JPH06510320A - 錫触媒によるポリエステルの製造 - Google Patents

錫触媒によるポリエステルの製造

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JPH06510320A
JPH06510320A JP5504639A JP50463993A JPH06510320A JP H06510320 A JPH06510320 A JP H06510320A JP 5504639 A JP5504639 A JP 5504639A JP 50463993 A JP50463993 A JP 50463993A JP H06510320 A JPH06510320 A JP H06510320A
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JP5504639A
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ルーニー,ピーター チャールズ
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ザ ダウ ケミカル カンパニー
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • C08G63/82Preparation processes characterised by the catalyst used
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 錫触媒によるポリエステルの製造 本発明は、錫触媒の組合せの存在下でのポリエステルの製造方法に関する。
有機錫酸化物、水酸化物、アルコキシド及びカルボキンレートを含む有機錫組成 物がポリエステル樹脂及びポリエステル含有組成物の製造において触媒として有 効であることは公知である。ポリエステルのエステル化における錫触媒の使用は 、Caldwellの米国特許第2、720.507号、Dombrowらの米 国特許第3.162.616号、A11isonらの米国特許第3.345.3 39号、Cookの米国特許第3.716.523号、及びJacksin、  J乙らの米国特許第4.554.334号に開示されている。有機錫触媒は反応 終了に必要な時間を減少させる。非毒性組成物を製造するためのポリエステルの 製造における非毒性有機錫エステル化触媒の使用はLarkinらの米国特許第 4.970.288号に記載されている。
ポリエステルは、二基基もしくは多塩基酸と二価もしくは多価アルコールとを縮 合させ、エステル結合を形成することにより形成される。所望により、ポリエス テルもしくはポリエステルより形成されるポリエステル含有物質の特性を高める ため、三官能性もしくは多官能性アルコールもしくは酸官能性分枝鎖剤を用いて よい。また、所望により、分子量を調節するため、安息香酸もしくはステアリン 酸のような一官能性モノマーも用いてよい。
理論的には、1当量の酸に対し1当量のポリオールか用いられる。
しかし、ヒトロキンル末端ポリエステルは過剰のポリオールを用いて製造され、 カルボキシル末端ポリエステルは過剰の酸を用いて製造される。カルボキシル末 端ポリエステルを2段階もしくは多段階反応で製造する場合、第一段階において 過剰のポリオールを用い、そして第二段階においてこのヒドロキシル末端ポリエ ステルを過剰量の酸もしくは無水物と反応させることが一般的である。上記特許 に開示されているように、2段階合成の利点は、ポリエステルが優れた色を有し て製造され及び/又は1段階反応を用いるよりも短い時間で製造されることであ る。
エステルはエステル交換反応によっても製造される。エステル交換法を用いる場 合、グリコールがエステルと置換しグリコールエステルを形成するエステル交換 反応によってポリエステル中に長い鎖が形成される。2つの新しいエステルを形 成するエステルの間の反応及び含まれるエステルの成分が多価アルコール及び多 塩基酸であるエステル交換反応を含む。
上記特許に記載されているように、ポリエステルは縮合混合物を液体状態を保つ ため少なくとも170〜275℃もしくはそれ以上の温度に加熱することによっ て製造される。この反応は大気圧以上、2゜psigもしくはそれ以上まで、大 気圧、又は真空から15mmHgもしくはそれ以下において行われる。エステル 化反応はトルエンもしくはキシレンのような好適な触媒の存在下で行われる。窒 素、アルゴン、ヘリウムもしくは他の好適な気体を反応器に入れ、反応器から空 気を除去し又は水、低沸点アルコール、もしくはこれらの混合物の除去を促進し てもよい。ポリエステルは上記文献に記載されているようにスチレンもしくはジ ビニルベンセンのような好適な反応性モノマー又はこれらの混合物に希釈しても よい。
