う。
そして、主軸19の矢印A(又はB)方向の回転によっ
て主軸19の軸受20周辺が発熱するので、主軸ケーシ
ング5の冷却孔5dに冷却空気等の冷却流体を流動させ
て、主軸19.軸受20周辺の冷却を行う。
また、主軸駆動モータ9を膳区動させることによって、
該主軸駆動モータ9のステータ10及びロータ11周辺
が発熱する。そこで、主軸駆動モータ9のステータ10
に関しては、ケーシング2の冷却孔2dに冷却空気等の
冷却流体を流動させて、ステータ10周辺を外側、即ち
回転軸CTの反対側から冷却する。更に、主軸駆動モー
タ9のロータ11に関しては、工場内の雰囲気等の冷却
流体CFLを、冷却流体流入室2h、冷却流体流路12
f、冷却流体流出室21へ供給し、前記冷却流体CFL
をファン13を介して強制的に流動させて、ロータ11
周辺を内側、即ち回転軸CT側から冷却する。
即ち、主軸19及び出力軸12が矢印A(又はB)方向
へ回転すると、前記出力軸12に固定されたファン13
が矢印A(又はB)方向へ回転して、ケーシング2内部
の冷却流体流出室21内の冷却流体CFLを冷却流体排
出孔2gがらケーシング2外部へ強制的に排出する。す
ると、前記冷却流体流出室2jの冷却流体流出孔12b
近傍の圧力が出力軸12内部の冷却流体流路12fの圧
力よりも低下するので、該冷却流体流路12f内の冷却
流体CFLは、出力軸12内外を貫通する冷却流体流出
孔12bから前記冷却流体流出室21へ流動する。更に
、前記冷却流体流路12fの圧力が出力軸12外部の冷
却流体流入室2hの圧力よりも低下するので、該冷却流
体流入室2h内の冷却流体CFLは、出力軸12内外を
貫通する冷却流体流入孔12aから出力軸12内部の前
記冷却流体流路12fへ流動する。そして、前記冷却流
体流入室2hの圧力がケーシング2外部の圧力よりも低
下するので、ケーシング2外部の工場内雰囲気等の冷却
流体CFLが冷却流体供給孔2fからケーシング2内部
の前記冷却流体流入室2hへ流入する。
従って、冷却流体供給孔2fから冷却流体流入室2hへ
供給された冷却流体CFLは、冷却流体流入室2hから
冷却流体流入孔12aを介して出力軸12内部の冷却流
体流路12fへ入り、該冷却流体流路12fを矢印り方
向へ移動する。この際に、冷却流体CFLはロータ11
を内側から冷却する。そして、ロータ11を冷却するこ
とによって冷却流体流路12f内で温度の上昇した冷却
流体CFLは、冷却流体流路12fから冷却流体流出孔
12bを介して出力軸12外部の冷却流体流出室21へ
呂る。そして、冷却流体CFLは、ファン13によって
、冷却流体流出室21から冷却流体排出孔2gを介して
ケーシング2外部へ強制的に排出される。また、供給さ
れた冷却流体CFLが、冷却流体流入室2hから冷却流
体流出室21へ移動する際には、前述の冷却流体流入孔
12a、冷却流体流路12f及び冷却流体流出孔12b
を流動するのに加えて、冷却流体流入室2hからステー
タ10とロータ11との間隙9aを流動して冷却流体流
出室2iへ移動し、この際に。
ステータ10を内側から冷却し、また、ロータ11を外
側から冷却する。従って、従来は冷却が困難であった主
軸駆動モータ9のロータ11を、当該ロータ11の内側
と外側から好適に冷却することが出来るので、ロータ1
1の出力軸12の熱膨張を極力少なくすることが出来る
。従って、従来のように出力軸12の過度の熱膨蒙によ
って主軸19が矢印C方向へ押圧され、主軸19の軸受
20の予圧が抜けて主軸19の剛性が低下するようなこ
とがなく、主軸19に装着された工具29による加工に
おいて高い加工精度を保つことが出来る。
尚、上述の実施例においては、ロータ冷却手段として、
出力軸12内部に冷却流体流路12fを設け、更に、出
力軸12内外を貫通する冷却流体流入孔12a及び冷却
流体流出孔12bを設けた場合について述べたが、ロー
タ冷却手段を、出力軸12外部、即ち、出力軸12とコ
イル部118間に設けるようにしてもよい。例えば、ロ
ータ冷却手段として、出力軸外周面12i上に軸心方向
(スパイラル状にするなど1回転軸CTに平行でなくて
もよい)に冷却流体流通ミゾを形成し、該冷却流体流通
ミゾの外側にコイル部11aを固定して、前記冷却流体
