JPH06511375A - 制御装置の主電源からの隔離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 制御装置の主電源からの隔離装置 本発明は内部作動電圧が主電源に結合された電圧源によって供電される場合にお ける制御装置の主電源からの隔離装置に関する。

この形式の制御装置は居室および寝室での用途を含む多くの技術分野で用いられ る。

たとえば最近のイスやヘッドには調節用の駆動モータを設けることが普通である 。この目的のためには低電圧のＤＣモータが用いられる。主電源の電圧を所要の 動作電圧に低下させるために小型変圧器が設けられる。これらの変圧器は通常主 電源の電圧に接続されており、調節が行われていないときでも常に変圧器の無負 荷電流が流れ、これによってコストおよび環境の点で不具合いが生じる。

またこれらの変圧器は通常可燃物のすぐ近くにまた人の直接的な行動範囲におか れるので、火災や感電のおそれの結果としてたえず潜在的な危険が存在すること になる。

さらに、変圧器は磁場を発生し、その人体に及ぼす悪影響は、少なくとも長期間 曝される場合には最近の科学的根拠によれば無視することができない。

さらに不可避な唸りの雑音が室内の人をわずられせることが多い。

本発明の課題は制御装置の主電源からの隔離装置を創案し、制御が行われていな い間は主電源からの隔離がなされ、制御命令を受けたときに主電源への接続を行 ないそれによって主電源の連続的な動作に関する不具合いを避けるようにするこ とにある。

本発明によれば、この課題は、非励磁時にはＯＦＦ位置にあり、かつ主電源側の 供電リード中に設けられている少なくとも一つのリレー作動スイッチを有するリ レーおよび主電源に結合された電圧源と並列に結線されかつリレーの制御入力（ 一対してスイッチを介して接続される補助電源を有することを特徴とする制御装 置の主電源からの隔離装置によって解決される。

主電源電圧はこのようにして基本的には主電源に結合された電圧源から隔離され ており、この電圧源を介して制御装置に動作電圧を供給でき、゛（いことになる が、これない限り必要なことではない。

電力を主電源を経て供給すべきときだけリレーが補助電源を経て励磁され、リレ ー作動スイッチ又はスイッチ類をＯＮの状態に切り換え、電圧源を主型＃側に接 続する。その結果、制；Ｊ装置には主電源に結合された電圧源を経て動作電圧が 供給される。大電力の制御動作もまたこの後に行うことができる。並列回路に残 される補助電源はこの機能には影響しない。

本発明の好ましい一態様においては、回路装置の機能を引起すスイッチがリレー の制御入力に接続されている。

この結果として、一方では本発明による装置を極めて僅かな付加的な回路構成を 加えるのみで設けることができ、また他方ではスイッチの動作時に主電源の切断 および再接続が常に自動的に行われて付加的な手動操作を省くことができる。

通常行われる制御動作のタイムリミツトは比較的短いので本発明の別の態様では リレーの制御入力にブツシュボタンが接続されていることを特徴とする。

本発明の好ましい態様では、補助電源は好ましくはリーク電流の少ない蓄電池又 はコンデンサの形態をとる。

本発明の好ましい態様においては、補助電源は蓄電池を並列に接続したコンデン サからなる。

この態様の特別な利点はリレーを一度切り換えるために最初にスイッチＯＮにす るときしか蓄電池を必要としないことである。スイッチによってその後行われる 全ての切り換え動作のエネルギはコンデンサから取り出され、蓄電池にはそれ以 降負荷がかからず数年間の使用寿命を有することになる。市販のコンデンサのリ ーク電流は回路の電力が数週間にわたってコンデンサから取り出せるような小さ なものである。動作が新たに加えられる都度コンデンサが充電されてさらに何週 間もにわたってスイッチングに備えられる。コンデンサに蓄えられたエネルギが もはや充分でなくなったときだけ、次の始動動作のための電流が蓄電池からとら れる。適宜な構成部品を選択すれば、その結果として二回のスイッチング動作の 間の期間が２〜３週間以下であれば蓄電池には負荷が掛からないことになる。制 御は通常毎日行われるので、主電源からの切り離しはコンデンサのみを介して取 り扱うことができ、最良の機能的な信頼性を簡単に得ることができる。

