JPS6322050Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6322050Y2 JPS6322050Y2 JP1982153776U JP15377682U JPS6322050Y2 JP S6322050 Y2 JPS6322050 Y2 JP S6322050Y2 JP 1982153776 U JP1982153776 U JP 1982153776U JP 15377682 U JP15377682 U JP 15377682U JP S6322050 Y2 JPS6322050 Y2 JP S6322050Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- cam
- movable cam
- clutch
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はクラツチ式締付工具のクラツチの構造
に関するものである。
に関するものである。
従来技術の噛合いクラツチを有する締付工具に
おいては、シヤフトに回転力を伝達する手段とし
てシヤフトと可動カムをキー又はスプラインによ
り結合し、軸方向に摺動自在かつ一体回転させる
ものであつた。この場合クラツチ機構を構成する
固定カムと可動カムの噛合部回転半径に比べ、シ
ヤフトと可動カム結合部の回転半径が小さいため
摺動部の面圧が高く、 １ 摺動損失が大きく、また摩耗しやすいため、
締付力のバラツキが大きい。
おいては、シヤフトに回転力を伝達する手段とし
てシヤフトと可動カムをキー又はスプラインによ
り結合し、軸方向に摺動自在かつ一体回転させる
ものであつた。この場合クラツチ機構を構成する
固定カムと可動カムの噛合部回転半径に比べ、シ
ヤフトと可動カム結合部の回転半径が小さいため
摺動部の面圧が高く、 １ 摺動損失が大きく、また摩耗しやすいため、
締付力のバラツキが大きい。
２ クラツチ機構の離脱時、摩擦によりシヤフト
が軸方向の荷重を受け、この反力として締付工
具を浮き上がらせるため、締付工具を押付ける
力によつて締付力が変化する。
が軸方向の荷重を受け、この反力として締付工
具を浮き上がらせるため、締付工具を押付ける
力によつて締付力が変化する。
等の欠点を有していた。この欠点を解消する手段
としてリニアベアリングやスプラインベアリング
を用いてシヤフトと可動カムを結合し、摺動損失
を小さくする方法があるが、いずれも締付工具の
体格や重量の上昇、生産コストの上昇につながる
ものであつた。
としてリニアベアリングやスプラインベアリング
を用いてシヤフトと可動カムを結合し、摺動損失
を小さくする方法があるが、いずれも締付工具の
体格や重量の上昇、生産コストの上昇につながる
ものであつた。
本考案の目的は従来技術の欠点をなくし、小形
軽量長寿命でかつ締付力のバラツキの少ないクラ
ツチ式締付工具を安価に提供することにある。
軽量長寿命でかつ締付力のバラツキの少ないクラ
ツチ式締付工具を安価に提供することにある。
本考案は、同じ値のトルクを伝達しようとする
場合、回転半径（腕の長さ）を長くすれば力が小
さくなり、摺動部の摩擦による損失が少なくなる
ことに着目し、可動カム、回転板およびシヤフト
の関係を工夫したものである。
場合、回転半径（腕の長さ）を長くすれば力が小
さくなり、摺動部の摩擦による損失が少なくなる
ことに着目し、可動カム、回転板およびシヤフト
の関係を工夫したものである。
本考案の一実施例を第１図〜第３図に示す。
図において１はモートル、２は遊星歯車機構に
よる減速装置である。３は減速装置２のセカンド
アイドルギヤ２ａを支持するセカンドギヤホルダ
２ｂとニードルローラ４より成る固定カムであ
り、ニードルローラ４は前記セカンドギヤホルダ
２ｂの溝２ｃ内に取付けられている。５は回転板
である。回転板５はドライバビツト６を保持する
ソケツト７を接続支承したシヤフト８に、キー９
と圧入により結合されており、シヤフト８と一体
回転する。回転板５の可動カム受容穴５ａ内には
スチールボール１０より成る可動カム１０が受容
穴５ａの両端面から出没自在に収納されており、
締付力調整用のコイルスプリング１１の押圧力に
よりスリーブＡ１２、ロツド１３、スリーブＢ１
４を介し前記固定カム３に圧着し噛合されてい
る。上記固定カム３と可動カム１０によりクラツ
チ機構が構成される。１５は上記の各部品を収納
するギヤカバである。１６はリミツトスイツチ
で、ギヤカバ１５に固定されており、スリーブＡ
１２によりON−OFF状態の切換えが行なわれ
る。
よる減速装置である。３は減速装置２のセカンド
アイドルギヤ２ａを支持するセカンドギヤホルダ
２ｂとニードルローラ４より成る固定カムであ
り、ニードルローラ４は前記セカンドギヤホルダ
２ｂの溝２ｃ内に取付けられている。５は回転板
