JPH06508663A - 効率の高まったラッカーゼを用いた、リグノセルロースを含む材料の脱リグニン、漂白及び白水処理のための方法 - Google Patents

効率の高まったラッカーゼを用いた、リグノセルロースを含む材料の脱リグニン、漂白及び白水処理のための方法

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JPH06508663A
JPH06508663A JP4510402A JP51040292A JPH06508663A JP H06508663 A JPH06508663 A JP H06508663A JP 4510402 A JP4510402 A JP 4510402A JP 51040292 A JP51040292 A JP 51040292A JP H06508663 A JPH06508663 A JP H06508663A
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リグノツィム ゲゼルシャフト ツァー ヘルステルンク ウント ツム フェルトリーブ フォン エンツィメン ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 効率の高まったラッカーゼを用いた、リグノセルロースを含む材料の脱リグニン 、漂白及び白水処理のための方法本発明は、リグノセルロースを含む材料の脱リ グニン及び/又は古紙を酵素的にインキ抜きするためのリグノセルロースを含む 材料の漂白及び白水特にパルプ製紙工場廃棄物の処理のための新しい方法に関す る。
■、パルプ製造のための化学的方法、リグニン分解酵素の使用すなわちバイオパ ルピング、その他の利用分野に関する先行技術A パルプ製造及び木材パルプ製 造のための化学的方法今日、パルプ製造のためには、硫酸塩及び亜硫酸塩方法が 主として用いられている。硫酸塩方法では、活性化学物質NaOH及びNatS が使用され、亜硫酸塩方法ではCa(H3Os)z +SOtが用いられる。
さらに、をI!溶媒を用いる少数の低汚染性蒸煮方法も存在する。
全ての方法が主として1つの目的をもつ。すなわち、使用済みの植物性材料、木 材又は−竿体植物からのリグニンの除去である。植物性材料(茎又は幹)の主な 構成成分であるリグニンは、これがあると高度に填料が加えられる可能性のある 非接色紙を製造することができないことから、除去しなくてはならない。
木材パルプ製造方法では、相応する砕木又は精砕を通しての相応する前処理(化 学的、熱的又は熱化学的)の後に木材をフィブリル化する石材グラインダー(砕 木パルプ)又は精砕機(TMP)が利用される。
これらの木材パルプはなおも大部分のリグニンを有し、何よりもまず、ここでは 一般にコーテッドペーパーとして新聞印刷及び雑誌又は広告の印刷のために用い られる。
B バイオパルピング リグニン分解系の活動メカニズムは、数年にわたって調査されてきたにすぎず、 この間、適切な培養条件及び誘導物質の付加を通して白腐れ真菌Phanero chaete Chrysosporiumから充分な酵素量を得ることができ るまでに至った。この真菌の中には、それまで知られていなかったリグニンペル オキシダーゼ及びマンガンペルオキシダーゼといった酵素量が発見された。イン ビボのこの真菌はきわめて効果的なリグニン減成力をもつため、当初、真菌無し で酵素を用いた場合にリグニンも又減成されるであろうという結論が下された。
しかし、酵素はなかんづくリグニンの再重合を導くもののその減成を導かないこ とから、この考えは誤ったものであることがわかった。
同じことは同様にしてその他のリグニン分解ペルオキシダーゼ及びFl、O,で はなく0□の助けを借りて酸化的にリグニンを減成するラフカーゼといったその 他のリグニン分解酵素量についてもあてはまる。あらゆる場合において、減成中 類似のプロセスすなわち、これらの基がいかなる形であれ捕獲されない場合再び 互いに反応し合いかくして再度重合する基(ラジカル)形成にまで行きつくこと になる。
