JP2907735B2 - カセットローディング装置 - Google Patents

カセットローディング装置

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JP2907735B2
JP2907735B2 JP6269551A JP26955194A JP2907735B2 JP 2907735 B2 JP2907735 B2 JP 2907735B2 JP 6269551 A JP6269551 A JP 6269551A JP 26955194 A JP26955194 A JP 26955194A JP 2907735 B2 JP2907735 B2 JP 2907735B2
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cassette
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修司 中目
浩樹 小林
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープが収納され
たカセットを記録・再生位置まで移送したり、記録・再
生位置にあるカセットを排出するカセットローディング
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、挿入されたカセットをホルダ
ーで保持したまま記録・再生位置まで移送したり、記録
・再生位置にあるカセットをイジェクト位置まで移送す
るカセットローディング装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカセットローディング装置は、ホルダーがイジェク
ト位置に到達した場合、ホルダーに何ら押圧力が加わら
ない構成であるため、ホルダーが外部振動などで振動
し、ホルダーとホルダー案内部材とが当たり音を発生す
ることがあった。特に車載用のカセットデッキでは、外
部振動によりカセットデッキが振動しやすいため、ホル
ダーの振動により音が発生しやすいものであった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、部品を追加することなく、ホルダーの振動に起
因する音の発生を防止できるカセットローディング装置
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、側板の案内孔に案内されて移動するホル
ダーと、このホルダーに挿入されたカセットを保持する
板バネと、この板バネに一体に形成された折曲片と、上
記側板に形成され上記折曲片と当接可能な突部とを具備
することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明は上記のような構成であり、ローディン
グ機構によりホルダーがイジェクト位置に移送される
と、板バネに一体に形成された折曲片が、側板の突部に
当接し、折曲片の弾性力がホルダーに加わり、ホルダー
の振動が抑圧され、ホルダーの振動に基づく音の発生が
防止できるものである。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図1〜図6
とともに説明する。本実施例は車載用カセットデッキに
使用するカセットローディング装置である。図1〜図6
において、1はカセットデッキの基板であり、この基板
1にローディング機構、リール駆動機構などが取付けら
れる。2は基板1の上面にネジ止めされた右側の側板で
あり、この側板2にはL字状の案内孔3が形成されてい
る。2Aは側板2の上辺に一体に形成された突部であ
り、この突部2Aは側板4方向にほぼ直角に折曲げられ
ている。4は基板1の上面にネジ止めされた左側の側板
であり、この側板4は上記右側の側板2と平行に配置さ
れる。上記側板4にはL字状の2つの案内孔5,6(図
4,5参照)が形成されている。7は側板4の上部に形
成された直線状の案内孔、8は側板4の外側に配置され
た駆動板であり、この駆動板8に植設されたピン9A,
9Bが上記側板4の案内孔7に挿入されている。このた
め、駆動板8は案内孔7に案内されて側板4の外面に沿
って水平方向に移動するものである。10は駆動板8の
下辺折曲部に形成されたラックであり、このラック10
は基板1に回転自在に支持された歯車(図示せず)に噛
合するものであり、モータの回転駆動力によって上記歯
車が回転すると、この歯車に噛合するラック10が駆動
され、駆動板8が側板4に沿って水平方向に移動するも
のである。11は駆動板8に形成された第1の案内孔で
あり、この第1の案内孔11は水平部11Aの一端に傾
斜部11Bが連設された形状である。12は駆動板8に
形成された第2の案内孔であり、この第2の案内孔12
は駆動板8の側辺から傾斜して形成されている。
【0008】図2、図3は上記側板2,4間に配置され
るホルダー13を示している。図2、図3において、1
4は金属板を折曲げ加工してなる上ホルダー片であり、
この上ホルダー片14は上板14A,側板14B,側板
14C,背板14Dから構成されている。15は上ホル
ダー片14の上板14Aに形成されたT字状の孔であ
り、この孔15の孔縁中央には突片15Aが形成される
とともに、この突片15Aの両側には突起15B,15
Cが形成されている。16は側板14Bの一部を内側方
向に折曲げてなる突出部(図3参照)、17A,17B
は背板14Dに形成されたL字状の小孔、18A,18
Bは側板14Bに植設されたピン、19は側板14Cに
植設されたピンであり、ピン18A,18Bは側板4に
形成されたL字状の案内孔5,6に挿入される。20は
下ホルダー片であり、この下ホルダー片20の一辺には
L字状に折曲げられた係止片21A,21Bが形成され
ている。この係止片21A,21Bは上ホルダー片14
