JP2842368B2 - レーザダイオード駆動回路 - Google Patents

レーザダイオード駆動回路

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JP2842368B2
JP2842368B2 JP8085461A JP8546196A JP2842368B2 JP 2842368 B2 JP2842368 B2 JP 2842368B2 JP 8085461 A JP8085461 A JP 8085461A JP 8546196 A JP8546196 A JP 8546196A JP 2842368 B2 JP2842368 B2 JP 2842368B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送における光
送信回路に関し、特に、レーザダイオード駆動回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のレーザダイオード駆動回
路の一構成例を示す回路図である。
【0003】本従来例は図2に示すように、定電流源1
と、エミッタ端子が定電流源1に接続されたトランジス
タTR1,TR2と、トランジスタTR1のコレクタ端
子に接続された抵抗R1と、トランジスタTR2のコレ
クタ端子に接続された抵抗R2,R4と、抵抗R2のト
ランジスタTR2のコレクタ端子が接続されていない側
及び抵抗R1のトランジスタTR1のコレクタ端子が接
続されていない側と抵抗R4のトランジスタTR2のコ
レクタ端子が接続されていない側との間に抵抗R2側を
アノード端子として接続されたレーザダイオードLD
と、レーザダイオードLDのカソード端子にコレクタ端
子が接続されたトランジスタTR3と、トランジスタT
R3のエミッタ端子と接地間に接続された抵抗R3とか
ら構成されている。
【0004】なお、レーザダイオードLDのアノード端
子からはレーザダイオードLDを発光させるためのパス
ル信号が入力され、トランジスタTR2のベース端子に
は、パルス信号のレーザダイオードLDへの供給を切り
換えるための論理データ信号が、また、トランジスタT
R1のベース端子には、論理データ信号と同様に、パル
ス信号のレーザダイオードLDへの供給を切り換えるた
めの反転データ信号がそれぞれ入力される。
【0005】以下に、上記のように構成されたレーザダ
イオード駆動回路の動作について説明する。
【0006】まず、データ信号がHレベルの場合、トラ
ンジスタTR2がON状態、トランジスタTR1がOF
F状態となり、外部から入力されるパルス信号によって
レーザダイオードLDにパルス電流が供給されてレーザ
ダイオードLDが発光する。次に、データ信号がLレベ
ルの場合、トランジスタTR1がON状態、トランジス
タTR2がOFF状態となり、外部からパルス信号が入
力されてもレーザダイオードLDにはパルス電流が供給
されず、LDは消灯する。
【0007】ここで、抵抗R2においては、入力される
パルス信号の周波数が高い場合に発生する波形のリンギ
ング等を調整するために設けられている。
【0008】図3は、図2に示したレーザダイオードL
Dの特性を示す図である。
【0009】図3に示すように、レーザダイオードLD
の出力は、レーザダイオードLDに流れるバイアス電流
Bに制御されており、レーザダイオードLDが発光す
るために必要なバイアス電流IBのしきい値Ithはトラ
ンジスタTR3のベース端子から入力される制御電圧に
よって制御されている。なお、バイアス電流IBは、ト
ランジスタTR3のエミッタ端子におけるエミッタ電圧
を測定することにより検出されている。
【0010】ここで、レーザダイオードLDに流れるバ
イアス電流IBは、以下に記載する方法により検出され
ている。
【0011】トランジスタTR3のコレクタ−エミッタ
間に流れるバイアス電流は、レーザダイオードLDに流
れるとともに抵抗R2,R4にも流れるため、抵抗R
2,R4に流れる電流をI2とすると、IB+I2とな
り、測定されるトランジスタTR3のエミッタ電圧は、
R3×(IB+I2)となる。
【0012】そのため、レーザダイオードLDにかかる
電圧は、トランジスタTR3のエミッタ端子において測
定される電圧からR3×I2を引いたものとなり、それ
からレーザダイオードLDに流れるバイアス電流IB
検出される。
【0013】図4は、従来のレーザダイオード駆動回路
の他の構成例を示す回路図である。本従来例は図4に示
すように、図2に示したレーザダイオード駆動回路の抵
抗R2のトランジスタTR2のコレクタ端子が接続され
ていない側にコンデンサC1が直列に接続されたもので
あり、それにより、バイアス電流が抵抗R2に流れなく
なっている。
【0014】したがって、トランジスタTR3のエミッ
タ端子において、レーザダイオードLDにかかる電圧だ
けを検出することができる。
【0015】また、他の従来技術として特開平2−11
2331号公報に記載されたものがあるが、この従来例
においては、波形調整用付加回路が必要であるため、レ
ーザダイオードにかかる電圧を検出する際には、上述し