従って、バイオパルピングに関しては、否が応でもインビボ系に戻らざるを得な くなった。
少なくとも漂白可能性を増大させ機械的な後処理(フィブリル化)のために必要 なエネルギーを減少させる部分的脱リグニンを達成するために、真菌を例えば木 材チップと接触させた。バイオパルピングは一般に、生物学的に酵素的な方法又 は予備段階を用いて行なわれるパルプ又はパルプ様の材料の製造であるものとし て理解されている。バイオパルピングでは、まず何よりも、リグニン分解酵素の みが望まれることからいわゆる無セルラーゼ突然変異体であるいがなるセルラー ゼも形成しない培養菌株に対してこれが試みられるが、それでも白腐れ真菌は同 様にリグノセルロースの存在下でセルラーゼを形成する。セルラーゼは、パルプ の場合セルロースの減成を通して望ましくない収量損失を導く。
もう1つの問題点は、白腐れ真菌が炭素供給源としてリグニンを使用できず、従 って炭素供給源としてそれぞれセルロース及びヘミセルロースに依存していると いうことである。現在これらの問題点は、無セルローズ突然変異体にいやしくも 成長を可能にするべく、中でもグルコースといった付加的な炭素供給源を基質に 含浸させるということで巧みに回避されている。
これに関連して、主な問題点は、リグニンの減成速度ががなり緩慢であり(数日 〜数週間)そのためインビボプロセスすなわち木材せん断チッピング+無セルラ ーゼ突然変異体(Phanerochaete Chry−sosporium )の場合、中でも新しくより優れた野生菌株のスクリーニングに忙がしくなると いうことである。最終目標は、上述のようにバッチを改善するため(すなわち精 砕又は砕木エネルギーの低減及び漂白可能性の改善)より迅速でより有効なリグ ニン減成を達成することにある。
セルロース及びヘミセルロースの損失を低く保つことが可能であったならば、こ れまで精砕又は砕木を用いて製造された木材料パルプとは対照的に、なかでも基 本的に低いエネルギーで製造でき漂白がより容易でしかもより優れた機械的特性 を示すような高収量材料が達成されることになるだろう。
上述のとおり、主要な欠点としては以下のものが残っている=1、 非常に緩慢 なリグニン減成 2、 非常に制限されたものにすぎないリグニンの減成(数%)3、 付加的炭 素供給源の恐らくは不可避的な配分4、 特殊曝気、pH維持及び無汚染を用い た、緩慢な成長及び減成時間による大きなハツチ体積といったプロセス制御のた めにひき起こされる問題点 Phanerochaete chrysosporiumに関して細胞を含ま ない酵素系を伴うパッチも存在する。
しかしながらここでは、利用分野は1)「クラフトパルプ」 (すなわち、約5 〜8%の残留リグニン含有量で硫酸塩蒸煮の後結果として得られる部分的に脱リ グニンされたパルプ)の漂白、2)機械パルプすなわちTlIP (熱−機械パ ルプ) 、CMP(化学−機械パルプ)及びCTMP (化学−熱−機械パルプ )といった木材パルプの機械−熱又は化学−機械又は化学−熱一機械処理の結果 得られるパルプの機械的特性の改善、及び3)(クラフトパルプの第1の漂白段 階の後に得られるもののような)白水−Elの脱色から成る。
ここでは利用分野は、12〜48時間以内での最高数パーセント(砕木パルプ) に至るリグニン百分率分画(クラフトパルプの場合)の減成に制限される。
最近になって、成る意味でリグニンペルオキシダーゼ内で活性ヘム成分を産生ず るヘモグロビンといったようなヘム化合物の助けを借りてより優れた漂白結果を 達成するため、いくつかの実験が行なわれた。ここでこれらの化合物は一般に工 業的に使用するにはあまりにも高+II過ぎ又、部分的にはセルロースの減成と いった望ましくない付随女つ果をもつ。
ここではヘミセルロース(キシラン)とリグニンの間の結合に対する影響が仮定 されることから、漂白酵素として同様に、その他の酵素グループの種すなわちヘ ミセルラーゼ二こでは中鱗でもキシラナーゼが用いられる。
