JPH0288218A - ポリ(メチルメタクリレート)シートの加熱成形方法と、それによって得られる加工製品 - Google Patents

ポリ(メチルメタクリレート)シートの加熱成形方法と、それによって得られる加工製品

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JPH0288218A
JPH0288218A JP1211234A JP21123489A JPH0288218A JP H0288218 A JPH0288218 A JP H0288218A JP 1211234 A JP1211234 A JP 1211234A JP 21123489 A JP21123489 A JP 21123489A JP H0288218 A JPH0288218 A JP H0288218A
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sheet
film
polymer film
pmma
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ジャン‐ポール レカ
Jean Y Barbin
ジャン‐イヴ バルバン
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Norsolor SA
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    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポリ (メチルメタクリレート)シート(以下
、PMMAシートと記す)の加熱成形方法に関するもの
である。本発明は、特に、PMMAシートの少なくとも
片面にエチレンポリマーの保護フィルムを配置した状態
で加熱成形を行って、加工製品、特に、浴槽、シャワー
室用ヒ’r、流し台等の衛生設備のシェルを加熱成形す
る方法に関するものである。一般に、上記エチレンポリ
マーの保護フィルムは、成形後も、消費者が最終的に使
用する時まで、そのままに残しておいて、PMMAの表
面を保護するのに用いられる。
従来の技術 従来、PMMAシートのような熱可塑性樹脂シートは、
輸送時および加熱成形前のハンドリング時にその表面を
保護するために、表面に紙のシートが貼られている。一
般に、この紙のシートは水溶性接着剤を溶液状に塗布し
て貼られている。しかし、この接着剤は熱可塑性樹脂シ
ートの表面に極めて均等に塗布されなければならない。
このような接着剤の塗布を工業的規模で実施するのは極
めて困難なため、紙の代わりに、接着剤を使用する必要
のないエチレンポリマーフィルムに代えることが提案さ
れている。PMMAの成形シートを保護する場合には、
加熱シリンダを用いてエチレンポリマーフィルムを貼っ
ている。しかし、加熱成形前にP M M Aシートか
らエチレンポリマーフィルムを除去する際に、PMMA
シートに大きな静電気が生じるため、PMMAシートを
取り扱う人が電気ショックを受けることがあり、また、
PMMAシートに触った場合に埃が付きやすいという欠
点がある。
これらの欠点を解消するために、フランス国特許第2.
349.425号では、PMMAシート上にポリエチレ
ン保護膜を残したまま加熱成形することを提案している
。多くの場合、特に、衛生設備を建設するのに用いられ
る製品の場合には、消費者がこの衛生設備を家に設置す
る前に多数の作業をしなければならないため、従来は、
別の保護カバーを新たに付けることが必要不可欠であっ
たので、上記のように加工製品に保護膜を残しておくこ
とは別の意味での利点がある。
この公知方法は、溶液1000clT!中にポリマー1
gを含むクロロホルム中の溶液について、25℃で測定
した還元粘度が1.5以上、好ましくは3.0以上であ
ると定義されたPMMAシートの加熱成形に関するもの
であり、このPMMAシートの表面の少なくとも片側は
密着ポリエチレンフィルムによって保護されており、こ
のポリエチレンフィルムの少なくともP M M Aシ
ートと接触する面はコロナ放電処理(またはコロナ処理