反応時間か短く、低い明度のような改良された特性を存するポリエステルを与え 、副生成物の量が少ない、ポリエステルの製造方法を有することが望ましい。
本発明は、錫触媒の存在下においてジヒドロキジル含有化合物とジカルボキシル 含有化合物もしくはその無水物もしくは低級アルキルエステル及び所望により三 もしくは多官能性ヒドロキシルもしくはカルボキシル含有化合物もしくはその無 水物もしくは低級アルキルエステルと反応させることによるヒドロキシルもしく は酸末端ポリエステルの改良された製造方法に関し、この改良は、(1)カルボ ン酸の少なくとも1種の有機錫塩及び(2Hal少なくとも1種の有機錫酸化物 (b)少なくとも1種の有機第一錫酸もしくは(C1(alと(b)の組合せ、 のいずれかを含む触媒の組合せの存在下において反応を行うことにある。
本発明の方法は、単独で用いられるいずれかの触媒成分によるよりも速い反応を 与え及び/又は色、副生成物形成等より選ばれる1種以上の特性を改良したポリ エステル生成物を与える。
本発明の方法は、150〜270°C1好ましくは170〜270°C1より好 ましくは180〜250°Cのポリエステル樹脂の製造において通常用いられる 温度で行われる。この反応は所望の程度まで反応を進めるに十分な時間行われる 。ヒドロキシル末端ポリエステルに関し、反応混合物のヒドロキシル価が150 以下、好ましくは100以下、より好ましくは80以下になった際に反応が終了 したと考えられる。酸もしくはカルボキシル末端ポリエステルに関し、反応混合 物の酸価が100以下、好ましくは90以下、より好ましくは70以下になった 際に反応か終了したと考えられる。
150°C以下の温度において、通常反応は遅すぎて産業上適さない。
270°C以上の温度において、ポリエステルは着色し及び/又はエーテルのよ うな副生成物形成が起こる。
この反応は700mmHg〜1500mmHgの圧力で行うことか好ましい。反 応温度及び圧力は、反応からグリコールのような低沸点反応体を蒸留することな く反応の低沸点アルコールもしくは水をできるだけ速く除去するようにバランス をとる。低圧、通常100mmHg以下、好ましくは50mmHg以下、より好 ましくは10mmHg以下において反応を終了させることが有利である。
10mmHg以下の圧力は産業スケールで達成することが通常困難である。
1500mmHg以上の圧力において、反応からの低沸点アルコールもしくは水 の除去速度はかなり遅い。
反応温度及び圧力は、低沸点反応体を蒸留せずに反応において形成された水もし くは低沸点アルコール(出発物質が酸もしくはその低級アルキルエステルである かどうかによりきまる)をできるだけ速く除去するようにバランスがとられる。
所望の反応度を達成するに必要な時間は多くの因子、例えば加熱及び冷却能、反 応容器サイズ、特定の反応体及び触媒によってきまる。通常、2リツトルまでの 実験室スケールの反応において、反応は12時間未満、好ましくは10時間未満 、より好ましくは8時間未満て終了する。
工業スケールにおいて用いられるほとんどの工業用製造反応器において、反応を 終了させる時間は36時間未満、好ましくは30時間未満、より好ましくは24 時間未満である。
有機錫塩 用いてよいカルボン酸の好適な有機錫塩は、例えば下式%式%) (上式中、各Rは同一かもしくは相異なり、1〜20、好ましくは1〜12、よ り好ましくは1〜8個の炭素原子を有するアルキル基、又は6〜14個の炭素原 子を存するアリール、アルクアリールもしくはツクロアルキル基であり、R基は 飽和もしくは不飽和であり、未置換であるか又は1〜20個の炭素原子を有する アルキル、アリールもしくはノクロアルキル基、ハロゲン、好ましくは塩素もし くは臭素、−No2で置換していてもよく、Yはハロゲン、好ましくは塩素もし くは臭素である) により表されるものを含む。そのようなカルボン酸の有機錫塩は、限定するもの ではないが、酢酸第一錫、ラウリン酸第−錫、オクタン酸第−錫、オレイン酸第 −錫、シュウ酸第−錫、ジベンジル錫ジアセテート、ジヘンジル錫ジステアレー ト、ジブチルメトキシ錫アセテート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラ ウレート、ジブチル錫マレエート、ソラウリル錫ジアセテート、ジオクチル錫ジ アセテート、ジオクチル錫ジラウレート、ジフェニル錫ジアセテート、メチル錫 トリラウレート、メチル錫トリス(2エチルヘキソエート)、ブチル錫トリアセ テート、ブチル錫トリラウレート、ブチル錫トリス(2エチルヘキソエート)、 又はこれらの組合せを含む。特に好適なカルホン酸の有機錫塩は、例えば、ジブ チル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、オクタン酸第−錫、ジオクチル 錫ジラウレート又はこれらの組合せを含む。