同様にここでも、酵素は作用に長くかがりしがも比較的漂白効果が低くリグニン 除去に欠け、これは著しい欠点である。
リグニン分解酵素のさらなる利用分野は、パルプ廃棄物の脱色及び無毒化及び塩 素化芳香剤及びその他の化合物の酸化とそれに続く無毒化である。この分野にお いては現在のところ、脱色及び無毒化の実験においてこれまでインビボ真菌系内 で遊離又は不動化真菌のいずれも利用されたことがないことがら、問題の満足の いく解決法は存在しない。より長い期間(日数)にわたって初めて満足のいく減 成及び酸化の値がそれぞれ達成されたにすぎない。
二こで本発明の目的は、リグノセルロースを含む材料がらのリグニンの減成及び /又はリグノセルロースを含む材料の漂白のため及び古紙を酵素的にインキ抜き するため及びパルプ製紙工場廃棄物を処理するための、上述の欠点を全くもたな い方法を利用可能にすることにある。
このIII!は、Coriolus versicolor及びその他のラッカ ーゼ形成体から得られたラッカーゼが、非芳香族還元及び酸化剤ならびに、フェ ノール及び/又は非フエノール芳香剤の作用を通して直接フェノール及び非フエ ノールリグニン構造を酸化するが或いは又さらなるフェノール及び/又は非フエ ノール化合物のこれらの化合物によってもたらされる酸化を通してリグニンを酸 化するようなフェノール化合物及び/又は非フエノール芳香剤を同時に付加する 及び/又は配分することによって使用されることで解決される。
値カニ、ドイツ特許出願明細書DE3636208 (W088103190) 、P408893.6、P40B894.4は、還元及び酸化剤及びその他の酸 化還元材料(塩など)を同時に配分する一方でリグニン分解酵素を使用すること を記述している、しかしながら、これらの文書に比較した場合の主な差異は、ラ ッカーゼすなわち成る種の物1X(フェノール芳香剤、非フェノール芳香剤)の 付加によりその活性が著しく拡張されかくして完全なリグニン分子を攻撃しりゲ ニンペルオキシダーゼのように作用することのできるラッカーゼの拡張された使 用にある。
本発明に従うと、なかでもCoriolus versicolorのランカー ゼが用いられる。このラッカーゼは、ラッカーゼ基質(それぞれフェノール化合 物及び非フエノール化合物)及び/又はフェノール化合物及び/又は非フエノー ル芳香剤と共に用いられ、かくしてこれらの化合物は酸化され、次にそれ自体酸 化還元媒介物質として直接リグニンを酸化するか又は、介在されたさらなる酸化 還元媒介物質(フェノール化合物又は非フエノール芳香剤、例えばベラトリルア ルコール)を用いて酸化を行なう。従って、リグニンのフェノール成分(これは 下部構造の約3分の1を構成するにすぎない)のみを攻撃するラッカーゼは非フ エノール下部構造も攻撃することができ従って理論的には完全に全リグニン分子 を減成することができ、その結果ちょうどリグニンペルオキシダーゼのように作 用する、ということになる。かくして、これらの酸化還元系は、呼吸鎖において と同様に酸化された物質が次の物質のための酸化剤として作用しそれによって還 元されるように、互いに「整合」しなければならない。図1は、補欠分子族(C u”)Cu”)のレヘルに対するラッカーゼの作用のメカニズムを示している。
図1゜ 2 (Cu”)う、カーゼ+フェノール2 (Cu” ) ラッカーゼ十基(ラ ジカル)(I)+2H”2 (Cu” )ラッカーゼ+1/2 0.+2H”2  (Cu”)ラッカーゼ+HtO ラッカーゼは、フェノールからの中割球アリルオキシー基の形成を触媒する。
