JPH06508799A - 光学的品質の改良されたガラス/プラスチック積層体の製造 - Google Patents

光学的品質の改良されたガラス/プラスチック積層体の製造

Info

Publication number
JPH06508799A
JPH06508799A JP3513104A JP51310491A JPH06508799A JP H06508799 A JPH06508799 A JP H06508799A JP 3513104 A JP3513104 A JP 3513104A JP 51310491 A JP51310491 A JP 51310491A JP H06508799 A JPH06508799 A JP H06508799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
wear
resistant polymer
glass
soft plastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3513104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2971574B2 (ja
Inventor
センター,ルーサー,ウイリス,ジュニア
スミス,チャールズ,アンソニー
Original Assignee
イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー filed Critical イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー
Publication of JPH06508799A publication Critical patent/JPH06508799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2971574B2 publication Critical patent/JP2971574B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/1055Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
    • B32B17/10761Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer containing vinyl acetal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10009Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets
    • B32B17/10018Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets comprising only one glass sheet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10807Making laminated safety glass or glazing; Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2367/00Polyesters, e.g. PET, i.e. polyethylene terephthalate

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光学的品質の改良されたガラス/ プラスチック積層体の製造 技術分野 本発明はガラス/プラスチック積層体の製造に関し、さらに詳しくは、熱と圧力 をカバープレートと受容ガラスとに適用して積層体の要素同士を接着する積層体 の製造中に粒子状汚染物質により誘発されるガラス/プラスチック積層体の光学 的欠陥を制御する方法および複合ガラス/プラスチック積層構造体に関するもの である。
背景技術 安全ガラス(safety glazing)用途に使用されるガラス/プラス チック積層体の製造は、許容し得る光学的品質を持つ製品を提供するために、並 外れて厳しい製造条件が要求される。
典型的には、ガラス/プラスチック積層体は次のように製造される。接着面を有 するプラスチック複合材料が受容ガラスシート上に置かれる。同様に成形された ガラスシートまたは剛直なカバープレートがこの複合体の表面を覆って置かれる 。真空がこの組立体(アッセンブリ)に適用されるか、または組立体が予備押圧 されて眉間から空気を排除する。次いで、組立体はオートクレーブ内に置かれ、 そこで熱と圧力の適用により積層が完了される。この操作において、複合体はガ ラスに接着し、この複合体の外寄り表面はモールドされてカバープレートの表面 を模写(replicate)する。
