JPH0650957B2 - 無整流子電動機 - Google Patents

無整流子電動機

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JPH0650957B2
JPH0650957B2 JP62036117A JP3611787A JPH0650957B2 JP H0650957 B2 JPH0650957 B2 JP H0650957B2 JP 62036117 A JP62036117 A JP 62036117A JP 3611787 A JP3611787 A JP 3611787A JP H0650957 B2 JPH0650957 B2 JP H0650957B2
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JP
Japan
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rotor
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stator winding
output
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JP62036117A
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JPS63206190A (ja
Inventor
勘治 井崎
敬人 西川
欣司 谷腰
Original Assignee
松下精工株式会社
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/24Arrangements for stopping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、巻線に誘起される逆起電圧を利用して回転子
位置を検出する、ファン等の駆動用に使用される無整流
子電動機に関するものである。
従来の技術 従来、この種の無整流子電動機は第5図に示すような構
成であった。図において、1〜6はスイッチング素子で
あり、それらの出力端が3相ブリッジ接続され中性点非
接地スター結線された3相の固定子巻線7〜9に接続さ
れている。10は4極に着磁された磁極をもつ回転子で
ある。回転子10の固定子巻線7〜9に対する相対的な
位置を、固定子巻線7〜9の端子電圧を入力とする位置
検出手段11によって検出し、この検出された回転子1
0の位置により、通電制御手段12が回転子10を回転
させるためのゲート信号をスイッチング素子1〜6に出
力する。14はスイッチング素子1〜6を介して固定子
巻線7〜9に通電される電流がある値を越えると通電制
御手段12に、固定子巻線7〜9に対する通電を停止す
るよう指示する信号を出力する電流検出手段である。
このような構成において、電動機停止時には固定子巻線
7〜9に逆起電圧が発生せず、位置検出手段11では回
転子10の位置検出ができないため、起動時だけ、通電
制御手段12が低周波で3相の固定子巻線7〜9の通電
相を順次切り換えていくと固定子には回転磁界が発生
し、この回転磁界に同期して回転子10が回転する。回
転子10が回転すると固定子換線7〜9に逆起電圧が誘
起され、位置検出手段11により回転子10の位置検出
が可能となるので、以後は通電制御手段13が位置検出
手段11の出力に応じて通電相を決定し、位置検出を行
ないながらの安定して運転が可能となる。
もし何らかの要因によって、回転子10が拘束状態とな
った時は、固定子巻線7〜9に過電流が流れ、固定子巻
線7〜9およびスイッチング素子1〜6が破壊される可
能性があるため、電流検出手段14が、電流がある一定
の値を越えると、通電制御手段12に通電を停止するよ
う指示信号を出力し、電動機の運転を停止させ、スイッ
チング素子1〜6および固定子巻線7〜9を保護してい
た。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、回転子10が拘束された
り、起動失敗により回転子10が停止すると、固定子巻
線7〜9に回転子10の位置検出が可能な逆起電圧が発
生せず、位置検出手段11の通電制御手段12とスイッ
チング素子1〜6と固定子巻線7〜9のループ内で発振
現象が発生する場合があった。この場合、発振状態であ
るため、各手段は通常回転と同じ動作を繰り返しており
停止状態であることがわからないこと、また発振周波数
が高いためL成分により固定子巻線7〜9のインピーダ
ンスが高くなるので通電電流は低い値となり、電流検出
手段14では拘束状態の検出ができなくなるため、電動
機が停止あるいは拘束状態のまま放置されてしまうとい
