JPH06510095A - 新規に紡糸すべき糸を既存の糸端に自動継ぎするための方法及び装置 - Google Patents

新規に紡糸すべき糸を既存の糸端に自動継ぎするための方法及び装置

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JPH06510095A JP6501920A JP50192094A JPH06510095A JP H06510095 A JPH06510095 A JP H06510095A JP 6501920 A JP6501920 A JP 6501920A JP 50192094 A JP50192094 A JP 50192094A JP H06510095 A JPH06510095 A JP H06510095A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規に紡糸すべき糸を既存の糸端に自動継ぎするための方法及び装置 この発明は請求の範囲l及び1Gの前提部分に記載したような、新規に紡糸すべ き糸を既存の糸端に自動継ぎするだめの方法及び装置に関するものである。
紡糸位置、特に空気作動の紡糸ユニットを備えた紡出位置での糸の破断を解消す るために、結び合わせ(tying)もしくは撚り継ぎ(spl ice)方法 が公知である。いずれの方法でも糸の結合部はその方法によって決められる一定 の長さを持っている。しかしながら、その欠点として保合部位がそこに関わる糸 の2倍以上の糸重量となることがある。加えて、同方法の実施のために特別の装 置が必要となる。即ち、この装置は静止された糸端、即ち古い糸端と新しく紡糸 された糸端とを結合することができる。しかしながら、紡糸位置では糸継ぎ工程 中に紡出作動を継続するため、糸を受け取ると共に相当長さの糸を紡出速度に応 じて供給するための糸貯蔵装置を設ける必要がある。糸貯蔵手段を空にするため 糸継ぎプロセスの実行時間が延長さね、多数の紡糸位置が長手方向に位置される 紡機等で効率を悪化させる。
このような不利益を回避するための方法としてDB−A 37 06 728が 提案されており、この特許では糸継ぎは粗糸を継ぐことによって行なわれる。空 気式加撚部材と作動するのに特に適した紡糸ユニットにおいては、糸端は入口側 から、不動の加撚部材を介して、出口側のかつ紡糸ユニットの前方に位置するド ラフト機構の側のグリッパに導かれる。ドラフト機構において把持される粗糸の 解放後に糸端はボビンの駆動によって引き出され、その後糸引き取りのための加 圧ローラは係合され、糸端はドラフト機構の出口ローラ対の把持ラインに導入さ れる。空気式加撚部材のスイッチオン後に連続糸は粗糸を継ぐことによって引き 出される。
しかしながら、この方法において個々の機能の差は糸の継がれた部位の品質及び 外観にかなりの差異を惹起せしめる。これは紡機に沿った幾つかの紡糸位置で又 は紡糸位置においてボビン径が成長する際に加速挙動が変化することによっても 観測することができるものである。
この発明の目的は紡糸位置での糸破断を防止し、かつ糸継ぎは糸重さ及び糸強度 中におこる差を乱すことなく既存の糸端に対して自動的に行なわれることにある 。これらの要求は各紡出速度、繊維材料及び繊維の太さに対して満たされるべき ものである。
このことにより、糸継ぎ部位が最小でかつ良好な継ぎ状態の最適なパッケージ及 びボビンを製織や編成等の後続処理に対して供給することを可能とする。
請求の範囲l及びl6の特徴はこの目的を達成するものである。
以下の結論はこの発明の最適配置に決定的なものである。
糸の部分片が糸パツケージもしくはボビンから引き出され、糸引き取りローラ及 びドラフト機構の出口ローラのニップラインに固定される。この糸の固定片は作 動状態にある紡糸ユニットの回転モーメントを受ける。
空気式加撚部材を有した紡糸ユニット等では糸の部分片は前記中間領域で飽和に 達するまで回転数の変化を受け、即ち、糸の部分片に作用する回転モーメント、 ニップラインに作用する駆動回転モーメント及び反モーメントは或る時間の経過 後にその最大値に達する。
この点に関連して観察が糸質が僅かのみ変化するようになされる。
糸の部分片の糸端かドラフト機構の出口ローラ対の固定ニップラインを出る時刻 において、ドラフトされた繊維束、例えば、ドラフト機構からの繊維流がニップ ラインから出てくる糸端の直近に運ばれ、繊維流中での新規な反モーメントが、 この反モーメントから自由とされた紡糸繊維端に基づいて、発生される。このこ とは紡出三角形の形成に至らしめ、その結果連続糸が途切れることなく糸引き出 し部によって引き出される。このプロセスは完全作動速度においても実施される 。今日、紡糸位置において、ステーブル繊維の速度を5メ一タ/秒までとするこ とは公知である。この事実はプロセスの諸段階及びその一時的な配置を実施せし めるのに高い精度要求を課する。牽伸されるスライバの質量の変動はドラフト機 構の再始動時に第1段階として発生する。この理由でドラフト装置は相当早めに 始動され、ドラフト装置の出口で、糸端がニップラインから出て行くときに、繊 維が集められ、正規の量の繊維流が得られるようにされる。繊維の採集は吸引に よって行なわれる。このようにして、繊維は常時引き出され、繊維流の後段階で の切り替えの準備がされ、紡糸条件に応じて紡糸ユニットの有効領域に到達せし められる。
吸引は次のように行なわれるのが好ましい。即ち、吸引される繊維の通路が紡糸 ユニットの開口もしくは出口側での紡糸ノズルの付近まで伸びるようにされる。
このようにして、後の時点での紡出通路への繊維の方向変化のための時間が可能 な限りにおいて短く維持される。加えて、この通路は、後の時点でフリーとされ る糸端の繊維にとってはその継き動作を志向した位置でもある。
この発明の利点は、制御が、時間に対する相互の精密適合を行なうべき、継ぎ工 程にとって臨界的な3つの段階に減少されるということにある。
この発明の方法の主たる利点は次のものである。
この方法は紡機の全速度範囲で有効なものである。
この方法は綿でも、その混合物でも、純粋な化学繊維でも実施可能である。
この方法は紡機における全ての太さの紡出可能糸で糸破断を解消することができ る。
この発明の方法によって生み出される継がれた糸の処理能力はその糸のそれより 通常高く、即ち、継がれた糸の部分の破断抵抗はその糸の85%から110%で あり、伸びはその糸の伸びより平均で1%から3%大きい。
この方法は作動信頼性が高い。経験によれば、試行された継ぎ動作の失敗は糸端 の準備等の準備段階での誤動作によってその殆どが惹起されるものである。成功 率は98%から100%である。この発明の方法では撚り継ぎ(splicin g)工程等で糸端での糸構造の開放といった公知の問題は起こらない。
