JPH0595148A - レーザダイオード駆動回路 - Google Patents

レーザダイオード駆動回路

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JPH0595148A
JPH0595148A JP25486091A JP25486091A JPH0595148A JP H0595148 A JPH0595148 A JP H0595148A JP 25486091 A JP25486091 A JP 25486091A JP 25486091 A JP25486091 A JP 25486091A JP H0595148 A JPH0595148 A JP H0595148A
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Yukiharu Fuse
由起治 布施
Kazuyoshi Shimizu
和義 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザダイオード駆動回路に関し、低温にな
っても消光比が悪くならず、回路規模を小さく出来るL
D駆動回路の提供を目的とする。 【構成】 入力伝送データのHレベル,Lレベルに応じ
て電流を変化しLD7にパルス電流を供給する、抵抗2
1とトランジスタ20を直列に接続したパルス電流供給
源25と、該LD7とを電源端子30a,30b間に直
列に接続し、該LD7の発光パワーを一定に保つように
上記パルス電流供給源25の電流を制御する制御電圧を
発生するAPC制御部22を設け、該APC制御部22
からの制御電圧が印加され、入力伝送データの振幅を所
定の値に保ち且つ上記パルス電流供給源25の供給する
パルス電流を制御するパルス電流制御部19を設けた構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信システムに使用
するレーザダイオード(以下LDと称す)駆動回路の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は1例のLDのIーL特性とパルス
電流,パイアス電流の関係を示す図、図4は従来例のL
D駆動回路の回路図、図5は図4の場合のパルス電流供
給源への電圧を示す図である。
【0003】図4の従来例は本出願人が平成3年2月1
9日,特願平03ー24863にて出願のレーザダイオ
ード駆動回路に該当するものである。図4にて20ー
1,20ー2はパルス電流用トランジスタでそのベース
は抵抗3に接続され、エミッタは抵抗21ー1,21ー
2を介して+5V電源に接続され、コレクタはLD7を
介してグランドに接続されている。即ちトランジスタ2
0ー1,20ー2は抵抗21ー1,21ー2及びLD7
を介して電源端子30a,30b間に直列に接続されて
いる。
【0004】16はスライサで互いに逆向きに設けられ
たダイオード5,6にて構成されており、その一方の端
子は抵抗3とトランジスタ20ー1,20ー2のベース
との接続点に接続され、他方の端子は電圧降下用ダイオ
ード15を介してバイアス電流用トランジスタ18のベ
ースに接続されている。
【0005】ダイオード15はそのアノードをスライサ
16に、そのカソードをトランジスタ18のベースに夫
々接続されている。13はダイオードバイアス回路で、
+5V電源と、ダイオード15とスライサ16との接続
点との間に接続されており、ダイオード15に必要なバ
イアスを与えると共に、スライサ16とダイオード15
との間を交流的にカットする。
【0006】コンデンサ2,抵抗3,スライサ16,ダ
イオード15、ダイオードバイアス回路13にて、パル
ス電流制御部23が構成され、トランジスタ20ー1,
20ー2,抵抗21ー1,21ー2にてパルス電流供給
源25が構成され、トランジスタ18,抵抗17にてバ
イアス電流源14が構成され、オペアンプ9,時定数回
路10,トランジスタ11,抵抗12にてAPC制御部
22が構成されている。 尚LD7,PD(ホトダイオ
ード)8,オペアンプ9,時定数回路10,トランジス
タ11,18,20ー1,20ー2にてAPCループが
構成されている。
【0007】図4では、信号源からの伝送信号は、イン
バータ1,コンデンサ2,抵抗3を介してパルス電流用
トランジスタ20ー1,20ー2のベースに供給されて