残念なことに、得られたガラス/プラスチック積層体は常に所望の光学的品質を 持つとは限らない。接着工程中、カバープレートとプラスチック複合材料の表面 との間になんらかの汚染材料が複合材料の表面上に汚染物質として残留し、複合 材料の表面層内に包埋されることがある。冷却、除圧およびカバープレートの除 去の後、6染物質は永久的な、望ましくない光学的欠陥を積m構造に残す。非常 に小さい粒子によりなされた障害は裸目Rで観察することができる。粒子の可視 性のしきい値は、典型的には、直径10〜25μmである。しかしながら、直径 3〜5g、rnの粒子でもガラス/プラスチック積層体に目に見える欠陥を引き 起こすことができる。積層体を形成後この積層体の表面から粒子を除去しても上 述の欠陥を治癒したことにならない。それは粒子により作られた目に見える痕跡 、すなわち、くぼみがプラスチック表面に残るからである。
カバープレートの表面を修飾することによりこの問題を解決する努力は今のとこ ろ完全には成功していない。最適な光学的品質を得ることは、通常高価なりリー ンルーム雰囲気を含む労働集約的な洗浄手順を要求するものであった。
従って、本発明の目的は、改善された光学的品質の積層体を製造する方法を提供 することである。本発明の別の目的は、オートクレーピング中または他の圧力/ 温度プロセスにおいて積層体の表面に包埋されることのある汚染物質から結果す る光学的欠陥が、高価なりリーンルーム施設および労働集約的な洗浄手順を利用 することな(、実質的に除去されるガラス/プラスチック積層体を提供すること にある。
発明の開示 本発明に従えば、熱と圧力をカバープレートと受容ガラスとに適用して積層体の 要素同士を接着する積層体の製造中に粒子状汚染物質により誘発されるガラス/ プラスチック積層体の光学的欠陥を制御する方法が提供される。本方法は、受容 ガラスと耐摩耗性ポリマーフィルムとの間に接着材料を適用して積層体の要素同 士を接着してなる、受容ガラスと耐摩耗性ポリマーフィルムの両外向面(out board 5urfaces )を外表面(exterior 5urfac es )とする複合構造体を形成する工程を含む。軟質プラスチックフィルムが 帯摩耗性ポリマーフィルムの外向面に引き剥し可能に付着される。接着工程では 、カバープレートは複合構造体を覆って配置され、充分な熱と圧力がカバープレ ートと受容ガラスに適用されて複合構造体の要素同士を接着し、軟質プラスチッ クフィルムの変形を許容して、耐摩耗性ポリーマーフィルムの外向面とカバープ レートとの間に存在する粒子状汚染物質を軟質プラスチックフィルム内にトラッ プする一方、耐摩耗性ポリマーフィルムの表面の光学的一体性(optical  integrity)を維持している。
粒子状汚染物質が耐摩耗性ポリマーフィルムの表面上に存在することによる光学 的欠陥は本発明の方法を使用することにより実質的に除去されることが見出され た。ポリマーフィルムを受容ガラスに接着する際に熱と圧力が適用されるので、 粒子は軟質プラスチックフィルム内に包埋される。軟質プラスチックフィルムが 除去されると耐摩耗性ポリマーフィルムの光学的無欠性は乱されないことが見出 されている。
本発明方法を実施するには、軟質プラスチックフィルムが耐摩耗性ポリマーフィ ルムの外向面に引き剥し可能に付着される。本明細書において後に一層詳細に開 示されるように、軟質プラスチックフィルムをまず耐摩耗性ポリマーフィルム表 面に付着させてもよ(、あるいは、もっと後の段階で塗布操作により適用しても よい。あるいは、フィルムまたはコーティングをカバープレートの内向面に適用 してもよい。従って、請求の範囲に係る本発明の方法は直ぐ上に述べた種々の択 一的工程とそれらを行う種々の順序とを網羅するものと了解されるべきである。
ポリマーフィルムの耐摩耗性を公知の特別の耐摩耗性コーティングを適用するこ とにより高めてもよい。
耐摩耗性コーティングは米国特許第4,469,743号公報明細書(liss 特許)および同第4.177、315号公報明細書(Ubersax特許)に記 載されているものから選択してもよい。これらの米国特許はここに引用すること により本明細書にその内容を導入されるものである。
上述の複合構造体を形成するには、ポリビニルブチラールフィルムのような接着 材料のコーティングまたはフィルムが耐摩耗性ポリマーフィルムの内向面に適用 される。複合体の接着剤を塗布された面は、次いで、受容ガラス上に置かれ、こ の受容ガラスと実質的に同じ外形を有するカバープレートが上述の複合体を覆っ て置かれる。この複合体は次いで熱と圧力に充分な時間さらされて複合体を受容 ガラスに接着する。この接着工程中、耐摩耗性ポリマーフィルムを覆う軟質プラ スチックフィルムが複合体の外向面とカバープレートとの間に存在する粒子状汚 染物質をトラップする。上述の接着工程では、積層体の要素同士の間から空気を 排除するのに加えて、軟質プラスチックフィルムと耐摩耗性ポリマーフィルム表 面との間に空気がトラップされるのを回避するように注意すべきである。
接着工程の後は、軟質プラスチックフィルムは除去してもよく、あるいはその場 に残ったままにしておき、ガラス/プラスチック積層体がその使用の目的地に到 達した後に除去してもよい。
図面の簡単な説明 第1図および第2図は本発明の好適な実施態様を示す工程図である。
