JPH065222U - 光電スイッチの投光素子駆動回路 - Google Patents
光電スイッチの投光素子駆動回路Info
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- JPH065222U JPH065222U JP4235892U JP4235892U JPH065222U JP H065222 U JPH065222 U JP H065222U JP 4235892 U JP4235892 U JP 4235892U JP 4235892 U JP4235892 U JP 4235892U JP H065222 U JPH065222 U JP H065222U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 感度調整をしても、常に光軸を目視確認する
ことのできる光電スイッチの投光素子駆動回路を提供す
る。 【構成】 回路の動作タイミングを定める投光パルスを
発振するパルス発振部1と、投光パルスの振幅を任意の
レベルに調整するレベル調整部2と、レベル調整部2の
出力パルスを受けてスイッチング動作をする増幅部3
と、増幅部3の出力電流を受けて動作し、電流が流れれ
ば可視光を発するLED4と、増幅部3と並列に接続さ
れ、増幅部3の動作状態に係わらずLED4に電流を流
す電流バイパス部5を備える。
ことのできる光電スイッチの投光素子駆動回路を提供す
る。 【構成】 回路の動作タイミングを定める投光パルスを
発振するパルス発振部1と、投光パルスの振幅を任意の
レベルに調整するレベル調整部2と、レベル調整部2の
出力パルスを受けてスイッチング動作をする増幅部3
と、増幅部3の出力電流を受けて動作し、電流が流れれ
ば可視光を発するLED4と、増幅部3と並列に接続さ
れ、増幅部3の動作状態に係わらずLED4に電流を流
す電流バイパス部5を備える。
Description
【0001】
この考案は、感度調整機能を有する光電スイッチの投光素子駆動回路に関し、 特に、発光素子として可視光LEDを使用した場合に、感度調整をしても常に目 視による光軸位置の確認が可能である投光素子駆動回路に関する。
【0002】
光電スイッチは、例えば、検知範囲内に目標物が存在するか否かを検出する装 置であって、回路構成の一例を示すと図2の通りである。 この光電スイッチ21は、検査光を発光する投光素子22と、投光素子を駆動 する投光素子駆動回路23と、目標物からの反射光を受ける受光素子24と、受 光回路25と、交流増幅回路26と、投光素子が発光した状態での受光信号のみ を通過させるゲート回路27と、受光信号のレベルを検知する検波回路28と、 検波回路28の出力に応じてON/OFF動作するスイッチング回路29と、出 力回路30とで構成されている。尚、スイッチング回路29の出力レベルに応じ て2色表示灯31が動作する。
【0003】 かかる光電スイッチ21においては、目標物などに合わせて感度調整をするこ とがあるが、投光素子駆動回路23において感度調整をする場合には、従来、例 えば図3や図4に示す回路を用いていた。 図3に示す投光素子駆動回路23は、回路の動作タイミングを定める投光パル スを発振する発振回路OSと、投光パルスに応じて動作する定電流源Iと、投光 素子たる発光ダイオードLDと、発光ダイオードLDを駆動するトランジスタQ と、コレクタ抵抗R5 と、感度調整用の可変抵抗VR2 と、ダイオードD1 と、 抵抗R1 とで構成されている。発振回路OSからの投光パルスは、ゲート回路2 7に供給される一方、定電流源回路Iにも供給されており、投光パルスに合わせ てトランジスタQが動作して、発光ダイオードLDが断続的に発光する。かかる 回路において可変抵抗VR2 を調整すると、トランジスタQの動作時のコレクタ 電流値が変化するので、これに応じて、発光ダイオードLDの明るさが変化して 感度が調整される。
【0004】 図4に示す投光素子駆動回路もほぼ同じであるが、発振回路OSが出力する投 光パルスを可変抵抗VR1 とダイオードD2 の直列回路に加え、可変抵抗VR1 の可動片の電圧をトランジスタQのベース端子に供給する点、及び、トランジス タQのエミッタ端子が抵抗R3 を介してGNDに接続される点などが異なる。そ して、発振回路OSからの投光パルスに応じてトランジスタQがスイッチング動 作をして、発光ダイオードLDが断続的に発光する。かかる回路において可変抵 抗VR1 を調整すると、トランジスタQのベース端子に供給される投光パルスの 電圧振幅が変化するので、これに応じて発光ダイオードLDの明るさが変化して 感度が調整される。
【0005】
図3、図4の投光素子駆動回路は以上のように動作するので、可変抵抗VR1 ,VR2 を調整した場合にはトランジスタQが定常的にOFF状態になることが あり、その為に、発光ダイオードLDに電流が流れなくなる場合がある。 従って、投光素子として可視光LEDを使用した場合、可変抵抗VR1 ,VR 2 の調整により目視での光軸の確認が困難となる場合があり、その為に感度調整 がしずらいという問題点があり、特に、微少検出物体の検知を目的とするファイ バ式光電スイッチには上記の回路を採用できないという問題点があった。
