JPH0651523U - 自在取り付け具 - Google Patents

自在取り付け具

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JPH0651523U
JPH0651523U JP8701192U JP8701192U JPH0651523U JP H0651523 U JPH0651523 U JP H0651523U JP 8701192 U JP8701192 U JP 8701192U JP 8701192 U JP8701192 U JP 8701192U JP H0651523 U JPH0651523 U JP H0651523U
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JP
Japan
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carrier
piece
article
electronic device
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP8701192U
Other languages
English (en)
Inventor
隆晴 山田
昭一 小野
千春 鹿取
Original Assignee
住商電子デバイス株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品の取り付け位置の自由度を向上させるこ
とができる自在取り付け具を提供すること。 【構成】 壁、机、電子機器等の担持体の任意の面に物
品を取り付けるための自在取り付け具1は、該自在取り
付け具を前記担持体に取り付けるための支持片2と、該
取り付け片2と所定の角度をなして取り付け片1から突
出するフランジ部3とを有する。フランジ部3は、物品
に形成されたフックを2つの反対の方向のうちのいずれ
の方向からも係合させることができる形状の開口33、
34を有する少なくとも1つの係合片31、32を有す
る。支持片2は、担持体に設けられた引掛け具に引き掛
け、又は担持体にネジ止めするための穴21を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電子機器等の物品を2つの方向のうちのいずれの方向からも取り 付けることができる自在取り付け具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子機器を固定するために、該電子機器の背面にネジ止め用のアタッチ メントを設けたり、又は該電子機器の一部にアタッチメントに固定するための突 起部を設けたりしていたが、いずれの固定手段を採用しても、電子機器は単一方 向からのみ取り付けることができるものであった。
【0003】 一方、電子機器を例えば正面及び背面等の2方向から取り付けできるようにす ると、電子機器をアタッチメントに取り付けるためのネジ穴や突起部は、電子機 器全体としてのデザインから少なからぬ制約を受け、外観上目立つ位置に設置せ ざるを得なかった。逆に、ネジ穴や突起部は電子機器のデザインに制約を加える ものでもあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記の欠点に鑑みてなされたもので、物品の取り付け位置の自由度 を向上させることができる自在取り付け具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案は、 壁、机、電子機器等の担持体の任意の面に物品を取り付けるための自在取り付 け具であって、 該自在取り付け片を前記担持体に取り付けるための支持片と、 前記支持片と所定の角度をなして前記支持片から突出するフランジ部であって 、前記物品に形成されたフック手段を2つの反対の方向のうちのいずれの方向か らも係合させることができる形状の開口を有する少なくとも1つの係合片を有す るフランジ部と、 を含むことを特徴とする自在取り付け具を提供する。
【0006】 更に、前記支持片に、前記担持体に自在取り付け具を取り付けるための穴を形 成してもよい。
【0007】
【作用】
自在取り付け具は、その支持片により任意の向きに担持体に取り付けられる。 フランジ部の係合片の開口は物品のフック手段と係合し、物品を2つの方向のう ちのいずれの方向からも係合させる。これにより、物品は担持体に対して2つの 方向のうちの任意の1つの方向から取り付けられる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案に係る自在取り付け具の一実施例の構成を図により説明する。 図1のA,B及びCはそれぞれ、この考案に係る自在取り付け具の側面図、平面 図及び背面図であり、図2は、図1の自在取り付け具に取り付けられる物品の一 例である電子機器の一部の側面図である。
【0009】 これらの図において、自在取り付け具1はほぼL字型をしていて、支持片2と 、該支持片に対してほぼ90度をなして取り付け片2から突出するフランジ部3 とを有する。支持片2は矩形又は長方形の平らな板であり、壁、机、種々の電子 機器等の担持体(図示せず)の任意の面に接着剤等により自在取り付け具1を固 着するための部材である。更に、支持片2の上部には穴21が形成され、担持体 に設けられた引掛け具に引掛け、又は、担持体にネジ止めすることもできるよう になっている。
【0010】 フランジ部3は内部が中空の箱状をなし、支持片2から突出する第1の係合片 31と、該第1の係合片と平行に支持片2から突出し、第1の係合片31と同一 形状を持つ第2の係合片32とを備えている。なお、この実施例では、フランジ 部3の中空部は自在取り付け具1の背面に開口している。
【0011】 自在取り付け具1により担持体に取り付けられる電子機器等の物品4の一側面 にはフック5が形成され、フック5が形成されている面及びそれと反対側の面と に、他の電子機器との接続のためのケーブルを連結するためのコネクター部6が それぞれ設けられている。フック5は、断面が円形の支柱51と、該支柱51よ りも直径が大きい頭部52とを備えている。これに対応して、フランジ部3の第 1の係合片31には開口33が中空部まで貫通して形成され、開口33は、フッ ク5の頭部52を通す大きさの穴と、それに連なりフック5の支柱51を通す大 きさの穴とを有していて物品4のフック5を矢印Xの方向から嵌め込み且つ係合 させる形状を有する。同様に、フランジ部3の第2の係合片32にも、フック5 の頭部52を通す大きさの穴と、それに連なりフック5の支柱51を通す大きさ の穴とを有していて物品4のフック5を前記矢印Xとは反対の方向の矢印Yの方 向から嵌め込み係合させることができる形状の開口34が中空部まで貫通して形 成されている。即ち、物品4は、矢印X及び矢印Yで示した2つの方向のうちの 任意の1つの方向から自在取り付け具1に係合することができる。