これをスイッチングし、LD7をオンオフする。
【0008】ここでバイアス用トランジスタ18のベー
ス電位をV B ,ダイオード15の順方向電圧をV D とす
ると、ダイオード15はダイオードバイアス回路13か
らバイアスを与えられてオンされるので、点Aの電位
(ダイオード15のアノード電位)は(V B +V D )と
なる。
【0009】伝送データの入来に際し、伝送データがH
の時はダイオード5がオフ,ダイオード6,トランジス
タ20ー1,20ー2がオンとなり、点Bの電位は、点
Aの電位(V B +V D )からダイオード15の順方向電
圧をV D を減じたV B となりLD7にパルス電流が流
れ、一方伝送データがLの時はダイオード5がオン,ダ
イオード6,トランジスタ20ー1,20ー2がオフと
なり、点Bの電位は、点Aの電位(V B +V D )にダイ
オード15の順方向電圧をV Dを加えた(V B +2V
D )となり、LD7にパルス電流は流れない。
【0010】尚トランジスタ18は常時オンであり、L
D7にバイアス電流を与える。即ち、点Aの電位つまり
パルス電位は図5(A)に示すように伝送データのH,
Lに応じてV D ,(V B +2V D )を繰り返され、一方
トランジスタ18のベース電位つまりバイアス電位は図
5(B)に示すようにV B 一定となる。
【0011】この場合スライサ16により、伝送データ
は扱い易いレベルにされると共に、パルス電圧は電源電
圧変動時にその振幅変動を抑えられて、Hレベル,Lレ
ベルの時の、点Bの電圧はV D ,(V B +2V D )に固
定される。
【0012】ここで、APC制御部22は、APCルー
プによってバイアス電流用トランジスタ18のベース電
位を制御すると共にパルス電流制御部23を介してパル
ス電流用トランジスタ20ー1,20ー2のベース電位
を制御しており、これにより直流的にはトランジスタ1
8のベース電位とトランジスタ20ー1,20ー2のベ
ース電位とは同じ比率で増減される。
【0013】つまり、APCループによってバイアス電
流とパルス電流の比が一定に保たれる。図4の場合は、
バイアス電流用には1個のトランジスタ18を用い、パ
ルス電流用には2個のトランジスタ20ー1,20ー2
を用いているので、パルス電流とバイアス電流の比は
2:1となっている。
【0014】このようにして伝送データはLD7にて光
信号に変換される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LD7
のIーL(電流と発光パワー)特性は図3に示す如く、
低温になる程傾斜が立ち、高温になる程傾斜が寝てお
り、APC制御部22の制御にて発光パワーを一定にす
るようにパルス電流を制御するのに、低温になると、図
3では−38度の場合で説明すると、図3イに示す如
く、バイアス電流が閾値電流以下になり消光比が悪くな
る問題点及びバイアス電流源14を有する為に回路規模
が大きくなる問題点がある。
【0016】本発明は、低温になっても消光比が悪くな
らず、回路規模を小さく出来るLD駆動回路の提供を目
的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図1に示す如く、入力伝送データのHレ
ベル,Lレベルに応じて電流を変化しLD7にパルス電
流を供給する、抵抗21とトランジスタ20を直列に接
続したパルス電流供給源25と、該LD7とを電源端子
30a,30b間に直列に接続し、該LD7の発光パワ
ーを一定に保つように上記パルス電流供給源25の電流
を制御する制御電圧を発生するAPC制御部22を設
け、該APC制御部22からの制御電圧が印加され、入
力伝送データの振幅を所定の値に保ち且つ上記パルス電
流供給源25の供給するパルス電流を制御するパルス電
流制御部19を設けた構成とする。
【0018】
【作用】本発明によれば、LD7にバイアス電流を流す
パイアス電流源は持っていないので、回路規模は小さく
なり、又低温時には、APC制御部22の発光パワーを
一定に保つ制御にて、発光パワーを一定にするパルス電
流しか流れずバイアス電流は流れないので消光比を悪く
することはない。
【0019】高温になり、LD7のIーL特性の傾斜が
寝てくると、APC制御部22の発光パワーを一定に保
つ制御にて、パルス電流供給源25のトランジスタ20