有機錫酸化物 用いてよい好適な有機錫酸化物は、例えば、下式%式% (上式中、Rは上記の規定と同しである)により表されるものを含む。そのよう な有機錫酸化物は、限定するものではないが、ヒス(カルポメトキソエチル)錫 オキシド、ジアリル錫オキシド、ノベンジル錫オキシド、ジブチル錫オキシド、 ツノクロヘキシル錫オキシド、ジラウリル錫オキシド、ジブチル錫オキシド、ジ ー!−ナフチル錫オキシド、ジオクチル錫オキシド、ジフェニル錫オキシド、ジ ビニル錫オキシド、又はこれらの組合せを含む。特に好適な有機錫酸化物は、例 えばジブチル錫オキシド、ジメチル錫オキシド又はこれらの組合せを含む。
有機第一錫酸 用いてよい好適な有機第一錫酸は、例えば、下式%式% て表されるもの又は下式 (RSnO)zO (上式中、Rは前記規定と同じである)て表される無水物を含む。そのような有 機第一錫酸もしくはその無水物は、限定するものではないが、フェニル第一錫酸 、クロロベンジル第一錫酸、1−ドデシル第一錫酸、メチル第一錫酸、l−ナフ チル第一錫酸、ブチル第一錫酸、オクチル第一錫酸、これらの無水物、又はこれ らの組合せを含む。特に好適な有機第一錫酸もしくはその無水物は、例えば、ブ チル第一錫酸、メチル第一錫酸又はこれらの組合せを含む。
触媒濃度 本発明の錫触媒は、反応体の重量を基準として0.001〜約3、好ましくは0 .01〜1.0、より好ましくは0.05〜0.2重量パーセントの量の触媒を 与える量で用いられる。
カルボン酸触媒の有機錫塩(成分l)は触媒の総量を基準として0、O1〜99 .99、好ましくは0.01〜60、より好ましくは0.01〜30モルパーセ ントの量て用いられ、有機錫酸化物及び/又は有機第一錫酸触媒(成分2)は触 媒の総量を基準として0.O1〜99.99、好ましくは50〜99.99、よ り好ましくは70〜99.99モルパーセントの量で用いられる。
用いてよい好適なジオール(分子あたり2個のヒドロキシル基を含む化合物)は 、例えば、脂肪族、環式脂肪族もしくは芳香族ジオール(これは飽和でも不飽和 でもよい)を含む。これらのジオールは分子あたり2〜20個、好ましくは2〜 12個、より好ましくは2〜8個の炭素原子を有する。そのようなジオールは限 定するものではないが、エチレングリコール、プロピレングリコール、1.4− ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1.2−ブタンジオール、ベンタン ジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、ネオペンチルグリコール、ノ ナンジオール、デカンジオール、2.2.4−トリメチル−1,3−ベンタンジ オール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、シクロヘキサンジメ タツール、2−メチル−1,3−プロパンジオール又はこれらの組合せを含む。
特に好適なジオールは、例えば、ネオペンチルグリコール、エチレングリコール 、シクロヘキサンジメタツール又はこれらの組合せを含む。
有機ジカルボン酸及び無水物及びエステル用いてよい好適な有機ジカルボン酸は 、例えば、2〜20個の炭素原子を有する脂肪族、環式脂肪族もしくは芳香族二 階を含む。この二階は飽和でも不飽和でもよい。また、その無水物も適する。そ のような二階もしくは無水物は、限定するものではないが、アジピン酸、テレフ タル酸、ノユウ酸、琥珀酸、セバシン酸、フマル酸、アセライン酸、スペリン酸 、フタル酸、イソフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、無水琥珀酸、無水フタル酸 、又はこれらの組合せを含む。特に好適な酸もしくは無水物は、例えば、テレフ タル酸、イソフタル酸、アンピン酸又はこれらの組合せを含む。
