JPH0713684U - 自転車用ハンドルステム - Google Patents
自転車用ハンドルステムInfo
- Publication number
- JPH0713684U JPH0713684U JP4728093U JP4728093U JPH0713684U JP H0713684 U JPH0713684 U JP H0713684U JP 4728093 U JP4728093 U JP 4728093U JP 4728093 U JP4728093 U JP 4728093U JP H0713684 U JPH0713684 U JP H0713684U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stem
- fork
- fitting portion
- diameter
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ライダーを傷付けずにフォークステムに固定
でき、かつ外観的に優れているクリップオン式自転車用
ハンドルステムを提供する。 【構成】 ステム本体20に縮径用分割溝26を設け、
この分割溝26にて形成した分割部20A,20Bを締
付ボルト27により相互に接近させる。これにより、嵌
合部21を縮径させてフォークステム1に固定する。
でき、かつ外観的に優れているクリップオン式自転車用
ハンドルステムを提供する。 【構成】 ステム本体20に縮径用分割溝26を設け、
この分割溝26にて形成した分割部20A,20Bを締
付ボルト27により相互に接近させる。これにより、嵌
合部21を縮径させてフォークステム1に固定する。
Description
【0001】
本考案は、自転車用ハンドルバーを支持するためのハンドルステムに関する。
【0002】
従来のハンドルステムは、その基部をフォークステムの上部に挿入し、ステム 本体を貫通する引上げボルトを介してエキスパンダーコーンを上動させ、このエ キスパンダーコーンをフォークステム内周面に押し付けることにより、フォーク ステムに固定されている。 最近ではフォークステムに直接的に固定する構造のハンドルステムが実用化さ れ、通常、クリップオン式ハンドルステムと称されている。
【0003】 図3には、クリップオン式ハンドルステムを含む操舵部の断面図である。この 図において、フォークステム1の上部にはハンドルステム10が取付けられてい る。即ち、このハンドルステム10はフォークステム1に嵌合されている嵌合部 11と、嵌合部11より斜め上方に伸長するステム本体12と、ステム本体12 の先端に設けられて図示しないハンドルバーを支持するヘッド部とから成る。嵌 合部11は軸方向に沿った分割溝11aが設けられ、締付ボルト16,16の締 め付けで縮径され、フォークステム1上部に固定される。
【0004】 フォークステム1の上端にはキャップ3が嵌着され、その下方にはスターファ ングルナット2が挿入,固定されている。一方、フォークステム1の周面にはス ペーサ4の下方にコンプレッションリング7を介して上椀5が装着され、上椀5 はベアリング6を介して支承されている。ベアリング6の下方のフォークステム 1周面には自転車フレームのヘッドチューブ8が嵌合され、ヘッドチューブ8は 下椀9にて支持されている。下椀9は他のベアリング13にて支承され、このベ アリング13はフォーククラウン14の上面に固定されている。
【0005】 以上の構成を有する操舵部において、キャップ3を貫通する調整ボルト15を 締め付けてスターファングルナット2に螺入し、キャップ3のフランジ部にてハ ンドルステム10(嵌合部11)を押し下げ、ベアリング6,13のヘッドチュ ーブ8に対する挟持力を調整する。 そして、その後にハンドルステム10の嵌合部11を締付ボルト16,16の 締め付けでフォークステム1に固定する。
【0006】
しかし、従来のクリップオン式ハンドルステムでは、嵌合部11を分割して締 付ボルト16,16により締め付けてフォークステム1に固定するので、締付ボ ルト16がライダー側に突出し、このため、ライダーの腕等が接触して傷付いて しまう虞れがあり、又外観的にも好ましくない。
【0007】 本考案はこのような点を解決するためになされたもので、ライダーを傷付ける ことがない上に外観的に優れているクリップオン式の自転車用ハンドルステムを 提供することを目的としている。
【0008】
本考案は、ステム本体の一端の嵌合部をフォークステムの上端に嵌合させ、他 端のヘッド部でハンドルバーを支持するクリップオン式の自転車ハンドルステム であって、ステム本体の一端側を二分割して嵌合部の嵌合穴に連通する縮径用分 割溝と、これらステム本体の分割部を相互に接近させて嵌合部を縮径させ、この 嵌合部をフォークステムに固定させる締付手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
ステム本体を分割して各分割部を締付ボルト等の締付手段で相互に接近させ、 これにより嵌合部を縮径するので、締付手段を嵌合部ではなく、ステム本体の一 端側、即ち、ステム本体の嵌合部の近傍に位置させることができる。従って、締 付手段がライダー側に突出することがない。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案に係るクリップオン式の自転車用ハンドルステムの平面図であり 、図2は同ハンドルステムの正面図である。 本考案の自転車用ハンドルステムはステム本体20を備えている。ステム本体 20の一端には嵌合部21が一体的に設けられ、他端にはヘッド部22が一体的 に設けられている。ヘッド部22は先端が分割されて縮径可能な構造を有し、各 分割位置に突出部23A,23Bが対向して一体形成されている。突出部23A には締付ボルト24の頭部を係入し、ねじ部を貫通させる段状のボルト穴が形成 され、突出部23Bには締付ボルト24のねじ部を螺入させるねじ穴が形成され ている。従って、ヘッド部22にハンドルバー25を挿入し、締付ボルト24を 締め付けることにより、ヘッド部22が縮径するので、このヘッド部22にてハ ンドルバー25を固定的に支持することができる。
【0011】 ステム本体20にはその長さ方向に沿って縮径用分割溝26が形成され、この 分割溝26は嵌合部21の嵌合穴21Aに連通している。従って、ステム本体2 0は嵌合部21側の一端が分割部20A,20Bに分離されることになる。分割 部20Bの嵌合部21近傍の先端には締付ボルト27の頭部を係入し、ねじ部を 貫通させる段状のボルト穴が形成されている。また、他の分割部20Aには締付 ボルト27のねじ部を螺入させるねじ穴が形成されている。
