JPH0652379B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0652379B2
JPH0652379B2 JP16769885A JP16769885A JPH0652379B2 JP H0652379 B2 JPH0652379 B2 JP H0652379B2 JP 16769885 A JP16769885 A JP 16769885A JP 16769885 A JP16769885 A JP 16769885A JP H0652379 B2 JPH0652379 B2 JP H0652379B2
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image forming
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昌雄 保坂
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、変倍画像を形成する画像形成装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
近年、オフィスオートメーション(OA)化が進み、複
写機の小型化および多機能化が著しく、小型の機種にも
何らかの変倍機構を設けて、幅広いニーズに応えてい
る。
従来、この種の装置において行われる変倍は、原稿を読
み取る光学走査系を駆動する光学モータおよび感光体ド
ラム系を駆動するメインモータとの速度比を可変し、縮
小画像または拡大画像を得られるように構成されてい
る。例えば、原稿台移動型の複写機においては、原稿台
の移動速度をドラム速度(一定速度)よりも速くして、
画像を縮小したり、原稿台の移動速度をドラム速度より
も遅くして、画像を拡大している。
このように、従来の機種では、1回の画像形成中は、変
倍比を一定に保持しながら等倍,拡大,縮小画像を得て
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、画像編集処理、例えば等倍画像を縮小した画
像を形成させる場合、従来の機種では、縮小された画像
サイズが定形サイズ、すなわち、A4,A3,B4等の
大きさから大きく逸脱してしまう場合は、1枚の記録紙
に大量の空白エリアを形成することになり、縮小された
画像を大量に必要な場合は、本来必要な記録紙枚数よ余
分な記録紙が必要となり、消耗品にかかるコストが大幅
に上昇してしまう問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、従来の構成を大幅に変更することなく、原稿上の
必要なエリアの画像みを同一記録紙上に過不足なく形成
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る画像形成装置は、同一記録紙に順次形成
させる原稿上の切り抜き画像または切り取り画像範囲を
指定する画像指定手段と、画像指定手段により指定され
る切り抜き画像サイズと記録紙サイズとから形成する切
り抜き画像個数を設定する画像個数設定手段と、画像個
数設定手段が設定する切り抜き画像個数に応じて前記切
り抜き画像を同一記録紙上に順次形成させる切り抜き画
像形成手段とから構成したものである。
〔作用〕
この発明においては、画像指定手段が同一記録紙上に順
次形成する切り抜き画像または切り取り画像範囲を指定
すると、回転駆動手段と走査駆動手段を制御して、同一
記録紙上に切り取り画像を順次形成させる。また、画像
指定手段が指定する切り抜き画像サイズと記録紙サイズ
とから画像個数設定手段が形成する切り抜き画像個数を
設定する。この画像個数設定手段が設定した切り抜き画
像個数に応じて切り抜き画像を同一記録紙上に順次形成
させる。さらに、切り抜き画像形成手段は入力される変
倍率に応じて回転駆動手段と走査駆動手段との周速差を
可変させ、同一記録紙上にに等倍および変倍された切り
抜き画像を順次形成させる。
〔実施例〕
第1図(a),(b),はこの発明の一実施例を示す画
像形成装置の制御ブロック図であり、1〜4はコントロ
ーラで、例えばマイクロプロセッサ等で構成される。コ
ントローラ1およびコントローラ4はTTLインバータ
を介してμ−LANされ、すなわち、シリアル通信され
ている。
第1図(a)において、コントローラ1は発振器1aか
ら発振される。例えば11MHzのクロック信号が端子X
1,X2に入力され、このクロック信号に同期して各コン
トローラ2〜4を制御する。また、コントローラ1には
定着器(後述する)の温度センサNTCおよび感光体
