JPH0652608B2 - カセツト装着装置 - Google Patents
カセツト装着装置Info
- Publication number
- JPH0652608B2 JPH0652608B2 JP62016985A JP1698587A JPH0652608B2 JP H0652608 B2 JPH0652608 B2 JP H0652608B2 JP 62016985 A JP62016985 A JP 62016985A JP 1698587 A JP1698587 A JP 1698587A JP H0652608 B2 JPH0652608 B2 JP H0652608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- holder unit
- cassette holder
- protrusion
- mounting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/67544—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading
- G11B15/67547—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the two movements being made by the cassette holder
- G11B15/67549—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the two movements being made by the cassette holder with servo control
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばビデオテープレコーダのような磁気
記録再生装置に使用できるフロントローディング方式の
カセット装着装置に関するものである。
記録再生装置に使用できるフロントローディング方式の
カセット装着装置に関するものである。
従来の技術 近年、磁気記録再生装置、例えばビデオテープレコーダ
のカセット装着装置はカセットを前面から挿入するフロ
ントローディング方式が主に使用されている。以下、図
面を参照しながら上述の従来のカセット装着装置の一例
について説明する。
のカセット装着装置はカセットを前面から挿入するフロ
ントローディング方式が主に使用されている。以下、図
面を参照しながら上述の従来のカセット装着装置の一例
について説明する。
第４図，第５図はそれぞれ従来のカセット装着装置の構
成および組立て方法の概要を示すものである。まず、第
４図において、１は磁気テープを収納したカセットを着
脱可能に保持するためのカセットホルダーユニットであ
る。２，３はカセットホルダーユニット１の両側に配置
された側面フレーム（以下、サイドプレートと呼ぶ）
で、カセットホルダーユニット１の両端にそれぞれ設け
られた突起体であるところのピン４，５および６，７が
係合するＬ字形状案内溝８，９および１０，１１を備え
ている。
成および組立て方法の概要を示すものである。まず、第
４図において、１は磁気テープを収納したカセットを着
脱可能に保持するためのカセットホルダーユニットであ
る。２，３はカセットホルダーユニット１の両側に配置
された側面フレーム（以下、サイドプレートと呼ぶ）
で、カセットホルダーユニット１の両端にそれぞれ設け
られた突起体であるところのピン４，５および６，７が
係合するＬ字形状案内溝８，９および１０，１１を備え
ている。
１２，１３はピン４，５をそれぞれ一点鎖線で示すピン
４ａおよび５ａの位置に移動させるための案内ガイド孔
１５を有し、かつサイドプレート２，３の両側に回動自
在に保持された駆動アームである。１６は駆動モータ
で、これはウォーム歯車伝達機構１７およびウォームホ
イール１８を介して中継歯車１９を駆動する。中継歯車
１９は、サイドプレート２，３にそれぞれ回動自在に支