【0012】 以上の構成を有する自転車用ハンドルステムにおいて、嵌合部21をフォーク ステム1の上部に嵌合し、かつフォークステム1の上端開口にキャップ3を嵌着 する。フォークステム1の周面にはスペーサ4を介して上椀5が装着され、その 下方には下椀9が装着されている。そして、上椀5及び下椀9の間にはベアリン グ6,13にて挟持された状態でヘッドチューブ8が配されている。尚、下方の ベアリング13は図示しないフォーククラウン上に取り付けられている。
【0013】 このように、嵌合部21を嵌合したのちは、キャップ3を貫通する調整ボルト 15を締め付け、スターファングルナット2に螺入させることにより、嵌合部2 1を押し下げ、ヘッドチューブ8を両ベアリング6,13により所定の挟持力で 挟持させる。
【0014】 その後、締付ボルト27を締め付けて分割部20A,20Bを相互に接近させ 、嵌合部21を縮径させる。これにより、本考案のハンドルステムをフォークス テム1の上部に固定することができる。
【0015】 よって、締付ボルト27が嵌合部21ではなく、ステム本体20側に位置する ので、ライダーの腕等が締付ボルト27に接触することがなく、又締付ボルト2 7がハンドルステムより突出することもないので外観的にも優れている。 上記実施例において、ステム本体20の分割部20A,20Bを締付ボルトと ナットとの組み合せで締め付けるようにしてもよい。
【0016】
以上説明したように、本考案によれば、ステム本体に縮径用分割溝を設け、こ の分割溝にて形成された各分割部を締付手段にて相互に接近させて嵌合部を縮径 させることによりフォークステムに固定するようにしたので、締付ボルト等の締 付手段がライダー側に突出することがなくなる。従って、ライダーに傷を付ける 虞れがなく、かつ外観的に優れた自転車用ハンドルステムを提供することができ る。
【図1】本考案に係る自転車用ハンドルステムの平面図
である。
である。
【図2】同ハンドルステムの固定状態を示す正面図であ
る。
る。
【図3】従来のハンドルステムを操舵部と共に示す断面
図である。
図である。
1 フォークステム 20 ステム本体 21 嵌合部 22 ヘッド部 26 縮径用分割溝 27 締付ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 ステム本体と、該ステム本体の一端に設
けられてフォークステムの上端に嵌合される嵌合部と、
前記ステム本体の他端に設けられてハンドルバーを支持
するヘッド部とを備える自転車用ハンドルステムであっ
て、前記ステム本体の一端側を二分割して前記嵌合部の
嵌合穴に連通する縮径用分割溝と、前記ステム本体の各
分割部を相互に接近させて前記嵌合部を前記フォークス
テムに固定すべく縮径する締付手段とを含むことを特徴
とする自転車用ハンドルステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4728093U JPH0713684U (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 自転車用ハンドルステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4728093U JPH0713684U (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 自転車用ハンドルステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0713684U true JPH0713684U (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=12770887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4728093U Pending JPH0713684U (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 自転車用ハンドルステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713684U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017115171A1 (ja) * | 2015-12-18 | 2018-11-01 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 液圧制御装置、液圧式ブレーキシステム、及び、自転車 |
US20230303199A1 (en) * | 2022-03-25 | 2023-09-28 | 5th Axis, Inc. | Vehicle stem and methods thereof |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP4728093U patent/JPH0713684U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017115171A1 (ja) * | 2015-12-18 | 2018-11-01 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 液圧制御装置、液圧式ブレーキシステム、及び、自転車 |
US10981622B2 (en) | 2015-12-18 | 2021-04-20 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulic pressure controller, hydraulic brake system, and bicycle |
US20230303199A1 (en) * | 2022-03-25 | 2023-09-28 | 5th Axis, Inc. | Vehicle stem and methods thereof |
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