の背板14Dの小孔17A,17Bに挿入された後に側
板14C方向に移動される。このため、係止片21A,
21Bは小片22A,22Bにより抜止めされる。23
は下ホルダー片20が形成された孔であり、この孔23
にリール駆動軸(図示せず)が挿入可能である。25は
バネ材からなる板バネであり、この板バネ25は、コ字
状部分25Aと、T字状の突出片25Bと、突出片25
Bに対してほぼ直角に伸びた突出片25Cから構成され
る。26は板バネ25を上ホルダー片14の上板14A
に固定するためのネジである。前記の通り、下ホルダー
片20を、上ホルダー片14の背板14Dに係止した状
態で、板バネ25のコ字状部分25Aを背板14D側か
ら嵌合しネジ26により固定する。この状態では、下ホ
ルダー片20は板バネ25により、上ホルダー片14の
上板14Aに接近するように付勢される。この際、下ホ
ルダー片20の一部が、上ホルダー片14の側板14B
の突出部16により規制されるため、上板14Aと下ホ
ルダー片20とはほぼ平行に保持される。板バネ25の
突出片25Bの両先端部25D,25Eは上ホルダー片
14の突起15B,15Cの下面側に挿入される。25
Fは板バネ25の突出片25Bに形成された折曲部であ
り、この折曲部25FはT字状の孔15を介して上板1
4Aの下面より突出するものである。25Cは板バネ2
5のコ字状部分25Aから伸びた突出片であり、この突
出片25Cの先端には、山形の折曲片25Gが形成され
ている。27は基板1の上面に摺動自在に支持されたヘ
ッド基板であり、このヘッド基板27には磁気ヘッド
(図示せず)が取付けられる。図5において29は一端
が駆動板8のフック部に係止され、他端がピン18Bに
係止されたスプリングであり、ピン18Bはスプリング
29によって右方(図4,5)に付勢されている。
【0009】次に上記実施例の動作について説明する。
カセットデッキのカセット挿入口からカセット28を挿
入すると、カセット28はホルダー13の上板14Aと
下ホルダー片20との間に挿入される。カセット28が
更にホルダー13内に挿入されていくと、図6に示すよ
うに板バネ25の折曲部25Fがカセット28のリール
駆動軸挿入孔28Aに係合し、またカセット28が下ホ
ルダー片20のストッパー片20Aに当接する。このた
め、ホルダー13はカセット28に駆動されてX方向に
摺動する。ホルダー13が所定長さ移動するとホルダー
13によってスイッチ(図示せず)がオンしローディン
グ用のモータが回転する。このモータの回転駆動力が歯
車機構を介してラック10に伝達されるため、駆動板8
が図4に示す位置から左方向に移動し始める。駆動板8
の移動に伴ってこの駆動板8によってピン18A,18
Bが駆動されるため、ホルダー13が案内孔5,6の水
平部分に案内されて水平方向に移動する。ホルダー13
が更に水平方向に移動していくと、ピン18A,18B
が案内孔5,6の垂直部分に達する。ピン18A,18
Bが案内孔5,6の垂直部分に到達しても駆動板8はさ
らに水平方向に移動するため、駆動板8の傾斜孔11
B,12によってピン18A,18Bが下方向に駆動さ
れる。このため、ホルダー13は垂直方向に移動し、ヘ
ッド基板27に接近する。ホルダー13が垂直方向の所
定位置に到達すると、スイッチ(図示せず)が働き、ロ
ーディング用モータが停止する。このように、カセット
挿入口から挿入されたカセット28はホルダー13に保
持されて、まず、水平方向に移動し、次に垂直方向に移
動し所定位置で停止する。その後ヘッド基板27が矢印
Y方向に移動し、磁気ヘッドがカセット28内の磁気テ
ープに接触して再生動作が行われる。
【0010】再生動作が終了し、エジェクト釦を操作す
ると、ローディング機構が動作し、ホルダー13が垂直
方向に移動した後に水平方向に移動し、図1に示すイジ
ェクト位置まで到達する。図1に示すイジェクト位置に
おいては、ホルダー13に取付けられた板バネ25の折
曲片25Gが、側板2の突部2Aの下面に当接し、ホル
ダー13は折曲片25Gの弾性力によって下方に付勢さ
れる。このため、ホルダー13のガタの発生が防止され
るものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
に、カセットをホルダーに保持するための板バネの一部
に折曲片を形成し、カセットがイジェクト位置に到達し
た際に、上記折曲片が側板の突部に当接し折曲片の弾性
力でホルダーを付勢するため、ホルダーの振動に基づく
音の発生を防止できる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるカセットローディン
グ装置の斜視図
【図2】同実施例のホルダーの斜視図
【図3】同実施例のホルダーの分解斜視図
【図4】同実施例の側面図
【図5】同実施例の側面図
【図6】同実施例のカセット保持状態を示す斜視図
【符号の説明】
2 側板 2A 突部 4 側板 13 ホルダー 25 板バネ 25G 折曲片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側板の案内孔に案内されて移動するホル
    ダーと、このホルダーに挿入されたカセットを保持する
    板バネと、この板バネに一体に形成された折曲片と、上
    記側板に形成され上記折曲片と当接可能な突部とを具備
    し、上記ホルダーがイジェクト位置に到達した際に上記
    折曲片と上記突部とを当接させることを特徴とするカセ
    ットローディング装置。
JP6269551A 1994-11-02 1994-11-02 カセットローディング装置 Expired - Fee Related JP2907735B2 (ja)

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