(後述する)の表面電位を検知するセンサSEからの出
力がデータ端子AD1,AD2に入力される。コントロー
ラ1に内蔵されるイベントカウンタT1には、タイミン
グパルス,メインモータ(後述する)の回転により生成
されるパルスが入力される。このパルスをカウントし
て、コピーシーケンスを進行させる。また、コントロー
ラ1のインベトカウンタT0には、電源部(図示しな
い)のAC入力のゼロクロスパルスが入力され、ACの
ゼロクロスパルスを検出して、定着器のヒータまたはス
キャナのランプのON,OFF制御を実行し、負荷に対
するストレスを減少させる。また、ゼロクロスパルスよ
りタイマを作成したり、周波数の識別を行ったりするこ
ともできる。さらに、コントローラ1の割り込み端子I
NTには、パワーフェール検知回路から出力されるパル
スが入力され、装置の異常事態を報知する。1bは原稿
で、画像位置検知手段(例えばフォトダイオードアレイ
またはCCDおよびファイバアレイ等で構成される)1c
からの出力がライセンサコントローラ1dを介して、8チ
ャンネルのデータ端子D0〜D7に入力される。なお、フ
ァイバアレイの代りに光収束性レンズを使用してもよ
い。
コントローラ2,3はコントローラ1のI/Oを拡張す
るもので、アドレスバスBUSにより連絡されていて、
コントローラ2は主に接続される負荷に出力信号を送出
し、コントローラ3は各種センサからのセンサ出力が入
力される。
第1図(b)において、4aは表示部で、ドライバ4bを
介してコントローラ4に接続され、この発明の画像指定
手段となるスイッチ手段4cからの入力に応じて、切り
抜き画像形成手段,自動画像個数設定手段を兼ねるコン
トローラ4が走査駆動手段となるDCスキャナモータ4
d,回転駆動手段となるDCメインモータ4eに対し、ド
ライブ手段4f,4gを介して、速度指令を送出する。
なお、DCスキャナモータ4d,DCメインモータ4eに
は、オプティカルエンコーダOPE1,2がそれぞれ配
設されており、駆動量に応じてパルス信号がドライブ回
路4f,4gにフィードバックされる。
第2図は第1図に示したDCスキャナモータ4d,DC
メインモータ4eの駆動動作を説明する断面図であり、
11は原稿で、原稿台ガラス12上に載置される。13
は原稿走査部で、原稿11を露光する露光ランプ13
a,露光ランプ13aの光を反射する反射笠13b,露光
ランプ13aの反射光を走査する走査ミラー13c〜13
f等から構成され、反射光は順次走査ミラー13c〜13
f,結像レンズ14および走査ミラー15を介して、感
光体ドラム16に入光する。なお、Aは画像走査開始位
置を示し、Bは画像走査終了位置を示す。
次に第3図,第4図を参照しながらこの発明による切り
抜き画像形成動作について説明する。
第3図は第1図(b)に示した表示部4a,スイッチ手
段4cを含む操作部を説明する拡大平面図であり、21
は操作ボードで、操作部22およびディスプレイ23等
より構成される。24は画像指定手段となるx方向指定
キーで、切り取りまたは切り抜き画像のx方向エリアを
範囲指定する。25は画像指定手段となるy方向指定キ
ーで、切り抜き画像のy方向エリアを範囲指定する。2
6はカーソル設定キーで、このカーソル設定キー26の
押下により、x方向指定キー24またはy方向指定キー
25の押下によりディスプレイ23上にそれぞれの方向
に移動表示されたカーソルKをコントローラ4が受け付
ける。27は例えばLEDで構成される倍率表示器で、
拡大キー28または縮小キー29の押下毎にステップ状
にLEDが点灯し、倍率設定キー30により表示された
倍率が設定される。31はマルチキーで、切り抜き画像
形成モードを指定する。32はオートキーで、このオー
トキー32が押下されると、x方向指定キー24またた
はy方向指定キー25により指定された切り抜き画像の
サイズおよび記録紙サイズとから決定される画像形成個
数を自動設定する。33はリセットキーで、切り抜き画
像形成モードをクリアし、通常の等倍モードを設定す
る。なお、コピー枚数を設定するテンキー,コピーキ
ー,ストップキーは説明上省略してある。また、原稿サ
イズを認識するための、サイズ指標がディスプレイ23
の外枠に記されている。
第4図(a),(b)はこの発明による切り取り画像形
成動作を説明する模式図であり、同図(a)において、
41は例えばA3サイズの原稿で、A4領域に原稿画像
41a、例えば文字『A』が描かれた状態を示してい
る。同図(b)において、42は例えばA3サイズの記
録紙で、A4サイズの形成画像42aが2個形成された
場合を示している。
まず、第4図(a)に示す原稿41を原稿台ガラス12
