JPH0652578U - 調理用キャビネット - Google Patents

調理用キャビネット

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Publication number
JPH0652578U
JPH0652578U JP8900092U JP8900092U JPH0652578U JP H0652578 U JPH0652578 U JP H0652578U JP 8900092 U JP8900092 U JP 8900092U JP 8900092 U JP8900092 U JP 8900092U JP H0652578 U JPH0652578 U JP H0652578U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust port
step portion
lower step
port
cooking
Prior art date
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Pending
Application number
JP8900092U
Other languages
English (en)
Inventor
雅哉 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0652578U publication Critical patent/JPH0652578U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理時に発生する煙や熱気を充分に且つ静か
に排気することができる調理用キャビネットを提供す
る。 【構成】 カウンター1面を一段低くして前面2および
上面3を開口してなる下段部4を形成し、下段部4の底
面5にコンロ6を配置し、下段部4の背面7に排気口8
を設け、下段部4の手前側に排気口8に向かうよう送風
口9を設けてあるため、下段部4の手前側に設けられる
送風口9から下段部4の背面7に設けられる排気口8に
向かって吹き出される風により、調理時に発生する煙や
熱気を効率よく排気口8へと導き、排気することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガスコンロ6、電磁調理器6等のコンロ6を有する調理用キャビネ ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図8(特開昭59-168811 号公報)に示されているように、カウンタ ー1面を一段低くして前面2および上面3を開口してなる下段部4を形成し、下 段部4の底面5にコンロ6を配置し、下段部4の背面7および側面10に排気口 8を設けてなる調理用キャビネットが知られている。
【0003】 この調理用キャビネットにおいては、コンロ6が配置される下段部4側方のカ ウンター1に煙や熱気が回らないように排気することができ、しかも三方向から 排気できて排気効率が向上するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術においては、下段部4の背面7および側面10 に排気口8が設けられているため、下段部4外周付近の煙や熱気は比較的効率よ く排気されるものの、下段部4中央付近の煙や熱気は発生する上昇気流が排気口 8の吸引力より強くなり充分に排気されないまま室内に拡散されてしまい、室内 に煙が充満したり、室内の温度が上昇したりするものである。また、下段部4中 央付近の煙や熱気を排気できる程度にまで排気口8の吸引力を上げようとすると 、風音や排気ファン11のモーター音等の騒音が非常に大きくなるため、実施に は適さないものである。
【0005】 そこで本考案は、上記従来の技術における問題を解決するために考案されたも のであり、すなわちその課題は、調理時に発生する煙や熱気を充分に且つ静かに 排気することができる調理用キャビネットを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1の調理用キャビネットにおいては、カウンター1面を一段低 くして前面2および上面3を開口してなる下段部4を形成し、下段部4の底面5 にコンロ6を配置し、下段部4の背面7に排気口8を設け、下段部4の手前側に 排気口8に向かうよう送風口9を設けてなることを特徴とするものである。
【0007】 また、本考案の請求項2の調理用キャビネットにおいては、カウンター1面を 一段低くして少なくとも前面2および上面3を開口してなる下段部4を形成し、 下段部4の底面5にコンロ6を配置し、下段部4の後方に排気口8を位置させ、 下段部4の手前側に排気口8に向かうよう送風口9を設けてなることを特徴とす るものである。なお、排気口8の位置によっては、下段部4の背面7を一部また は全部開口するものである。
【0008】
【作用】
本考案の請求項1の調理用キャビネットにおいては、下段部4の手前側に設け られる送風口9から下段部4の背面7に設けられる排気口8に向かって吹き出さ れる風により、調理時に発生する煙や熱気を効率よく排気口8へと導き、排気す ることができるものである。
【0009】 また、本考案の請求項2の調理用キャビネットにおいては、請求項1の調理用 キャビネット同様、調理時に発生する煙や熱気を効率よく排気口8へと導き排気 することができるとともに、壁面12等に設けられている既存の排気口8を利用 することができるものである。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を、図面に示した実施例に基づいて詳細に説明する。
【0011】 図1、図2、図3の調理用キャビネットは、本考案の請求項1の一実施例であ り、カウンター1面を一段低くして前面2および上面3を開口してなる下段部4 を形成し、下段部4の底面5にコンロ6を配置し、下段部4の背面7に排気口8 を設け、下段部4の手前側に排気口8に向かうよう送風口9を設けてなることを 特徴とするものである。
【0012】 下段部4は、キャビネット13の中程にカウンター1面を一段低くして形成さ れ、前面2および上面3が開口されていて、鍋等の調理器具14の上端が下段部 4側方のカウンター1面より低く位置するようにしてある。