たような算出が必要である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たレーザダイオード駆動回路においては、レーザダイオ
ードに流れるバイアス電流を検出する際に、回路内の他
の構成要素を考慮に入れた算出作業が必要であるため、
手間がかかってしまうという問題点がある。
【0017】また、コンデンサを使用した場合において
は、入力されるデータ信号のマーク率に応じてレーザダ
イオードに並列に接続された抵抗に流れる電流が変化す
るため、マーク率によって測定される電圧が変化してし
まうという問題点がある。
【0018】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、回路内の他
の構成要素を考慮に入れた算出作業を行うことなくレー
ザダイオードに流れるバイアス電流を検出することがで
きるレーザダイオード駆動回路を提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、定電流源と、外部から入力されるパルス信
号により発光するレーザダイオードとを有し、前記パル
ス信号の前記レーザダイオードへの供給を制御するとと
もに外部から入力される制御電圧により前記レーザダイ
オードに流れるバイアス電流を制御するレーザダイオー
ド駆動回路であって、エミッタ端子が前記定電流源に接
続された第1及び第2のトランジスタと、前記第1のト
ランジスタのコレクタ端子に接続された第1の抵抗と、
前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続された第
2の抵抗と、前記第2のトランジスタのコレクタ端子に
カソード端子が接続されたダイオードと、該ダイオード
のアノード端子にコレクタ端子が接続された第3のトラ
ンジスタと、該第3のトランジスタのエミッタ端子と接
地間に接続された第3の抵抗とを有し、前記レーザダイ
オードは、前記第2の抵抗の前記第2のトランジスタの
コレクタ端子が接続されていない側及び前記第1の抵抗
の前記第1のトランジスタのコレクタ端子が接続されて
いない側と前記ダイオードのアノード端子との間に前記
ダイオード側をカソード端子として接続されており、前
記レーザダイオードのアノード端子から前記レーザダイ
オードを発光させるためのパスル信号が入力され、前記
第1及び第2のトランジスタのベース端子には前記パル
ス信号の前記レーザダイオードへの供給を切り換えるた
めの第1及び第2の切り換え信号がそれぞれ入力され、
前記バイアス電流は、前記第3のトランジスタのエミッ
タ電圧を測定することにより検出されることを特徴とす
る。
【0020】また、前記第1の切り換え信号は、前記レ
ーザダイオードへの前記パルス信号の供給を行わないた
めの信号であり、前記第2の切り換え信号は、前記レー
ザダイオードへの前記パルス信号の供給を行うための信
号であることを特徴とする。
【0021】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、レーザダイオードが発光する際、第3のトラ
ンジスタのコレクタ−エミッタ間を流れる電流は全てレ
ーザダイオードに流れるので、回路内の他の構成要素を
考慮に入れることなく、第3のトランジスタのエミッタ
電圧を測定することのみによって、レーザダイオードに
流れるバイアス電流が検出される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明のレーザダイオード駆動回
路の実施の一形態を示す回路図である。
【0024】本形態は図1に示すように、定電流源1
と、エミッタ端子が定電流源1に接続された第1のトラ
ンジスタであるトランジスタTR1及び第2のトランジ
スタであるTR2と、トランジスタTR1のコレクタ端
子に接続された第1の抵抗である抵抗R1と、トランジ
スタTR2のコレクタ端子に接続された第2の抵抗であ
る抵抗R2と、トランジスタTR2のコレクタ端子にカ
ソード端子が接続されたダイオードRCと、ダイオード
RCのアノード端子にコレクタ端子が接続された第3の
トランジスタであるトランジスタTR3と、トランジス
タTR3のエミッタ端子と接地間に接続された第3の抵
抗である抵抗R3と、抵抗R2のトランジスタTR2の
コレクタ端子が接続されていない側及び抵抗R1のトラ
ンジスタTR1のコレクタ端子が接続されていない側と
ダイオードRCのアノード端子との間にダイオードRC
側をカソード端子として接続されたレーザダイオードL
Dとから構成されている。
【0025】なお、レーザダイオードLDのアノード端
子からはレーザダイオードLDを発光させるためのパル
ス信号が入力され、トランジスタTR2のベース端子に
は、パルス信号のレーザダイオードLDへの供給を切り
換えるための第2の切り換え信号である論理データ信号
が、また、トランジスタTR1のベース端子には、論理
データ信号と同様に、パルス信号のレーザダイオードL
Dへの供給を切り換えるための第1の切り換え信号であ
る反転データ信号がそれぞれ入力される。
【0026】以下に、上記のように構成されたレーザダ
イオード駆動回路の動作について説明する。
【0027】まず、データ信号がHレベルの場合、トラ