流通ミゾによって冷却流体流入室2hと冷却流体流出室
21を連通ずるようにし、冷却流体CFLを出力軸12
とコイル部118間に流動させるようにすることも可能
である。
また、上述の実施例においては、ファン13を冷却流体
流出室21に設けて、該冷却流体流出室21内の冷却流
体CFLを強制的に冷却流体排出孔2gからケーシング
2外部へ排出させる場合について述べたが、ファン13
を冷却流体流入室2hに設けて、該冷却流体流入室2h
内の冷却流体CFLを強制的に冷却流体流入孔12aか
ら冷却流体流路12fへ流入させるようにしてもよい。
また、ファン13を、ケーシング2外部に位置する形で
出力軸12に装着することも可能である。
また、上述の実施例においては、工場内雰囲気等の加圧
されていない冷却流体CFLを使用し、該冷却流体CF
Lをファン13を介して流動させる場合について述べた
が、ファン13を設けずに、圧縮空気等の加圧した冷却
流体CFLをケーシング2内部へ供給するようにしても
よい。即ち、冷却流体CFLを、冷却流体供給孔2fか
ら冷却流体流入室2hへ圧力を掛けた形で供給する。す
ると、該冷却流体CFLは、圧力の高い冷却流体流入室
2hから圧力の低い冷却流体流出室21へ、冷却流体流
入孔12a、冷却流体流路12f及び冷却流体流出孔1
2bを介して、又は1間隙9aを介して流動し、冷却流
体流出室21から冷却流体排出孔2gを介してケーシン
グ2外部へ排出される。そして、 IH駆動モータのロ
ータ11を内側から冷却し、また、駆動モータ9のロー
タ11を外側からステータ10を内側から冷却すること
が出来る。
尚、主軸駆動モータ9のケーシング2と主軸ケーシング
5を連結するボルト6はケーシング2外部及び主軸ケー
シング5外部から直に操作することが出来るので、ボル
ト6を取り外すことによって主軸ケーシング5とケーシ
ング2の結合状態を解除することが出来る。また、ケー
シング2に装着された第2図に示すカバ3を取り外すと
、操作窓2eからケーシング内部2aの第1図に示すよ
うに該操作窓2eに近接した位置に位置する出力軸12
と主軸19を連結するボルト7を操作することが出来る
ので、ボルト7を取り外すことによって主軸19と出力
軸12の結合状態を解除することが出来る。そして、前
記ボルト6及び前記ボルト7を取り外して主軸ケーシン
グ5とケーシング2の結合状態及び主軸19と出力軸1
2の結合状態を解除した後に、主軸ケーシング5を矢印
C方向に所定距離だけ引き出し、その状態で操作窓2e
からボルト24を緩めてドローバー23と連結棒17の
接続状態を解除することによりドローバ−23のケーシ
ング2側との接続状態も解除される。従って、その状態
で更に主軸ケーシング5を矢印C方向へ引き出すことに
より、主軸ケーシング5.主軸19及びドローバ−23
を一体的に、ケーシング2、出力軸12及び連結#17
から分離させることが出来る。従って、主軸19又は主
軸19の周辺部材に不具合が生じた場合には。
容易に修理、交換等を行うことが出来る。
(g)0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、ケーシング2
を有し、該ケーシング2に、ステータ10及びロータ1
1からなる主軸駆動モータ9を設け、主軸19を前記ロ
ータ11の出力軸12に直結して設け、前記ケーシング
2に、該ケーシング2内外を貫通する冷却流体供給孔2
f等の冷却流体供給部及び冷却流体排出孔2g等の冷却
流体排出部を、前記ステータ10を挾さむ形で設け。
前記出力軸12に、冷却流体流入孔12a、冷却流体流
路12f、冷却流体流出孔12b等のロータ冷却手段を
、前記出力軸12の軸心方向に設けて構成したので、冷
却流体CFLは、冷却流体供給部からロータ冷却手段に
流入し、冷却流体排出部から排出される6従って、冷却
流体CFLによって主軸駆動モータ9を内側から冷却す
ることが出来る。即ち、従来のような主軸駆動モータ9
を外側から冷却する手段ではステータ10内外しか冷却
することが出来ないが、主軸駆動モータ9を内側から冷
却することによって出力軸12を含むロータ11内外を
好適に冷却することが出来る。
従って、主軸駆動モータ9を駆動した際に出力軸12が
熱膨張することを極力防止することが出来るので、該出