の電流は増加するが、パルス電流制御部23にて入力伝
送データの振幅は所定の値の一定値に保たれているの
で、トランジスタ20にはパルス電流とバイアス電流が
流れるようになる。
【0020】このバイアス電流の大きさを抵抗21にて
制限し、使用最高温度の時のIーL特性の閾値電流以下
になるようにしておけば、消光比を悪くすることはな
く、LD7よりは温度の高低に関わらず消光比の良い光
信号が出力される。
【0021】
【実施例】図2は本発明の実施例のLD駆動回路の回路
図である。図2で図4の従来例と異なる点は、バイアス
電流源14を設けず、この為にダイオード15及びダイ
オードバイアス回路13を除き、代わりに直流電位を保
つコンデンサ4を設けて、通常は、LD7にはバイアス
電流は流さないようにしている点であるので、図4にて
説明した点の説明は省略する。
【0022】APC制御部22は、図3のIーL特性の
光出力を200μWの一定に保つように制御するものと
して説明する。スライサ16にて振幅一定とされた入力
伝送データのH,Lでは、使用最低温度−38度Cの場
合は、トランジスタ20ー1,20ー2はスイッチング
し、図3ロに示す如く、パルス電流のみ流れ消光比は劣
化せずにLD7は発光消光する。尚通常の温度以下では
このような動作をする。
【0023】使用最高温度80度Cの如く高温になる
と、スライサ16にて振幅一定とされた入力伝送データ
のH,Lではパルス電流は図3ハに示す如き値となり、
トランジスタ20ー1,20ー2には図3ニに示す如き
バイアス電流が流れる。
【0024】即ち、トランジスタ20ー1,20ー2は
リニア動作をするようになる。ニに示すバイアス電流の
大きさを80度Cの場合の閾値電流以下になるように抵
抗21ー1,21ー2の値を選定しておく。するとこの
場合も消光比は劣化せずにLD7は発光消光する。
【0025】尚このリニア動作は通常温度を越えた点あ
たりより始まる。即ち、図2の回路は、図4の従来例の
回路よりバイアス電流源14を取り除いてもLD駆動回
路となり、回路規模を小さく出来又、低温時の消光比の
劣化も防ぐことが出来る。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明せる如く本発明によれ
ば、低温時消光比が劣化せず又回路規模の小さいLD駆
動回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の原理ブロック図、
【図2】は本発明の実施例のレーザダイオード駆動回路
の回路図、
【図3】は1例のレーザダイオードのIーL特性とパル
ス電流,バイアス電流の関係を示す図、
【図4】は従来例のレーザダイオード駆動回路の回路
図、
【図5】は図4の場合のパルス電流供給源への電圧を示
す図である。
【符号の説明】
1はインバータ、2,4はコンデンサ、3,21ー1,
21ー2,12,17は抵抗、5,6,15はダイオー
ド、7はレーザダイオード、8はホトダイオード、9は
オペアンプ、10は時定数回路、11,18,20,2
0ー1,20ー2はトランジスタ、13はダイオードバ
イアス回路、14はバイアス電流源、16はスライサ、
19,23はパルス電流制御部、22はAPC制御部、
25はパルス電流供給源、30a,30bは電源端子を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力伝送データのHレベル,Lレベルに
    応じて電流を変化しレーザダイオード(7)にパルス電
    流を供給する、抵抗(21)とトランジスタ(20)を
    直列に接続したパルス電流供給源(25)と、該レーザ
    ダイオード(7)とを電源端子(30a,30b)間に
    直列に接続し、 該レーザダイオード(7)の発光パワーを一定に保つよ
    うに上記パルス電流供給源(25)の電流を制御する制
    御電圧を発生するAPC制御部(22)を設け、該AP
    C制御部(22)からの制御電圧が印加され、入力伝送
    データの振幅を所定の値に保ち且つ上記パルス電流供給
    源(25)の供給するパルス電流を制御するパルス電流
    制御部(19)を設けてなることを特徴とするレーザダ
    イオード駆動回路。
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