ラッカーゼの使用について上述の特許の中に記述されている方法とは対照的に、 主たる利点は、より大きな発酵容器の中でのとりわけPhanero chae te chrysosporius+といった培養がより困難なリグニンペルオ キシダーゼ形成体とは対照的な基本的に単純化された培養にある。独自の収量は 、約2000万!u/1で特殊な誘導物質を用むまた場合である。リグニンペル オキシダーゼの擬領特異性に対するラッカーゼの効果の拡張によってのみ、きわ めて有利なことであるこれらの酵素の実際の商業的利用が達成される。初期リグ ニン含有量が約27%で基質としてとうひ/木材パルプを用いてのラッカーゼ単 独の(すなわちリグニンと酵素の間に配置されたフェノール又は非フエノールタ イプの酸化還元媒介物質及びう・ノカーゼを伴う上述の系無しの)リグニン減成 実験は、最大22%の残留リグニン含有量までの脱リグニンすなわち19%を示 し、新しい系での減成実験は目下のところ最高16%の残留リグニン含有量のリ グニン減成すなわち約41%すなわち2倍以上を示している。
本発明に従うと、還元剤及び/又は酸化剤、塩及び/又はフェノール化合物を付 加することにより、200〜600 a+Vの酸化還元電位が調整される。これ は、酸化還元電極を用いて測定でき、本発明に従った方法において酸化及び還元 剤、塩及びフェノール化合物を付加することにより反応時間全体にわたり制御装 置及び制御機構を用いて一定に維持され得る。
好ましくは、酸化剤としては空気、0□又は過酸化水素が用いられる。還元剤と しは、重亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、亜ニチオン酸塩及びチオール化合 物が考慮に入れられる。
塩としては好ましくは金属塩が用いられる。特にFeSO4,Fact、、。
Mn5Oa、 TiO□、 CO3O4及びMl−酢酸塩がここでは可能である 。さらに、本発明に従うと錯体形成体の付加が好まれるという事実も記しておき たい。例えば、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)又はジエチレントリアミン 五酢酸(DTP八)がそのようにして用いられる。
L述の物質C二加えて、バルブを含む水溶液に対しさらなる物質を付加すること が可能である。このようなものとして考えられるのはNa0CI 、?fi浄削 及びポリサツカリドである。その他のものとしては、非イオン、イオン、陰イオ ン、陽イオン及び両性表面活性剤ならびにグルカン及びキサンタンがそれに属し ている。さらに、リグニン分解酵素に加えてヘミセルラーゼ及び/又はペクチナ ーゼ及び/又はリパーゼを使用することも可能である。
R,Bourbonnais及びM、G、Pa1ceの研究「非フエノール基質 の酸化」(FEBS 267、l990.p99〜102)に比べた主な差異は 、中でも、酸化剤を供給することによって反応を同時に維持しながら「トラ、ピ ング基」を通してのリグニンの脱型台及び再重合の抑制を優先させるため同時に 還元剤及び酸化剤を配分することによる全く異なるプロセス制御にある。う、カ ーゼがH,0□とも作用し、ラッカーゼの酸化作用は成る種の基質を用いて過酸 化物により同定されるということも知られている(R,BIaicb+Anal ytische Elektrophores ever fahren(分析 的電気泳動法) 、Thieme−Verlag 1978.p59)。
本発明に従ったシステムは、ラッカーゼ単独で使用されるが或いは又例えばPb anerochaete chrysosporiu*のマンガンペルオキシダ ーゼ及び/又はリグニンペルオキシダーゼと共に、或いは又他の白腐れ真菌と合 わせて用いられる。後者つまりリグニンペルオキシダーゼ(マンガンペルオキシ ダーゼ)+ラッカーゼの場合、両方の酵素種がなおも活性である約4〜5のpH 値で作用させられる。酵素的インキ抜きの間の実際のリグニン減成、漂白(リグ ニン減成を伴う)又は膨潤プロセスは、還元剤と酸化剤を同時に配分することに よって、すなわちリグニン減成から生じる基のトラッピング(捕捉)を通して行 なわれる。往々にして、それ自体リグニン減成を加速することのできる001( −基(Fe”及び/又はTi″”+HzOt) 、’0w1(−基(Ti”及び 02)又は−重積酸素(NaOCI +HtOz=NaCI +HzO+Oりと いった成る種の基へと導(Na0C1のFe”+ Fe”、 Cu”、 Ti” といった成る種の金属塩が同時に存在することも重要である。