JPH0652596U - 椅子における座受部に対する昇降用ガスシリンダーの取付構造 - Google Patents

椅子における座受部に対する昇降用ガスシリンダーの取付構造

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JPH0652596U
JPH0652596U JP9452992U JP9452992U JPH0652596U JP H0652596 U JPH0652596 U JP H0652596U JP 9452992 U JP9452992 U JP 9452992U JP 9452992 U JP9452992 U JP 9452992U JP H0652596 U JPH0652596 U JP H0652596U
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JP
Japan
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seat receiving
gas cylinder
receiving pipe
inner peripheral
chair
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Pending
Application number
JP9452992U
Other languages
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Inventor
春松 佐藤
Original Assignee
株式会社東洋工芸
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本案は椅子における昇降用ガスシリンダーに
対する座受パイプの取付構造に関するもので、従来の取
付方法に比し作業性が一段と向上し且つ強固な取付状態
が得られる新規の構造を提供することを目的としたもの
である。 【構成】 ガスシリンダー1の上方部のテーパー面1a
に座受パイプ2を嵌合固定する際に前記座受パイプ2の
内周面に上下二段のそれぞれ内径を異にした内周リブ
3,4を突設し、この内周リブ3,4を座受パイプ2の
強制嵌合によつて前記テーパー面1aに強接するように
構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、椅子の座受部に対するガスシリンダーの取付構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
テーパー嵌合によつて座受部に装着される昇降用ガスシリンダーの取付方法に おおいて、従来はシリンダーを受ける側即ち座受パイプの内にテーパー加工を施 してこのテーパー面をガスシリンダーの上部に嵌合させる手段をとつていた。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
前記の手段において、テーパー加工を施す場合はプレスによる絞り加工或いは 内面のテーパー切削の加工で行われるが面テーパーの仕上げは作業性が悪く又嵌 め合いの不具合の発生率が高い欠点がある。
【0004】 本案は前記従来の欠点を一掃し、作業性が良好でしかも強固な嵌合状態が得ら れる新規の取付構造を提供することを目的としたものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
本案は前記の目的を達成するため、ガスシリンダー1の上方部に形成したテー パー面1aに対し座受パイプ2を嵌合固定する構成において、前記座受パイプ2 の下方部内周面に上下二段の内周リブ3,4を突設すると共に上段の内周リブ3 の外径を大きく、下段の内周リブの内径を小さく形成し、前記ガスシリンダー1 のテーパー面1aに前記内周リブ3,4が圧接する状態で前記座受パイプ2をガ スシリンダー1の上部に強制嵌合するようになる構成としたものである。
【0006】
【作用】
而して座受パイプ2の下部内周面に内径の大きい上段の内周リブ3と内径の小 さい下段の内周リブ4を形成してあり、ガスシリンダー1の上部テーパー面1a に対する嵌入が容易であり、しかも面接触ではなく点接触に切換えてあるため前 記上下二段の内周リブ3,4がガスシリンダー1のテーパー面1aに対し強固に 接合し、ガスシリンダーに対する座受部の強力な取付けが可能となるものである 。
【0007】
【実施例】
以下本案の詳細を図に示す実施例について説明すると、1は上部にテーパー面 1aを有するガスシリンダー、2は椅子の座部に取付けた座受パイプであつて、 下部内周面に上下二段の内周リブ3,4を突設してあり、この内周面3,4はロ ーリング加工によつて実施され、上段の内周リブ3をその内径を大きく、下段の 内周面の径を小さくして前記ガスシリンダー1のテーパー面1aに対応した内径 を持つものである。そして座受パイプ2をガスシリンダー1のテーパー面1aに 嵌合すると前記上下二段の内周リブ3,4は該テーパー面1aの外周面に強固に 接合し両者の一体化が保持される。
【0008】
【考案の効果】
本案は叙上の如く、ガスシリンダー1の上方部に形成したテーパー面1aに対 し座受パイプ2を嵌合固定する構成において、前記座受パイプ2の下方部内周面 に上下二段の内周リブ3,4を突設すると共に上段の内周リブ3の外径を大きく 、下段の内周リブの内径を小さく形成し、前記ガスシリンダー1のテーパー面1 aに前記内周リブ3,4が圧接する状態で前記座受パイプ2をガスシリンダー1 の上部に強制嵌合するようになる構成に係り、以下に示す効果を有するものであ る。 (イ) 従来の面テーパー嵌合によるときは座受パイプの内面のテーパー加工が 面倒で作業効率が悪い欠点があり、本案においてはローリング加工で内周 リブ3,4を簡単に形成することが可能であつて作業性が著しく向上し、 コスト低下に非常に有益である。 (ロ) ガスシリンダー1のテーパー面1aに対する座受パイプ2の強制嵌合が 容易であり、しかも上下二段の内周面リブ3,4がテーパー面1aに対し 強圧し、座受パイプ2の取付けが非常に強固なものとなり、組込み上の不 具合が発生せず、組立が簡便に遂行し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案を実施した椅子の正面図
【図2】本案要部の縦断面図
【符号の説明】
1 ガスシリンダー 2 座受パイプ 3 内周リブ 4 内周リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスシリンダー1の上方部に形成したテ
    ーパー面1aに対し座受パイプ2を嵌合固定する構成に
    おいて、前記座受パイプ2の下方部内周面に上下二段の
    内周リブ3,4を突設すると共に上段の内周リブ3の外
    径を大きく、下段の内周リブの内径を小さく形成し、前
    記ガスシリンダー1のテーパー面1aの前記内周リブ
    3,4が圧接する状態で前記座受パイプ2をガスシリン
    ダー1の上部に強制嵌合するようになる椅子における座
    受部に対する昇降用ガスシリンダーの取付構造。
JP9452992U 1992-12-28 1992-12-28 椅子における座受部に対する昇降用ガスシリンダーの取付構造 Pending JPH0652596U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915562A (ja) * 1972-06-03 1974-02-12
JPS624204U (ja) * 1985-06-25 1987-01-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915562A (ja) * 1972-06-03 1974-02-12
JPS624204U (ja) * 1985-06-25 1987-01-12

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