蓄電池の代わりに、リレー接点と並列に接続した橋絡スイッチを用いることもで きる。このブツシュボタンを押すとコンデンサの充電が行われて、前記の利点が 得られる。コンデンサはリレー接点を手で操作することによっても充電される。

この意味ではコンデンサのリーク損失を補償するだけで良いので、蓄電池の配線 中に間欠的に閉成するスイッチを設けることも好ましい。

この形式の改変ではコンデンサがその比較的低い内部抵抗によって電圧源として 使用できるという利点があり、この場合にはこの目的のために大容量および／又 は低い内部抵抗の蓄電池を用いる必要なく少な（ともリレーを信頗性をもって切 換えることができかつアクチュエータの短い移動を行うことも可能になる。

本発明の特に好ましい一つの態様においては、リレー作動スイッチは補助電源の 接続リード中に設けられ、このスイッチはリレーが励磁されていないときはリレ ーに接続されてＯＮ位置にある。

ごれによって電圧電源が主電源に接続されるときには補助電源が制御装置から直 ちに隔離され、このときリレーは励磁されてこのリレー作動スイッチがそのＯＦ Ｆ位置に移動する。これはとくにアクチェエータの動作中に比較的高くなる電流 が補助電源から制御装置のその他の部分に流れることを確実に防止するので蓄電 池を使用する際の利点となる。このようにしてこの態様は蓄電池の使用寿命を増 大させるように機能する。

以下本発明を実施例に基づいてより詳細に説明する。

添付図面はベッド用アクチュエータにおける本発明による装置の回路図を示す。

この場合、マツトレスを支持する側板形のベッド基台の脚側端部の位置を変える ためのアクチュエータ１および頭側端部の位置を変えるためのアクチュエータ２ が設けられている。

アクチュエータ１および２はＤＣモータとして設計されている。

アクチュエータ１は開閉リレー１．１および１．２を介して、アクチュエータ２ は開閉リレー２．１および２．２を介して制御され、これらは夫々モータ電圧の 極性を反転して：Ａ節の方向を変えられるようにする。

各開閉リレー１．１．１．２．２．１および２．２の一方の側は基台電位に接続 され、他方の側は関連するブツシュボタン３〜６を介して動作電位に接続され、 後者は変圧器７およびブリッジ結線の整流器８からなる電圧源を介して与えられ る。

電解コンデンサ９が、脈動動作電圧を平滑化するために動作電圧電位と基台との 間に接続されて設けられている。

電圧源と並列に蓄電池１０が接続されており、これは電解コンデンサ９と並列に 接続されてこれと共に補助電源を構成する。

二つのリレー作動スイッチを備えたリレー１２が変圧器７への主電源リード１１ 中に一体化されており、これはリレー１２が励磁されていないときに変圧器７を 主電源から双極的に隔離する。制御側ではリレー１２は基台ならびにブツシュボ タン３〜６の各切り換え接続部に対して接続されている。

この回路構成から明らかなように、変圧器７およびブリッジ型整流器８からなる 電圧源は非作動状態では主電源から隔離されている。アクチュエータｌまたは２ の調節動作が必要なときは、使用者はブツシュボタン３〜６のどれかを押す。夫 々の場合、これによって蓄電池１０および電解コンデンサ９からなる補助電源を 介して補助電圧がリレー１２に対して印加され、これによってリレー作動スイッ チが閉成する。したがって変圧器７が主電源に接続され、そして電源が回路装置 全体に動作電圧を供給する。これによってアクチュエータ１および２に調節動作 を行わせることが可能となる。