また、前記ソカルホン酸の低級アルキルC3〜C,エステルも適する。特に好適 なそのようなエステルは、例えば、アジピン酸、テレフタル酸、ンユウ酸、琥珀 酸、セバシン酸、フマル酸、アゼライン酸、スペリン酸、フタル酸、イソフタル 酸、ヘキサヒドロフタル酸のメチル、エチルもしくはプロピルモノもしくはジエ ステル、又はこれらの組合せを含む。
一官能性反応体 ある場合において、分子量を調節するため一官能性化合物を反応に混入させるこ とが望ましい。好適なそのような一官能性反応体は、例えば、安息香酸、t−ブ チル安息香酸、フェニル安息香酸、ステアリン酸、t−ブチルフェノール、ベン ジルアルコール、又はこれらの組合せを含む。
これらの−官能性化合物は、用いられる場合、反応体の総量の0.01〜lO1 好ましくは1〜8、より好ましくは2〜5重量パーセントの量で用いられる。
多官能性反応体 ある場合において、製造されるポリエステルを鎖分技することが望ましい。これ を行うため、三もしくは多官能性反応体が反応混合物に混入される。この三もし くは多官能性反応体はヒドロキシルもしくは酸もしくは無水物であってよい。用 いてよい特に好適な三もしくは多官能性反応体は、例えば、無水トリメリット酸 、トリメチロールプロパン、グリセリン、トリメチロールプロパン及びペンタエ リトリト−ル又はこれらの組合せを含む。
この多官能性化合物は反応体の総重量を基準として0.01〜10、好ましくは 0.1〜7、より好ましくは0.1〜5重量パーセントの量で用いられる。
反応溶媒 所望により、本発明のポリエステルの製造方法は、好適な溶媒、例えば、芳香族 炭化水素、エーテル、スルホン、塩素化芳香族炭化水素、スルホラン、スルホキ ノド、又はこれらの組合せの存在下で行われる。特に好適なそのような溶媒は、 例えば、トルエン、キシレン、ジフェニルエーテル、ジメチルスルホラン又はこ れらの組合せを含む。
この溶媒は反応体の重量を基準として40〜95、好ましくは45〜90、より 好ましくは50〜90重量パーセントの量で用いられる。
本発明の方法により製造されるポリエステルは、コーティング、接着剤、繊維及 び成形用途において有効である。
以下の例は本発明の説明である。
この例は、加熱マントル、攪拌機、温度計、窒素流入口(最初5ml/minに セント)を備え、ステンレススチールワイヤーを充填したオイル加熱カラム(1 00°Cに維持)に接続した2リツトルのフラスコ内で行った。このオイル加熱 カラムは水を集めるための冷却器を備えたDean−3tark hラップに接 続した。
ポリエステルは以下のような2段階工程で製造した。
段階1−ヒドロキシル末端ポリエステルの製造フラスコに以下のものを入れた。
テレフタル酸 867.3g (5,1モル)ネオフェニルグリコール 570 .0g (5,5モル)トリメチロールプロパン IO,7g (0,1モル) 錫触媒 合計4.76 ミリモル この混合物を180°Cに加熱し、この温度に30分間保った。次いで温度を2 00°Cに30分間、次いて220℃に2時間、さらに230℃に1時間、最後 い250°Cに加熱した。この反応は、1.C,1,コーン(cone)及びプ レート粘度計を用いて定期的に酸価及び粘度を測定することによりモニターした 。150°Cにおいて5oポアズ及び14の酸価が得られると、樹脂は透明であ り、第一段階が終了した。このポリエステルのヒドロキシル価はこの段階におい て58であると計算された。
段階2−カルポキソル末端ポリエステルの製造段階1からの反応生成物を含む反 応器にイソフタル酸 126.6g (0,8モル)を加えた。イソフタル酸添 加1時間後に窒素流速を10m1/minに高めた。45分後に38の最終酸価 及び175°Cにおいて190ポアズの最終粘度か得られるまで窒素流速を20 m1/minに高め、樹脂をアルミニウムホイルの皿に注いた。この例における すへての樹脂のAPHA色(テトラヒドロフラン中の樹脂の10%溶液として測 定)は20以下であった。
この結果を表1に示す。
第一段階まで 最終酸価まで 例No、 触媒 の時間(分) の時間(分)10ブチル第一錫酸 415 6 35 2″″ツメチル錫オキシド 400 6303”ジブチル錫オキシド 475  6554mジオクチル錫オキシド 475 6705°ジブチル錫ジアセテート  500 > 6356°ジブチル錫ジラウレート 470 6957°オクタ ン酸第−錫 >690 >> 6908”ブチルクロロ錫ジヒドロキシト 42 5 67098ブチルクロロ錫ジヒトロキソト 450 720/ジブチル錫ジ ラウレート0 10 ブチル第一錫酸/420″ 600ジブチル錫ジアセテートゞ 11 ブチル第一錫酸/ 360 495ジブチル錫ジラウレートゞ 12 ブチル第一錫酸/ 