【0006】 この考案は、この問題点に着目してなされたものであって、感度調整をしても 、常に光軸を目視確認することのできる光電スイッチの投光素子駆動回路を提供 することを目的とする。
【0007】
上記の目的を達成する為、この考案に係る投光素子駆動回路は、回路の動作 タイミングを定める投光パルスを発振するパルス発振部と、この投光パルスの 振幅を任意のレベルに調整するレベル調整部と、このレベル調整部の出力パル スを受けてスイッチング動作をする増幅部と、この増幅部の出力電流を受けて 動作し、電流が流れれば可視光を発する投光素子と、前記増幅部と並列に接続 され、前記増幅部の動作状態に係わらず前記投光素子に電流を流す電流バイパス 部とを特徴的に備えている。
【0008】
パルス発振部は、回路の動作タイミングを定める投光パルスを発振する。 レベル調整部は、パルス発振部が発振する投光パルスを受けて、この投光パ ルスの振幅を任意のレベルに調整する。 増幅部は、レベル調整部で振幅調整された投光パルスを受けて動作し、ON 状態とOFF状態を繰り返えすスイッチング動作をする。
【0009】 投光素子は、この増幅部の出力電流を受けて動作し、電流が流れれば可視光 を発する。 電流バイパス部は、前記増幅部と並列に接続されており、従って、前記増幅 部の動作状態に係わらず、常に前記投光素子に電流を流している。 この電流バイパス部の作用の為、投光素子は、可視光で常に発光していること になり、従って、レベル調整部をいかに操作しても投光素子が所定値以下の明る さとなることはない。
【0010】
以下、実施例に基づいて、この考案を更に詳細に説明する。 図1は、この考案の一実施例である光電スイッチの投光素子駆動回路の回路図 を示したものである。この投光素子駆動回路は、パルス発振部1と、レベル調整 部2と、増幅部3と、投光素子たる可視光LED4と、電流バイパス部5とで構 成されている。
【0011】 パルス発振部1は、この回路の動作タイミングを定める投光パルスを発振する 部分である。そして、ダイオードD1 ,抵抗R1 を介して電源電圧VCCと接続さ れており、投光パルスは、ゲート回路(図2参照)に供給されると共にレベル調 整部2に供給されている。 レベル調整部2は、光電スイッチの感度を調整する為の可変抵抗VR1 と、ダ イオードD2 とで構成されており、可変抵抗VR1 の可動片の電圧を増幅部3に 供給している。
【0012】 増幅部3は、スイッチング動作をするトランジスタQと、エミッタ端子とGN D間に接続されるエミッタ抵抗R3 と、コレクタ端子側に接続されるコレクタ抵 抗R2 などで構成されている。そして、レベル調整部2から供給される投光パル スのH又はLのレベルに応じて、ON動作又はOFF動作をする。なお、増幅部 3には、ダイオードD1 ,抵抗R1 を介して電源電圧VCCが供給されている。
【0013】 可視光LED4は、電流が流れれば可視光を発する発光ダイオードであって、 増幅部3の一部をなし、コレクタ抵抗R2 とトランジスタQのコレクタ端子との 間に接続されている。尚、コレクタ抵抗R2 と可視光LED4の接続点と、GN Dとの間にはコンデンサCが接続されている。 電流バイパス部5は、分流用抵抗R4 などで構成されており、抵抗R1 、ダイ オードD1 、コレクタ抵抗R2 、可視光LED4、及び分流用抵抗R4 とで閉回 路が形成され、トランジスタQのON又はOFFの動作状態に係わらず、常に所 定値以上の直流電流を流している。
【0014】 以上の構成からなる図1の回路について、以下、回路動作を説明する。 先ず、可変抵抗VR1 が適宜に調整され、トランジスタQがON/OFF動作 を繰り返している場合を説明する。 パルス発振部1からの投光パルスは、可変抵抗VR1 を経てトランジスタQの ベース端子に供給される。ここで、可変抵抗VR1 の可動片とGND間のパルス 電圧の振幅をeボルトとすると、このパルス電圧は、トランジスタQのベース・ エミッタ間及びエミッタ抵抗R3 に加わるので、トランジスタQのエミッタ電流 もパルス電流となり、その振幅は、(e−ebe)/R3 となる。つまり、トラン ジスタQのエミッタには、投光パルスの発振タイミングに合わせたパルス波状の 電流が流れることになる。尚、トランジスタQのベース・エミッタ間の電圧をe be とした。
【0015】 トランジスタQのコレクタには、このエミッタ電流とほぼ同じ値の電流が流れ るので、可視光LED4には、このコレクタ電流(パルス電流)に分流用抵抗R 4 の電流(直流電流)を加算した値の電流が流れることになる。 次に、このような動作状態において、可変抵抗VR1 を図1の下向きに大きく 可変した場合を考える。