発明を実施するための最良の形態 図面を参照すると、第1図に示す本発明の好適な実施態様では、プレマスク10 と呼称される軟質プラスチックフィルムが耐摩耗性ポリマーフィルム12に付着 される。ポリビニルブチラールフィルムのような接着フィルムであってもよい接 着層またはコーティング14がポリマーフィルム12の内向面に適用される。こ の複合体の接着剤担持面が、平坦であるかまたは選択された曲線直線形状を有し ていてもよい受容ガラス16上に置かれる。カバープレート18がこの複合体を 覆って置かれ、組立体は真空バッグに入れ、排気し、次いで加圧下にオートクレ ーブした。一般に、約100℃〜170℃の温度と、2〜30気圧が選ばれるが 、これは使用されている材料に応じて選ばれる。本方法のこの段階では、カバー プレート18とプレマスク10の表面との間にトラップされた汚染物質はプレマ スク10内に圧入されているであろう。冷却、除圧およびカバープレート除去の 後、プレマスク10をポリマーフィルム12の表面から引き剥すことにより粒子 状汚染物質はほんとんどが除去され、望ましくない光学欠陥のないガラス/プラ スチック積層体が残る。若干の汚染物質が上述の表面に残存することが見出され ることがあるが、それらはポリマーフィルム12の表面を傷つけず、その光学的 品質を傷つけなかったので、それらは機械的に除去してもよい。
本発明の方法を実施するのに使用される材料はプレマスクlOが耐摩耗性ポリマ ーフィルム12よりも実質的にもっと軟質であるように選択する必要がある。接 着工程で熱と圧力が適用されると、プレマスクlOの表面は粒子状汚染物質を受 領するように優先的に変形しなければならない。さもないと、粒子状汚染物質は ポリマーフィルム12の表面を傷つけるであろう。プレマスク10およびポリマ ーフィルム12は処理中は相互に付着しなければならないが、ガラス/プラスチ ック積層体の形成後は容易に分離可能でなければならない。プレマスクlOは、 フィルム12の表面にゲージバンドが転移するのを避けるために、均一の厚さま たはゲージでなければならない。さらに、フィルム12の表面に歪みが生じるの を避けるために、積層工程中に流動しない組成を使用すべきである。
プレマスク10内の好ましい材料は低圧ポリエチレン(LDPE)フィルムであ る。好適なLDPEは一般にロックウェル硬度(スケールM)がlO〜15の範 囲内である。
米国イリノイ州Schaumburg市のCon5ol idatedTher moplastics Go、により供給されているタイプRE−371のよう な、一方の表面に軽いエンボスパターンを持つ流延LDPEフィルムが好ましい 材料である。エンボスパターンは接着工程中に空気がトラップされるのを制御す るのに特に有用である。LDPEに加えて、他のグレードのポリエチレン、例え ば線状低圧ポリエチレン、中および高圧ポリエチレン、酢酸ビニル、メチルアク リレート等の少量のコモノマーを含有する周知のエチレン共重合体、ならびにポ リプロピレン、軟質ポリウレタン、および他のエラストマーを使用してもよい。
プレマスクは耐摩耗性ポリマーフィルムよりもより軟質でなければならないが、 同時に充分な一体性 ゛を維持してオートクレーブ条件下にある間ブレマスクの 不均一な流れにより光学的歪みが引き起こされないようにしなければならない。
プレマスクの厚さは、存在が予想される汚染物質のサイズと所望の光学的滑らか さの程度との間のバランスがとれたものである必要がある。プレマスクはオート クレーブのサイクルに耐え得るものでなければならないが、ガラス/プラスチッ ク積層体が使用状態に置かれる前に容易に引き剥しできるものでなければならな い。一般に、厚さが0.5〜5 ails (12,7〜127μm)の軟質プ ラスチックフィルムが選ばれるが、好ましい厚さは約1〜2 n1ls (25 ,4〜50.8μm )の範囲内である。
本発明の別の実施態様では、低粘着性感圧接着剤(low tack pres sure 5ensitive adhesive)の薄層が軟質プレマスクに 適用される。このようにすると、耐摩耗性ポリマーフィルムとガラス基体への接 着を与えるのに使用される、より厚い接着層との複合体にプレマスクを室温で適 用することが可能となる。この室温工程の他の利点は、オートクレーブサイクル の真空工程において空気除去を効率的に行うのに望ましいエンボスパターンがプ レマスク表面上によりよく維持されることである。好適な感圧接着剤はアクリル ポリマー組成物であるタイプ2021−03−CL (米国ウィスコンシン州プ リマス市、Main Tape社により供給)である。この接着剤は約0.1〜 0.2m1l(2,54〜5.084cm )の厚さで適用される。
耐摩耗性ポリマーフィルムは光学積層体と呼ばれる安全ガラス用途において使用 されている公知のポリマー材料から選択してもよい。これらの材料には、ポリエ ステル、ポリウレタン、ポリメチルメタクリレート、ポリフッ化ビニル、ポリ塩 化ビニリデン、セルロースアセテ−ト、イオノマー重合体、セルロースエステル およびポリカーボネートがある。厚さは積層体の個々の用途に応じて変わる。約 2〜14m1ls (50,8〜355、6μl!I)の範囲の厚さが一般に好 ましい。
ポリマーフィルム用の好適な材料としては、ロックウェル硬度(スケールM)が 約80〜85の範囲内であり、かつ耐摩耗性コーティングを有するポリエチレン テレフタレートがある。このポリエチレンテレフタレートフィルムは、フィルム の面内の縦横方向のそれぞれに約2.5倍以上延伸することにより、二軸配向さ れる。このフィルムは、米国特許第2.779.684号公報明細書(Alle s特許)に記載されているように、張力をかけて加熱することにより寸法を安定 化される。これらのポリエチレンテレフタレートフィルムの重要な性質は、AN SI/AST D 1003−61に従いそのテストに規定されている曇り度肝 (hazemeter )を使用して測定すると、それらの曇り度(haze  1evel)が約2.0%未満であるということである。このフィルムの一面ま たは両面を状態調節して他の材料への接着能力を高めてもよい。公知のコーティ ング組成物および表面処理技術を使用してもよい。