持された軸２０の一端部に固定されているとともに駆動
アーム１２の基部に形成された歯車部１２ａとかみ合っ
ている。また、軸２０の他端部にはもう一方の中継歯車
２１が固定されており、この中継歯車２１は他方の駆動
アーム１３の歯部とかみ合っている。２２はカセットの
カセットホルダーユニット１内への挿入をガイドすると
ともに、サイドプレート２，３を連結するカセットガイ
ド、２３はサイドプレート２，３を上部から連結するト
ッププレートであり、カセット装着装置全体の剛性を保
持するように設けられている。
４ａおよび５ａの位置に移動させるための案内ガイド孔
１５を有し、かつサイドプレート２，３の両側に回動自
在に保持された駆動アームである。１６は駆動モータ
で、これはウォーム歯車伝達機構１７およびウォームホ
イール１８を介して中継歯車１９を駆動する。中継歯車
１９は、サイドプレート２，３にそれぞれ回動自在に支
持された軸２０の一端部に固定されているとともに駆動
アーム１２の基部に形成された歯車部１２ａとかみ合っ
ている。また、軸２０の他端部にはもう一方の中継歯車
２１が固定されており、この中継歯車２１は他方の駆動
アーム１３の歯部とかみ合っている。２２はカセットの
カセットホルダーユニット１内への挿入をガイドすると
ともに、サイドプレート２，３を連結するカセットガイ
ド、２３はサイドプレート２，３を上部から連結するト
ッププレートであり、カセット装着装置全体の剛性を保
持するように設けられている。
以上のように構成された従来のカセット装着装置につい
て、以下、その組立て方法について説明する。従来の装
置では組立てる際、先ず第５図に示すようにカセットホ
ルダーユニット１の両端に突設したピン４，５および
６，７がサイドプレート２および３に設けたＬ字形状案
内溝８，９および１０，１１にそれぞれ係合するように
上下、および前後に位置決めされた後、サイドプレート
２，３をカセットホルダーユニット１の両側から嵌挿す
る。一般的には、カセットホルダーユニット１を治具上
に固定し、この治具の両側に正確に配置した一対のサイ
ドプレート２，３を徐々に内側にスライドさせてピン等
を係合させて組立てている。なお、この時、駆動系要素
のうち、駆動モータ１６およびウォーム歯車伝達機構１
７およびウォームホイール１８はすでにサイドプレート
２にユニット化されているので、これらの組立て方法に
ついてはここでは省略する。
て、以下、その組立て方法について説明する。従来の装
置では組立てる際、先ず第５図に示すようにカセットホ
ルダーユニット１の両端に突設したピン４，５および
６，７がサイドプレート２および３に設けたＬ字形状案
内溝８，９および１０，１１にそれぞれ係合するように
上下、および前後に位置決めされた後、サイドプレート
２，３をカセットホルダーユニット１の両側から嵌挿す
る。一般的には、カセットホルダーユニット１を治具上
に固定し、この治具の両側に正確に配置した一対のサイ
ドプレート２，３を徐々に内側にスライドさせてピン等
を係合させて組立てている。なお、この時、駆動系要素
のうち、駆動モータ１６およびウォーム歯車伝達機構１
７およびウォームホイール１８はすでにサイドプレート
２にユニット化されているので、これらの組立て方法に
ついてはここでは省略する。
次に、カセットガイド２２の両端をサイドプレート２，
３に固定したのち、駆動アーム１２および１３を案内ガ
イド孔１５ａおよび１５ｂ内に、それぞれカセットホル
ダーユニット１の両端のピン４〜７のうちの一対のピ
ン、例えば４，５が挿入するようにサイドプレート２，
３に設けた軸３１に回動自在に取付ける。
３に固定したのち、駆動アーム１２および１３を案内ガ
イド孔１５ａおよび１５ｂ内に、それぞれカセットホル
ダーユニット１の両端のピン４〜７のうちの一対のピ
ン、例えば４，５が挿入するようにサイドプレート２，
３に設けた軸３１に回動自在に取付ける。
しかる後、片側に中継歯車２１を圧入して固定した回転
軸２０が両方のサイドプレート２，３を貫通するように
挿入し、他端の中継歯車１９をＥ形状リング３２等で止
め、駆動アーム１２，１３が左右同期して回動するよう