に載置した後、y方向指定キー25を押下し、カーソル
Kをサイズ指標を目安として、A4位置に移動させ、カ
ーソル指定キー26を押下する。これにより、原稿画像
41a、すなわち、切り取り画像が指定されたことにな
る。ここで、倍率表示器27を見ながら、拡大キー28
または縮小キー29を押下して、所望する倍率、例えば
等倍位置にあるLEDを点灯させた後、倍率設定キー3
0を押下する。次いで、図示しないテンキーよりコピー
枚数『2』を入力すると、第5図に示されるように、デ
ィスプレイ23に表示される。なお、操作順次をディス
プレイ23に表示して、操作者に知らせるようにしても
よい。ここで、図示しないコピーキーを押下すると、コ
ントローラ4がDCスキャナモータ4d,DCメインモ
ータ4eの制御を開始し、原稿走査部13を駆動させる
とともに、感光体ドラム16を等速度に駆動させ、等倍
画像を感光体ドラム16に潜像を形成する。次いで、搬
送される記録紙42に、現像されたトナー像を転写した
のち、露光ランプにて露光し、記録紙42を感光体ドラ
ム16より分離するとともに、紙搬送系を停止させ、原
稿走査部13のスキャンニングバックを待機し、同様に
原稿走査を再開する。そして、画像合せを行い、分離さ
れていた記録紙42に対して画像転写を再度行い、第4
図(b)に示す形成画像42aを2個記録紙42に像形
成する。
次に第6図(a),(b)を参照しながら切り取り画像
形成動作についてさらに説明する。
第6図(a),(b)は切り取り画像形成動作を説明す
る模式図で、同図(a)は第4図(a)に示す原稿41
と同一であり、同図(b)において、43が記録紙で、
等倍の形成画像43a,1/2に縮小された形成画像43
b,43cが記された状態を示している。
まず、第6図(a)に示す原稿41を原稿台ガラス12
に載置した後、y方向指定キー25を押下し、カーソル
Kをサイズ指標を目安として、A4位置に移動させ、カ
ーソル指定キー26を押下する。これにより、原稿画像
41a、すなわち、切り取り画像が指定されたことにな
る。ここで、倍率表示器27を見なら、拡大キー28ま
たは縮小キー29を押下して、所望とする倍率、例えば
等倍位置にあるLEDを点灯させた後、倍率設定キー3
0を押下すると、切り取り画像、すなわち、形成画像4
3aの設定が終了する。次いで、倍率表示器27を見な
がら、縮小キー29を押下して、所望とする倍率、例え
ば倍率50%の縮小倍率位置のLEDを点灯させ、倍率
設定キー30を押下すると、同一記録紙43上に形成さ
せる第2番目の形成画像43bの設定が終了する。次い
で、倍率表示器27を見ながら、縮小キー29を押下し
て、所望とする倍率、例えば倍率50%の縮小倍率位置
のLEDを点灯させ、倍率設定キー30を押下すると、
同一記録紙43上に形成させる第3番目の形成画像43
bの設定が終了する。これらの設定が終了して、コピー
枚数『5』を入力すると、第7図に示すように、ディス
プレイ23にコピーモードがマルチ点滅表示される。
ここで、コピーが押下されると、コントローラ4がDC
スキャナモータ4d,DCメインモータ4eの制御を開始
し、原稿走査部13を駆動させるとともに、感光体ドラ
ム16を等速度に駆動させ、等倍画像を感光体ドラム1
6に潜像を形成する。次いで、搬送される記録紙42
に、現像されたトナー像を転写したのち、露光ランプ1
3aにて露光し、記録紙42を感光体ドラム16より分
離するとともに、紙搬送系を停止させ、原稿走査部13
のスキャンニングバックを待機し、DCスキャナモータ
4d,DCメインモータ4eの速度比を2:1に設定し
て、同様の原稿走査および潜像形成を行い、分離されて
いた記録紙43に、コロナ放電を加えて、トナー像を転
写して、形成画像43bを記録紙43に形成し、前述同
様に除電して、記録紙43を感光体ドラム16より分離
し、その位置に停止させるる。ここで、原稿走査部13
のスキャンニングバックを待機し、形成画像43bを形
成した画像プロセスを繰り返し、形成画像43cを記録
紙43上に形成し、熱定着後、図示しない排紙トレーに
載置して制御を終了する。なお、感光体ドラム16は、
記録紙43の分離後、回転を継続、すなわち、空回転し
て、次の像形成に備える。このように、1つの原稿上の
指定される切り取き画像のみを同一記録紙43上に、等
倍または変倍画像を所望とするだけ形成させることがで
きる。
次に第8図(a),(b)を参照しながらこの発明によ
る切り抜き画像形成動作について説明する。
第8図(a),(b)はこの発明の切り抜き画像形成動
作を説明する模式図であり、同図(a)において、51
は例えばA3サイズの原稿で、原稿画像51a〜51c,