)されている。この公知方法では、このように保護され
たP M M Aシートを、このPMMAシートが熱に
よって軟化し、しかも、加熱処理を受けたポリエチレン
中で生じる変化によってPMMAシートが損害を受ける
ことのない時間、140℃以上の温度に加熱し、次いで
、PMMAシートとその保護膜とで構成される積層体を
所望の最終形状に変形する。この場合、ポリエチレンフ
ィルムは常にPMMAシートと密着している。この特許
では、A S TM123870基準によって測定した
、メルトフローインデックスが1〜4g/10分、好ま
しくは2〜3g/10分のポリエチレンフィルムを使用
することを記載している。
エチレンポリマーフィルムは、上記方法を実施できるよ
うにするための条件、すなわち、PMfvlAシートの
保護ができ、−時的な接着ができ、しかも、加熱成形が
できるといった複数の要求を同時に満たすことができる
という条件の他に、加熱成形後も、除去されるまでその
外観と色を保持し、しかも、長期の貯蔵後でも簡単に剥
がすことができ、除去時にPMMAシートに跡を残した
り微小寄生変形(微小亀裂)を生じさせたりしないもの
であることが要求される。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は上記公知方法を改良して、エチレンポリ
マーフィルムによるポリ (メチルメタクリレート)シ
ートの保護をより良いものとすることにある。
課題を解決するための手段 本発明の対象は、本発明は、少なくとも片側表面が、そ
れに密着されたコロナ放電処理済みのエチレンポリマー
フィルムによって保護されている還元粘度が1.5以上
であるポリ (メチルメタクリレート)シートの加熱成
形方法において、エチレンポリマー保護フィルムとして
、密度が0.935未満で且つメルトインデックスが1
.0 g /10分以下であるエチレンポリマーを用い
、しかも、コロナ放電処理後にアクリル系接着剤層によ
って被覆されたエチレンポリマーの保護フィルムを使用
することを特徴としている。
ここで、rPMMAシート」とは、最終製品の露出した
表面となる少なくとも1つの表面が、メチルメタクリレ
ートホモポリマーまたはメチルメタクリレート単位を大
きな割合、特に、90モル%以上含むメチルメタクリレ
ートのコポリマーによって構成されているシートを意味
する。
「エチレンポリマー」とはホモポリマーだけではなく、
少量の共重合可能なモノマーとのエチレンコポリマーを
意味する。このコモノマーは、コポリマーとホモポリマ
ーとの間で物理的特性に大きな差異を生じさせるには不
十分な少量を用いる。
すなわち、上記エチレンポリマーは、酢酸ビニルまたは
アルキル基が1から12個の炭素原子を含むアルキルア
クリレートおよびメタクリレート等のモノマーを少量、
特に、約5重量%以下含むことができる。実際には、P
MMAシートとエチレンポリマーフィルムからなる積層
体を加熱成形した後に、加工品にフィルムの跡を残さず
にフィルムを容易に除去できるかどうかによって、エチ
レンポリマーを使用できるかどうかが決定される。
ここでは、エチレンポリマーの密度は、l5OR118
3規格によって測定し、溶融状態のメルトフローインデ
ックスはI’SO1133規格によって測定する。
保護フィルムをそのまま、すなわち、アクリル系接着剤
の被覆なしに使用する場合には、本発明では、密度が0
.935未満、しかも、約0.910以上のエチレンポ
リマーフィルムを選択する。好ましい密度の範囲は0.
915から0.925である。密度が0、935以上の
エチレンポリマーフィルムを使用すると、エチレンポリ
マーフィルムをPMMAシート上に貼る時に、その接触
面を約90℃以上の温度、すなわち、PMMAシートの
表面品質に悪影響を与える温度に加熱しなければならな
くなる。逆に、密度が0.910未満のエチレンポリマ
ーフィルムを使用すると、エチレンポリマーフィルムが
冷却後も僅かに粘着性すなわちベタ付く性質を示し、従
って、このエチレンポリマーフィルムで保護されたPM
MAシートを貯蔵のために積み重ねる際には、エチレン
ポリマーフィルムを剥がさなければならなくなる。
また、本発明では、メルトインデックス(M[)が1.
