JPH0453487B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0453487B2 JPH0453487B2 JP61286204A JP28620486A JPH0453487B2 JP H0453487 B2 JPH0453487 B2 JP H0453487B2 JP 61286204 A JP61286204 A JP 61286204A JP 28620486 A JP28620486 A JP 28620486A JP H0453487 B2 JPH0453487 B2 JP H0453487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- threading ring
- supporting leg
- fishing rod
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 claims description 11
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 8
- 210000003141 lower extremity Anatomy 0.000 description 8
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000000548 hind-foot Anatomy 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、金属板から打抜き形成した釣竿用ガ
イドの製造方法に関するものである。
イドの製造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来釣竿用ガイドは、実公昭56−18284号、同
56−32045号のように、糸通し環の下部から前支
脚を設けてその下端から前向きの前足を設け、糸
通し環の上部から後側下向きに後支脚を彎曲形成
してその下端から後向きの後足を設け、且つ全体
を金属板から打抜き形成したものが公知である。
56−32045号のように、糸通し環の下部から前支
脚を設けてその下端から前向きの前足を設け、糸
通し環の上部から後側下向きに後支脚を彎曲形成
してその下端から後向きの後足を設け、且つ全体
を金属板から打抜き形成したものが公知である。
(発明が解決しようとする問題点)
この種の従来公知の釣竿用ガイドは、第6図、
第7図に示すように全体を金属板から打抜いて形
成した一枚のブランクBに、折曲げ、絞り加工を
施して形成したものであり、この場合のブランク
Bな糸通し環形成部101aの一側から、前支脚
形成部102aと前足形成部103aとを一連に
突設し、糸通し環形成部101aの他側に後支脚
形成部104aと後足形成部106aとを一連に
突設したものである。そのため全体の打抜き面積
が大きくなり、材料の無駄が多かつた。また前記
後支脚104を形成する場合、その部分の強度を
向上するために捻り加工を施している。
第7図に示すように全体を金属板から打抜いて形
成した一枚のブランクBに、折曲げ、絞り加工を
施して形成したものであり、この場合のブランク
Bな糸通し環形成部101aの一側から、前支脚
形成部102aと前足形成部103aとを一連に
突設し、糸通し環形成部101aの他側に後支脚
形成部104aと後足形成部106aとを一連に
突設したものである。そのため全体の打抜き面積
が大きくなり、材料の無駄が多かつた。また前記
後支脚104を形成する場合、その部分の強度を
向上するために捻り加工を施している。
この捻り加工は後足形成部106aを後向きに
するために後支脚形成部104aの打抜き内面1
05が前向きになるように捻る必要があり、その
ため後支脚104の上端彎曲部、即ち糸通し環1
01の上部から上向きに突出し、更に下向きに彎
曲した部分の打抜き外面が上向きに捻られること
となるので、この上端彎曲部に、上方からの衝撃
に耐え得る三次元的に彎曲した補強用頭部を形成
することは非常に困難である。
するために後支脚形成部104aの打抜き内面1
05が前向きになるように捻る必要があり、その
ため後支脚104の上端彎曲部、即ち糸通し環1
01の上部から上向きに突出し、更に下向きに彎
曲した部分の打抜き外面が上向きに捻られること
となるので、この上端彎曲部に、上方からの衝撃
に耐え得る三次元的に彎曲した補強用頭部を形成
することは非常に困難である。
(問題点を解決するための手段)
本発明に係る釣竿用ガイドの製造方法は上記の
ような問題点を解決するために、糸通し環の下部
から前支脚を設けてその下端から前向きの前足を
設け、糸通し環の上部から後側下向きに後支脚を
設けてその下端から後向きの後足を設け、且つ全
体を一枚の金属板から打抜き形成した釣竿用ガイ
ドにおいて、前記後支脚の下端の打抜き内面から
後足形成部を前記糸通し環に向けて突設し、後支
脚を該後支脚の打抜き内面が後向きになるように
曲成することにより、前記後足を後向きに形成し
材料の節減を図ると共にねじれのない後支脚を形
成できるものである。更にこの釣竿用ガイドにお
いて、糸通し環の上部と後支脚との間に、外周が
下方へ絞られた補強用頭部を形成して上方からの
衝撃に耐え得るように構成したものである。
ような問題点を解決するために、糸通し環の下部
から前支脚を設けてその下端から前向きの前足を
設け、糸通し環の上部から後側下向きに後支脚を
設けてその下端から後向きの後足を設け、且つ全
体を一枚の金属板から打抜き形成した釣竿用ガイ
ドにおいて、前記後支脚の下端の打抜き内面から
後足形成部を前記糸通し環に向けて突設し、後支
脚を該後支脚の打抜き内面が後向きになるように
曲成することにより、前記後足を後向きに形成し
材料の節減を図ると共にねじれのない後支脚を形
成できるものである。更にこの釣竿用ガイドにお
いて、糸通し環の上部と後支脚との間に、外周が