455b590オクタン酸第−錫0 13 ジブチル錫オキシド/ 450 620ジブチル錫ジアセテートゞ 14 ジブチル錫オキシド/ 415 6+5ジブチル錫ジラウレート 15 ジブチル錫オキシド/ 410 575オクタン酸第−錫゛ 16 ジメチル錫オキシド/ 420” 600ジブチル錫ジラウレート0 17 ジオクチル錫オキシド/ 420 550ノブチル錫ジラウレート0 1本発明の例ではない °単一の触媒より速くないか、異なる触媒モル比において、反応は単一の触媒よ りも速かった(例18参照)5第一段階において単一の触媒より速くないが、上 記と同様に、異なる触媒モル比において、反応は単一の触媒よりも速かった1モ ル比は50/ 50てあった 例18 例10て製造したポリエステルを、ジブチル錫ジアセテートに対し異なるモル比 のブチル第一錫酸を用いて上記のようにして製造した。
等量のこれらの2つの触媒を例10と同様に用いた場合、第一段階終了までの時 間(420分)はブチル第一錫酸単独(415分)よりも速くなかった。この例 18において、0.80gのブチル第一錫酸(3,83モル)及び0.32gの ジブチル錫ジアセテート(0,91モル)を用いた。第一段階終了までの時間は 360分であり、38の最終酸価に達するまでの時間は525分であった。最終 樹脂のAPHA色はlOであった。この例は、実質的に等しい濃度(単独触媒4 .76モル、触媒の組合せ4.74モル)における1種のみの触媒の使用に対す る2種の触媒の相乗作用を示している。さらに、この例は、等しい濃度の触媒の 組合せが特定のポリエステル化反応に最適ではないことを示している。
例19〜24 種々のモル比のジブチル錫オキシド(DBTO)及び/又はジブチル錫ジアセテ ー+−(DBTDA)触媒を用いて2段階法において比較的高い酸価のポリエス テルを製造した。すへての反応において合計4.76 ミリモルの錫触媒を用い た。
装置 この例は、加熱マントル、攪拌機、温度計、窒素流入口(最初5ml/minに セット)を備え、ステンレススチールワイヤーを充填したオイル加熱カラム(1 00″Cに維持)に接続した2リツトルのフラスコ内で行った。このオイル加熱 カラムは水を集めるための冷却器を備えたDean−3tark トラップに接 続した。
ポリエステルは以下のような2段階工程で製造した。
段階1−ヒドロキシル末端ポリエステルの製造フラスコに以下のものを入れた。
テレフタル酸 441.6g (2,7モル)ネオフェニルグリコール 454 .1g (4,4モル)アジピン酸 156.7g (1,1モル)錫触媒 合 計4.フロミリモル この混合物を180°Cに加熱し、この温度に30分間保った。次いて温度を2 00°Cに30分間、次u’テ220°Ci1時間、さらl:230″Cニ1時 間、R後い240°Cに加熱した。この反応は、1.C11,コーン(cone )及びプレート粘度計を用いて定期的に酸価及び粘度を測定することによりモニ ターした。175°CにおいてIOポアズ及び10の酸価が得られると、樹脂は 透明であり、第一段階が終了した。このポリエステルのヒドロキシル価はこの段 階において87であると計算された。
段階2−カルボキシル末端ポリエステルの製造段階1からの反応生成物を含む反 応器にイソフタル酸 239.9g (1,4モル)を加えた。イソフタル酸添 加1時間後に窒素流速を10m1/minに高めた。490分の合成後に樹脂を アルミニウムホイルの皿に注ぎ、ここで最終酸価及び粘度を記録した。この結果 は、個々の触媒DBTOもしくはDBTDAよりも、第一段階の終了までの合成 時間が錫触媒の組合せにおいて短く、490分の全合成時間における最終酸価が 触媒の組合せにおいて低いことを示している。この結果を表■に示す。
表■ 第一段階まで 第二段階まで 例No、 触媒 モル比 の時間(分) の時間(分)19° DBTOo − 400128 20” DBTDA” −39098 2+ DBTO/DBTDA 0.13 370 9022 DBTO/DBT DA 0.25 355 8823 DBTO/DBTDA 0150 370  8924 DBTO/DBTDA 0.94 340 871本発明の例では ない ’ DBTOはジブチル錫オキシドである’ DBTDAはジブチル錫ジアセテ ートである例25〜27 1段階での酸末端ポリエステルの製造 装置 以下の例は、加熱マントル、攪拌機、温度計、窒素流入口(最初5 ml/mi dにセット)を備え、ステンレススチールワイヤーを充填したオイル加熱カラム (100°Cに維持)に接続した2す・ソトルのフラスコ内で行った。このオイ ル加熱カラムは水を集めるための冷却器を備えたDean−3tark トラッ プに接続した。