【0012】 したがって、自在取り付け具1を壁等の担持体に固着したとき、物品4を担持 体に対してフランジ部3の第1の側(図1のAに点線で示す状態)と第2の側( 図1のAに一点鎖線で示す状態)とのいずれかの側に取り付けることができるの で、電子機器4の使用態様に応じて、2つのコネクター部6のうちのいずれのコ ネクター部をも利用することができ、電子機器4の利用性を向上させることがで きる。しかも、フック5と開口33、34との係合により電子機器を固定するよ うにしたので、フック5を電子機器4の一側面に形成すれば足りるうえ、電子機 器4を固定しないときには、フック5は電子機器の足として機能するので、フッ ク5をも含めて電子機器のデザインを設計すればよく、フック5の存在が電子機 器4のデザイン設計に制約を加えることはない。
【0013】 このように、図1に示す形状の自在取り付け具1は、電子機器4を担持体に対 して2つの反対の方向のうちの任意の1つの方向からフック5と開口33、34 との係合により取り付けることができるので、電子機器4の取り付け自由度を向 上させることができる。また、フック5は電子機器4の一側面に形成されるだけ であり、電子機器4の足としても使用することができるので、フック5を含めて 電子機器4のデザインを決定すればよく、フック5が電子機器4のデザインに制 約を加えることもない。更に、支持片2には穴21が形成されているので、自在 取り付け具1を担持体に対して引掛けたりネジ止めしたりすることもできる。
【0014】 なお、図1の自在取り付け具1のフランジ部3は第1の係合片31と第2の係 合片32との2つの係合片を有するものとして説明したが、機械的強度に問題が なければ、係合片は1つであってもよい。また、係合片31、32に弾力性を持 たせるために、図1に点線で示すように、開口33、34に平行にスリット35 を形成するようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上、この考案をその一実施例を参照しながら説明したところから明らかなと おり、この考案は、物品を2つの反対の方向のうちの任意の1つの方向から係合 させることができるので、物品の取り付けの自由度が向上するばかりでなく、フ ック手段と開口との係合を利用しているので、着脱が自在である。また、担持体 に引掛け又はネジ止めするための穴をも備えているので、取り付けの自由度を更 に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A、B及びCは、この考案に係る自在取り付け
具の側面図、平面図、背面図をそれぞれ示す図である。
【図2】図1の自在取り付け具に係合するフックを有す
る電子機器等の物品の一部を示す図である。
【符号の説明】
1:自在取り付け具、2:支持片、21:穴、3:フラ
ンジ部、31:第1の係合片、32:第2の係合片、3
3:第1の開口、34:第2の開口、35:スリット、
4:物品、5:フック、51:支持柱、52:頭部、
6:コネクター部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁、机、電子機器等の担持体の任意の面
    に物品を取り付けるための自在取り付け具であって、 該自在取り付け具を前記担持体に取り付けるための支持
    片と、 前記支持片と所定の角度をなして前記支持片から突出す
    るフランジ部であって、前記物品に形成されたフック手
    段を2つの反対の方向のうちのいずれの方向からも係合
    させることができる形状の開口を有する少なくとも1つ
    の係合片を有するフランジ部と、 を含むことを特徴とする自在取り付け具。
  2. 【請求項2】 前記担持体に前記自在取り付け具を取り
    付けるための穴が前記支持片に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の自在取り付け具。
JP8701192U 1992-12-18 1992-12-18 自在取り付け具 Pending JPH0651523U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8701192U JPH0651523U (ja) 1992-12-18 1992-12-18 自在取り付け具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8701192U JPH0651523U (ja) 1992-12-18 1992-12-18 自在取り付け具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0651523U true JPH0651523U (ja) 1994-07-15

Family

ID=13903028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8701192U Pending JPH0651523U (ja) 1992-12-18 1992-12-18 自在取り付け具

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JP (1) JPH0651523U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135374U (ja) * 1974-09-06 1976-03-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135374U (ja) * 1974-09-06 1976-03-16

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