52a〜52cが描かれている場合を示しており、切り抜
く原稿画像51aの領域がポインタP1〜P4(実際は描
かれていない)で指定された状態を示している。同図
(b)において、53は記録紙で、形成画像53a〜5
3cを、例えば3個形成した場合を示してある。
まず、ディスプレイ23を見ながらマルチキー31を押
下するととにもに、オートキー32を押下して、切り抜
き画像モードを指定し、第8図(a)に示すポインタP
1〜P4で仕切られた切り抜き画像、すなわち、原稿画像
51aを切り抜くため、x方向指定キー24を押下し
て、ポインタP3で指定される位置までカーソルKを移
動させ、カーソル指定キー26を押下する。次いで、x
方向指定キー24を押下して、ポインタP1で指定され
る位置までカーソルKを移動させ、カーソル指定キー2
6を押下する。次いでy方向指定キー25を降下してポ
インタP2,P4に指定される位置まで、カーソルKを移
動させ、カーソル指定キー26を降下すると、ディスプ
レイ23に切り抜く領域が第9図に示すように表示され
る。ここで、拡大キー28または縮小キー29を降下し
て、所望とする形成倍率、例えば等倍(100%)を設
定して倍率設定キー30を押下すると、コントローラ4
は記録紙サイズと切り抜き画像サイズとから、同一記録
紙53に形成可能な形成画像個数を演算して、自動設定
する。第8図(a)に示すように、原稿画像51aが、
例えばA3サイズの1/3で、記録紙サイズがA3の場合
は、形成画像個数を『3』に設定する。ここで、図示し
ないコピーキーが押下されると、コントローラ4は原稿
走査部13を駆動させるDCスキャナモータ4dおよび
感光体ドラム16を駆動させるDCメインモータ4eに
駆動指令を送出するとともに、原稿画像51aの領域以
外に光を照射して、潜像形成を防止させるイレーズ指令
を図示しないランプ機構を送出する。次いで、記録紙5
3に第1回目の像形成を行うと、除電ランプが点灯し
て、記録紙53を感光体ドラム16より分離し、停止す
る。このとき、感光体ドラム16は空回転を行い、次の
像形成を待機する。これに並行して原稿走査部13は次
の原稿走査に備えてホームポジション(後述する)にス
キャンニングバックする。次いで、第2,3回目の像形
成を前述同様に実行して、第8図(b)に示す形成画像
53a〜53cを得る。なお、切り抜く画像は原稿画像5
1aに限らず、原稿51の任意の範囲を指定すれば同様
に出力できる。また、拡大キー28,縮小キー29等を
押下して、所望とする倍率を指定すれば、同一記録紙に
変倍画像を含んで同一切り抜き画像を出力できる。
第9図はこの発明の一実施例を示す画像形成装置の断面
図であり、61は装置本体、62は給紙カセットで、給
紙ローラ63により記録紙Pがレジストローラ64の位
置まで給送される。なお、給紙カセット62には収容さ
れる記録紙Pのサイズを示す突起が設けられており、こ
の突起が装置本体61に設けるマイクロスイッチを作動
させ、記録紙サイズ信号をコントローラ1(第1図
(a)に示す)に入力する。65は現像器で、現像材
(トナー)を収容するトナーホッパ65aを有してい
る。66は転写帯電器で、感光体ドラム67に現像され
たトナー像を記録紙Pに転写させる。68は除電ランプ
で、記録紙Pを感光体ドラム67より分離する。69は
クリーナ部で、残留トナーを回収する。70は除電ラン
プで、感光体ドラム67を露光して電荷を除去する。7
1は前帯電器で、感光体ドラム67を一様帯電させ、潜
像形成に備える。72はファイバレンズで、露光ランプ
73の反射光をスリット露光する。74はブルーセル
で、露光ランプ73の光量を検知して、露光ランプ73
の光出力を制御する。75はトレーズランプで、感光体
ドラム67の幅方向を照射して、感光体ドラム67を均
一に疲労させるとともに、切り抜き画像および切り取り
画像範囲以外を照射して、潜像形成を防止する機能を有
している。76はメインモータで、感光体ドラム67を
回転駆動させる。77は搬送ベルトで、記録紙Pを定着
器78に搬送する。79は排紙トレーで、記録紙Pを載
置する。80はスキャナモータで、光学走査系を駆動さ
せる。81は原稿台ガラスで、原稿を載置する。なお、
原稿台ガラス81は矢印82方向に移動し、矢印83方
向にスキャンバックされる。84はコントローラで、メ
インモータ76,スキャナモータ80を制御する。ま
た、装置本体61の上面には、第3図に示す操作部21
が設けられている。
次に第10図(a),(b)を参照しながら第9図に示
す画像形成装置の像形成動作について説明する。
第10図(a),(b)は第9図に示す画像形成装置の
像形成動作を説明するフローチャートである。なお、