である。回転板５はドライバビツト６を保持する
ソケツト７を接続支承したシヤフト８に、キー９
と圧入により結合されており、シヤフト８と一体
回転する。回転板５の可動カム受容穴５ａ内には
スチールボール１０より成る可動カム１０が受容
穴５ａの両端面から出没自在に収納されており、
締付力調整用のコイルスプリング１１の押圧力に
よりスリーブＡ１２、ロツド１３、スリーブＢ１
４を介し前記固定カム３に圧着し噛合されてい
る。上記固定カム３と可動カム１０によりクラツ
チ機構が構成される。１５は上記の各部品を収納
するギヤカバである。１６はリミツトスイツチ
で、ギヤカバ１５に固定されており、スリーブＡ
１２によりON−OFF状態の切換えが行なわれ
る。
次に締付作業時の各部の動作について説明す
る。第１図において、モートル１の回転力は減速
装置２により減速され、固定カム３と可動カム１
０の噛合いにより回転板５、シヤフト８、ソケツ
ト７を介しドライバビツト６に伝達されネジ等
（図示せず）を締付ける。ネジの締付けが進み所
定の締付力に達すると、コイルスプリング１１の
押圧力に打勝つて、可動カム１０は軸方向（スリ
ーブＢ１４側）に押し出され、固定カム３との噛
合いが離脱状態となり、モートル１の回転力伝達
が遮断される。（第３図参照）一方、スリーブＡ
１２もスリーブＢ１４、ロツド１３を介しコイル
スプリング１１側に押し出されるから、リミツト
スイツチ１６が作動しモートル１への電力供給を
遮断しネジ締付作業が完了する。（電気回路は図
示せず）。締付作業終了後は再びコイルスプリン
グ１１の押圧力により初期の状態に復起する。
る。第１図において、モートル１の回転力は減速
装置２により減速され、固定カム３と可動カム１
０の噛合いにより回転板５、シヤフト８、ソケツ
ト７を介しドライバビツト６に伝達されネジ等
（図示せず）を締付ける。ネジの締付けが進み所
定の締付力に達すると、コイルスプリング１１の
押圧力に打勝つて、可動カム１０は軸方向（スリ
ーブＢ１４側）に押し出され、固定カム３との噛
合いが離脱状態となり、モートル１の回転力伝達
が遮断される。（第３図参照）一方、スリーブＡ
１２もスリーブＢ１４、ロツド１３を介しコイル
スプリング１１側に押し出されるから、リミツト
スイツチ１６が作動しモートル１への電力供給を
遮断しネジ締付作業が完了する。（電気回路は図
示せず）。締付作業終了後は再びコイルスプリン
グ１１の押圧力により初期の状態に復起する。
以上のように本考案によれば上記したように可
動カム自身が噛合い位置の回転半径上を摺動し、
摺動部の摩擦を小さくできるもので、摺動損失や
締付工具押付力の変化による締付力のバラツキを
低く押えることができる。
動カム自身が噛合い位置の回転半径上を摺動し、
摺動部の摩擦を小さくできるもので、摺動損失や
締付工具押付力の変化による締付力のバラツキを
低く押えることができる。
第１図は本考案になるクラツチ式締付工具の一
実施例を示す要部縦断側面図、第２図は第１図の
−線断面図である。第３図は第１図に示す実
施例の締付工具において、固定カムと可動カムの
噛合いが離脱した状態を示す要部縦断側面図であ
る。 １はモートル、２は減速装置、３は固定カム、
４はニードルローラ、５は回転板、６はドライバ
ビツト、７はソケツト、８はシヤフト、９はキ
ー、１０は可動カム、１１はコイルスプリング、
１２はスリーブＡ、１３はロツド、１４はスリー
ブＢ、１５はギヤカバ、１６はリミツトスイツチ
である。
実施例を示す要部縦断側面図、第２図は第１図の
−線断面図である。第３図は第１図に示す実
施例の締付工具において、固定カムと可動カムの
噛合いが離脱した状態を示す要部縦断側面図であ
る。 １はモートル、２は減速装置、３は固定カム、
４はニードルローラ、５は回転板、６はドライバ
ビツト、７はソケツト、８はシヤフト、９はキ
ー、１０は可動カム、１１はコイルスプリング、
１２はスリーブＡ、１３はロツド、１４はスリー
ブＢ、１５はギヤカバ、１６はリミツトスイツチ
である。
Claims (1)
- モートルと、該モートルの回転を減速する減速
装置と、該減速装置からの出力回転をシヤフトに
伝達する固定カムと回転カムからなるクラツチ機
構と、上記可動カムを上記固定カムに圧接係合さ
せるコイルスプリングと、上記シヤフトにより回
転されるドライバビツトと、を備え、上記クラツ
チ機構は所定の回転トルクを超えたときに上記コ
イルスプリングの押圧力に打ち勝つて可動カムが
上記シヤフトの軸方向に移動して上記固定カムと
の係合が外れ、シヤフトへのトルク伝達を遮断す
るようにしたクラツチ式締付工具において、上記
シヤフトの後端に、該シヤフトの軸心に平行な可
動カム受容穴を有する回転板を一体に形成し、上
記可動カムを上記可動カム受容穴に出没自在に収