ンジスタTR2がON状態、トランジスタTR1がOF
F状態となり、外部から入力されるパルス信号によって
レーザダイオードLDにパルス電流が供給されてレーザ
ダイオードLDが発光する。
【0028】次に、データ信号がLレベルの場合、トラ
ンジスタTR1がON状態、トランジスタTR2がOF
F状態となり、外部からパルス信号が入力されてもレー
ザダイオードLDにはパルス電流が供給されず、LDは
消灯する。
【0029】ここで、レーザダイオードLDの出力を制
御するバイアス電流IBは、トランジスタTR3のエミ
ッタ端子におけるエミッタ電圧を測定することにより検
出されるが、トランジスタTR3のコレクタ−エミッタ
間に流れるバイアス電流は、ダイオードRCの働きによ
り抵抗R2には流れず、レーザダイオードLDのみに流
れる。
【0030】そのため、トランジスタTR3のエミッタ
端子において測定されるエミッタ電圧は、レーザダイオ
ードLDに流れるバイアス電流IBの電圧と等しくな
り、回路内の他の構成要素を考慮に入れた算出作業を行
う必要はなくなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
第2の抵抗と第3のトランジスタのコレクタ端子との間
にダイオードを設け、レーザダイオードが発光する際、
第3のトランジスタのコレクタ−エミッタ間を流れる電
流が全てレーザダイオードに流れる構成としたため、回
路内の他の構成要素を考慮に入れることなく、第3のト
ランジスタのエミッタ電圧を測定することのみによっ
て、レーザダイオードに流れるバイアス電流を検出する
ことができ、また、消費電力を低減させることができ
る。
【0032】さらに、容量性の付加を設ける必要がなく
なるため、マーク率によるバイアスの変動がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザダイオード駆動回路の実施の一
形態を示す回路図である。
【図2】従来のレーザダイオード駆動回路の一構成例を
示す回路図である。
【図3】図2に示したレーザダイオードLDの特性を示
す図である。
【図4】従来のレーザダイオード駆動回路の他の構成例
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 定電流源 LD レーザダイオード R1〜R4 抵抗 RC ダイオード TR1〜TR3 トランジスタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/14 10/26 10/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電流源と、外部から入力されるパルス
    信号により発光するレーザダイオードとを有し、前記パ
    ルス信号の前記レーザダイオードへの供給を制御すると
    ともに外部から入力される制御電圧により前記レーザダ
    イオードに流れるバイアス電流を制御するレーザダイオ
    ード駆動回路であって、 エミッタ端子が前記定電流源に接続された第1及び第2
    のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続された第
    1の抵抗と、 前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続された第
    2の抵抗と、 前記第2のトランジスタのコレクタ端子にカソード端子
    が接続されたダイオードと、 該ダイオードのアノード端子にコレクタ端子が接続され
    た第3のトランジスタと、 該第3のトランジスタのエミッタ端子と接地間に接続さ
    れた第3の抵抗とを有し、 前記レーザダイオードは、前記第2の抵抗の前記第2の
    トランジスタのコレクタ端子が接続されていない側及び
    前記第1の抵抗の前記第1のトランジスタのコレクタ端
    子が接続されていない側と前記ダイオードのアノード端
    子との間に前記ダイオード側をカソード端子として接続
    されており、 前記レーザダイオードのアノード端子から前記レーザダ
    イオードを発光させるためのパスル信号が入力され、 前記第1及び第2のトランジスタのベース端子には前記
    パルス信号の前記レーザダイオードへの供給を切り換え
    るための第1及び第2の切り換え信号がそれぞれ入力さ
    れ、 前記バイアス電流は、前記第3のトランジスタのエミッ
    タ電圧を測定することにより検出されることを特徴とす
    るレーザダイオード駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレーザダイオード駆動
    回路において、 前記第1の切り換え信号は、前記レーザダイオードへの
    前記パルス信号の供給を行わないための信号であり、 前記第2の切り換え信号は、前記レーザダイオードへの
    前記パルス信号の供給を行うための信号であることを特
    徴とするレーザダイオード駆動回路。
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