力軸12が該出力軸12に直結された主軸19を押圧す
ることが少なくなり、当該主軸19の軸受20の予圧が
抜けて当該主軸19の剛性が低下することなどを防止す
ることが出来る。
従って、当該主軸19に装着された所定の工具29によ
る加工においては、高精度の加工が保証される。
また、本発明は、前記ロータ冷却手段として、冷却流体
流路12fを前記出力軸12内部に設け、前記出力軸1
2内外を貫通する冷却流体流入孔12a等の冷却流体流
入部を、前記冷却流体流路12fと前記冷却流体供給部
を連通ずる形で設け、前記出力軸12内外を貫通する冷
却流体流出孔12b等の冷却流体流出部を、前記冷却流
体流路12fと前記冷却流体排出部を連通ずる形で設け
て構成したので、冷却流体CFLは、冷却流体供給部か
ら冷却流体流入部を介して出力軸12内に流入し、更に
、冷却流体流路12f、冷却流体流出部を移動して、冷
却流体排出部から排出される。
従って、冷却流体CFLによって、主軸駆動モータ9を
出力軸12の内側から冷却することが出来る。そして、
出力軸12に熱膨張を極力少なくすることが出来るので
、出力軸12の過度の膨張によって主軸19が押圧され
、該主1iIR19の軸受の予圧が抜けて主軸の剛性が
低下するようなことがなく、主軸19に装着された工具
による加工において高い加工精度を保つことが出来る。
また1本発明は、ファン13を、前記出力軸12に設け
て構成したので、前記出力軸12の回転に伴ってファン
13が前記冷却流体CFLを強制的に流動させることが
出来る。従って、工場内の雰囲気を、そのまま冷却流体
CFLとして使用して主軸駆動モータ9の冷却を行うこ
とが出来るばかりか、回転時に冷却流体CFLの流入し
にくい出力軸12内部に強制的に冷却流体CFLを流動
させることが可能となり、冷却効率を高めることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による工作機械の主軸駆動モータの冷
却構造が適用された主軸台の一実施例を示す断面図、 第2図は、第1図に示す主軸台の斜視図である。 1・・・・・・主軸台 2・・・・・・ケーシング 2f・・・・・・冷却流体供給部(冷却流体供給孔)2
g・・・・・・冷却流体排出部(冷却流体排出孔)9・
・・・・・主軸駆動モータ 1o・・・・・・ステータ 11・・・・・・ロータ 12・・・・・出力軸 12a・・・・・ロータ冷却手段、 冷却流体流入部(冷却流体流入孔) 12b・・・・・・ロータ冷却手段、 冷却流体流出部(冷却流体流出孔) 12f・・・・・・ロータ冷却手段、 冷却流体流路 13・・・・・・ファン 19・・・・・・主軸 CFL・・・・・・冷却流体 呂願人

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ケーシングを有し、 該ケーシングに、ステータ及びロータから なる主軸駆動モータを設け、 主軸を前記ロータの出力軸に直結して設け、前記ケーシ
    ングに、該ケーシング内外を貫 通する冷却流体供給部及び冷却流体排出部を、前記ステ
    ータを挾さむ形で設け、 前記出力軸に、ロータ冷却手段を、前記出 力軸の軸心方向に設けて構成した工作機械の主軸駆動モ
    ータの冷却構造。
  2. (2)、前記ロータ冷却手段として、 冷却流体流路を前記出力軸内部に設け、 前記出力軸内外を貫通する冷却流体流入部 を、前記冷却流体流路と前記冷却流体供給部を連通する
    形で設け、 前記出力軸内外を貫通する冷却流体流出部 を、前記冷却流体流路と前記冷却流体排出部を連通する
    形で設けて構成した特許請求の範囲第1項記載の工作機
    械の主軸駆動モータの冷却構造。
  3. (3)、ファンを、前記出力軸に設けて構成した特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の工作機械の主軸駆動モ
    ータの冷却構造。
JP9854090A 1990-04-13 1990-04-13 工作機械の主軸駆動モータの冷却構造 Pending JPH042438A (ja)

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