この方法は作動速度で、換言すれば、動的過程で実施することができる。従って 、極端な長い糸停止手段といった特別の配置は必要とされない。
この方法はただ一つの定義可能変数としての作動速度のみに依存する。この変数 はセンサによって計測され、個々のプロセス段階の信号始点のための演算アルゴ リズムにおいて統合され、どのような速度変化に対しても自動適合させることが できる。
糸継ぎは3つといった少ない設定値によって影響されるようにできる。これらの 3つの設定オプション間に所定の依存性の存在が予測されることから、二つもし くは一つの設定値だけを取り扱うことになろう。
継がれた糸の部分に沿っての重さの変化は糸目体の偏差に類似してこよう。継が れた糸の部分が重なるように形成されていない場合は重量変動か平均ステーブル 長の2倍に等しい長さにわたって60%より良好であるということが原則である 。
以上述べた以外の利点は以下の図面を参照にしたこの発明のより詳細な記載から 明かとなろう。ここに:第1図は自動作動装置を具備した空気ジェット紡績機械 の概略的断面図であり: 第2図は紡糸ノズルに対する吸引チューブの部分的な配置を示しており; 第3図は吸引チューブのデポジット位置を紡糸通路に関してかつ吸引された繊維 の進路に対して概略的に表しており;第4aから4f図は糸継ぎプロセスの個々 の段階を示しており:第5図は糸の過剰長さ部を形成するための円錐状供給セク ションを備えたドラフト機構の昇降可能ローラを示しており;第6図は糸継ぎプ ロセスのための決定的なセット値を有したシーケンシャル時間ダイヤグラムを示 しており;第7図は、各種の設定のプロセスパラメータを使用したこの発明の糸 継ぎ領域における質量曲線のダイヤグラムを示すものである。
第1図は長手方向に配置される繊維機械の紡糸位置の断面及び同繊維機械の前方 に位置される自動作動装置2を概略的に示している。
紡糸位置lは通常方式て配置される。即ち、紡出は下から上に向けて行なわれ、 スライバ収納手段もしくはケンス3、エプロン式ドラフト装置4、空気ジェット 紡糸ユニット5、一対の引き出しローラ6.6′及び巻取ユニット7とを具備す る。空気ジェット紡糸ユニット5はインジェクタノズル(詳細は図示しない)と 、このインジェクタノズルに継続する加熱ジェットとを具備する。しかしながら 、紡糸ユニットはスライバ14の吸引機能と仮撚加熱機能とを同時に達成する単 一のノズルとして構成することも可能である。停止運動及び品質センサ8が一対 の引き取りローラ6.6′と巻取ユニット7との間に設けられる。エプロンドラ フト機構4は一対の出口ローラ9.9′と、一対のエプロンローラ10.10’  と、それぞれに割り当てられるエプロン11.11′ と、一対の出口ローラ 12.12’ とからなる。クランピングエレメント13はドラフト機構4の一 対の入口口−ラ9.9′の前方に設けられる。このクランピングエレメントは流 入スライバ14を、必要な場合に、上側入口ローラ9に対してクランプする機能 を達成するものである。このクランピングエレメント13はL型のアーム15を 具備しており、このアーム15はくさび状の短い端部16を有しており、この端 部16は機械フレーム(概略的にのみ図示する)に支持エレメント17を介して 回転可能に連結される。クランピングエレメント13は、更に、ウェッジ型の短 い端部16を具備した一種のくちばしくbeak)を形成する三角形状の相手型 部材18を有する。この三角形状の相手型部材18はウェッジ型の短い端部16 とL型のアーム15とを有した一枚ものの部材として構成される。L型のアーム 15の長い側の端部に先端に設けられた空気圧シリンダによって、スライバ14 は入口ローラ9に対してクランプされ、これにより入口ローラは、剛直に配置さ れた入口ローラ9′によって同時に持ち上げられる。ドラフト機構の他のローラ 10′及び12′も剛直配置され、図では左側に見えている上側ローラ10及び 12は、下側ローラ10=及び12−に対してドラフト装置アーム(図示しない )に弾性的に保持される。巻取位置7は、機械フレームに対して回転可能に連結 されたレバーアーム20と、巻取ローラ21とから構成される。この巻取ローラ 21は、通常は、レバーアーム20上に設けられるパッケージ若しくはボビン2 2に密接に位置している。機械の側部上に設けられるタペット若しくはボビン停 止部材23により、ボビン22は上昇若しくは停止される。紡出された糸がドラ フト装置4からワインダユニットまで延びる領域は紡糸通路Sと呼ばれると共に 、紡糸ユニット5の領域における紡糸方向を規定する。
自動作動装fi2は、紡糸位置において個々に作用することができる多数の異な った作動エレメントを有する。以下の作動エレメントか頂部から底部にかけて設 けられている。即ち、昇降アーム24は長手方向及び/若しくは回転移動可能で あり、レバーアーム20の昇降を行うことができる。キャリア25は長手方向及 び/若しくは回転移動可能でありバックツイストローラ26をして巻取パッケー ジ若しくはボビン22と係合せしめる。アーム27は糸貯蔵手段28を紡糸プロ セス中の所望の位置まで移動せしめる。アーム29は回転移動可能で、このアー ム29上に吸引ノズル30が設けられる。昇降アーム31は長手方向及び/若し くは回転移動可能であり、ばね付勢の枢着レバー31上に回転可能な可動加圧ロ ーラ6をして剛直に配置された引取りローラ6−から昇降せしめる。長手方向及 び回転可能アーム33上に収縮エレメント34が配置される。更に、三次元移動 可能アーム35上に吸引チューブ36が配置され、この吸引チューブ36は収縮 された糸37の一部をその糸端37′で受け取るものである。アーム24.25 .27゜29、31.33及び35は、その各々が、アクチュエータ部材38. 39.40゜4+、 42.43及び44によって変位可能及び/若しくは回転 移動可能である。前記作動部材は自動制御装置に制御回線を介して結線される。
自動作動装置2はローラ46上を繊維機械の全体にわたって可動となっている。
加えて、位置センサ47が自動装置2上に設けられ、紡糸位置lに設けられる反 射器48と協働するようになっている。自動作動装置2の位置決めはεP−A− 0301252等から公知の機械的手段によって公知のように行うことも可能で ある。
ローラ9′及び6′は各々がインパルストランスミッタ等のタコメータ49.5 0に接続される。タコメータ49.50は制御線を介して機械に設置される制御 装置52の回路51に接続される。自動作動装置に設けられる制御装置45は信 号線53を介して機械の制御装置52に接続される。この信号線はフレキシブル なラインとするが、又は送信器/受信器(図示しない)によって無接触型として 構成することができる。紡糸位1liI■及び制御装置2の詳細はEP−A−0 417662から得ることができる。