接着性コーティングまたはフィルムは、好ましくは、ガラスと耐摩耗性ポリマー フィルムを相互に永久接着するシート状接着材料である。好適な接着材料として は、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン、マレイン酸無水 物樹脂、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミ ド樹脂、エチレンコポリマーおよびエラストマーが含まれる。
好適な材料は可塑化ポリビニルブチラールである。
当業界で知られているように、ポリビニルブチラールは種々の可塑化剤を含有し ていてもよ(、例えばトリエチレン・グリコール、ジー2−エチル・ブチレート 、ジヘキシル・アジペート、トリエチレン・グリコール・ジ−n−ヘプタノエー ト、テトラエチレン・グリコール・ジ−n−ヘプタノエート、プロピレン・オキ サイド・オリゴマーおよびこれらと他の可塑化剤との混合物が含まれる。特に満 足なポリビニルブチラールシートはButacit、e (登録商標)として市 販されているイー・アイ・デュポン社製造の可塑化ポリビニルブチラールシート である。
本発明のさらに別の実施態様では、ポリマーコーティングは耐摩耗性ポリマーフ ィルムの表面に直接適用される。このコーティングは出会うことが予想される粒 子状汚染物質をトラップするのに充分な厚さを持たなければならない。ポリウレ タンやポリエステルのような塗布可能なポリマー組成物を使用してもよい。
ICI 5pecialty Chemicals %ICI America  Inc、により販売されているr PermuthaneJ UE−41−2 22のようなポリウレタン・ヒドロシルをプレマスクとして連続コーターを使用 してポリマーフィルム12に適用することができる。このプレマスクはオートク レーブ処理後は耐摩耗性ポリエチレンテレフタレートの表面から容易に取り剥さ れるが、通常の取扱中に起きる事故により外れてしまうことがないように充分な 接着力を有する。
他の許容し得るコーティングは、ポリウレタンであるr MorthaneJ  (Morton−thiokol、 Inc、の製品)を使用して提供すること ができ、このポリウレタンはテトラヒドロフランのような溶媒中に溶解すること により適用される。選択されたポリウレタンコーティングは耐摩耗性ポリマーフ ィルムよりも軟質であり、粒子状汚染物質はコーティング中に包埋され、このよ うにしてガラス/プラスチック積層体の光学的品質を維持している。
ある応用例では、軟質プラスチックフィルムをカバープレートの内向面に付着さ せるのが有用であることがある。オートクレーブ処理後、カバープレートが除去 され、コーティングはカバープレートに付着したままである。カバープレートは 捨ててもよく、あるいはコーティングを除去しカバープレートを再使用してもよ い。
連続コーティング法を使用して軟質プラスチックフィルムを提供するのは予備形 成されたフィルムを適用するのに比べて一定の利点がある。すなわち、コーティ ングの適用は耐摩耗性ポリマーフィルムの表面を傷つけることがあるような圧力 を必要としない。さらに、コーティングは溶液として適用されるので、適用時に どのような粒子状汚染物質でも包囲する。コーティングを使用することは、また 、ワンバス(one−pass)コーティング法の使用を容易にするので、耐摩 耗性コーティング材料をまずポリマーフfルムの表面に適用して乾燥し、その直 後にプレマスクコーティングを適用することができる。
種々の公知の接着制御材料および技術を使用してプレマスクフィルムの耐摩耗性 ポリマーフィルムおよびカバープレートについての接着特性を変更することがで きる。例えば、カバープレートの内向面に剥離剤を適用して、カバープレートを 除去したときにプレマスクフィルムが積M体上に残留するようにしてもよい。
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 1.15m1l(29,2μm)厚の低圧ポリエチレンフィルムと米国特許第4 .177、315号公報明細書に記載されたタイプの耐摩耗性コーティングを有 する7 nil (177、8um)厚のポリエチレンテレフタレートのフィル ムとを、115〜120℃に加熱されたドラムと柔軟なプレスロールとの間に形 成されたニップを約40〜50ボンド/インチ(7,0〜8.76kN/at) のニップ圧で通して前進させることにより行われる。ポリエチレンフィルムはポ リエチレンテレフタレート上の耐摩耗性コーティングに接触させ、一方、ポリエ チレンテレフタレートフィルムの無塗布面は熱ドラムに接触させた。この操作は フィルムの連続ロールを用いて20フィート/分(6m/分)の速度で行われた 。形成された積層体は約50g/インチ(19,:nt/m )という充分な接 着力を有し、自然発生的分離を起こさずにさらに処理することができる。