0 g/10分以下、特に、約0.5〜0.9 g/1
0分の範囲にあるエチレンポリマーフィルムを使用する
。MIが1以上のエチレンポリマー、すなわち、分子量
が小さいポリマーを選択すると、得られたフィルムの機
械強度が小さくなるので、厚いエチレンポリマーフィル
ムを使用しなければならず、その結果、適当な接着性を
得ることが不可能になるという欠点がある。また、Ml
が極めて小さい(0,5g /10分未満の)エチレン
ポリマー、すなわち、分子量が大きいエチレンポリマー
を選択すると、フィルムの剛性、すなわち、曲げ弾性率
が極めて大きくなり、PMMAシート上にエチレンポリ
マーフィルムへの貼付けおよび加熱成形のどちらもが困
難になる。
保護フィルムをアクリル系接着剤によって被覆する場合
には、エチレンポリマーの上記の密度とメルトインデッ
クスとの制限は好ましいものではあるが、本発明の目的
を実現する上で必須のものではない。
本発明方法によって使用されるエチレンポリマーフィル
ムはコロナ放電処理されている。その表面張力は約4X
IO−2N/m以上且つ約4.4X10−’N / m
以下であるのが好ましい。これは、エチレンポリマーフ
ィルムをそのまま使用する場合である。エチレンポリマ
ーフィルムの表面張力が4×10”−2N/m未満にな
ると、115℃以上の温度で作業しなければエチレンポ
リマーフィルムをPMMAシートに接着させることがで
きない。しかし、115℃以上の温度ではシート表面の
品質を劣化させるため、115℃以上の温度で作業する
ことができない。一方、この表面張力が4.4X10−
2N/mを越えると、80℃以下の温度で、わずかな圧
力でPMMAシートにエチレンポリマーフィルムを貼っ
た場合でも、接着力が強くなりすぎて、加熱成形後にこ
のフィルムを剥がすことができなくなる。
アクリル系接着剤で被覆したエチレンポリマーフィルム
を使用する場合のコロナ放電処理は、エチレンポリマー
フィルムの表面張力が4.4X10−2N / m以上
になるようにし、接着剤層が常にエチレンポリマーフィ
ルムト結合シて、PMMAシート上で移動することがな
いようにする。
また、エチレンポリマーフィルムをコロナ放電処理後に
そのまま使用する場合には、このエチレンポリマーフィ
ルムの厚さを一般に25から80μmの範囲にする。厚
さが80μmを越えるエチレンポリマーフィルムは、そ
のメルトインデックスが小さいことに起因して柔軟性に
欠けるため、P M MAレシート貼ることが極めて困
難である。しかし、メルトインデックスが小さいので、
厚さが25μmの薄いフィルムも使用することができる
エチレンポリマーフィルムにアクリル系接yti 剤層
によって接着性を付与した場合には、その厚さは約25
から120 μmにすることができる。この方法は、保
護を強化する目的、例えば、大型の加熱成形製品の場合
、保護すべきPMMAシートの表面が艶消しまたはザラ
ザラしている場合、あるいはエチレンポリマーフィルム
を剥がした後に加熱成形製品に再貼付けができることが
望ましい場合に有効である。
接着剤層によって被覆されたエチレンポリマーフィルム
を使用する場合に用いる接着剤は、ガラス転移点が約−
20℃以下のポリアクリレートの中から、特に、例えば
ポリ (ブチルアクリレート)、ポリ (2−エチルへ
キシルアクリレート:2EAH)、ポリ (3,3,5
−)リメチルへキシルアクリレト)等のC9〜CI2の
ポリアルキルアクリレートの中から選択するのが好まし
い。これら接着剤は、そのエラストマー的な性質によっ
て、乾燥材料重量濃度が約30〜40重量%の水性エマ
ルジョンの形で厚さが10μm以下の層、例えば、約5
μmの層に、コロナ放電処理済みのエチレンポリマーフ
ィルムに容易に塗布することができ、また、加熱成形温
度状態で安定性があるので、適している。
エチレンポリマーフィルムは種々の方法によってPMM
Aシートに貼り付けることができる。この場合、シート
/フィルムの積層体に圧力を加え時点までエチレンポリ
マーフィルムまたはPMMAシートのどちらか一方を加
熱して、シートに良好に接着するようにエチレンポリ÷
−を柔らかくする。例えば、フィルムとシートの両方を
室温でシリンダ上に送り、PMMAシートにエチレンポ
リマーフィルムを接着させるのに十分な圧力と時間の間
、約80℃の温度のシリンダと接触させる場合を挙げる
ことができる。
また、保護フィルムを後で加工品から剥がす際に生じる
可能性のある静電気の量を減少させるために、エチレン
ポリマーフィムを貼り付ける前に電気導電層を塗布した
PMMAシートを使用することも有効である。このよう