下方へ絞られた補強用頭部を形成して上方からの
衝撃に耐え得るように構成したものである。
実施例 1
次に本発明を第1実施例を第1図、第2図に基
づいて説明すると、1は糸通し環であり、該糸通
し環1はそのまま使用する場合であるが、その内
周に陶磁器、セラミツク等の硬質材料よりなる案
内環を嵌着することもある。
づいて説明すると、1は糸通し環であり、該糸通
し環1はそのまま使用する場合であるが、その内
周に陶磁器、セラミツク等の硬質材料よりなる案
内環を嵌着することもある。
2は糸通し環1の下部から形成した前支脚であ
り、その下端には前向きで且つ水平な前足3を形
成している。4は糸通し環1の上部より後側下向
きに形成した後支脚であり、打抜き内面5が後向
きになるように捻られている。6は後向きになつ
た後支脚4の打抜き内面5より後向き、且つ水平
に突設した後足である。
り、その下端には前向きで且つ水平な前足3を形
成している。4は糸通し環1の上部より後側下向
きに形成した後支脚であり、打抜き内面5が後向
きになるように捻られている。6は後向きになつ
た後支脚4の打抜き内面5より後向き、且つ水平
に突設した後足である。
尚、符号Aは金属板から打抜いたブランクであ
り、糸通し環形成部1aと、前支脚形成部2a
と、前足形成部3aと、後支脚形成部4aと、後
足形成部6aとからなるものであり、このブラン
クAを第2図イ,ロ,ハ,ニに示す順序で折曲
げ、絞り加工を施して釣竿用ガイドを形成するの
である。
り、糸通し環形成部1aと、前支脚形成部2a
と、前足形成部3aと、後支脚形成部4aと、後
足形成部6aとからなるものであり、このブラン
クAを第2図イ,ロ,ハ,ニに示す順序で折曲
げ、絞り加工を施して釣竿用ガイドを形成するの
である。
実施例 2
更に第2実施例を第3図、第4図に基づいて説
明すると、この場合は第1実施例と同様に、糸通
し環1、前支脚2、前足3、後支脚4、後足6に
より構成され、糸通し環1と後支脚4との間に、
外周が下方へ絞られた補強用頭部7を介在させた
ものであり、この場合のブランクA1には第1実
施例のブランクAにおける糸通し環形成部1aと
後支脚形成部4aとの間に補強用頭部形成部7a
を設け、この補強用頭部形成部7aの外周を下方
へ曲成しながら後支脚形成部4aをその打抜き内
面が後向きになるように捻つて後支脚4及び後足
6を形成するのである。
明すると、この場合は第1実施例と同様に、糸通
し環1、前支脚2、前足3、後支脚4、後足6に
より構成され、糸通し環1と後支脚4との間に、
外周が下方へ絞られた補強用頭部7を介在させた
ものであり、この場合のブランクA1には第1実
施例のブランクAにおける糸通し環形成部1aと
後支脚形成部4aとの間に補強用頭部形成部7a
を設け、この補強用頭部形成部7aの外周を下方
へ曲成しながら後支脚形成部4aをその打抜き内
面が後向きになるように捻つて後支脚4及び後足
6を形成するのである。
尚、上記両実施例は、リング状の後支脚形成部
4aの曲成により左右一対の後支脚4を形成する
場合であるが、第5図に示すように、左右一対の
後支脚形成部4aの両端を突き合せ、その突き合
せ端の打抜き内面5から、それぞれ糸通し環形成
部1aに向かつて後足形成部6aを突設したブラ
ンクA2を形成し、前記左右一対の後支脚4の曲
成により左右一対の後向きの後足6を形成する場
合もある。またこの左右一対の後支脚4及び後足
6のうちの片方のみにより、あるいは前記両実施
例におけるリング状の後支脚形成部4aのうちの
片側のみにより一本の後支脚4及び後足6を形成
することもある。
4aの曲成により左右一対の後支脚4を形成する
場合であるが、第5図に示すように、左右一対の
後支脚形成部4aの両端を突き合せ、その突き合
せ端の打抜き内面5から、それぞれ糸通し環形成
部1aに向かつて後足形成部6aを突設したブラ
ンクA2を形成し、前記左右一対の後支脚4の曲
成により左右一対の後向きの後足6を形成する場
合もある。またこの左右一対の後支脚4及び後足
6のうちの片方のみにより、あるいは前記両実施
例におけるリング状の後支脚形成部4aのうちの
片側のみにより一本の後支脚4及び後足6を形成
することもある。
(効果)
このように本発明に係る釣竿用ガイドの製造方
法は、後足形成部を後支脚形成部の打抜き内面よ
り糸通し環形成部に向かつて形成したブランクを
使用するものであるが、後足形成部を後支脚形成
部の先端より更に延長方向に設けた従来のブラン
クと比べ、材料の無駄がなくなり、歩留り良く形
成することができると共にねじれのない後支脚を
形成できるものである。
法は、後足形成部を後支脚形成部の打抜き内面よ
り糸通し環形成部に向かつて形成したブランクを
使用するものであるが、後足形成部を後支脚形成
部の先端より更に延長方向に設けた従来のブラン
クと比べ、材料の無駄がなくなり、歩留り良く形
成することができると共にねじれのない後支脚を
形成できるものである。
また本発明にあつては、後支脚形成部の打抜き
内面が後向きになるように捻つてその強度を向上
させるものであるから、この捻り加工により後足
形成部を無理なく反転させ、容易に後向きの後足
を形成し得るものである。
内面が後向きになるように捻つてその強度を向上
させるものであるから、この捻り加工により後足
形成部を無理なく反転させ、容易に後向きの後足
を形成し得るものである。
更に糸通し環と後支脚との間に補強用頭部を形
成するものにあつては、後支脚の曲成に伴い補強
用頭部の外周を下方へ絞り三次元的に彎曲した頭
部を容易に形成することができるので、上方から
の衝撃に十分に耐え得る釣竿用ガイドの製造方法
を提供し得るものである。
成するものにあつては、後支脚の曲成に伴い補強
用頭部の外周を下方へ絞り三次元的に彎曲した頭
部を容易に形成することができるので、上方から
の衝撃に十分に耐え得る釣竿用ガイドの製造方法
を提供し得るものである。
第1図は本発明に係る釣竿用ガイドの製造方法
の第1実施例を示す斜視図、第2図イ,ロ,ハ,