(1)〜(19)は各ステップを示す。
まず、マルチキー31,オートキー32が押下されるの
を待機、すなわち、切り抜き画像形成モードが設定され
るのを待機し(1)、切り抜き画像形成モードが設定され
たら、図示しないフォトセンサまたはマニュアルスイッ
チよ入力される原稿サイズを検知する(2)。次いで、コ
ントローラ84が給紙カセット62に設けられる突起に
より装置本体61に設けられるマイクロスイッチが作動
すことにより入力される記録紙サイズ信号より記録紙サ
イズを検知する(3)。次いで、操作部22より切り抜き
画像の範囲指定および変倍率等を入力して、切り抜き画
像の設定がなされると(4)、コントローラ84が切り抜
き画像のサイズと検知した記録紙サイズおよび変倍率等
から同一記録紙に形成できる切り抜き画像個数、すなわ
ち、画像形成回数を設定する(5)。次いで、コピーキー
の押下を待機し(6)、コピーキーが押下されたら、変倍
等のコピーシーケンスタイミング、すなわち、メインモ
ータ76とスキャナモータ80等のタイミングを決定す
る(7)。次いで、給紙ローラ63が駆動して、給紙カセ
ット62より、記録紙Pをレジストローラ64の位置ま
で給紙させ、記録紙Pを一旦停止させる(8)。続いて、
作像プロセスを実行し、すなわち、感光体ドラム67の
一様帯電およびイレーズランプ75が切り抜き画像領域
以外を露光し、現像,転写,クリーニング,除電等を実
行する(9)。次いで、原稿走査終了を判断し(10)、NO
ならばステップ(9)に戻り、YESならば原稿台ガラス
81をホームポジションに向けてスキャンニングバック
を開始する(11)。このとき、除電ランプ68が感光体ド
ラム67を照射して、記録紙Pを感光体ドラム67より
分離するとともに、記録紙搬送系を停止させ(12)、作像
プロセスを一時停止させる(13)。続いて、感光体ドラム
67のクリーニング,除電を行い(14)、感光体ドラム6
7の空回転を実行して(15)、次の作像プロセスに備え
る。次いで、原稿台ガラス81がホームポジションにス
キャンニングバックしたかどうかを判断し(16)、NOな
らばステップ(11)に戻り、YESならばさらに、切り抜
き画像形成終了かどうかを判断し(17)、NOならばステ
ップ(9)に戻り、YESならばさらに、設定された枚数
のコピーが全て終了したかどうかを判断し(18)、NOな
らばステップ(8)に戻り、YESならば感光体ドラム6
7の後回転プロセス、すなわち、感光体ドラム67のク
リーニングおよび駆動系のポジショニングを行い、次の
作像に備え制御を終了する(19)。
第11図(a)〜(c)は切り抜き画像の作像プロセス
を説明する模式図で、第9図と同一のものには同じ符号
を付している。同図(a)は第1回目の転写開始時点の
記録紙Pとトナー90の関係を示している。同図(b)
は第1回目の転写終了時点の記録紙Pとトナー90の関
係を示している。同図(c)は第2回目の転写終了時点
の記録紙Pとトナー90の関係を示している。
第11図(a)から分かるように、記録紙Pに第1回目
の切り抜き画像の転写が行われると、同図(b)に示さ
れるように、除電ランプ68は記録紙Pを照射して、感
光体ドラム67から記録紙Pを分離して停止させる。そ
の際、停止している記録紙Pと回転している感光体ドラ
ム67が接触して、記録紙Pにトナー像が乱れないよう
に、図示しなバキキュームファン等を回して、記録紙P
を吸着するかまたは転写コロナを強くして記録紙Pを保
持する。
次いで、第2回目の切り抜き画像の作像がなされて、同
図(c)に示されるように、作像プロセスの終了した記
録紙Pを搬送させる。このように、記録紙Pへの転写,
除電を繰り返して同一記録紙P上に切り抜き画像を形成
するものである。
なお、上記実施例では、原稿サイズをマニュアル指定し
て、切り抜き画像個数を設定する場合について説明した
が、必要に応じて、フォトセンサを原稿台ガラスの下部
の所定位置に設けて、画像形成プロセス前に原稿サイズ
検知のためのプリスキャンニングにより原稿サイズを検
知するようにしてもよい。また、上記実施例では、回転
する感光体ドラム67に潜像を形成する場合について説
明したが、感光体はベルト状のものでもよい。また、サ
ーマル転写の記録の場合、転写紙の送り速度を変えて変
倍できる。主走査方向は読取り画像データの数を変える
ことで変倍できる。さらに、中間トレイを有する両面画
像形成装置にも、容易にこの発明を適用できることは云
うまもない。その際、記録紙は、切り抜き画像個数がな
くなるまで、同一画像形成面が上向きになるように記録
紙を搬送させる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は同一記録紙に順次形成