う問題があった。また発振状態が続くとスイッチング素
子1〜6が破壊されるという問題もあった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、回転子が
停止あるいは拘束状態におちいり発振状態となっても、
確実にその状態を検出することが可能であり、回転不良
状態として、電動機運転を停止することのできる無整流
子電動機を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、中性点非接地結
線された3相の固定子巻線と、磁極を有する回転子と、
前記固定子巻線に誘起される逆起電圧によって前記回転
子の前記固定子巻線に対する相対的な位置を検出する位
置検出手段と、この位置検出手段の出力により前記固定
子巻線に対する通電を制御する通電制御手段と、前記位
置検出手段の出力信号の周波数を検出し、この検出され
た周波数が、電動機を使用する最大回転数に対応した値
を越えてあらかじめ設定した周波数より高くなったと
き、前記回転子が回転不良状態であると判断し前記固定
子巻線に対する通電を停止させる周波数検出手段とを設
えたものである。
作 用 この構成により、周波数検出手段が位置検出手段の出力
信号の周波数を検出し、その周波数があらかじめ設定し
た値を越えると回転子が回転不良状態であると判断し
て、周波数検出手段が固定子巻線に対する通電を停止さ
せるので、回転子が停止あるいは拘束され発振状態とな
れば、当然位置検出手段の出力信号の周波数も上昇する
ので周波数検出手段により発振状態の検出が可能とな
り、検出と同時に通電が停止され拘束状態が解除される
とともに、スイッチング素子の破壊が防止される。
実施例 以下本発明の一実施例について第1図〜第4図にもとづ
き説明する。第1図において、13は位置検出手段11
の出力信号の周波数を検出するとともに、検出された周
波数が通常使用における最大回転数に対応した値を越え
て、あらかじめ設定した値以上になったとき、回転子1
0が回転不良状態であると判断して、固定子巻線に対す
る通電を停止させる周波数検出手段である。その他の構
成部分は第5図に示す従来例との構成部品と同じである
ため、同一符号を付し説明を省略する。
上記構成において、通常回転時は位置検出手段11の出
力は第2図Aに示すように周波数の位置検出信号を
出力している。その周波数検出手段11の出力は第2図
Bの実線で示すようにLレベルであり、通常制御手段1
2は位置検出手段11の出力に応じて通電相を決定し、
スイッチング素子1〜6にゲート信号を出力し固定子巻
線7〜9に対する通電を制御して、位置検出を行ないな
がらの安定した運転を行なっている。そのときの通電電
流Iは第2図Dの実線で示されている。次に、何らかの
原因で回転子10が拘束されたり、起動失敗により停止
してしまうと固定子巻線7〜9に逆起電圧が誘起され
ず、位置検出手段11と通電制御手段12とスイッチン
グ素子1〜6と固定子巻線7〜9のループ内で発振現象
が発生すると、位置検出手段11の出力信号は第2図C
に示すように高周波数で発振する。このとき周波数
検出手段13の出力はあらかじめ位置検出手段11の出
力信号の周波数がより大きく、より小さいある
いは周波数を越えると第2図Bの点線で示すように
Hレベルとなるよう設定してあるので、発振と同時に周
波数検出手段13から通電制御手段12にHレベルの信
号が出力された通電が停止される。このとき通電電流I
は固定子巻線7〜9のL成分によるインピーダンスが高
くなるため、第2図Dの点線で示すような低い値とな
り、電流検出手段14では拘束状態は検出できない。な
お発振周波数fLは固定子巻線7〜9の仕様などによっ
て変化するが、通常の電動機の最大使用回転数に対応し
た値より十分高いので、周波数検出手段13の出力がH
レベルとなる周波数fMは、電動機の最大使用回転数に
対応した値を越えて適切な周波数を設定すれば、電動機
の通常回転動作に影響を与えることなく、回転不良状態
の検出が可能となる。その他の動作は従来例と同じであ
る。
第3図に要部の具体的な回路の一例を示す。位置検出手
段11は固定子巻線7〜9の端子電圧を入力とする抵抗
とコンデンサーから構成された一次の積分特性をもつフ
ィルター回路とこのフィルター回路の出力を相互に比較
する比較器から構成されている。通電制御手段12と周
波数検出手段13はマイクロコンピュータ15および周
辺回路から構成されている。
次に上記のように構成した無整流子電動機の動作を第4
図のフローチャートを用いて説明する。電動機の電源を
投入すると同時にマイクロコンピュータ15はステップ
16でスイッチング素子1〜6に対して低周波のゲート
信号の出力を開始し、それと同時にROMに記憶された
第4図のフローチャートに示すプログラムの手順にした
がって電動機の回転が始まる。次にステップ17で位置
検出手段11の比較器から位置検出信号を取込み、その
検出信号を保持すると同時にステップ18で位置検出信
号の変化時間tの測定を開始する。次に再びステップ1
9で位置検出手段11の出力信号を取込み、ステップ2
0でステップ17で保持した検出信号と比較し、同じで
あればステップ19に戻り、回転により位置検出手段11
の出力信号が変化するまでステップ19と20の繰返し
を行なう。その間時間tの測定は継続させておく。ステ
ップ20で出力信号が変化するとステップ21で時間t
の測定を停止し、ステップ22で時間tの大きさを判断
する。時間tがある長さ以上であれば正常な回転状態と
判断し、ステップ24で変化後の位置検出手段11の出
力より通電相を決定し、ステップ25で通電相にもとづ
いたゲート信号をスイッチング素子1〜6に出力し、電
動機運転を継続する。以後はステップ17からステップ
25の繰返しで安定な運転が続行される。もしステップ
21の時間tがある一定の時間より短い場合は、発振状
態であり電動機が拘束されているあるいは起動失敗によ
り停止しているとみなしステップ23でゲート信号の出
力を停止させ、電動機運転をとりやめる。
以上のように本実施例によれば、マイクロコンピュータ
が位置検出手段の出力信号の変化時間を測定し、その時
間の大きさを判断しているため、回転子が拘束あるいは
起動失敗による回転不能状態におちいり発振状態となっ
ても、その発振状態を検出することが可能であり、検出
と同時にスイッチング素子に対応するゲート信号の出力
を停止するため、拘束状態あるいは起動失敗状態を解除
できるとともにスイッチング素子が破壊されることを防
止することが可能になる。
発明の効果 以上の実施例の説明より明かなように本発明によれば、
周波数検出手段が位置検出手段の出力信号の周波数を検
出し、その周波数がある値を越えると電動機の運転を停
止するので、確実に電動機の拘束状態あるいは起動失敗
状態の検出とそれからの解除が可能になるとともに、ス
イッチング素子の破壊されることのない安全な電動機の
運転が可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における無整流子電動機の概
略構成図、第2図は同位置検出手段の出力と周波数検出
手段の出力と電流の関係を示す説明図、第3図は同要部
回路図、第4図は同運転のためのプログラムの一例を示
すフローチャート、第5図は従来の無整流子電動機の概
略構成図である。 7,8,9……固定子巻線、10……回転子、11……
位置検出手段、12……通電制御手段、13……周波数
検出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中性点非接地結線された3相の固定子巻線
    と、磁極を有する回転子と、前記固定子巻線に誘起電圧
    によって前記回転子の前記固定子巻線に対する相対的な
    位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段の出
    力により前記固定子巻線に対する通電を制御する通電制
    御手段と、前記位置検出手段の出力信号の周波数を検出
    し、この検出された周波数が、電動機を使用する最大回
    転数に対応した値を越えてあらかじめ設定した周波数よ
    り高くなったとき、前記回転子が回転不良状態であると
    判断し前記固定子巻線に対する通電を停止させる周波数
    検出手段とを備えた無整流子電動機。
JP62036117A 1987-02-19 1987-02-19 無整流子電動機 Expired - Lifetime JPH0650957B2 (ja)

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JP62036117A JPH0650957B2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19 無整流子電動機

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JP62036117A JPH0650957B2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19 無整流子電動機

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JPS63206190A JPS63206190A (ja) 1988-08-25
JPH0650957B2 true JPH0650957B2 (ja) 1994-06-29

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