カルボキシル末端ポリエステルは1段階で製造した。すべての反応において合計 8.03ミリモルの錫触媒を用いた。2種の触媒を用いた場合、等量の各触媒を 合計8.03 ミリモル用いた。
フラスコに以下のものを入れた。
テレフタル酸 762.6g (4,6モル)ネオフェニルグリコール 607 .0g (5,8モル)1.4−シクロヘキサンジカルボン酸 225.0g  (1,3モル)無水トリメリット酸 16.Ig (0,1モル)錫触媒 合計 8.03ミリモル この混合物を180°Cに加熱し、この温度に30分間保った。次いで温度を2 00°Cに30分間、次いて220°Cに1.5時間、さらに230°Cに1時 間、240°Cに1.5時間、最後に250°Cに加熱した。各反応について、 反応時間が405分に達した際に窒素流速を10m1/minに高めた。
総反応時間405分及び465分において樹脂の酸価(AN)及び粘度(1,C ,!。
コーン及びプレート、150°C)を測定した。この結果を以下の表■に示す。
表■ 405分 405分 465分 465分例No、触媒 での酸価 での粘度  での酸価 での粘度25″″ 7゛ブ千ルスズオキシド 62 56 48 1 0826° ノオクチルスズノラウレー)59 62 45 12827 ノブ 1ルスズオキシド/ 51 72 39 144ノオクチルススノラウレート 1本発明の例ではない 宝町痛杏磐告 国際調査報告 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、 MC,NL、SE)、0 A(BF、BJ、CF、CG、CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR ,SN、 TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、BG、 BR,CA、  CH,C3゜DE、DK、ES、Fl、GB、HU、JP、KP、KR,LK、  LU、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、 RO,RU、S D、SE

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.錫触媒の存在下においてジヒドロキシル含有化合物とジカルボキシル含有化 合物もしくはその無水物もしくはその低級アルキルエステル及び所望により三も しくは多官能性ヒドロキシルもしくはカルボキシル含有化合物もしくはその無水 物もしくはその低級アルキルエステルと反応させることによるヒドロキシルもし くは酸末端ポリエステルの製造方法であって、反応用の触媒として、(1)カル ボン酸の少なくとも1種の有機錫塩、及び(2)(a)少なくとも1種の有機錫 酸化物、(b)少なくとも1種の有機第一錫酸、もしくは(c)(a)と(b) の組合せ、 のいずれかからなる触媒 の相乗組合せの存在下で反応を行うことを特徴とする方法。
  2. 2.(i)反応温度が150℃〜270℃であり、(ii)ジヒドロキシル含有 化合物が脂肪族、環式脂肪族又は芳香族含有化合物であり、そして (iii)ジカルボン酸が脂肪族、環式脂肪族もしくは芳香族カルボキシル含有 化合物又はその無水物もしくはエステルである、請求項1記載の方法。
  3. 3.(i)反応温度が180℃〜250℃であり、(ii)ジヒドロキシル含有 化合物がネオペンチルグリコール、エチレングリコール、シクロヘキサンジメタ ノール又はこれらの組合せであり、そして (iii)ジカルボン酸がテレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸又はこれら の組合せである、請求項1記載の方法。
  4. 4.(i)カルボン酸の有機錫塩がジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウ レート、又はオクタン酸第一錫であり、(ii)有機錫酸化物がジブチル錫オキ シド、ジメチル錫オキシド、又はジオクチル錫オキシドであり、(iii)有機 第一錫酸がブチル第一錫酸である、請求項1、2又は3のいずれか記載の方法。
JP5504639A 1991-08-27 1992-08-24 錫触媒によるポリエステルの製造 Pending JPH06510320A (ja)

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