【0016】 可変抵抗VR1 を下向きに大きく可変すると、これに応じてトランジスタQの ベース電位が降下して、最終的には、トランジスタQが定常的にOFF状態とな り、投光パルスの発振タイミングに係わらずトランジスタQのコレクタ電流は常 に0となる。 しかし、可視光LED4には、抵抗R1 、ダイオードD1 、コレクタ抵抗R2 、分流用抵抗R4 を介した直流電流が流れているので、可視光LED4は依然と して発光状態を維持する。つまり、感度調整などにおいて、可変抵抗VR1 をい かに調整したとしても、可視光LED4の視認性が損なわれることがなく、従っ て、例えば光軸の目視確認も可能となる。
【0017】
以上説明したように、この考案に係る光電スイッチの投光素子駆動回路は、パ ルス発振部、レベル調整部、増幅部、可視光を発する投光素子の他に、増幅部と 並列に接続されて増幅部の動作状態に係わらず投光素子に電流を流す電流バイパ ス部を設けている。
【0018】 その為、レベル調整部の操作によって増幅部の動作状態が変化した場合にも、 投光素子には、常に所定値以上の電流が流れることになり、投光素子が消灯する ことがない。つまり、感度調整中において容易に光軸位置を目視確認することが でき、スムーズに感度調整を完了することができる。
【図1】この考案の一実施例である光電スイッチの投光
素子駆動回路の回路図である。
素子駆動回路の回路図である。
【図2】光電スイッチのブロック図を図示したものであ
る。
る。
【図3】従来の投光素子駆動回路の一例を図示したもの
である。
である。
【図4】従来の投光素子駆動回路の別の一例を図示した
ものである。
ものである。
1 パルス発振部 2 レベル調整部 3 増幅部 4 可視光の投光素子 5 電流バイパス部
Claims (1)
- 【請求項1】回路の動作タイミングを定める投光パルス
を発振するパルス発振部と、この投光パルスの振幅を任
意のレベルに調整するレベル調整部と、このレベル調整
部の出力パルスを受けてスイッチング動作をする増幅部
と、この増幅部の出力電流を受けて動作し、電流が流れ
れば可視光を発する投光素子と、前記増幅部と並列に接
続され、前記増幅部の動作状態に係わらず前記投光素子
に電流を流す電流バイパス部とを備えることを特徴とす
る光電スイッチの投光素子駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4235892U JPH065222U (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 光電スイッチの投光素子駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4235892U JPH065222U (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 光電スイッチの投光素子駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065222U true JPH065222U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12633814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4235892U Pending JPH065222U (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 光電スイッチの投光素子駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065222U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6342213A (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-23 | Hokuyo Automatic Co | 光電スイツチ |
JPH03289714A (ja) * | 1990-04-05 | 1991-12-19 | Omron Corp | 光電スイッチの投光素子駆動回路 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4235892U patent/JPH065222U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6342213A (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-23 | Hokuyo Automatic Co | 光電スイツチ |
JPH03289714A (ja) * | 1990-04-05 | 1991-12-19 | Omron Corp | 光電スイッチの投光素子駆動回路 |
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