第2図は吸引デユープ60の一部を紡糸ノズル61に対する局部的な位置関係に おいて示すものである。この紡糸ノズル61はこの場合は第1図の紡糸ユニット 5の空気ジェットノズルである。二つ(右と左)の空気ジェット紡糸ユニットを 有した二重紡糸位置に対称配置された場合には、それぞれの吸引チューブ6oは 、紡機において前方から見て(第1図の矢印A)紡糸ノズル61の右側若しくは 左側に配置される。第2a図は“左側”空気ジェット紡糸ユニット5における吸 引チューブ60の配置を示す。DINの標準的な表示によれば、第2b図は側面 図であり、第2c図は第2a図の水平投影図である。吸引チューブ60の開口6 2は円錐状かつ平坦化して配置され、その断面は引き続くシリンダ状のチューブ の断面より小さくされている。第2a図は紡糸ノズル61の中心線63及び吸引 チューブ60の中心線64が直接的には交差しないこと、即ち、これらの中心線 が相互に5から10 mmの距離Xで位置していることを示している。このよう にして、開口62ての紡糸ノズル61の中心線63に対する糸導入点の距離は小 さな値、好ましくは、6 mmより短い値に保持される。更に、第2b図は吸引 チューブ60は少なくともその初期領域では紡糸通路Sに対して鋭角αをもって 位置している。この角度は40°から60°の範囲にあり、この例では50°で ある。開口62は、中心線63に対して垂直に見たとき、紡糸ノズル6Iの中心 線63に対して0から5 mmの距離yにある。開口62及び紡糸ノズル61の 下側縁部とは±1 mmの範囲の距離Zにある。距離y及びZは紡糸ノズル61 に対して一定であり、出口ローラ対12. 12− (第1図)に対し紡糸ユニ ット若しくは紡糸ノズル61の幾何学的配置に適合していなければならず、かつ 繊維の流れの形態でドラフト機構4から出てくる牽伸スライバを可能な最速の変 位を行わしてめるため使用することができる。
吸引チューブ60の吸引開口(開口62)はドラフト機構4の出口ローラ対12 .12−のニップライン65(第3図)から可能な限りにおいて離間位置するよ うにし、これによりニップライン65(第3図)と開口62との間の自由繊維長 か長くなる。他方では、紡出ノズル61の入口開口の平面の背後に位置すべきて はない。好ましくは、開口62は紡出ノズルの入口開口と同一平面に位置される 。
吸引チューブは紡機に沿って可動なキャリッジ若しくは自動作動装置′f2によ って可動とすることができる。他方では、吸引チューブは紡機lに直接的に組み 込むことができ、この構成は入口開口に対する正確な位置決めを行うことができ る利点がある。又は、別体のダクトとして空気ジェット紡糸ユニッl−5内に組 み込むようにすることさえ可能である。
第3図は出口ローラ対12.12−のニップライン65を出て、紡糸ノズル61 に向かって移動する糸37の部分と、糸継プロセスの間に吸引チューブ60によ って吸引されるスライバ14とを示している。この図は、また、糸37の部分を ドラフト機構4の出口ローラ対12.12″のニップライン65に挿入する間に 到達する吸引チューブ36の端部位置を示している。
第2図に示された繊維吸引装置及び第3図に示されたデポジット位置の別の利点 は自動糸継の間に、トラフト機構4の規定された紡出パラメータを考慮する必要 がなく、かつこの発明の方法の性能が紡機の色々な紡糸位置間の差によって影響 を受けないことになる。
第4aから4f図は糸継プロセスにおける各種の段階を示している。
符号65はドラフト機構4の出口ローラ対12.12′のニップラインを示し、 ライン66は糸引取ローラ対6.6′のニップラインを示し、ライン67は空気 ジェット紡糸ユニット5の加熱エレメントの中心を示している。加えて、吸引チ ューブ60は斜視図にて示され、更に、繊維の流れ若しくは背後のスライバ14 、糸37の部分及びその糸端部37′並びに紡糸方向Sが示される。第4a図は 糸37の部分が長さ過剰な状態でニップライン65及び66において固定された ところ、即ち、紡糸ノズルの起動の前の状態を示している。第4b図は糸の部分 (partialpiece of the yarn) 37がニップライン 65及び66間で把持されながら回転されたところ、即ぢ、紡糸ノズルの起動の 後の状態を示している。第4C図は糸端37′がニップライン65から投げ出さ れたところを示す。第4d図は糸端37′が吸引された繊維I4における新らし い相手方部分と出会うかを示している。第4e図は吸引された繊維が吸引作動の 停止により変位することろを示している。最後に、第4f図は紡糸プロセスへの 復帰を示しており、仮撚紡績における特質的な糸のらせん状態が示されている。
第5a図及び第5b図はドラフト機構4の出口ローラ対12.12−と空気ジェ ット紡糸ユニット5とを示している。第5a図は側面図であり、第5b図は方向 F(第5a図)における上面図である。第5b図に明瞭に示すように、円錐状の 延長部68はばね保持出力ローラ12の自由端上の軸にねし止めされている。こ れは前記円錐状の延長部68が出力ローラ12の軸70に関して固定であること を意味する。出力ローラ12は円錐状に配置された供給手段69を有し、この供 給手段69は出力ローラ12と一体部として作られている。糸37の部分はデポ ジットを行う間に吸引チューブ36と紡糸ノズルユニット5との間で、破線にて 示される一種のループを形成する。デポジットプロセスの間に、糸の部分37は 、先ず、円錐状に形成された供給手段69上の円錐状延長部上を移動し、供給ポ イント71における出口ローラ12及び12−のニップラインに移動する。
第6図はプロセス零点POと、糸端37′が出口ローラ対12及び12′のニッ プライン65からでてくる時間GOとの間の方法のための種々の制御信号を示し ている。制御信号80は“繊維吸引のスイッチオフ″を表している。プロセス零 点POから繊維吸引のスイッチオフまでの期間はS21によって示される。スイ ッチオン時間は牽伸されたスライバ14がトラフ1〜機構から再び出現する僅か 前に位置している。FA+は繊維吸引のスイッチオフのための機能距離を示して いる。符号81は“紡糸ノズルのスイッチオン”の制御信号を示している。この 信号のための開始時間はプロセス零点POまでの距離SZ、にて提供される。F A、は紡糸ノズルが完全にスイッチオンされ、その作動機能を達成する機能距離 を表している。参照符号82は“糸の部分37のデポジットを行う“ための制御 信号を示している。信号開始時間はプロセス零点POからの時間距離SZ、及び 時間GOまでの機能距離FA、として提供される。参照符号83は“ボビン落下 ”のための制御信号を表し、この信号の開始時間はプロセス零点POに対して負 の時間距離SZ4を有している。最後に、参照符号84は“加圧ローラ係合”の ための制御信号を示している(第1図参照)。ばね荷重された加圧ローラ6(第 1図)の係合の再現性、換言すれば、準備された糸の部分37の引取りは3ミリ 秒、好ましくは、l’lJ秒より短い。これが、信号84がプロセス零点POの ため決定的になる理由である。GZは糸走行時間、即ち、糸の部分37において 、糸端37′がドラフト機構4、換言すれば、出口ローラ対12及び12”のニ ップライン65から出てゆくまでに必要となる時間を示す。
実際の糸継ぎプロセスは以下第1図から第6図によってより詳細に説明する。
糸の破断が起こると、供給スライバ14はクランプ部材13によって入口ローラ 9に対してクランプされ、ドラフト機構内に依然位置している部分は引きちぎら れ、ドラフト機構4の背後の吸引手段(図示しない)によって吸引される。ボビ ン22はボビン停止エレメント23によって巻取ローラ21から持ち上げられる 。ボビン22上の糸端37′は吸引ノズル30によってたぐられ、持ち上げられ た引取ローラ6と不動の回転引取ローラ6′との間の補助エレメントによる案内 を受け、収縮エレメント34に通され、かつ糸ループが糸収容部材28内に形成 される。収縮部材34は空気ジェット紡糸ユニット5にドツキングされ、糸端3 7′は紡糸ユニット5によってBP−A−0433832号の説明のように後方 に向は案内される。後方に案内された糸端37′は吸引チューブ36によって把 持される。この動作に継続して、収縮エレメントは除去され、吸引チューブ36 内に位置された糸37の部分は糸パツケージの回転によって引き出すことによっ て更に吸い込まれ、その結果、空気ジェット紡糸ユニット5を介しての空気圧力 による引き出しによって惹起された系中の欠陥部位はすべてプロセスに使用され る糸の部分の外側に来ることになる。その後に吸引チコーブ36は出力ローラ1 2.12=を過ぎて、ドラフト機構4の側方にある静止位置に来て、その後の時 点で糸の部分37はドラフト機構4の出口ローラ対12及び12′のニップライ ン65に通される。この運動の間に円錐状の延長部68が回避される。糸の部分 37は予め規定された長さ、所謂始動長さ、に切除を受け、同時に新た出現され た糸端37′に糸継プロセスのための準備が施される。これは回転研磨ディスク 等の別の手段により構成される。このとき回転研磨ディスクの回転可能カバー( 詳細には図示しない)が外される。分離後の糸端の準備、即ち、糸の部分37を 成る長さとするために、新たに現れた糸端37′の準備は継ぎ動作において繊維 のマスが最適の経路(コース)をとるように、行われるものである。
クランプエレメント13によるクランプ作動は再度解除され、その結果スライバ 14はドラフト機構4に再び通される。出力ローラ対12゜12′と空気ジェッ ト紡糸ユニット5との間に位置する吸引チューブ60(第2,3及び4図)は引 き出されたスライノク14の吸引を行う。
クロス巻きボビンの外径に影響されて(もし必要なら)、ボビンはワインダロー ラ21上に位置され、プロセス零点POに時間に依存して、ボビンは巻取速度ま で加速を受ける。注意すべきこととして、ボ(ン22の回転運動は引取ローラ6 .6′による糸供給の開始時最も早く開始する。この時点て引取ローラ6.6′ は予め定められた順序で再度相互に向き合う方向に移動され、かつ準備された糸 の部分37と出口ローラ12.12−の間に導入され、かつ空気ジエツトユニ・ ノド5に圧縮空気が供給され、吸引チューブ60内での吸引はスイ・ソチオフさ れる(第6図と比較せよ)。
以上の部分的な作動順序の説明は現実に行われる糸継プロセスの大略を明らかに している。この目的で、以下の結論は可能な最善の結果を得るために使用するこ とができる説明となっている。
−第2図の説明に関連して既に述べたように、スライノ<14の通常の牽伸条件 も、紡出パラメータからの独立した条件(ドラフト機構のセツティング等)も、 吸引チューブ60と空気ジエ・ノド紡糸ユニ・ノドの空気ジェット入口間の繊維 の変位の助けによって、ドラフト機構4を速めに始動させることによって、達成 され、その結果、紡糸速度は時間遅れSZ、、 SZ2. SZ、(第6図)を 計算するために考慮するへきただ一つの変数となる。
一プロセスをして紡糸位置の全範囲で使用せしめ、かつ紡糸速度のみに依存せし めるために、糸の部分37は空気ジエ・ノド紡糸ユニツト5の開口に対して一定 の長さに切断される。この“始動長さ”は吸引チューブ60の助けによって、最 大紡糸速度、作動部材3B、 42゜44の個々の作動時間、空気ジェット紡糸 ユニ・ノド5及びプロセスに含まれる繊維のゆがみによって規定される。
−作動時間とは個々の機能を達成する時間のことであり、この機能の開始手段は 異なった挙動防止のため可動自動作動装置2内に設けるのが好ましい。この作動 時間は一度計測を受け、遅れ時間SZ、。
SZ、、 SZ、 (第6図参照)の計算のために一定に留まるノくラメータで ある。このパラメータは、引取ローラ6.6′による糸引取の開始、ドラフト機 構4の出力ローラ対12.12−の二・ノブライン65への糸の部分37の挿入 (換言すれば、デボジツテイング)、空気ジエ・ット紡糸ユニットの走行、並び に吸引チューブ60内での繊維の吸引のスイッチオフ、といった機能に関するも のである。
−これらのパラメータ、即ち一定の始動長さ及び変数としての紡糸速度、の助け により、夫々の信号開始点、即ち、プロセス零点POからの時間遅れSZl、  SZ2. SZ、を定め、紡糸位置及び関連するプロセスステップを制御するこ とが制御装置の独立したコンピュータユニットの目的である。糸継ぎを繰り返し ても必要な品質を得るためには作動時間に関して3 m5ecより良好な実行精 度が要求される。
このように定義された時間遅れSZI、 SZ2. SZ2は指示ノ(ラメータ としてデータ伝達路を介して機械側上の制御装置52(第1図)に伝達される。
このデータ伝達路はデータライン(可撓性の遮蔽ケーブル)によって構成するこ とができる。機械側の制御装置はサイクル時間が3 m5ecより短い所謂メモ リプログラム可能な制御ユニツトである。引取りローラ6′の速度はインパルス 伝達器50を通して決定される。次いて、インパルス伝達器50のインノ々ルス は制御装置52の回路51でカウントされ、このカウントから現在の紡出速度が 規定され−以下により詳細に説明するが、現在の紡出速度の信号開始時間に適合 させる代わりに、想像できようが、紡出速度に応じて始動長さそのものを変更す ることが可能である。この場合に、注意するべきは、個々の機能にとって速い固 定した時間においては、全速度範囲にわたっての糸継ぎの品質における差異が相 当に大きくなることである。加えて、このような実現手法は費用がより嵩むもの であり、作動の信頼性としては低くなる。
一系の部分上での空気ジェット紡糸ユニッ1へ5の撚り発生モーメントをして効 果あらしめるためには、撚りをして、先ず、二つのニップライン65.66 ( 第4図ンによって固定しなければならない。旋回可能に保持された加圧ローラ6 を引き取る糸りに位置させることによって、速い時点で挿入された糸の部分37 はニップライン66に固定され、最短の、再現可能な時間内で、アイドル位置か ら紡糸速度まで上昇される。このことは加圧ローラ6及び関連する旋回レバー3 2の慣性の質量モーメントが小さいことによって確保される。これか、前記機能 の始動時間がプロセス零点POとしてあてはまる理由である。待機する吸引チュ ーブ36の連続的な吸引効果によって糸の引取りに先立って糸の部分は緊張維持 される。
−前記した精密な糸の運動を次の機能の信号始動時間の零点として使用するのを 可能とするため、重要なのことは上記のように糸パッケージ若しくはボビン22 が巻取ユニットに対する糸の引取りの時に可及的に早く回転されることである。
ボビンは巻取ローラ若しくは図示しない外部駆動源(バックツイストローラ26 に特別に設けた装置等)によって加速することができる。ボビン22がそのセッ ト速度に到達するまでに、ボビンと引き出される糸との間で糸はその長さか過剰 となる。この長さか過剰な糸はその張力か最小要求張力を具備していなければな らず、適性の巻き取りが確保され、スナール(snarl)の形成を防止するこ とができる。これは、所定の輪郭を有した収納手段28によって達成される。即 ち、収納手段28は吸引源を有していると共に、紡機側に設けても、自動装置に 設けてもよい。
自動装置に設けた場合には、糸認識電子手段は、収容された糸ループがバランス したとき、即ち、糸が収容手段28から出てきたとき、同収容手の入口縁部て認 識を行い、糸収容手段28を自動作動装置2のアイドル位置に復帰せしめる手段 の起動を行う。
−紡糸速度に応じて走行時間GZは始動長さに留まり、この始動時間内で最後の プロセスは実施すべきである。糸の部分37がドラフト機構4の出力ローラ対1 .2.12−のニップライン65に遅れて導入若しくはデポジットされても、糸 端37′がニップライン65を離れ、糸の部分37をして空気ジェットノズル5 により回転せしめるに至るに丁度充分な時間がある。このようにして、糸の部分 37の極く僅かの部分のみが空気加熱によって第2の応力を受け、かくして、糸 の部分37の品質が維持される。時間遅れSZ、にて開始されるこのプロセスス テップ(“糸のデポジット”82)において、準備位置において側方に位置した 吸引チューブ36はニップライン65の前方に位置され、糸端37′はニップラ イン65を離れつつこの時点では依然として吸引されている繊維の略中心に来る (第3.4a、、 4b図比較)。吸引チューブ36のデポジット位置は牽伸さ れるスライバ14に対する糸継ぎの品質を決定要因とすることは理解されよう。
吸引チューブ36のこのデポジット位置はドラフト機構4の出力ローラ対12. 12′のニップライン65の全長にわたって形成することができる。最善の結果 は糸端37′を出の側の牽伸スライバ14の幅の略中心1/3にデポジッ1〜し たとき得られた。この領域を超過して、例えば、吸引チューブ60に近い牽伸ス ライバ14の最後の1/3においてデポジットした場合、継かれた部分は明らか に大きくなり、品質的に不十分となる。吸引チューブ36の位置の横方向の変位 は高速にて行うべきであり、その結果、供給点71ての糸の部分37のニップラ イン65(第5図)との接触により三角形が形成され、次の瞬間にこの三角形は ニップライン65を介して二つのニップライン65及び66の間の過剰長さの糸 の領域に到達する。ニップラインにおいて作用及び時間について糸の部分37の 把持の精度を決める為に、ドラフト機構4のばね保持された出力ローラ12に糸 の部分37(第5図)に向かった側に平坦円錐部分を設けることが有利である。
同時に、糸引取り部とワインダニニット7との間に配置されたストップモーショ ン及び糸質センサ8が起動され、糸継ぎ部位も監視を受け、うまくゆかなかった 糸継ぎ部位の検出が行われる。
一固定された牽伸糸は固定点間の加熱運動に対して如何なる反応も示さないから 、加熱領域は前記した糸の三角形の助けにより過剰長さの糸の突然として提供さ れ、その結果、その直後に糸の部分37は、スイッチオンされていた空気ジェッ ト紡糸ユニット5の加熱モーメントの起動に伴って、可能な最短の時間内に、ニ ップライン65及び66間の糸スパイラルとして回転する。このプロセスステッ プ(“紡糸ノズル81のスイッチオン”)は時間遅延SZ、にて導入される。ニ ップライン65及び66間で緊張される糸の部分37の過剰長は加圧ローラ12 の円錐部により、即ち、ニップライン65に沿った供給点71の変位によって影 響させることができる。挿入された過剰長は紡糸プロセス中の過剰長目体と略々 等価とするべきである。時間的に正しいセツティングでは、糸端37′は、糸の 部分37が回転するに従って、ニップライン65から離れるようにしなければな らない。かくして、走行時間GZが達成される。このようにして、糸の部分37 は固定点を失い、かくして失われた反モーメントにより、吸引繊維流14の領域 内に、糸端37′は放出される。糸端37′が繊維流に捕捉されることにより、 新たな反モーメントが発生し、紡績三角形がその形成を開始する。最初の段階で は、吸引された繊維の一部のみがそれにかかわる(第40及び4d図参照)。
−系継ぎ部位において、過剰な過大に太くなるのを防止するため、糸端37′が 既にニップライン65を離れた時点で繊維の吸引は停止される。作動距離FA、 (第6図)は平均ステープル長さに等価である。
かくして、吸引チューブ60がら空気ジェット紡糸ユニット5のノズル入口まで の牽伸繊維流14の変位は時間遅れSZ+を伴って導入され、繊維が紡糸進路S で旋回されるのは糸端37゛が平均ステープル長に等価なニップライン65まで の距離を得たときのみである。この時点のみにおいて、紡出三角形が最終的に出 現されるにいたる。従って、現実の継ぎプロセスは糸端37゛と、出力ローラ対 12.12−と空気ジェット紡糸ユニット5の吸引ノズルとの間で形成される紡 出三角形領域における繊維流14としての牽伸スライバとの間で惹起される。
上述の方法により継がれた部分の一定な長さを実現することができ、かつ現実の 継がれた部分の変動は通常の糸の太さの50パーセントよた小さい。糸継ぎ部分 の品質は通常に紡出された糸の均質性、毛羽、及び強力と遜色のないものである 。
起源及び材料の異なった繊維及び繊維複合物並びに異なった太さの糸は強力、弾 性、曲げ剛性及び摺動挙動について異なった特性を示すことから、この発明の方 法による糸継ぎ部の品質に対する影響の可能性は極度に単純化されたものである 。即ち、この目的で、信号始動時間の演算アルゴリズムに対して成る項が挿入さ れるが、この項は個々のプロセスステップが糸端37′に対して全作動を得ると きの距離より成る。これらは、機能距離FA1. FA2及びFA、である。
第6図のプロセスステップに関して: −二ツブライン65(信号82)において糸の部分37のデボフッ1−;−空気 ジエツト紡糸ユニット(信号81)のスイッチオン;−繊維吸引のスイッチオフ (信号80):これが意味するのはニ ー早めの又は遅れたデポジットを行うことにより糸の部分37の固定は早めに若 しくは遅れて行われ、後続するプロセスステップのための時間が長く若しくは短 くなり。
−気ジエツト紡糸ユニット5として構成された空気式の撚り発生部材を早めに若 しくは遅れてスイッチオフすることにより、糸の部分37の回転は、太さ及び糸 構造として与えられる糸パツケージの夫々の重さ条件に応じて、影響させること ができ、かつ;−繊維吸引を早めに若しくは遅れてスイッチオフすることにより 、糸端37若しくは糸継ぎ部の位置で繊維マスの移動経路(コース)を制御する ことが可能となる。かくして、オーバラッピング若しくは近接糸継ぎが可能であ る。先に述べた3段階は予め定めた時間枠内で実施する必要かあり、この時間枠 は予め定めた引取速度及び糸長さで引取りを起動する時開始する。これは糸継ぎ のためのラフな時間枠を生ずる。即ち、糸端との接続は、この糸端が有効な糸継 ぎがもはやできなくなるまで引き取られる以前に達成すべきであるからである。
この時間枠内で実施さるへき3段階は次のものである(ここに述へる順序は重要 てはない)。
1、 糸の部分のデボジッテイング、即ち、糸が繊維流に対する所定位置とする 送出ローラに対する軸方向における糸の部分の制御された動き。この位置は継が れた部位の領域における繊維マスの経路(コース)のために重要である。この位 置が得られる時間も、糸の部分が受ける応力の関して、また重要である。この応 力を所定限界内に維持するために、所定の位置に達するまでのデボジッティング 運動の経過時間及び他のプロセスステップが実施されるまでのこの位置における 休止時間は可及的に短く維持するべきである。送出ローラは糸の部分にクランプ 効果を加え、その結果糸はこのようにして“拘束“され、ニップ点で撚り止めが 形成され、紡糸ノズルは仮撚りを惹起する。
2 吸引源から紡糸ノズルまでの繊維流の再ルーティング。この段階は継ぎ位置 (継ぎ部)における繊維のマス分布、特に、糸太さく番手)との比較で、継ぎ部 分の最大厚み、を規定する。
3、 紡糸ノズルでの撚りの発生。このステップは継ぎ部分の強度を規定する。
これらの3段階は、所期の結果を得るために、相互の間で正確に時間関係を設定 する必要がある。この効果自体は成る限界内で選定可能である。通常は、“通常 ”の糸番手から最小変位で最大強力の継ぎ部が望ましい。しかしながら、多くの 場合は、結果は非最適なものでの需要可能である。
こらの3段階及び紡出速度の意味を第6図によって再度説明する。
紡出速度は収納装置136における予め規定された糸長さで“時間枠”GZを生 じせしめる。紡出速度は牽伸が紡機の引取ローラによる開始から実施されること からここでは重要性がある。原理的には継ぎのためにこの目的の達成のため特に 設けられた引取ユニットを使用することが可能となろう。紡出の開始(継ぎ)が 起こった後に、糸はこの引取ユニットにより紡機の引取り部に供給しなければな らず、これは移行の過程において引取り速度の適合を要求することになろう。上 述の実施例が好適である。
時間枠GZ(糸走行時間)の計測はプロセス制御零点POからではな(、零点か ら短い距離の時点から行われる。この短い間隔の中で、加圧ローラは駆動ローラ と接触状態とし、紡糸速度まで加速される。
この時間枠に関して重要なことは糸継ぎするに際しての糸端の位置の定義である 。第6図に従った制御のために、糸端がドラフト機構を離れる時間GOが基準と して使用された。このことは本発明にとって要点ではない。しかしながら、これ は、最適結果を得るため等の重要な時間関係の説明を容易とするものである。
作用距1FAI、 pAt及びFAaは基準時間Goに関して重要なものである 。作用距離FAsの間に送出シリンダに関する軸線方向におけるデボジッティン グ運動か完了され、糸はフルの送出速度でドラフト機構から出てゆ(。作用距離 PA2の間に紡糸ノズルは加熱効果を惹起する際のフル作動性能を達成する。作 用距離FA、の経過までに、吸引ユニット60により発生された吸引効果は失わ れる。この作用効果を維持するためにはこれらに関連するプロセスがプロセス零 点POからのそれぞれの時間距離SZ、、 SZt及びSZ、で起動されること が必要であり、これは制御ユニットで行われる。
DPS 3706728のシステムとの比較新規なプロセスでは繊維流が発生さ れると共に、糸の部分に隣接して案内される。しかしながら、最初は糸とは別に 運ばれる。この実施例ては繊維流、特に牽伸繊維の流れ、の形態は実質的に維持 される。従って、この流れは、通常作動時にドラフト機構から紡糸ノズルに供給 される繊維流に適合される。いずれにしても、所定の形状を有している。継がれ た部分が形成されるべきとき、繊維流は検出され、放出手段の代わりに紡糸ノズ ルに供給される。
DPS 3706728のシステムでは繊維流はドラフト機構の開始時に破壊さ れる。このドイツ特許によるブロアーノズルは、繊維流でなく紡糸通路から(糸 の部分から)個々の繊維を除去する目的を持つ。
吹き出された空気のスイッチオフの間にこの実施例は所定形状の繊維流の変位に かかわりなく、このような流れの再構成を行う。
この発明の方法では糸の部分の撚りもまた発生しつつ、繊維流は依然として送ら れている。これは二つの効果をもたらす。第1に、仮撚加熱紡糸プロセスは、原 理的には、繊維流が糸の部分と共に紡糸ノズルに供給された瞬間から有効である 。糸の製造が繊維流の変位の後のみから始まるときに、正常プロセスの開始及び 完成に至るまでの糸のマントル表面上にルーズな繊維を考慮しなければならない 。第2に、ドラフト機構から出てくる間に、以前に剛直案内された過剰加熱され た糸の部分の端部は、今や、突如として解除され、送出ローラと紡糸ノズルとの 間の狭い空間内で、短時間の間に投げ出される(hurl around)こと である。このごく短い時間の間に、糸端は繊維流から繊維を集め、繊維流をその 全体をして紡糸ノズルに変位せしめるのを助ける。糸の部分は繊維を“自らの背 後”に引っ張る。
DPS 3706728のプロセスでは空気の吹き出しが行われ、繊維が紡糸経 路から取り出される。ここで、繊維の運動方向の強力な偏向が必要となる。この ような効果を達成するため、紡糸ノズルとドラフト機構との間の空間に吸引空気 流を発生することは好ましくなく、これは撚りを生成するため紡糸ノズルのスイ ッチオンする場合はあてはまることである。
さらに、吹き出された空気流が糸端がドラフト機構から出てゆく時点まで継続さ れる場合は、供給された繊維流の繊維を偏倚させるだけでなく、解放された糸端 を糸道から偏倚させる。紡糸ノズルにより発生された系中の撚りの形成がこの時 点だけでなされるとすると、少なくとも短い期間の制御不能な紡出条件を考慮す る必要がある。このシステムでは最適かつ再現可能な結果を得ることはできなこ こに提案された方法では2か所の“吸引フィールド”、即ち、放出システムのた めの吸引フィールドと紡糸ノズルのための吸引フィールド、が形成されかつ同時 に維持される。複数の吸引効果がドラフト機構の送出部で混合される。送出シス テムの吸引は、繊維が紡糸ノズルの吸引フィールドから丁度向げられようとする 方向に強力な吸引効果を発生すべきものである。しかしながら、糸の部分はドラ フト機構及び紡糸ノズルを通して依然として案内される。更に、過剰の撚りに基 づいて、エレメント間に剛直に保持され、このことは糸の部分から繊維流を明瞭 に分離するためには有効である。
放出の吸引効果が紡出通路から繊維を除去するほど強力な場合は、放出の吸引効 果が急速に崩壊され、紡糸ノズルの吸引フィールドによる繊維流の再獲得が確保 される。このことは吸引による紡糸通路からの繊維の偏倚が最小となり、紡糸通 路への復帰の間の偏倚が適切に小さくなるということで好ましいことである。従 って、受容可能なかつ公知技術に対して好ましい結果をシステムを最適設定に調 節しなくても達成することができる。とりわけ、新規方法の制御性は非常に大き な利点となる。そして、良好な再現性への可能性を高めることができる。この利 点を獲得するための厳しい限界(最大値)を課すべく努力する必要はない。
こわらの利点を強調するため、達成可能な効果について第7図を参照して説明す る。このダイヤグラムは糸の“マスカーブ、即ら、時間軸での糸断面における繊 維の重量変化を表す。繊維の重さは垂直軸に表され、時間が水平軸に表されてい る。非破断線よりなる“曲線”は通常に紡糸された糸(=“100%”)の重量 曲線である。
破線FAは紡糸ノズルへの繊維流の早期の旋回により達成される結果を示す。質 量曲線は通常曲線から100パーセント偏倚しており、糸の部分が紡糸ノズルか ら出るまでこのレベルに留まる。破線SAは繊維流を遅れて旋回させたとき得ら れる結果である。質量曲線は通常値から落ちている。この偏倚の下限は糸番手及 び繊維の最終的紡出限界により決まる。正常質量曲線が最終紡出限界付近にすで に位置している場合は、ごくさしよう下向きの偏倚でも新たな糸の破断を起こさ せる。
一点鎖線の曲線GRは通常消費のための良好な結果を示す。質量曲線は短い期間 (略170%は通常許容可能である)だけ上側にずれるが、直ぐに通常レベルに 復帰する。従って、この質量変化の時間及び長さは再現可能である。最適結果を 達成するために、この機能の分布は3ミリ秒より長くてはならない。この3ミリ 秒の長さは、例えば、300メ一トル毎分の送出速度で略15 mmの糸長に等 価である。
既に上に述べたように、糸の部分の強力は紡糸ノズルでの撚りの生成が充分強く 開始されたか否かにかなり依存性がある。糸端がドラフト機構を去るまで待機す るとすると、継がれた部分の領域での回転が比較的少なくなり、この領域での糸 強力は急激に下降することになろう。
◎ ” F i g、6 : 1 □ G7−−−−−−−− Fig、7 □ 1 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.新規に紡出すべき糸を既存の糸端(37′)に対し自動的に継ぐための方法 であって、新規に紡出された糸はドラフト機構(4)にて牽伸されたスライバ( 14)から形成され、かつ紡出された糸の端部(37′)はワインダユニット( 7)の糸バッケージ(22)上において見つけられた後、正確な時間関係を保持 して、糸端(37′)は糸の部分(37)を繰り出すことによって取り出され、 不動の紡糸ユニット(5)によって紡糸方向(S)と反対方向に導かれ、ドラフ ト機構(4)の出力ローラ対(12,12′)のニップラインに横方向にデポジ ットされる方法において、 第1段階ではドラフト機構(4)にニップされたスライバは再度解放されかつ引 き出され、引き出されたスライバは、ドラフト機構(4)と紡糸ユニット(5) との間の繊維の流れとしての糸道(S)から取り出されると同時に、戻された糸 の部分(37)は紡糸ユニット(5)に対して予め規定された長さとされ、ドラ フト機構に対して横方向の準備位置に保持され、 第2段階では、準備された糸の部分(37)は再度引き出されかつ巻き取られる と同時にワインダユニット(4)を作動速度で通過され、第3段階では糸の部分 (37)はドラフト機構の出力ローラ対(12,12′)のニップラインにデポ ジットされ、紡糸ユニット(5)は作動復帰され、糸端(37′)がニップライ ン(65)を去るときに引き出されたスライバ(14)は繊維流としての紡糸道 (S)に単に戻されることを特徴とする方法。 2.引き出されたスライバは、ドラフト機構(4)と紡糸ユニット(5)との間 で吸引により繊維流として紡糸通路(S)から取り出されることを特徴とする請 求の範囲1に記載の方法。 3.引き出されたスライバ(14)は紡糸ユニットの前において紡糸通路(S) に対して鋭角(α)にて繊維流として吸引されることを特徴とする請求の範囲2 に記載の方法。 4.引取部(6,6′)と巻取部(7)との間に形成される過剰な長さの糸の部 分は糸収容手段(28)によって受け取られ、巻取中にリフトされ、糸張力を維 持することを特徴とする請求の範囲1から3に記載の方法。 5.糸の部分(37)は分離位置を越えて戻るように案内され、少なくとも最初 の糸の部分は分離位置にて除去され、かつ糸端(37′)は糸継プロセスのため 準備され、残りの糸の部分(37)は紡糸ユニット(5)のために予め規定した 長さとなることを特徴とする前記請求の範囲のいずれかに記載の方法。 6.紡糸ユニットは空気ジェット紡糸ユニット(5)であり、糸の部分(37) は第2段階において空気ジェット紡糸ユニット後において二つの引取ローラ(6 ,6′)によって、出力ローラ(12,12′)と引取ローラ(6,6′)のニ ップラインによって把持された糸の部分(37)が最初は張力をかけられないよ うに、引き取られることを特徴とする前記請求の範囲のいずれかに記載の方法。 7.デポジッティング吸引チューブ(36)は、糸端(37′)が殆ど吸引チュ ーブ(36)の端部に殆ど到達したとき出力ローラ対(12,12′)のエップ ラインに沿って最終的なデポジッティング位置に単に到達されることを特徴とす る請求の範囲6に記載の方法。 8.空気ジェット紡糸ユニット(5)の作動状態への復帰は作動系回転に糸端( 37′)がドラフト機構(4)を去る僅か前に到達するように行われ、紡出に必 要となる張力が把持された糸の部分(37)内に再び形成されるようにすること を特徴とする請求の範囲7に記載の方法。 9.引き出されたスライバ(14)は、ドラフト機構を去る糸端(37′)が回 転を始めるときは、繊維流としてもはや吸引は行われず、かつスライバ(14) の繊維の部分は、出力ローラ対(12,12′)のニップライン上に紡出三角形 を形成するように依然として吸引が行われることを特徴とする請求の範囲8に記 載の方法。 10.吸引チューブ(35)のデポジッティング位置は引き出されるスライバ( 14)の中心1/3に位置することを特徴とする請求の範囲9に記載の方法。 11.個々の信号(80,81,82,83)の時間距離(SZ1,SZ2,S Z3,SZ4)を決定するためのプロセス零点(PO)は引取ローラ対(6,6 ′)におけるばね付勢加圧ローラ(6)の係合のための制御信号(84)によっ て予め決められており、準備された糸の部分(37)は作動速度で再度引き出さ れることを特徴とする前記請求の範囲のいずれかの方法。 12.繊維の吸引をスイッチオフするための制御信号(80)、紡糸ノズル(5 )をスイッチオンするための制御信号(81)、糸の部分(37)をデポジット するための制御信号(82)、及び引取りローラ対(6,6′)の加圧ローラ( 6)の係合のための信号(84)までの夫々の時間距離(SZ1,SZ2,SZ 3,SZ4)は予め規定された紡糸速度に起因して演算されることを特徴とする 請求の範囲11に記載の方法。 13.引取ローラ(6′)の速度はインパルストランスミッタ(50)により決 定され、かつインパルストランスミッタ(50)のインパルスは紡機に設けられ る制御ユニットにおける回路(51)において計数され、これより現在の紡出速 度が決定されることを特徴とする請求の範囲12に記載の方法。 14.制御信号(80,81,82,83)の時間距離(SZ1,SZ2,SZ 3,SZ4)は自動演算ユニットの助けによって決定され、かつ時間距離(SZ 1,SZ2,SZ3,SZ4)はデータ伝達手段を介して紡機中に設けられる制 御装置(52)に指示パラメータとして伝達されることを特徴とする請求の範囲 11から13のいずれかに記載の方法。 15.糸の部分(37)の引き出し、換言すれば、引取ローラ対(6,6′)に おけるばね付勢加圧ローラ(6)の係合は3ミリ秒、好ましくは1ミリ秒、より 短く再現性をもって行われ、この目的のために必要となる制御信号(84)はプ ロセス零点(PO)を決定することを特徴とする前記請求の範囲のいずれかに記 載の方法。 16.前記の請求の範囲のいずれかの方法を実施するための装置であって、空気 ジェット紡糸ユニット(5)と、エプロンドラフト機構(4)と、空気ジェット 紡糸ユニットとエプロンドラフト機構との間に位置する吸引チューブ(60)と が設けられ、引き出されたスライバ(14)は、空気流の状態として、空気ジェ ット紡糸ユニット(5)の有効領域に吸引のスイッチオフ直後に到達されること を特徴とする装置。 17.吸引チューブ(60)は、その前部において、平坦な拡開オリフィス(6 2)を備えていることを特徴とする請求の範囲16に記載の装置。 18.オリフィス(62)の断面は継続する吸引チューブ(60)の断面より小 さいことを特徴とする請求の範囲17に記載の装置。 19.吸引チューブ(60)は紡糸通路に対して鋭角で少なくとも入口領域に配 置されることを特徴とする請求の範囲16から18のいずれかに記載の装置。 20.前記角度(α)は40°から50°の間、好ましくは約50°であること を特徴とする請求の範囲19に記載の装置。 21.吸引チューブ(60)は空気ジェット紡糸ユニット(5)において付加的 ダクトとして統合されていることを特徴とする請求の範囲16から20のいずれ かに記載の装置。 22.吸引チューブのオリフィス(62)は空気ジェット紡糸ユニット(5)の 紡糸ノズル(61)の入口開口と同一のレベルに位置されることを特徴とする請 求の範囲16から21のいずれかに記載の装置。 23.繊維供給点の距離は開口(62)で紡糸ノズルの中心線(63)に対して 6mmより短いことを特徴とする請求の範囲16から22のいずれかに記載の装 置。 24.ドラフト装置(4)のばね保持出力ローラ(12)はその自由端で円錐上 平坦装置を備えていることを特徴とする請求の範囲16から23のいずれかに記 載の装置。 25.制御プロセスのため紡機に設けられる制御装置(52)はメモリープログ ラム可能制御ユニットであることを特徴とする前記請求の範囲のいずれかに記載 の装置。 26.メモリープログラム可能制御ユニットは3ミリ秒より短いサイクル時間を 有している請求の範囲25に記載の装置。 27.ドラフト機構内に配置される紡糸ユニットによる紡糸プロセスにおける自 動糸継ぎ方法であって、ドラフト機構と紡糸ユニットとの間を走行する容易に紡 績可能な糸の部分及び繊維は、ドラフト機構により牽伸される粗糸からドラフト 機構の送出ローラ対によって供給され、当分は紡糸ユニットに到達することなく 取り出される方法において、繊維流の状態の繊維は紡糸ノズルから離間維持され 、予め定めた時間にて繊維流はドラフト機構と紡糸ユニットとの間の紡出通路る 変位されることを特徴とする方法。 28.繊維流は吸引によって紡糸ノズルから離間保持されることを特徴とする請 求の範囲27に記載の方法。 29.紡糸ユニットは紡糸ユニットとドラフト機構との間の領域で吸引効果をも 実施し、繊維流は紡糸ノズルから離間維持されて、紡糸ユニットの吸引効果は繊 維流の繊維を吸引の効果が減少されたときに紡糸ノズルに向かって引きつけるこ とを特徴とする請求の範囲28に記載の方法。 30.糸の部分は、ドラフト機構と紡糸ユニットとの間の紡出通路にそって走行 するべく、繊維流の変位に先立ってデポジットされることを特徴とする請求の範 囲27から29のいずれかの方法。 31.糸の部分に撚りを発生するため、紡糸ユニットは糸の部分と繊維流とに接 合するに先立ちスイッチオンされることを特徴とする請求の範囲27から30の いずれかの方法。 32.ドラフト機構と、該ドラフト機構上に配置されく紡糸ユニットとを具備す る紡機のための作動ロボットにおいて、ドラフト機構から供給される繊維のを運 び出すための吸引を制御する吸引装置若しくは手段を有し、該吸引装置の、紡糸 ユニット及びドラフト機構に対し取る又は取りえる位置は、繊維流の形態の繊維 が吸引部に到達し、繊維流は、吸引がスイッチオフされると紡糸ユニットに向か い変位することができるものであることを特徴とする紡機のための作動ロボット 。
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