な導電層を構成するのに適切な材料は、例えば、水溶液
状の臭化アルキル−ピリジニウム等の水溶性のカチオン
系界面活性剤であり、これらの活性剤をエチレンポリマ
ーフィルムを貼り付ける前にPMMAシートに塗布し、
乾燥させる。
本発明の好ましい加熱成形方法では、エチレンポリマー
の接着性保護層を備えたPMMAシートを140℃以上
、好ましくは150℃以上まで、例えば200℃まで加
熱する。この加熱はシートが加熱成形に適した状態にな
るまで空気炉またば赤外線加熱装置等の従来の装置内で
実施される。その後、エチレンポリマーの変性によって
PMMAシートの表面に劣化が起こる前にこのシートを
熱源から遠ざける。
満足できる製品を得るためには、シートを加熱成形でき
るような十分な熱処理を行い、エチレンポリマーフィル
ムとPMMAシートとの間の接着が剥がれたり、表面の
劣化が起こったりすることがなく、PMMAシートにエ
チレンポリマーが極度に強く接着されることがなく、冷
却後に室温でシートからフィルムをきれいに剥がすこと
が不可能になるような変質を与えない加熱サイクルにす
る必要がある。
次いで、エチレンポリマー接着性層と同時に柔らかくな
ったシートをこのシートの保護されていな面が所望の形
状の鋳型の表面と接触するまで変形させるか、もしくは
、シートの保護されていない面が所望の形状になるまで
このシートの面に所望の形状を有する加熱工具を押し当
てることによって、加熱成形を行う。
すなわち、従来公知の種々の方法、例えば、鋳型の表面
と接触させずにシートを減圧または加圧変形させる方法
、または、シートを鋳型の面に吹き込んだり押し付けて
シートを減圧または加圧変形させる方法で、加工品を製
造することができる。
エチレンポリマーは、加熱成形の間、そのままの状態に
維持され、加工品の冷却時からその最終使用時までの間
の所望の時に剥がされる。
本発明は、また、少なくとも片側表面が、それに密着さ
れたコロナ放電処理済みのエチレンポリマーフィルムに
よって保護されている還元粘度が1.5以上であるポリ
 (メチルメタクリレート)シートの加工品において、
上記エチレンポリマーフィルムの密度が0.935未満
であり、メルトインデックスが1.0 g /’10分
以下であり、しかも、コロナ放電処理後に、アクリル系
接着剤によって被覆されていることを特徴キする加工品
を提供するものである。
以下の実施例の詳細な説明によって、本発明の目的がよ
り明らかになろう。
実施例1 使用したPMMAシートは、注型重合によって得られ、
還元粘度が4以上で、厚さが5mの衛生品グレード(ヨ
ーロッパEN198規格) (1986年1月のCEN
−TC86)のPMMAシートである。
使用したエチレンポリマー保護フィルムは、厚さ70μ
mで、コロナ放電処理後の表面張力が4.2xlQ−2
N7mであるツルア ロー/l/(NOR3OL[lR
)社にヨッテ商品名ro ) ルヌ(Lotrene)
 F B 7000」で市販されているポリエチレンフ
ィルムである。
このフィルムのメルトインデックスは0.7g/10分
てあり、密度は0.921である。
供給ローラから引き出したポリエチレンフィルムをフィ
ルムを60〜80℃の温度に調節された加熱シリンダ上
を連続して通過させ、ゴム製のカバーを有する金属製の
プレスローラによって、同様に連続的に供給されるP 
M M Aシート片面にポリエチレンフィルムを押し付
けて、シートにフィルムを接着させ、接触面の泡を除去
した。
シートの他方の面にも同じポリエチレンフィルムを貼る
ために、同じ装置を備えている。これらのフィルムのシ
ートへの接着力は約0.4N/amであった。
フィルム/シート/フィルムの積M体を貯蔵L、次いで
、加熱成形場所に輸送したが、フィルムが剥がれること
はなかった。
例えば、加熱成形によって、浴槽を製造する場合には、
最初に一方のフィルムを剥がし、その結果得られたシー
ト/フィルムの積層体を180℃の温度に加熱したエア
オーブン中で約20分間、ポリエチレンフィルムを上方
にして、水平位置で加熱した。
加熱した積層体を真空成形チャンバに移送し、そこで、
シートの輪郭を浴槽の鋳型の形に合わせ、シートの保護
されていない表面が鋳型の表面と接触した状態で真空成
形した。
冷却後、加熱成形した複合材を取り出した。保護フィル
ムは、PMMAシートに対して0.6N/cIIIのテ
ープ接着強度を示した。このフィルムをさらに後で除去
した。このフィルムの剥離は容易であり、PMMAの表
面ばは欠陥は残らなかった。
実施例2 実施例1と同様に操作をしたが、表面が艶消しの衛生グ