このようにして作製された複合体を使用し、平坦な12インチ×12インチ(3 0,5cmX 30.5cm)のガラスシート、接着層としてのポリビニルブチ ラールの30m1l(762μrn)厚のフィルムを用いて、複合体のポリエチ レンプレマスクフィルムを平坦なガラスカバープレートと接触させて、ガラス/ プラスチック積層体を製造した。真空バッグに入れ排気した後、この構造体をオ ートクレーブ内に置いて135℃の温度および20気圧(2,03MPa )で 30分加熱した。冷却および除圧後、カバープレートとプレマスクを除去し、最 終製品のガラス/プラスチック積層体の光学的欠陥を検査した。上述の手順に従 って作製された積層体は目に見える光学的欠陥が無(、優れた光学的外観を示し た。プレマスクを使用せずに作製された比較積層体は粒子状汚染物質に関係した 欠陥の数が許容し得ないほど多かった。
これらの欠陥は、表面の反射されたイメージとしてみるときはくぼみまたはクレ ータ−として見えるものであった。両者の検査では、はこりのような汚染物質を 除去するために特別の工程、すなわち、クリーンルーム条件を採用しなかった。
実施例2 プレマスク用に2 l1il (50,8μm)厚の低圧ポリエチレンフィルム を使用して実施例1の手順を繰り返した。
カバープレートとプレマスクとを除去した後、プラスチック表面に光学的欠陥は 見出されなかった。
実施例3 米国特許第4,469,743号公報明細書(Hiss特許)に記載されている タイプの耐摩耗性コーティングを有する、7 mil (177,8μm)厚の ポリエチレンテレフタレートフィルムと30m1l厚のポリビニルブチラールフ ィルムとを、170〜180℃に加熱されたドラムと柔軟なプレスロールとの間 に形成されたニップを約40〜50ボンド/インチ(7,0〜8.76kN/l 11)のニップ圧で通して前進させることにより行われる。ポリビニルブチラー ルフィルムはポリエチレンテレフタレートの無塗布面に接触させ、一方ポリエチ レンテレフタレートフィルムの塗布面は熱ドラムに接触させた。次いで、2枚の フィルムの複合体を、ドラムを室温に保った同じデザインの第2のニップを通し て前進させ、タイプ2021−03−CL (米国ウィスコンシン州プリマス市 のMain Tape社製)として市販されている低粘着性感圧接着剤を0.1 m1l (2,54μm)の厚さで一方の面に塗布された2 mil (50, 8μm)厚の低圧ポリエチレンフィルムと結合した。ポリエチレンフィルムの接 着面はポリエチレンテレフタレートフィルムの耐摩耗性コーティングと接触させ 、一方、複合体のポリビニルブチラール面は室温ドラムと接触させた。この操作 は各フィルムの連続ロールを用いて35フィート/分(l1m/分)の速度で行 われた。
このようにして作製された3層積層構造体を使用して、実施例1で記載された手 順によりガラス/プラスチック積層体を製造した。カバープレートを除去した後 、真空バッグに入れ排気したプレマスクフィルムは、耐摩耗性コーティングを傷 つけることなく、容易に除去することができたとともに、粒子状汚染物質の効果 による光学的欠陥が観察されなかった。
産業上の利用可能性 本発明の方法により提供される積層構造体は安全ガラス用途に有用である。その ような積層体は改善された光学的品質を持つため目に見える欠陥が存在しないこ とが要求される応用面に使用することが特に望ましいものである。
FIG、1 FIG、2 平成5年12月30日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.熱と圧力をカバープレートと受容ガラスに適用して積層体の要素同士を接着 する積層体の製造中に粒子状汚染物質により誘発されるガラス/プラスチック積 層体の光学的欠陥を制御する方法において、a)間に接着材料を有する受容ガラ スと耐摩耗性ポリマーフィルムの両外向面を含む表面を有する複合構造体を形成 し、 b)軟質プラスチックフィルムを前記耐摩耗性ポリマーフィルムの外向面に引き 剥し可能に付着し、c)前記複合構造体を覆ってカバープレートを配置し、かつ 、 d)前記カバープレートと前記受容ガラスとに充分な熱と圧力を適用して前記複 合構造体の要素同士を接着させ、かつ、前記軟質プラスチックフィルムの変形を 許容して前記耐摩耗性ポリマーフィルムの前記外向面と前記カバープレートとの 間に存在する粒子状汚染物質を前記軟質プラスチックフィルム内にトラップする 一方、前記耐摩耗性ポリマーフィルムの表面の光学的一体性を維持する ことを特徴とする方法。
  2. 2.前記軟質プラスチックフィルムは前記耐摩耗性ポリマーフィルムの前記外向 面に低粘着性感圧接着剤により引き剥し可能に付着されていることを特徴とする 請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.前記軟質プラスチックフィルムはポリエチレンであることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の方法。
  4. 4.前記耐摩耗性ポリマーフィルムはポリエチレンテレフタレートであり、前記 接着材料はポリビニルブチラールであることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の方法。