【0013】 下段部4の底面5は、ガス調理天板15となっていてガスコンロ6が配置され ている。
【0014】 下段部4の背面7には、略長方形形状の排気口8が設けられており、排気口8 には、左右回動自在にフィン16が並設されている。また、背面7の上端には、 スリット17が形成されていて、油や埃等を除去するためのフィルター18を上 方から排気口8の後方に着脱自在に挿入することができるようにしてある。
【0015】 下段部4の両側面10の手前側には、それぞれ送風口9が設けられている。送 風口9は、対向する両側板が開口された箱体19の一方の開口を成しており、他 方の開口は伸縮自在の筒体20を介して吸気口21に接続されている。吸気口2 1は、下段部4の側方に位置するようキャビネット13の前面2に設けられてい る。箱体19内には、送風口9から風を吹き出すための送風ファン22が配置さ れている。また、箱体19は、吸気口21側の開口付近の下段部4側端部が下段 部4の側面10に回動自在に枢着されていて、図4および図5に示すように、使 用時には、下段部4側に回動させて送風口9を排気口8に向かうよう位置させ、 また、未使用時には、下段部4の側面10内に収納することができるようにして ある。
【0016】 この調理用キャビネットにおいては、台所の壁面12に当接して設置されるも のであり、壁面12には排気口8と対応する位置に排気ファン11が設けられて いている。しかして、箱体19を下段部4側に回動させて送風口9を排気口8に 向かうよう位置させ、送風ファン22により送風口9から排気口8に向けて風を 吹き出し、煙や熱気を排気口8に効率よく導いて排気口8から排気ファン11を 介して室外に排気することができる。また、未使用時には箱体19を下段部4の 側面10内に収納し、スッキリした外観を提供することができる。
【0017】 図6、図7の調理用キャビネットは、本考案の請求項2の一実施例であり、カ ウンター1面を一段低くして少なくとも前面2および上面3を開口してなる下段 部4を形成し、下段部4の底面5にコンロ6を配置し、下段部4の後方に排気口 8を位置させ、下段部4の手前側に排気口8に向かうよう送風口9を設けてなる ことを特徴とするものである。
【0018】 下段部4は、キャビネット13の一端にカウンター1面を一段低くして形成さ れ、前面2、端部側面10、背面7および上面3が開口されている。
【0019】 下段部4の底面5は、電磁調理天板23となっていて電磁調理器6が配置され ている。
【0020】 下段部4の後方の壁面12には、電磁調理器6に掛けられる鍋等の調理器具1 4の上端より高く位置するよう排気口8が設けられており、排気口8には、上下 回動自在にフィン16が並設されている。また、排気口8の後方には排気ファン 11が設けられている。
【0021】 下段部4の底面5の手前側には、下段部4前端と電磁調理器6との間に位置す るよう送風口9が設けられている。送風口9は、上板24および前板25が開口 された箱体19の上板24の開口を成しており、前板25の開口は吸気口21を 成している。吸気口21は、下段部4の下方に位置するようキャビネット13の 前面2に設けられている。箱体19内には、送風口9から風を吹き出すための送 風ファン22が配置されている。また、送風口9には、上下回動自在にフィン1 6が並設されている。
【0022】 この調理用キャビネットにおいては、台所の壁面12に当接して設置され、壁 面12に設けられている既存の排気口8を利用することができる。しかして、別 途、排気口8を設けることなく、既存の排気口8が下段部4の後方に位置するよ う台所の壁面12に当接して設置するだけでよく、容易に施工でき且つ煙や熱気 を排気口8に効率よく導いて排気口8から排気ファン11を介して室外に排気す ることができる。
【0023】
【考案の効果】
上述の如く、本考案の請求項1の調理用キャビネットにおいては、下段部4の 手前側に設けられる送風口9から下段部4の背面7に設けられる排気口8に向か って吹き出される風により、調理時に発生する煙や熱気を効率よく排気口8へと 導くことができるため、煙や熱気を室内に拡散させにくく効率よく排気すること ができるとともに、排気口8の吸引力を上げる必要がなく静かに排気することが できるものである。
【0024】 また、本考案の請求項2の調理用キャビネットにおいては、請求項1の調理用 キャビネットと同様の効果を有するとともに、壁面12等に設けられている既存 の排気口8を利用することができ施工性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である調理用キャビネットを
示す一点透視図である。
【図2】図1のA−A’断面図である。
【図3】図1のB−B’断面図である。
【図4】図1の使用時を示す平面図である。
【図5】図1の未使用時を示す平面図である。
【図6】本考案の別の実施例である調理用キャビネット
を示す一点透視図である。
【図7】図6のC−C’断面図である。
【図8】本考案の従来例を示す一点透視図である。
【符号の説明】
1 カウンター 2 前面 3 上面 4 下段部 5 底面 6 コンロ 7 背面 8 排気口 9 送風口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンター1面を一段低くして前面2お
    よび上面3を開口してなる下段部4を形成し、下段部4
    の底面5にコンロ6を配置し、下段部4の背面7に排気
    口8を設け、下段部4の手前側に排気口8に向かうよう
    送風口9を設けてなることを特徴とする調理用キャビネ
    ット。
  2. 【請求項2】 カウンター1面を一段低くして少なくと
    も前面2および上面3を開口してなる下段部4を形成
    し、下段部4の底面5にコンロ6を配置し、下段部4の
    後方に排気口8を位置させ、下段部4の手前側に排気口
    8に向かうよう送風口9を設けてなることを特徴とする
    調理用キャビネット。
JP8900092U 1992-12-25 1992-12-25 調理用キャビネット Pending JPH0652578U (ja)

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