レードPMMAシートを使用し、加熱成形時のシートの
保護フィルムとして、厚さ80μmのコロナ放電処理後
の表面張力が4.6X10 −2N/用であるノルソロ
ール(NOR3OLOR)社によっテ商品名r 口1−
 ルy、 (Lotrene) F B 8000Jで
市販されているポリエチレンフィルム(メルトインデッ
クスは0.8 g /10分であり、密度は0.924
である)を使用し、このポリエチレンフィルムのコロナ
放電処理面を厚さ6μmのポリ(2−エチルへキシルア
クリレート)の接着性層で被覆した。また、このポリエ
チレンフィルムはPMMAシートの艶消し面に貼った。
この接着性層によって、ポリエチレンフィルムをPMM
Aシートに確実に接着させることができ、このフィルム
の剥離も容易にでき、PMMAシートの面に欠陥が残る
こともなかった。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも片側表面が、それに密着されたコロナ
    放電処理済みのエチレンポリマーフィルムによって保護
    されている還元粘度が1.5以上であるポリ(メチルメ
    タクリレート)シートの加熱成形方法において、 コロナ放電処理後にアクリル系接着剤層によって被覆さ
    れたエチレンポリマーの保護フィルムを使用することを
    特徴とする方法。
  2. (2)上記アクリル系接着剤がC_4〜C_1_2アル
    キルのポリアクリレートから選択されることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. (3)密度が0.935未満で、メルトインデックスが
    1.0g/10分以下であるエチレンポリマーの保護フ
    ィルムを使用することを特徴とする請求項1または2に
    記載の方法。
  4. (4)密度が0.919以上のエチレンポリマーフィル
    ムを選択することを特徴とする請求項1から3のいずれ
    か1項に記載の方法。
  5. (5)メルトインデックスが0.5〜0.9g/10分
    の範囲にあるエチレンポリマーフィルムを選択すること
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方
    法。
  6. (6)コロナ放電処理されたエチレンポリマーフィルム
    の表面張力が4.4×10^−^2N/m以上であるこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の
    方法。
  7. (7)厚さが25〜120μmのエチレンポリマーフィ
    ルムを選択することを特徴とする請求項1から4のいず
    れか1項に記載の方法。
  8. (8)少なくとも片側表面が、それに密着されたロナ放
    電処理済みのエチレンポリマーフィルムによって保護さ
    れている還元粘度が1.5以上であるポリ(メチルメタ
    クリレート)シートの加工品において、 コロナ放電処理されたエチレンポリマーの保護フィルム
    がアクリル系接着剤層によって被覆されていることを特
    徴とする加工品。
  9. (9)衛生設備用の加熱成形されたシェルによって構成
    されていることを特徴とする請求項8に記載の加工品。
JP1211234A 1988-08-17 1989-08-16 ポリ(メチルメタクリレート)シートの加熱成形方法と、それによって得られる加工製品 Pending JPH0288218A (ja)

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FR8810949 1988-08-17
FR888810949A FR2635483B1 (fr) 1988-08-17 1988-08-17 Procede de thermoformage de feuilles de poly(methacrylate de methyle) et les produits faconnes correspondants

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JP (2) JPH0288219A (ja)
AT (1) ATE96080T1 (ja)
DE (1) DE68910049T2 (ja)
ES (1) ES2045500T3 (ja)
FR (1) FR2635483B1 (ja)

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