  5. 5.前記軟質プラスチックフィルムは前記耐摩耗性ポリマーフィルムの前記外向 面上にプラスチック材料の連続フィルムを塗布することにより付着されることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  6. 6.前記軟質プラスチックフィルムは前記カバープレートに付着され、前記カバ ープレートが前記複合構造体を覆って配置されるときに、前記耐磨耗性ポリマー フィルムの前記外向面に引き剥し可能に付着されることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の方法。
  7. 7.内向面に耐摩耗性ポリマーフィルムを接着したガラス層と、前記耐摩耗性ポ リマーフィルムの外向面に引き剥し可能に付着された軟質プラスチックフィルム とを備えたことを特徴とする複合ガラス/プラスチック積層構造体。
  8. 8.前記軟質プラスチックフィルムはポリエチレンであることを特徴とする請求 の範囲第7項に記載の積層構造体。
  9. 9.前記耐摩耗性ポリマーフィルムはポリエチレンテレフタレートであることを 特徴とする請求の範囲第7項に記載の積層構造体。
  10. 10.前記ガラス層は前記耐摩耗性ポリマーフィルムにポリビニルブチラール層 により接着されていることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の積層構造体。
JP3513104A 1991-07-30 1991-07-30 光学的品質の改良されたガラス/プラスチック積層体の製造 Expired - Fee Related JP2971574B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US1991/005395 WO1993002857A1 (en) 1991-07-30 1991-07-30 Preparation of glass/plastic laminates having improved optical quality
CA002114525A CA2114525C (en) 1991-07-30 1991-07-30 Preparation of glass/plastic laminates having improved optical quality

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06508799A true JPH06508799A (ja) 1994-10-06
JP2971574B2 JP2971574B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=25676972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3513104A Expired - Fee Related JP2971574B2 (ja) 1991-07-30 1991-07-30 光学的品質の改良されたガラス/プラスチック積層体の製造

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP0630321B1 (ja)
JP (1) JP2971574B2 (ja)
KR (1) KR0186060B1 (ja)
AT (1) ATE207010T1 (ja)
AU (1) AU659608B2 (ja)
BR (1) BR9107314A (ja)
CA (1) CA2114525C (ja)
DE (1) DE69132774T2 (ja)
ES (1) ES2164046T3 (ja)
FI (1) FI940426A (ja)
NO (1) NO180288C (ja)
WO (1) WO1993002857A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4320763B2 (ja) * 1999-02-22 2009-08-26 東洋紡績株式会社 光学用易接着フィルム
DE10323234B4 (de) * 2003-05-22 2008-10-30 Webasto Ag Verfahren zum Herstellen einer gewölbten Scheibenanordnung für ein Fahrzeug
WO2009015261A1 (en) * 2007-07-24 2009-01-29 E.I. Du Pont De Nemours And Company Process for manufacturing glass/plastic laminates with improved optical quality
JP5789936B2 (ja) * 2009-10-22 2015-10-07 住友化学株式会社 光学積層体及びその製造方法
JP2015104845A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 日本電気硝子株式会社 複合板材の製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2386980A (en) * 1940-01-31 1945-10-16 Libbey Owens Ford Glass Co Manufacture of laminated safety glass
FR2247348B1 (ja) * 1973-10-15 1977-05-27 Saint Gobain
