JPH0560354A - 加熱調理器の換気装置 - Google Patents
加熱調理器の換気装置Info
- Publication number
- JPH0560354A JPH0560354A JP3250466A JP25046691A JPH0560354A JP H0560354 A JPH0560354 A JP H0560354A JP 3250466 A JP3250466 A JP 3250466A JP 25046691 A JP25046691 A JP 25046691A JP H0560354 A JPH0560354 A JP H0560354A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- heating
- cooking device
- intake port
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C15/00—Details
- F24C15/20—Removing cooking fumes
- F24C15/2042—Devices for removing cooking fumes structurally associated with a cooking range e.g. downdraft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱調理器の後方で排気を吸引し換気する方
式において、所要風量を減らすことにより騒音等を緩和
する。 【構成】 加熱調理器の後部立壁に設ける吸気口の横幅
を、加熱調理器の横幅の１／３以下として中央の１箇所
に設けた。 【効果】 吸気口４の横幅を狭くすることで、、加熱調
理器の両外側からの無駄な空気の流入が減少したため
に、排気捕集率が向上して下方排気方式で懸案となって
いた所要風量を大幅に低減でき、それによって排気用フ
ァンの風切り音、窓や郵便受の笛鳴り、扉開閉の困難な
どを緩和することができた。また請求項２の発明によれ
ば、上述の効果に加え、通常の使用態様である各コンロ
の単独使用の場合に、風量を絞って低騒音とすることが
できる。
式において、所要風量を減らすことにより騒音等を緩和
する。 【構成】 加熱調理器の後部立壁に設ける吸気口の横幅
を、加熱調理器の横幅の１／３以下として中央の１箇所
に設けた。 【効果】 吸気口４の横幅を狭くすることで、、加熱調
理器の両外側からの無駄な空気の流入が減少したため
に、排気捕集率が向上して下方排気方式で懸案となって
いた所要風量を大幅に低減でき、それによって排気用フ
ァンの風切り音、窓や郵便受の笛鳴り、扉開閉の困難な
どを緩和することができた。また請求項２の発明によれ
ば、上述の効果に加え、通常の使用態様である各コンロ
の単独使用の場合に、風量を絞って低騒音とすることが
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は加熱調理器から生じる排
気を戸外へ排出する換気装置に関するものである。
気を戸外へ排出する換気装置に関するものである。
【０００２】
【従来技術】従来の加熱調理器の換気装置は、例えばガ
ス調理器の上方に設けたフードと吸気口とによりガス調
理器から発生する排気を捕集するものであったが、フー
ドが頭上に張り出しているために圧迫感があり、外見上
もすっきりしないという問題があった。そこで最近、ガ
ス調理器の後部に設けた吸気口により排気を下方へ吸引
排気する方式が開発された。図５はこの種の従来例を示
したもので、ガス調理器１の後部立壁２に吸気口４を設
け、この吸気口４に連設したダクト５を排気用ファン６
を介して戸外に開口させたものである。
ス調理器の上方に設けたフードと吸気口とによりガス調
理器から発生する排気を捕集するものであったが、フー
ドが頭上に張り出しているために圧迫感があり、外見上
もすっきりしないという問題があった。そこで最近、ガ
ス調理器の後部に設けた吸気口により排気を下方へ吸引
排気する方式が開発された。図５はこの種の従来例を示
したもので、ガス調理器１の後部立壁２に吸気口４を設
け、この吸気口４に連設したダクト５を排気用ファン６
を介して戸外に開口させたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし下方排気方式
は、本来加熱されて上昇している排気流を下方へ引き戻
そうとするものであるから、所要風量も上方排気方式の
約５００ｍ3 ／ｈに比し、約１０００ｍ3 ／ｈと大き
く、そのために排気用ファンの風切り音の発生、 屋内
気圧低下に伴う郵便受等における笛鳴りの発生、窓やド
アの開閉困難、隙間風の侵入、空調負荷の増大などの問
題を生じていた。そこで本発明は、下方排気方式におい
て排気補集率を改善して所要風量を低減し、上述のよう
な問題点を軽減することを目的とするものである。
は、本来加熱されて上昇している排気流を下方へ引き戻
そうとするものであるから、所要風量も上方排気方式の
約５００ｍ3 ／ｈに比し、約１０００ｍ3 ／ｈと大き
く、そのために排気用ファンの風切り音の発生、 屋内
気圧低下に伴う郵便受等における笛鳴りの発生、窓やド
アの開閉困難、隙間風の侵入、空調負荷の増大などの問
題を生じていた。そこで本発明は、下方排気方式におい
て排気補集率を改善して所要風量を低減し、上述のよう
な問題点を軽減することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】従来の下方排気方式にお
いては、拡散し易い排気を他へ逃がさないように吸気口
をできるだけ広く分布させようとの配慮から、図５に示
すように、後部立壁２の横幅のほぼ全長に亙って吸気口
４を設けていた。これに対して請求項１記載の発明は、
図１及び図２に示すように、吸気口４を後部立壁２の中
央１箇所に設けると共に、その横幅を加熱調理器１の横
幅の１／３以下としたものである。
いては、拡散し易い排気を他へ逃がさないように吸気口
をできるだけ広く分布させようとの配慮から、図５に示
すように、後部立壁２の横幅のほぼ全長に亙って吸気口
４を設けていた。これに対して請求項１記載の発明は、
図１及び図２に示すように、吸気口４を後部立壁２の中
央１箇所に設けると共に、その横幅を加熱調理器１の横
幅の１／３以下としたものである。
【０００５】また請求項２記載の発明は、図３及び図４
に示すように、幅方向にの複数のコンロ３ａ，３ｂを有
する加熱調理器１の後部立壁２の、各コンロ３ａ，３ｂ
の幅中央に対向する位置にそれぞれ吸気口４ａ，４ｂを
設けると共に、各吸気口４ａ，４ｂにそれぞれ開閉自在
のシャッター７を設けたものである。
に示すように、幅方向にの複数のコンロ３ａ，３ｂを有
する加熱調理器１の後部立壁２の、各コンロ３ａ，３ｂ
の幅中央に対向する位置にそれぞれ吸気口４ａ，４ｂを
設けると共に、各吸気口４ａ，４ｂにそれぞれ開閉自在
のシャッター７を設けたものである。
【０００６】
【作用】図６は図５の従来例における水平面内の各部の
風速が一定値以上となる範囲を斜線で示したものであ
る。この従来例の構成では、吸気口４の幅が広いため
に、吸い込まれる空気はガス調理器の真上ばかりでなく
両外側からも引き寄せられてくる。しかるに請求項１の
発明では、吸気口４の横幅を狭くしたので、図２に示す
ように、両外側からの無駄な空気の流入（斜線による斜
線部分）が減少し、それによって排気捕集率が向上し、
所要風量を大幅に低減できる。請求項２の発明も同様な
構成により、ほぼ同等の作用効果を奏するが、特に各ガ
スコンロ４ａ，４ｂの単独使用の際に、吸引範囲（図３
の斜線部分）が狭くて済むので風量を更に絞ることがで
きる。
風速が一定値以上となる範囲を斜線で示したものであ
る。この従来例の構成では、吸気口４の幅が広いため
に、吸い込まれる空気はガス調理器の真上ばかりでなく
両外側からも引き寄せられてくる。しかるに請求項１の
発明では、吸気口４の横幅を狭くしたので、図２に示す
ように、両外側からの無駄な空気の流入（斜線による斜
線部分）が減少し、それによって排気捕集率が向上し、
所要風量を大幅に低減できる。請求項２の発明も同様な
構成により、ほぼ同等の作用効果を奏するが、特に各ガ
スコンロ４ａ，４ｂの単独使用の際に、吸引範囲（図３
の斜線部分）が狭くて済むので風量を更に絞ることがで
きる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明による加熱調理器の換気装置の
一実施例を示したものである。同図において、１はガス
調理器、２は後部立壁で、この立壁２の上部に吸気口４
が設けられている。立壁２の内部はダクト５となってお
り、このダクト５の他端部に装着された排気用ファン６
によって、排気が戸外に排出される。
一実施例を示したものである。同図において、１はガス
調理器、２は後部立壁で、この立壁２の上部に吸気口４
が設けられている。立壁２の内部はダクト５となってお
り、このダクト５の他端部に装着された排気用ファン６
によって、排気が戸外に排出される。
【０００８】吸気口４の横幅はガス調理器台１の横幅の
１／３以下とし、吸気口の面積としては、ガス調理器３
の上方における排気の上昇速度（約１ｍ／秒）と横方向
の風速とがほぼ同等程度となるようにする。実際には、
例えば７５ｃｍ幅のガス調理器に対して吸気口を直径１
５ｃｍの円形穴とし、風量約５００ｍ3 ／ｈでほぼ１０
０％の排気捕集率が得られた。
１／３以下とし、吸気口の面積としては、ガス調理器３
の上方における排気の上昇速度（約１ｍ／秒）と横方向
の風速とがほぼ同等程度となるようにする。実際には、
例えば７５ｃｍ幅のガス調理器に対して吸気口を直径１
５ｃｍの円形穴とし、風量約５００ｍ3 ／ｈでほぼ１０
０％の排気捕集率が得られた。
【０００９】図３の実際例は、二口ガス調理器３の各ガ
スコンロ３ａ、３ｂに対向させてそれぞれ吸気口４ａ，
４ｂを設けたものであり、この場合は消火しているガス
コンロ４ａ側の吸気口４ｂはシャッター７で閉じておく
ようにする。図４は吸気口４ａ，４ｂを開閉するシャッ
ター７の構造例を示したもので、８は開閉操作用のつま
みである。
スコンロ３ａ、３ｂに対向させてそれぞれ吸気口４ａ，
４ｂを設けたものであり、この場合は消火しているガス
コンロ４ａ側の吸気口４ｂはシャッター７で閉じておく
ようにする。図４は吸気口４ａ，４ｂを開閉するシャッ
ター７の構造例を示したもので、８は開閉操作用のつま
みである。
【００１０】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、吸気口４の横
幅を狭くし、加熱調理器の両外側からの無駄な空気の流
入が減少したので、排気捕集率が向上して、下方排気方
式で懸案となっていた所要風量を大幅に低減でき、それ
によって吸気口の騒音や窓、郵便受等の笛鳴り、あるい
は扉開閉の困難などを緩和することができた。また請求
項２の発明によれば、上述の効果に加え、通常の使用態
様である各コンロの単独使用の場合に、風量を絞って低
騒音とすることができる。なお本実施例はガス調理器に
ついて示したが、電気調理器においても同様の効果が得
られる。
幅を狭くし、加熱調理器の両外側からの無駄な空気の流
入が減少したので、排気捕集率が向上して、下方排気方
式で懸案となっていた所要風量を大幅に低減でき、それ
によって吸気口の騒音や窓、郵便受等の笛鳴り、あるい
は扉開閉の困難などを緩和することができた。また請求
項２の発明によれば、上述の効果に加え、通常の使用態
様である各コンロの単独使用の場合に、風量を絞って低
騒音とすることができる。なお本実施例はガス調理器に
ついて示したが、電気調理器においても同様の効果が得
られる。
【図１】本発明の一実施例を示す一部切欠側面図。
【図２】同上の上面図。
【図３】他の実施例の上面図。
【図４】同上の吸気口を正面から見た図。
【図５】従来例の斜視図。
【図６】同上の上面図。
【符号の説明】 １ ガス調理器 ２ 後部立壁 ３ ガスコンロ ４ 吸気口 ５ ダクト ６ 排気用ファン ７ シャッター ８ つまみ
Claims (2)
- 【請求項１】 加熱調理器の後部立壁に吸気口を設け
て、この吸気口に連設したダクトを排気用ファンを介し
て戸外に開口せしめた加熱調理器の換気装置において、
上記吸気口を上記後部立壁の中央１箇所に設けると共
に、その横幅を加熱調理器の横幅の１／３以下としたこ
とを特徴とする加熱調理器の換気装置。 - 【請求項２】 幅方向に複数のコンロを有する加熱調理
器の後部立壁の、各コンロの幅中央に対向する位置にそ
れぞれ吸気口を設け、各吸気口に連通する共通のタクト
を排気用ファンを介して戸外に開口せしめると共に、各
吸気口にそれぞれ開閉自在のシャッターを設けたことを
特徴とする加熱調理器の換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3250466A JPH0560354A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 加熱調理器の換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3250466A JPH0560354A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 加熱調理器の換気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560354A true JPH0560354A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=17208294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3250466A Pending JPH0560354A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 加熱調理器の換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560354A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5395836A (en) * | 1993-04-07 | 1995-03-07 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | 8-tricycloalkyl xanthine derivatives |
| CN115839528A (zh) * | 2023-02-15 | 2023-03-24 | 航天建设集团深圳有限公司 | 一种具有自适应调节通风作用的集成式透光建筑结构 |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP3250466A patent/JPH0560354A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5395836A (en) * | 1993-04-07 | 1995-03-07 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | 8-tricycloalkyl xanthine derivatives |
| CN115839528A (zh) * | 2023-02-15 | 2023-03-24 | 航天建设集团深圳有限公司 | 一种具有自适应调节通风作用的集成式透光建筑结构 |
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