に歯車のかみ合いを設定する。最後に、トッププレート
２３によって、カセット装着装置全体の強度および精度
を正確に保つようにネジ３３ａ〜３３ｄ等によって螺着
させて組立てを完了するというのが一般的である。
軸２０が両方のサイドプレート２，３を貫通するように
挿入し、他端の中継歯車１９をＥ形状リング３２等で止
め、駆動アーム１２，１３が左右同期して回動するよう
に歯車のかみ合いを設定する。最後に、トッププレート
２３によって、カセット装着装置全体の強度および精度
を正確に保つようにネジ３３ａ〜３３ｄ等によって螺着
させて組立てを完了するというのが一般的である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では組立てに際しカセ
ットホルダーユニットの両端に設けた複数個の案内ピン
を左右のサイドプレートのＬ字形状案内溝に貫通して係
合させるには必らずカセットホルダーユニットの両側か
ら徐々にスライドさせて組立てなければならないため、
精度を必要とする大型かつ複雑な組立て用治具および組
立て時間を要するという問題点を有していた。
ットホルダーユニットの両端に設けた複数個の案内ピン
を左右のサイドプレートのＬ字形状案内溝に貫通して係
合させるには必らずカセットホルダーユニットの両側か
ら徐々にスライドさせて組立てなければならないため、
精度を必要とする大型かつ複雑な組立て用治具および組
立て時間を要するという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、カセットホルダーユニット
を上部から挿入可能な構成にすることにより、組立て工
数の大幅な短縮を図るとともに、組立て構成上からみて
磁気記録再生装置上でのユニット組立てを可能にしたカ
セット装着装置を提供するものである。
を上部から挿入可能な構成にすることにより、組立て工
数の大幅な短縮を図るとともに、組立て構成上からみて
磁気記録再生装置上でのユニット組立てを可能にしたカ
セット装着装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明のカセット装着装置
は、磁気テープを収納したカセットを着脱可能に保持し
得、かつ、両側壁にそれぞれ少なくとも１個た突起体が
設けられたカセットホルダーユニットと、前記カセット
ホルダーユニットに保持されたカセットを第１位置から
第２位置へ持ち来たしたり逆に前記第２位置から第１位
置へ持ち来たすように、前記カセットホルダーユニット
の両側壁にそれぞれ設けられた少なくとも１個の突起体
を投入して前記カセットホルダーユニットの移動を案内
するためのＬ字形状案内溝を有する側面フレームと、前
記少なくとも１個の突起体に駆動力を与える駆動機構を
具備し、かつ、前記側面フレームに、前記カセットホル
ダーユニットが側面フレームの上面方向より着脱可能な
るように、前記カセットホルダーユニットの両側壁にそ
れぞれ設けられた少なくとも１個の突起体を前記Ｌ字形
状案内溝へ導入可能にした切欠部を設けたものである。
は、磁気テープを収納したカセットを着脱可能に保持し
得、かつ、両側壁にそれぞれ少なくとも１個た突起体が
設けられたカセットホルダーユニットと、前記カセット
ホルダーユニットに保持されたカセットを第１位置から
第２位置へ持ち来たしたり逆に前記第２位置から第１位
置へ持ち来たすように、前記カセットホルダーユニット
の両側壁にそれぞれ設けられた少なくとも１個の突起体
を投入して前記カセットホルダーユニットの移動を案内
するためのＬ字形状案内溝を有する側面フレームと、前
記少なくとも１個の突起体に駆動力を与える駆動機構を
具備し、かつ、前記側面フレームに、前記カセットホル
ダーユニットが側面フレームの上面方向より着脱可能な
るように、前記カセットホルダーユニットの両側壁にそ
れぞれ設けられた少なくとも１個の突起体を前記Ｌ字形
状案内溝へ導入可能にした切欠部を設けたものである。
作 用 本発明は、上記した構成によってカセットホルダーユニ
ットの両端に設けた少なくとも１個の突起体（ピン）が