US3899314A (en) * 1974-03-18 1975-08-12 American Optical Corp Lens manufacturing process
DE2629779C3 (de) * 1976-07-02 1985-04-04 Saint Gobain Verfahren zur Herstellung einer zweischichtigen Folie mit Selbstheileigenschaften unter Verwendung von Polyurethanen als Splitterschutzschicht eines Sicherheitsglases
US4277299A (en) * 1977-09-23 1981-07-07 Ppg Industries, Inc. Release molds for laminating bilayer safety glass

Also Published As

Publication number Publication date
CA2114525C (en) 2002-06-04
DE69132774D1 (de) 2001-11-22
ES2164046T3 (es) 2002-02-16
DE69132774T2 (de) 2002-07-11
AU8297091A (en) 1993-03-02
FI940426A0 (fi) 1994-01-28
KR0186060B1 (ko) 1999-04-01
JP2971574B2 (ja) 1999-11-08
WO1993002857A1 (en) 1993-02-18
BR9107314A (pt) 1995-03-07
EP0630321A4 (en) 1994-08-08
EP0630321A1 (en) 1994-12-28
AU659608B2 (en) 1995-05-25
NO940311D0 (no) 1994-01-28
ATE207010T1 (de) 2001-11-15
NO180288B (no) 1996-12-16
NO180288C (no) 1997-03-26
CA2114525A1 (en) 1993-01-31
EP0630321B1 (en) 2001-10-17
FI940426A (fi) 1994-02-28
NO940311L (no) 1994-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5631089A (en) Preparation of glass/plastic laminates having improved optical quality
US4028165A (en) Dry transfer product and process
CA2353812C (en) Extrusion coating process for making high transparency protective and decorative films
EP0304898A2 (en) Method for press-bonding laminated assembly
JPS63190683A (ja) 保護塗膜を有する可撓性のルーバー付きプラスチツクフイルム及びその製造方法
JP2001097733A (ja) ガラスフィルムの取扱い方法及びガラス積層体
CN1196006A (zh) 改进的层压结构及其制造方法
JPH01128825A (ja) 堅く滑らかな表面のためのフィルムコーティング
JPH0417148B2 (ja)
JPH0236286A (ja) 粘着性構造体
JPH06508799A (ja) 光学的品質の改良されたガラス/プラスチック積層体の製造
US20050084687A1 (en) Laminated glass
JP4297260B2 (ja) 化粧材及びその製造方法
US20090029174A1 (en) Process for manufacturing glass/plastic laminates with improved optical quality
WO2001081081A2 (en) Liquid assisted lamination of polyvinylbutyral films
JPH02286766A (ja) 貼付けテープ及びこれを含む転写物品
JPH03267171A (ja) 塗膜保護方法
JPH06182933A (ja) 板ガラス/突板裏打シート/板ガラス積層品、板ガラス/両面突板貼りシート/板ガラス積層品及び板ガラス/突板裏打シート/基材積層品
JPH04198383A (ja) 表面保護フィルム
JPH01174584A (ja) 金属光沢粘着シート
JPH08267635A (ja) 積層品の製造方法およびこれに用いる粘着剤
WO2004037532A1 (en) Laminated glass
JP4333854B2 (ja) ポリエステル化粧合板
JPH0288218A (ja) ポリ(メチルメタクリレート)シートの加熱成形方法と、それによって得られる加工製品
JPH0757530B2 (ja) 積層体の圧着方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees