JPH05218543A - 半導体レーザダイオード駆動回路 - Google Patents
半導体レーザダイオード駆動回路Info
- Publication number
- JPH05218543A JPH05218543A JP1590292A JP1590292A JPH05218543A JP H05218543 A JPH05218543 A JP H05218543A JP 1590292 A JP1590292 A JP 1590292A JP 1590292 A JP1590292 A JP 1590292A JP H05218543 A JPH05218543 A JP H05218543A
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- JP
- Japan
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- current
- differential
- semiconductor laser
- laser diode
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】半導体レーザダイオードの変調電流振幅と連動
して電流スイッチの入力電圧振幅を変えることにより、
電流スイッチの動作点を一定に保ち、光出力波形歪を低
減する。 【構成】半導体レーザダイオード５を駆動する差動型電
流スイッチ２の変調電流振幅を制御する制御回路６の信
号に応じて、差動増幅器１の出力電圧振幅も制御し、差
動型電流スイッチ２の動作点を一定に保つ。 【効果】光出力波形歪を低減する。
して電流スイッチの入力電圧振幅を変えることにより、
電流スイッチの動作点を一定に保ち、光出力波形歪を低
減する。 【構成】半導体レーザダイオード５を駆動する差動型電
流スイッチ２の変調電流振幅を制御する制御回路６の信
号に応じて、差動増幅器１の出力電圧振幅も制御し、差
動型電流スイッチ２の動作点を一定に保つ。 【効果】光出力波形歪を低減する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信システム用の送
信回路におけるＬＤ駆動回路の回路方式に関する。
信回路におけるＬＤ駆動回路の回路方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＬＤの駆動回路としては、図２に
示す方式が一般的である。すなわち、入力電圧信号９１
を受けて波形整形する差動増幅器１と、前記差動増幅器
１の出力信号９２を受けてＬＤ５を駆動する変調電流９
３を発生する差動型電流スイッチ２と、前記差動型電流
スイッチ２の電流振幅を変える可変電流源３と、前記Ｌ
Ｄ５に直流バイアス電流９４を供給するバイアス電流源
４で構成される。このうち、可変電流源３は、ＬＤ５の
光出力電力の設定や発光効率特性に応じて調整される。
この種の方式に関するものとして、例えば、特願昭５７
−７１３５、「半導体レーザダイオード駆動回路」等が
ある。
示す方式が一般的である。すなわち、入力電圧信号９１
を受けて波形整形する差動増幅器１と、前記差動増幅器
１の出力信号９２を受けてＬＤ５を駆動する変調電流９
３を発生する差動型電流スイッチ２と、前記差動型電流
スイッチ２の電流振幅を変える可変電流源３と、前記Ｌ
Ｄ５に直流バイアス電流９４を供給するバイアス電流源
４で構成される。このうち、可変電流源３は、ＬＤ５の
光出力電力の設定や発光効率特性に応じて調整される。
この種の方式に関するものとして、例えば、特願昭５７
−７１３５、「半導体レーザダイオード駆動回路」等が
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、可変電流源３を調整すると、差動型電流スイッチ２
の動作点（差動増幅器出力信号９２と変調電流９３の振
幅との比で表される）が変動してしまう。これによりＬ
Ｄ５の光出力波形歪、具体的にはリンギング、デューテ
ィ変動、立ち上がり／立ち下がり時間変動等が生じる。
本発明の目的は、差動型電流スイッチの動作点変動に伴
う光出力波形歪を抑制することにある。
は、可変電流源３を調整すると、差動型電流スイッチ２
の動作点（差動増幅器出力信号９２と変調電流９３の振
幅との比で表される）が変動してしまう。これによりＬ
Ｄ５の光出力波形歪、具体的にはリンギング、デューテ
ィ変動、立ち上がり／立ち下がり時間変動等が生じる。
本発明の目的は、差動型電流スイッチの動作点変動に伴
う光出力波形歪を抑制することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、入力信号を受けて波形整形する差動増幅器の出力信
号と、差動型電流スイッチの電流振幅、すなわちＬＤを
駆動する変調電流振幅とを連動して可変できる方式とし
たものである。
に、入力信号を受けて波形整形する差動増幅器の出力信
号と、差動型電流スイッチの電流振幅、すなわちＬＤを
駆動する変調電流振幅とを連動して可変できる方式とし
たものである。
【０００５】
【作用】ＬＤを駆動する変調電流振幅は、その発光効率
特性などに合わせて制御あるいは調整されるが、それに
連動して差動増幅器出力信号振幅を変えることにより、
差動型電流スイッチの動作点が常に一定に保たれるの
