JPH06509038A - 駆動スリップ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 駆動スリップ制御装置 従来の技術 例えば国際公開特許出願公表公報８７１０２９４８号から、請求の範囲第１項の 上位概念による駆動スリップ制御装置は公知である。

発明の利点 請求の範囲第１項に記載の本発明によれば、簡単でかつ安価な手段により、それ ぞれ個々のブレーキにおいて制御される制動圧と制動モーメントとが良好な近似 でめられる。２つの駆動輪のパルスの差の比較による既存の差動機ロック作用（ デフロック）は公知である。これらの情報は例えば既存のエンジントルク制御部 において考慮することが可能であり、そのためこれらを適応的に設計仕様するこ とができる。駆動トルクと制動モーメントとの間の相関付けは可能である。

複数の駆動輪の間で構成されるロックモーメントは検出及び制御可能である。公 知の圧力レベル（ロックモーメント）からは走行状況が検出可能である。

本発明においては圧力−容積特性曲線とその他の周囲条件の考慮下で、車輪ブレ ーキシリンダにおいて所望の圧力変化が生ぜしめられるように、順次連続するパ ルスに対して圧力形成期間及び圧力解除期間が設定される。本発明ではこの順次 生ぜしめられる圧力変化が任意に選定（設定）でき、しかも同じ大きさに選定す ることも可能である。請求項３に記載の本発明によれば圧力段階ごとに可逆計数 器の計数状態が調整され、圧力形成及び圧力解除に対するパルス期間に対応付け られる。有利にはこれらの期間は試験においてめられる。

実施例の説明 次に本発明を図面に基づき詳細に説明する。

図１には、駆動輪と非駆動輪に配置された速度センサｌ〜４を備えた駆動スリッ プ制御器のブロック回路が示されている。電子制御装置５は公知形式でセンサ信 号から駆動輪に対する制御信号を得る。これらはスリップ傾向の有無を表す（標 準偏差ＢＲＡ＞Ｏ）、スリップ傾向が存在する場合には制御装置から上方の線路 を介してパルスが出力される。これらのパルスはパルス期間の開弁６ないし７を 次のような位置へもたらす。すなわちブレーキ８ないし９に圧力源１０からの圧 力が制御されるような位置へもたらす、制御信号がなくなった場合（ＢＲＡ＞Ｏ ）には圧力解除パルスが下方の線路を介して弁６ないし７へ供給される。これら の弁によりブレーキシリンダはここでは一部しか示されていない戻し管路１１な いし１２に接続される。

可逆計数器の入力側は弁７への（弁６に対しては示していない）リード線と接続 されている。可逆計数器は制御の開始時点において常に初期計数位置、例えば計 数位置１５におかれる。この計数位置には制御装置において圧力形成パルスに対 するパルス期間Ｔ１と圧力解除パルスに対する別のパルス期間Ｔ１が割当てられ る。制御信号の発生（ＢＲＡＶＯ）により期間Ｔ１の最初のパルスが立ち上げら れ、それにより圧力−が形成される。このパルスの終端により計数器１２が１つ 進められて計数位置１４にもたらされる。この計数位置においても長さＴ、、Ｔ 、’のパルスが割り当てられる。この場合長さは次のように設定される。すなわ ち各パルスにより（圧力形成時のみならず圧力解除時においても）同じ圧力変化 （例えば１０ｂａｒ）が生ぜしめられるように設定される。圧力形成パルスは制 御信号が消滅する（ＢＲＡ＞Ｏ）まで、例えば計数位置ｌＯに達するまでは弁７ に供給され続ける。ここにおいて計数位置１０に配属された圧力解除パルス長さ の圧力解除パルスが立ち上げられ、計数器が計数位置ＩＯにもたらされる。これ には、制御信号が再び現われる（ＢＲＡ＞Ｏ）か又は制御終Ｔが識別されるまで 別の解除パルスが続く。

図２には、中央の列に計数器１２の計数位置を有し、他の２つの列には圧力形成 パルスと圧力解除パルスに対する期間が示されている表が示されている。

この表からはそのつどの現下の圧力レベルにおいて所望の所定圧力変化が導出さ れる。

端子１３には計数器１２の瞬時の計数位置を表す信号が出力される。この信号は 現下の圧力の尺度量であり、継続処理され得る。

駆動スリップ制御において第１の圧力形成パルスによって圧力発生のためのポン プがまず投入接続されたならば、これは当該パルスの比較的長いパルス期間によ って考慮されなければならない。別の面では両側同時の圧力形成において他のパ ルス期間を選定することも重要である。すなわちパルス期間の切換が可能である べきである。

Ｆｉｑ、７

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．自動車用の駆動スリップ制御装置であって、駆動軸にスリップ傾向が生じた 場合に当該駆動幅が制動され、圧力変化調製弁に対する圧力形成パルス列と圧力 解除パルス列を用いて車幅制動器における圧力の変化調整が生ぜしめられる、駆 動スリップ制御装置において、 個々のパルスにより圧力が所定の大きさ例えば同じ大きさだけ高められるか又は 低減され、圧力形成パルス及び圧力解除パルスの数と、個々のパルスに配属され た圧力値とからそのつどの存在する制御圧の高さが求められるように、当該パル ス列のパルス期間が選定されていることを特徴とする、駆動スリップ制御装置。
2. ２．各パルス毎に圧力が同じ値だけ高められるかないし低減され、圧力形成パル スと圧力解除パルスの差並びにパルス毎の変化値から、存在する制動圧の高さが 求められる、請求の範囲第１項記載の駆動スリップ制御装置。
3. ３．前記差の形成のために可逆計数器が設けられている、請求の範囲第２項記載 の駆動スリップ制御装置。
4. ４．前記パルス期間の測定の際に第１の圧力形成パルスにおいて圧力ポンプが既 に回転しているか否かが考慮される、請求の範囲第１項〜３項いずれか１項記載 の駆動スリップ制御装置。
5. ５．前記パルス期間の測定の際に片側又は両側での圧力形成が行われているか否 かが考慮される、請求の範囲第１項〜４項いずれか１項記載の駆動スリップ制御 装置。