蓄電池１０にはタイオード１３が直列に接続されている、動作電圧が電圧源を介 して供給されている時にはこのダイオード１３が蓄電池１０からの電流の流れを 防とするが、これは蓄電池に選択されている電圧が動作電圧よりも低いのでダイ オード１３がこの場合ブロックされるためである。

主電源故障の場合に、調節動作を可能とするように、ブツシュボタン３〜６を操 作すると、蓄電池の電流がダイオード１３を介して回路装置に流れる。

調節が一旦完了すると、操作されたブツシュボタン３．４．５又は６が解放され そしてリレー１２が再びその出発位置にもどり、これによって再び主電源からの 切り離しが行われる。

本発明による装置は制御装置自体あるいは主電源のり一ド１１に又はたとえばプ ラグ−イン電源ユニット形のプラグ端部に設置することができる。しかし主電源 をヘッドからできるだけ遠くに離しておくこの装置の目的によれば、アクチュエ ータｌおよび２からできるだけ大きな距離が有効にとられる。

リレー１２はケーブルを介して制御される。この点については必要な二本の導体 を単独でケーブル中に設けるか又は主電源リードと共に４ケーブルとして設けて もよい。後者の解決手段を選ぶことがもっとも適当であると考えられる。

参照数字の一覧 ｌ・・・・・・層側端部用のアクチュエータ１．１　・・・・・・開閉リレー １．２・・・・・・開閉リレー ２・・・・・・頭側端部用のアクチェエータ８・・・・・・ブリッジ型整流器 ９・・・・・・電解コンデンサ １０・・・・・・蓄電池 １１・・・・・・主電源リード １２・・・・・・リレー １３・・・・・・ダイオード 補正書の翻訳文の提出書（特許法１８４条の８）平成　６年　５月１６日

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．内部動作電圧が主電源に結合される電圧源によって供電されている場合にお ける制御装置の主電源からの隔離装置において、励磁されていないときにはＯＦ Ｆ位置にありかつ主電源側の供電リード（１１）中に設けられている少なくとも 一つのリレー作動スイッチを有するリレー（１２）、および主電源に結合される 電圧源７、８）と並列に結線されかつリレー（１２）の制御入力に対してスイッ チ（３−６）を介して接続される補助電源（９、１０）を備えていることを特徴 とする装置。
2. ２．回路装置の機能を始動させるスイッチ（３−６）がリレー（１２）の制御入 力に接続されていることを特徴とする請求項１に記載された制御装置の主電源か らの隔離装置。
3. ３．リレー（１２）の制御入力に対して接続されたプッシュボタン（３−６）を 備えていることを特徴とする請求項１又は２に記載された制御装置の主電源から の隔離装置。
4. ４．補助電源として蓄電池（１０）を用いることを特徴とする請求項１ないし３ のいずれか一項に記載された制御装置の主電源からの隔離装置。
5. ５．補助電源がコンデンサ（９）からなることを特徴とする請求項１ないし３の いずれか一項に記載された制御装置の主電源からの隔離装置。
6. ６．補助電源が並列に接続された蓄電池（１０）を有するコンデンサ（９）から なることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか一項に記載された制御装置の 主電源からの隔離装置。
7. ７．間欠的に閉成されるスイッチが蓄電池の配線中におかれていることを特徴と する請求項６に記載された制御装置の主電源からの隔離装置。
8. ８．リレー作動スイッチが補助電源の接続リード中に設けられ、このスイッチが リレー（１２）に結合されてリレー（１２）が励磁されていないときにＯＮ位置 にあることを特徴とする請求項１ないし７のいずれか一項に記載された制御装置 の主電源からの隔離装置。
9. ９．リレー（１２）が主電源側の供電リード（１１）の双極的な切り換えのため の二つのリレー作動スイッチを有することを特徴とする請求項１ないし８のいず れか一項に記載された制御装置の主電源からの隔離装置。