で、光出力波形歪が抑制される。
特性などに合わせて制御あるいは調整されるが、それに
連動して差動増幅器出力信号振幅を変えることにより、
差動型電流スイッチの動作点が常に一定に保たれるの
で、光出力波形歪が抑制される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１により説明す
る。本実施例は、入力電圧信号９１を受けて波形整形す
る差動増幅器１と、前記差動増幅器１の出力信号９２を
受けてＬＤ５を駆動する変調電流９３を発生する差動型
電流スイッチ２と、前記差動型電流スイッチ２の電流振
幅を変える可変電流源３と、前記ＬＤ５に直流バイアス
電流９４を供給するバイアス電流源４と、前記差動増幅
器１と可変電流源３とを同時に制御する制御回路６とで
構成される。制御回路６は、差動型電流スイッチ２の動
作点を常に一定に保つように制御する。本実施例によれ
ば、ＬＤ５の光出力電力の設定や発光効率特性のばらつ
きを補正するために電流振幅を変える場合でも、光出力
特性、特にデューティ変動を抑制する効果がある。
る。本実施例は、入力電圧信号９１を受けて波形整形す
る差動増幅器１と、前記差動増幅器１の出力信号９２を
受けてＬＤ５を駆動する変調電流９３を発生する差動型
電流スイッチ２と、前記差動型電流スイッチ２の電流振
幅を変える可変電流源３と、前記ＬＤ５に直流バイアス
電流９４を供給するバイアス電流源４と、前記差動増幅
器１と可変電流源３とを同時に制御する制御回路６とで
構成される。制御回路６は、差動型電流スイッチ２の動
作点を常に一定に保つように制御する。本実施例によれ
ば、ＬＤ５の光出力電力の設定や発光効率特性のばらつ
きを補正するために電流振幅を変える場合でも、光出力
特性、特にデューティ変動を抑制する効果がある。
【０００７】次に、図１の実施例中の差動増幅器１、差
動型電流スイッチ２、可変電流源３、制御回路６をＮＰ
Ｎトランジスタで構成した場合について、図３にて更に
詳しく説明する。差動増幅器１は、差動対を構成するト
ランジスタ１１と１２、入力電圧信号９１に対する基準
電圧源１３、差動対のコレクタ抵抗１４と１５、制御回
路６からの制御信号９５により出力信号９２の振幅を決
める電流源トランジスタ1６と抵抗1７、およびエミッタ
ホロワ１８と１９にて構成される。差動型電流スイッチ
２は、差動対トランジスタ２１と２２、線形動作範囲を
拡大するためのエミッタ抵抗２３と２４にて構成され
る。可変電流源３は、制御信号９５を受けるトランジス
タ３１と抵抗３２にて構成される。制御回路６は、カレ
ントミラーを構成するトランジスタ６１と抵抗６２、変
調電流９３の振幅を設定する可変抵抗６３にて構成され
る。この様な構成とする事により、簡単な回路で実現で
き、特に集積化して高速動作させる場合に大きな効果が
ある。
動型電流スイッチ２、可変電流源３、制御回路６をＮＰ
Ｎトランジスタで構成した場合について、図３にて更に
詳しく説明する。差動増幅器１は、差動対を構成するト
ランジスタ１１と１２、入力電圧信号９１に対する基準
電圧源１３、差動対のコレクタ抵抗１４と１５、制御回
路６からの制御信号９５により出力信号９２の振幅を決
める電流源トランジスタ1６と抵抗1７、およびエミッタ
ホロワ１８と１９にて構成される。差動型電流スイッチ
２は、差動対トランジスタ２１と２２、線形動作範囲を
拡大するためのエミッタ抵抗２３と２４にて構成され
る。可変電流源３は、制御信号９５を受けるトランジス
タ３１と抵抗３２にて構成される。制御回路６は、カレ
ントミラーを構成するトランジスタ６１と抵抗６２、変
調電流９３の振幅を設定する可変抵抗６３にて構成され
る。この様な構成とする事により、簡単な回路で実現で
き、特に集積化して高速動作させる場合に大きな効果が
ある。
【０００８】なお、上記実施例ではＮＰＮトランジスタ
にて構成したが、ＰＮＰ、ＭＯＳあるいはＭＥＳＦＥＴ
などのトランジスタにて構成しても同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。
にて構成したが、ＰＮＰ、ＭＯＳあるいはＭＥＳＦＥＴ
などのトランジスタにて構成しても同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、ＬＤの光出力電力の設
定や発光効率特性に応じて変調電流振幅を変えても、電
流スイッチの動作点が変わらないので、光出力波形歪を
抑制することができる。
定や発光効率特性に応じて変調電流振幅を変えても、電
流スイッチの動作点が変わらないので、光出力波形歪を
抑制することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す図である。
【図２】従来技術の例を示す図である。
【図３】図１の詳細図である。
１…差動増幅器、２…差動型電流スイッチ、３…可変電
流源、４…バイアス電流源、５…半導体レーザダイオー
ド、６…制御回路
流源、４…バイアス電流源、５…半導体レーザダイオー
ド、６…制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】入力電圧信号を受けて波形整形する差動増
幅器と、前記差動増幅器の出力信号を受けて半導体レー
ザダイオード（以下、ＬＤと略記する）を駆動する変調