納したことを特徴とするクラツチ式締付工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15377682U JPS5959277U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | クラツチ式締付工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15377682U JPS5959277U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | クラツチ式締付工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5959277U JPS5959277U (ja) | 1984-04-18 |
| JPS6322050Y2 true JPS6322050Y2 (ja) | 1988-06-17 |
Family
ID=30340121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15377682U Granted JPS5959277U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | クラツチ式締付工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5959277U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5514195B2 (ja) * | 1972-10-04 | 1980-04-14 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571091Y2 (ja) * | 1978-05-19 | 1982-01-08 | ||
| JPS5514195U (ja) * | 1978-07-14 | 1980-01-29 |
-
1982
- 1982-10-08 JP JP15377682U patent/JPS5959277U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5514195B2 (ja) * | 1972-10-04 | 1980-04-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5959277U (ja) | 1984-04-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR950008236Y1 (ko) | 전동 공구용 변속기구 | |
| US4883130A (en) | Dual speed transmission for automatic assembly machine | |
| US3937036A (en) | Rotary driving tool having a torque responsive clutch | |
| JPH0641811Y2 (ja) | スクリュドライバ | |
| US5947210A (en) | Power screwdriver | |
| JPS62133235U (ja) | ||
| JPS6322050Y2 (ja) | ||
| SE509657C2 (sv) | Vinkelskruvdragare med automatisk in- och uttryckbar frikoppling | |
| JPS6393572A (ja) | クラツチ式締付工具 | |
| JPH03100076U (ja) | ||
| JPH09253963A (ja) | クランプ装置及び送り装置 | |
| JPH01131324A (ja) | 過負荷スリップクラッチ機構 | |
| CN2091381U (zh) | 双向自动离合器 | |
| JPH0226629Y2 (ja) | ||
| CN201108996Y (zh) | 可传递大扭矩的攻丝组合机床 | |
| US3975966A (en) | Variable-speed drill | |
| JPH0440807Y2 (ja) | ||
| JP3268042B2 (ja) | サイレントクラッチ付締付工具 | |
| JPH0115477Y2 (ja) | ||
| JPH06320435A (ja) | 電動工具のトルク伝達機構 | |
| JPH01257572A (ja) | 電動ドライバー | |
| JPS609415Y2 (ja) | 減速型スタ−タ | |
| JPS61219580A (ja) | 電動回転工具のクラツチ機構 | |
| JP3298944B2 (ja) | サイレントクラッチ付締付工具 | |
| CN2082657U (zh) | 多功能工具机走刀箱 |