ニは同上実施例の曲げ加工の順序を示す斜視図、
第3図は本発明の第2実施例を示す斜視図、第4
図イ,ロ,ハ,ニは同上実施例における曲げ加工
の順序を示す斜視図、第5図イ,ロ,ハ,ニは本
発明の更に別の実施例における曲げ加工の順序を
示す斜視図、第6図イ,ロ,ハ、第7図イ,ロ,
ハはそれぞれ従来の釣竿用ガイドの曲げ加工の順
序を示す斜視図。 1;糸通し環、2;前支脚、3;前足、4;後
支脚、5;打抜き内面、6;後足、7;補強用頭
部。
の第1実施例を示す斜視図、第2図イ,ロ,ハ,
ニは同上実施例の曲げ加工の順序を示す斜視図、
第3図は本発明の第2実施例を示す斜視図、第4
図イ,ロ,ハ,ニは同上実施例における曲げ加工
の順序を示す斜視図、第5図イ,ロ,ハ,ニは本
発明の更に別の実施例における曲げ加工の順序を
示す斜視図、第6図イ,ロ,ハ、第7図イ,ロ,
ハはそれぞれ従来の釣竿用ガイドの曲げ加工の順
序を示す斜視図。 1;糸通し環、2;前支脚、3;前足、4;後
支脚、5;打抜き内面、6;後足、7;補強用頭
部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 糸通し環1の下部から前支脚2を設けてその
下端から前向きの前足3を設け、糸通し環1の上
部から後側下向きに後支脚4を設けてその下端か
ら後向きの後足6を設け、且つ全体を1枚の金属
板から打抜き形成した釣竿用ガイドにおいて、後
足形成部6aを前記後支脚4の下端の打抜き内面
から前記糸通し環1に向けて突設し、前記後足6
を後向きに曲成したことを特徴とする釣竿用ガイ
ドの製造方法。 2 糸通し環1の下部から前支脚2を設けてその
下端から前向きの前足3を設け、糸通し環1の上
部から補強用頭部7を介して後側下向きに後支脚
4を設けてその下端から後向きの後足6を設け、
且つ全体を1枚の金属板から打抜き形成した釣竿
用ガイドにおいて、後足形成部6a前記後支脚4
の下端の打抜き内面からを前記糸通し環1に向け
て突設し、前記後足6を後向きに曲成し、更に糸
通し環1の上部と後支脚4との間に、外周が下方
へ絞られた補強用頭部7を形成したことを特徴と
する釣竿用ガイドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28620486A JPS63137630A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 釣竿用ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28620486A JPS63137630A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 釣竿用ガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63137630A JPS63137630A (ja) | 1988-06-09 |
JPH0453487B2 true JPH0453487B2 (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=17701311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28620486A Granted JPS63137630A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 釣竿用ガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63137630A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10313743A (ja) * | 1997-05-16 | 1998-12-02 | Shimano Inc | ラインガイド |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000253778A (ja) | 1999-03-10 | 2000-09-19 | Fuji Kogyo Co Ltd | 釣竿用ラインガイドと釣竿 |
JP4824735B2 (ja) * | 2008-11-13 | 2011-11-30 | 富士工業株式会社 | 釣糸ガイド |
JP4663817B1 (ja) * | 2010-07-11 | 2011-04-06 | 光彦 服部 | 保温可能な湿タオル保持具 |
JP7175233B2 (ja) * | 2019-04-17 | 2022-11-18 | 株式会社シマノ | 釣糸ガイドのガイドフレーム及び釣糸ガイド並びに釣竿 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58158119A (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-20 | 富士工業株式会社 | 釣用導糸環 |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP28620486A patent/JPS63137630A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58158119A (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-20 | 富士工業株式会社 | 釣用導糸環 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10313743A (ja) * | 1997-05-16 | 1998-12-02 | Shimano Inc | ラインガイド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63137630A (ja) | 1988-06-09 |