Ｌ字形状案内溝へ側面フレームの上面から容易に挿入出
来ることとなり、これまでピンの係合に必要とされてい
た複雑かつ大掛りな位置決め及び組立て装置が不要にな
り、この結果、例えば、磁気記録再生装置の機構部に対
して、サイドプレートを直接取付けたのち、カセットホ
ルダーユニットをサイドプレートの上面から簡単に挿入
することが可能になり、これによりこれまでむずかしい
とされていた磁気記録再生装置上でのカセット装着装置
の組立て方式が将来的に容易にできることとなる。
ットの両端に設けた少なくとも１個の突起体（ピン）が
Ｌ字形状案内溝へ側面フレームの上面から容易に挿入出
来ることとなり、これまでピンの係合に必要とされてい
た複雑かつ大掛りな位置決め及び組立て装置が不要にな
り、この結果、例えば、磁気記録再生装置の機構部に対
して、サイドプレートを直接取付けたのち、カセットホ
ルダーユニットをサイドプレートの上面から簡単に挿入
することが可能になり、これによりこれまでむずかしい
とされていた磁気記録再生装置上でのカセット装着装置
の組立て方式が将来的に容易にできることとなる。
実施例 以下、本発明のカセット装着装置について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第１図は本発明の実施例に係るカセット装着装置の分解
斜視図を示すものである。第１図において、１は磁気テ
ープを収納したカセット（図示せず）を着脱可能に保持
するカセットホルダーユニット、２，３は前記カセット
ホルダーユニット１の両側壁にそれぞれ突出して設けた
ピン４，５および６，７と摺動可能に嵌り合う複数個の
Ｌ字形状案内溝８，９および１０，１１を有するサイド
プレートである。このサイドプレート２，３の上部には
それぞれＬ字形状案内溝８，９および１０，１１のある
部分から切断された切欠き２４ａ，２４ｂおよび２５
ａ，２５ｂがそれぞれ形成されている。また、２３はサ
イドプレート２，３の上面部にビス３０ａ，３０ｂ，３
０ｃ，３０ｄにより取付けられるトッププレートであ
り、このトッププレート２３の両側にはサイドプレート
２，３の切欠き２４ａ，２４ｂおよび２５ａ，２５ｂに
対応して挿入できるように一体的に折曲して設けた突起
物２６ａ，２６ｂおよび２７ａ，２７ｂが形成されてい
る。１２，１３は先端からピン４，５の挿入を可能にす
る凹形状溝３５ａ，３５ｂを有する駆動アームを示す。
なお、その他の構成要素、例えば駆動アーム１２，１３
を駆動する機構としては先記第４図，第５図に示したと
同様のものを使用しても良いし、また駆動源によって所
要時に直線的に往復駆動せられる部材の動力を一方の駆
動アーム１２に回転力として伝達するようにしても良
い。この場合、駆動アーム１２および１３を、第４図や
第５図に示すような回転軸２０の両端部に取付けて、駆
動アーム１３が駆動アーム１２と連動するように構成す
ると、第４図，第５図に示すようなウォーム歯車伝達機
構１７，ウォームホイール１８，中継歯車１９と２１，
軸３１およびＥ形状リング３２を省略することが可能で
ある。
斜視図を示すものである。第１図において、１は磁気テ
ープを収納したカセット（図示せず）を着脱可能に保持
するカセットホルダーユニット、２，３は前記カセット
ホルダーユニット１の両側壁にそれぞれ突出して設けた
ピン４，５および６，７と摺動可能に嵌り合う複数個の
Ｌ字形状案内溝８，９および１０，１１を有するサイド
プレートである。このサイドプレート２，３の上部には
それぞれＬ字形状案内溝８，９および１０，１１のある
部分から切断された切欠き２４ａ，２４ｂおよび２５
ａ，２５ｂがそれぞれ形成されている。また、２３はサ
イドプレート２，３の上面部にビス３０ａ，３０ｂ，３
０ｃ，３０ｄにより取付けられるトッププレートであ
り、このトッププレート２３の両側にはサイドプレート
２，３の切欠き２４ａ，２４ｂおよび２５ａ，２５ｂに
対応して挿入できるように一体的に折曲して設けた突起
物２６ａ，２６ｂおよび２７ａ，２７ｂが形成されてい
る。１２，１３は先端からピン４，５の挿入を可能にす
る凹形状溝３５ａ，３５ｂを有する駆動アームを示す。
なお、その他の構成要素、例えば駆動アーム１２，１３
を駆動する機構としては先記第４図，第５図に示したと
同様のものを使用しても良いし、また駆動源によって所
要時に直線的に往復駆動せられる部材の動力を一方の駆
動アーム１２に回転力として伝達するようにしても良
い。この場合、駆動アーム１２および１３を、第４図や
第５図に示すような回転軸２０の両端部に取付けて、駆
動アーム１３が駆動アーム１２と連動するように構成す
ると、第４図，第５図に示すようなウォーム歯車伝達機
構１７，ウォームホイール１８，中継歯車１９と２１，
軸３１およびＥ形状リング３２を省略することが可能で
ある。
また、第１図，第２図から明らかなように、トッププレ
ート２３に設けた突起物２６ａ，２６ｂの実効長Ｌ１，
突起物２７ａ，２７ｂの実効長Ｌ２は、それぞれサイド
プレート２，３に設けた切欠き２４ａ，２４ｂの実効長
（又は深さ）Ｌ３，切欠き２５ａ，２５ｂの実効長（又
は深さ）Ｌ４に対し、 Ｌ１＝Ｌ３………………(1) Ｌ２＝Ｌ４………………(2) の関係に設定しておくのが望ましい。もちろん、設計事
情によっては、 Ｌ１＜Ｌ３………………(3) Ｌ２＜Ｌ４………………(4) の関係にしても良い。このようにしても、ピン４，５お
よび６，７はカセットホルダーユニット１の荷重を受け
てＬ字形状案内溝８，９および１０，１１の下縁部に当
接して摺動案内されるため、移動に際して何ら支障はな
い。
ート２３に設けた突起物２６ａ，２６ｂの実効長Ｌ１，
突起物２７ａ，２７ｂの実効長Ｌ２は、それぞれサイド
プレート２，３に設けた切欠き２４ａ，２４ｂの実効長
（又は深さ）Ｌ３，切欠き２５ａ，２５ｂの実効長（又
は深さ）Ｌ４に対し、 Ｌ１＝Ｌ３………………(1) Ｌ２＝Ｌ４………………(2) の関係に設定しておくのが望ましい。もちろん、設計事
情によっては、 Ｌ１＜Ｌ３………………(3) Ｌ２＜Ｌ４………………(4) の関係にしても良い。このようにしても、ピン４，５お
よび６，７はカセットホルダーユニット１の荷重を受け
てＬ字形状案内溝８，９および１０，１１の下縁部に当
接して摺動案内されるため、移動に際して何ら支障はな
い。
また、図示のように、突起物２６ａ，２６ｂおよび２７
ａ，２７ｂの先端（図では下端）角部に丸味（Ｒ）を持
たせている理由は、突起物２６ａ，２６ｂ，２７ａ，２
７ｂの切欠き２４ａ，２４ｂ，２５ａ，２５ｂへの挿入
を容易にするためと、万一、若干の寸法誤差が生じて、
Ｌ１＞Ｌ３，Ｌ２＞Ｌ４となり、突起物２６ａ，２６
ｂ，２７ａ，２７ｂの先端がＬ字形状案内溝８，９，１
０，１１のピン移動路に上方向より下向きに突出したと
しても、ピン４，５，６，７が引っかかりにくくなるよ
うにするためである。
ａ，２７ｂの先端（図では下端）角部に丸味（Ｒ）を持
たせている理由は、突起物２６ａ，２６ｂ，２７ａ，２
７ｂの切欠き２４ａ，２４ｂ，２５ａ，２５ｂへの挿入
を容易にするためと、万一、若干の寸法誤差が生じて、
Ｌ１＞Ｌ３，Ｌ２＞Ｌ４となり、突起物２６ａ，２６
ｂ，２７ａ，２７ｂの先端がＬ字形状案内溝８，９，１
０，１１のピン移動路に上方向より下向きに突出したと
しても、ピン４，５，６，７が引っかかりにくくなるよ
うにするためである。
以上のように構成された本実施例のカセット装着装置に
ついて、以下第１図乃至第３図を用いてその組立ての方
法について説明する。
ついて、以下第１図乃至第３図を用いてその組立ての方
法について説明する。
まず、駆動アーム１２，１３を有するサイドプレート
２，３を例えば磁気記録再生装置の機構部シャーシ２８
上の両側に所定間隔あけて対向して固定し、次にカセッ
トガイド２２をネジ又は差しこみ方式等にてサイドプレ
ート２３に連結させる。
２，３を例えば磁気記録再生装置の機構部シャーシ２８
上の両側に所定間隔あけて対向して固定し、次にカセッ
トガイド２２をネジ又は差しこみ方式等にてサイドプレ
ート２３に連結させる。
次に、駆動アーム１２，１３を、それらの先端部に位置
する凹形状溝３５ａ，３５ｂの開口端面が切欠き２４
ａ，２４ｂに近接して上方に向くように配し、その状態
でカセットホルダーユニット１のピン４，５および６，
７をサイドプレート２，３の切欠き２４ａ，２４ｂおよ
び２５ａ，２５ｂに位置するように上部から挿入せし
め、第２図に示すようにピンが各々Ｌ字形状案内溝８お
よび１０の下側水平部分に当接するところまで係合させ
る。この場合、ピ４と５は、切欠き２４ａと２４ｂ内で
の下方向へ移動にともなって、駆動アーム１２，１３の
凹形状溝３５ａ，３５ｂ内へ進入し、各駆動アーム１
２，１３に対し、凹形状溝３５ａ，３５ｂ内を摺動可能
なように係合する。
する凹形状溝３５ａ，３５ｂの開口端面が切欠き２４
ａ，２４ｂに近接して上方に向くように配し、その状態
でカセットホルダーユニット１のピン４，５および６，
７をサイドプレート２，３の切欠き２４ａ，２４ｂおよ
び２５ａ，２５ｂに位置するように上部から挿入せし
め、第２図に示すようにピンが各々Ｌ字形状案内溝８お
よび１０の下側水平部分に当接するところまで係合させ
る。この場合、ピ４と５は、切欠き２４ａと２４ｂ内で
の下方向へ移動にともなって、駆動アーム１２，１３の
凹形状溝３５ａ，３５ｂ内へ進入し、各駆動アーム１
２，１３に対し、凹形状溝３５ａ，３５ｂ内を摺動可能
なように係合する。
その後、第３図に示すようにトッププレート２３の突起
物２６および２７がそれぞれ上記切欠き２４，２５の部
分に対応するように嵌合せしめ、前記突起物２６，２７
の下端面Ａ，Ｂが、Ｌ字形状溝８，１０の上端ａ，ｂと
同じ高さにくるところまで圧入する。これにより、初め
切欠き２４，２５を有していたＬ字形状案内溝８，１０
は全て、従来構成されていたＬ字形状案内溝と同じ働き
をすることになり、ピン４および６は第３図に実線に示
す初期の位置すなわち、ピン４，６がそれぞれＬ字形状
案内溝８，１０の一方の最終端に当接しうる位置（この
位置においては、カセットホルダーユニット１はカセッ
トを着脱可能にしうる第１位置にある）から、破線で示
す４ａ，６ａの位置すなわちピン４，６がそれぞれＬ字
形状案内溝８，１０の他方の最終端に当接しうる位置
〔この位置においては、カセットホルダーユニット１
は、カセットを機構部シャーシ２８上に設置されたリー
ル回転駆動装置（図示せず）などに対して記録または再
生可能なように結合する第２位置にある〕との間をそれ
ぞれ摺動し得る。
物２６および２７がそれぞれ上記切欠き２４，２５の部
分に対応するように嵌合せしめ、前記突起物２６，２７
の下端面Ａ，Ｂが、Ｌ字形状溝８，１０の上端ａ，ｂと
同じ高さにくるところまで圧入する。これにより、初め
切欠き２４，２５を有していたＬ字形状案内溝８，１０
は全て、従来構成されていたＬ字形状案内溝と同じ働き
をすることになり、ピン４および６は第３図に実線に示
す初期の位置すなわち、ピン４，６がそれぞれＬ字形状
案内溝８，１０の一方の最終端に当接しうる位置（この
位置においては、カセットホルダーユニット１はカセッ
トを着脱可能にしうる第１位置にある）から、破線で示
す４ａ，６ａの位置すなわちピン４，６がそれぞれＬ字
形状案内溝８，１０の他方の最終端に当接しうる位置
〔この位置においては、カセットホルダーユニット１
は、カセットを機構部シャーシ２８上に設置されたリー
ル回転駆動装置（図示せず）などに対して記録または再
生可能なように結合する第２位置にある〕との間をそれ
ぞれ摺動し得る。
なお、以上の第２図，第３図の組立説明では、片方すな
わちサイドプレート２の側から見えるものについて行っ
たが、他方すなわちサイドプレート３側についても同様
のことがいえるので、ここでは説明を省略する。
わちサイドプレート２の側から見えるものについて行っ
たが、他方すなわちサイドプレート３側についても同様
のことがいえるので、ここでは説明を省略する。
また、ピン４，５および６，７はカセットホルダーユニ
ット１の水平及び垂直方向の摺動を規制するためのもの
であり、これらは必らずしも図示のような本数に限定さ
れるものではない。
ット１の水平及び垂直方向の摺動を規制するためのもの
であり、これらは必らずしも図示のような本数に限定さ
れるものではない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、簡単な構成でカセットホ
ルダーを側面フレームの上面から容易に着脱でき、従来
の装置に比べて組立て作業性が良くなり、製作費が安価
にできるといったすぐれた効果を得ることができる。
ルダーを側面フレームの上面から容易に着脱でき、従来
の装置に比べて組立て作業性が良くなり、製作費が安価
にできるといったすぐれた効果を得ることができる。
第１図は本発明の一実施例を示すカセット装着装置の分
解斜視図、第２図および第３図は第１図の組立て方法を
説明するための要部側面図、第４図は従来のカセット装
着装置の斜視図、第５図は第１図に示す従来例の組立て
状態を示す分解斜視図である。 １……カセットホルダーユニット、２，３……サイドプ
レート、４，５，６，７……ピン、８，９，１０，１１
……Ｌ字形状案内溝、１２，１３……駆動アーム、２３
……トッププレート、２４ａ，２４ｂ，２５ａ，２５ｂ
……切欠き、２６ａ，２６ｂ，２７ａ，２７ｂ……突起
物、２８……シャーシ、３５ａ，３５ｂ……凹形状溝。
解斜視図、第２図および第３図は第１図の組立て方法を
説明するための要部側面図、第４図は従来のカセット装
着装置の斜視図、第５図は第１図に示す従来例の組立て
状態を示す分解斜視図である。 １……カセットホルダーユニット、２，３……サイドプ
レート、４，５，６，７……ピン、８，９，１０，１１
……Ｌ字形状案内溝、１２，１３……駆動アーム、２３
……トッププレート、２４ａ，２４ｂ，２５ａ，２５ｂ
……切欠き、２６ａ，２６ｂ，２７ａ，２７ｂ……突起
物、２８……シャーシ、３５ａ，３５ｂ……凹形状溝。
Claims (4)
- 【請求項１】磁気テープを納めたカセットを着脱可能に
保持し、かつ両側壁にそれぞれ少なくとも１個の突起体
を有するカセットホルダーユニットと、 前記突起体がはめ込まれ、挿入位置と装着位置間で前記
カセットホルダーユニットの移動を案内するＬ字形状案
内溝を有する側面フレームと、 前記突起体を前記Ｌ字形状案内溝中で駆動する駆動手段
とを備えるカセット装着装置において、 前記側面フレームには、上面から前記Ｌ字形状案内溝に
通じる切欠部を設け、前記カセットホルダーユニットの
前記突起体を前記切欠部に通すことにより、前記カセッ
トホルダーユニットを前記側面フレームの上面方向から
着脱可能にすると共に、 前記切欠部に嵌め込まれる突起部材を有するトッププレ
ートを前記側面フレームの上面部に設けることにより、
前記突起体を前記Ｌ字形状案内溝中で摺動可能とするこ
とを特徴とするカセット装着装置。 - 【請求項２】トッププレートに設けられた突起部材の長
さを、側面フレームの切欠の長さよりも短く設定したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のカセット
装着装置。 - 【請求項３】トッププレートに設けられた突起部材の先
端の角部の面取りを行ったことを特徴とする特許請求の
範囲第(1)項または第(2)項記載のカセット装着装置。 - 【請求項４】駆動手段は、側面フレームに回動可能に設
けられ、カセットホルダーの突起体が側面フレームのＬ
字形状案内溝を通じて挿入される溝を有する駆動アーム
であって、 かつ、前記駆動アームの溝とカセットホルダーユニット
の切欠部とを同一方向に開口させることを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項記載のカセット装着装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| JP1515186 | 1986-01-27 | ||
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Publications (2)
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|---|---|
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