電流を発生する差動型電流スイッチと、前記差動型電流
スイッチの電流振幅を変える可変電流源と、前記ＬＤに
直流バイアス電流を供給するバイアス電流源からなる光
送信回路において、前記差動型電流スイッチの出力電流
振幅と前記差動増幅器の出力電圧振幅を連動して可変出
来るようにしたことを特徴とする半導体レーザダイオー
ド駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1590292A JPH05218543A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 半導体レーザダイオード駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1590292A JPH05218543A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 半導体レーザダイオード駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05218543A true JPH05218543A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=11901710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1590292A Pending JPH05218543A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 半導体レーザダイオード駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05218543A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7035302B2 (en) | 2002-12-13 | 2006-04-25 | Opnext Japan, Inc. | Optical transmission module |
| WO2006067890A1 (ja) * | 2004-12-22 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 光送信回路 |
| WO2013111381A1 (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-01 | 株式会社フジクラ | Ｄｃ結合型レーザ駆動回路、及び、半導体レーザ素子の駆動方法 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1590292A patent/JPH05218543A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7035302B2 (en) | 2002-12-13 | 2006-04-25 | Opnext Japan, Inc. | Optical transmission module |
| WO2006067890A1 (ja) * | 2004-12-22 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 光送信回路 |
| JP2008235942A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-10-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光送信回路 |
| US7899335B2 (en) | 2004-12-22 | 2011-03-01 | Panasonic Corporation | Optical transmitter circuit |
| WO2013111381A1 (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-01 | 株式会社フジクラ | Ｄｃ結合型レーザ駆動回路、及び、半導体レーザ素子の駆動方法 |
| JP2013153087A (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-08 | Fujikura Ltd | Ｄｃ結合型レーザ駆動回路、及び、半導体レーザ素子の駆動方法 |
| CN103329366A (zh) * | 2012-01-25 | 2013-09-25 | 株式会社藤仓 | Dc耦合型激光驱动电路以及半导体激光元件的驱动方法 |
| US8958445B2 (en) | 2012-01-25 | 2015-02-17 | Fujikura Ltd. | DC-coupled laser drive circuit and method for driving laser diode device |
| CN103329366B (zh) * | 2012-01-25 | 2015-05-06 | 株式会社藤仓 | Dc耦合型激光驱动电路以及半导体激光元件的驱动方法 |
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