させる原稿上の切り抜き画像または切り取り画像範囲を
指定する画像指定手段と、画像指定手段より指定される
切り抜き画像サイズと記録紙サイズとから形成する切り
抜き画像個数を設定する画像個数設定手段と、画像個数
設定手段が設定する切り抜き画像個数に応じて切り抜き
画像を同一記録紙上に順次形成させる切り抜き画像形成
手段とを設けたので、従来の構成を大幅に変更すること
なく、原稿上の必要なエリアの画像のみを同一記録紙上
に変倍画像を含めて過不足なく形成できる優れた利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はこの発明の一実施例を示す画像
形成装置の制御ブロック図、第2図は第1図に示したD
Cスキャナモータ,DCメインモータの駆動動作を説明
する断面図、第3図は第1図(b)に示す表示手段,ス
イッチ手段を含む操作部を説明する拡大平面図、第4図
(a),(b)はこの発明により切り取り画像形成動作
を説明する模式図、第5図は第3図に示すディスプレイ
の表示例を示す模式図、第6図(a),(b)は切り取
り画像形成動作を説明する模式図、第7図は第3図に示
すディスプレイの表示例を示す模式図、第8図(a),
(b)はこの発明の切り抜き画像形成動作を説明する模
式図、第9図はこの発明の一実施例を示す画像形成装置
の断面図、第10図(a),(b)は第9図に示す画像
形成装置の像形成動作を説明するフローチャート、第1
1図(a)〜(c)は切り抜き画像の作像プロセスを説
明する模式図である。 図中、4はコントローラ、4cはスイッチ手段、4dはDC
スキャナモータ、4eはDCメインモータ、24はx方向
指定キー、25はy方向指定キー、26はカーソル指定
キー、27は倍率表示器、28は拡大キー、29は縮小
キー、31はマルチキー、33はリセットキーである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一記録紙に順次形成させる原稿上の切り
    抜き画像または切り取り画像範囲を指定する画像指定手
    段と、前記画像指定手段により指定される切り抜き画像
    サイズと記録紙サイズとから形成する切り抜き画像個数
    を設定する画像個数設定手段と、前記画像個数設定手段
    が設定する切り抜き画像個数に応じて前記切り抜き画像
    を同一記録紙上に順次形成させる切り抜き画像形成手段
    とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】入力される変倍率に応じて感光体回転駆動
    手段および原稿走査駆動手段の周速差を可変させること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の画像形成装
    置。
JP16769885A 1985-07-31 1985-07-31 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0652379B2 (ja)

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JP16769885A JPH0652379B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 画像形成装置
US07/132,663 US4839699A (en) 1985-07-31 1987-12-10 Image reproducing apparatus

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JP16769885A JPH0652379B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 画像形成装置

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JPS6228729A JPS6228729A (ja) 1987-02-06
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JP3244740B2 (ja) * 1992-01-20 2002-01-07 キヤノン株式会社 画像記録装置
JP2669263B2 (ja) * 1992-05-11 1997-10-27 松下電器産業株式会社 可変長画像編集装置

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