同様に、一部分真 菌自体により産生されるか又は混合培養において白腐れ真菌と酵母の間に結果と して生しる酵母細胞壁から来る多F[の存在及び、脱リグニン及び/又は漂白の 際に繊維間に酵素がよりうまく進入できるようにししかもインキ粒子の発泡及び 収集効果にとって不可欠であるいくつかの洗浄剤の存在も重要な助けである。イ ンキ抜きの場合、化学系の中に存在するNaOH/80の漂白作用を補償するた めホルムアミジンスルフィン酸(FAS) / NaOHといった付加的な漂白 系も同様に重要であり得、又さらに、石けん単独又は石けんと洗浄剤を組合わせ ての付加も収集剤として重要でありうる。
木材パルプ廃棄物(TMP/砕木パルプなど)を酵素的に処理する場合、ラッカ ーゼ+フェノール又は非フエノール芳香剤が用いられる。
還元剤は付加しないものの連続的に酸化手段(HtOz、Ox又は大気中酸素) を供給しながら成る種のフェノール又は非フエノール芳香剤を充分照準を合わせ た形で使用することにより、ここでは、ラッカーゼのみを用いた場合達成できる 値(20〜50%)をはるかに超える白水中に含まれたリグニンのほぼ完全な重 合が可能である。従って、不可溶化ひいては凝集、沈陣、ろ過、マイクロ浮上分 離などにより白水から70〜90%のリグニンを除去し、C3Bを徹底的に60 〜70%まで低下させることが可能である。
A0例1) 例:硫酸塩パルプの酵素的漂白 50gの炉乾燥パルプ(硫酸塩パルプ)を約500 rpm 、40°Cで1% の缶液濃度で撹拌容器内で撹拌する。inのHCIでGIH値をpH5に調整す る。炉乾燥物質に基づいて0.1〜1.5%のH20□、約0.1%の1!Tl )A又はI)TPA、炉乾燥物質に基づいて0.01〜0.5%の硫酸銅(I[ )を付加する。Coriolus uersicolorのラフカーゼを500 〜80001U(11U=酵素1d1分あたり1μmのシリンガラダジンの変換 )を付加した後、炉乾燥物質1つあたり約2X10−”%〜lX10−’%のベ ラトリルアルコールと0.01〜0.1%のナフトールを付加し、同時にH2O ,と重亜硫酸ナトリウム溶液を秤量する一方で漂白プロセスを開始させる。この ように秤量することによって約400 mVの酸化還元電位が維持される。この プロセスは、開始後2〜4時間続行される。
プロセスの制御は、酸化還元電極及びポンプ制御を介して行なわれる。
81例2) 木材パルプ(TMP)の脱リグニン 100 adの水中の1gの炉乾燥TMP(1%)を1mの)ICI i′pH 5に調整する。1mのHCIを伴って炉乾燥物質あたり0.01%〜0.1%の ナフトール、400 ttraol のHzOz、8 μmol のベラトリル アルコールを付加する。配分につれて(l m/時)、重亜硫酸ナトリウムとH 20!を同時に溶液として(各9.80 m*olar)付加する。約1000 00 Illの酵素(Coriolus versicolorのラッーカーゼ )を付加することにより反応を開始させる。反応時間は、約500 rp−の撹 拌下で40°Cで4時間である。
C1例3) 例:前処理を伴う酵素的インキ抜き 100gの炉乾燥古紙(紙50%/雑誌50%)をlX3c+wの細片に破砕す る。その後22の水を付加しく約45°C)pHをミョウバンで7〜7.5に調 整する。次に、80−800010のラッカーゼ(I II−酵素ld、1分あ たり1μmo1のシリンガラダジンの変換)、8μmolのへラトリルアルコー ル及び0.05〜0.6%の収集剤としての洗浄剤及び0.2−2μIの亜硫酸 水素ナトリウム溶液(38〜40%)を各々炉乾燥古紙材料gに基づいて付加す る。次に、15分間、崩壊剤の中で300Orpmで精砕する。次に古紙材料を 75分間約45゛C放置するか又は直ちに10〜20分間市販の2ol入り浮上 分離セル内で浮上分離させる。
06例4) 木材パルプ廃棄物(T?IP、砕木パルプその他)の酵素的処理〉〉〉存在する リグニンの重合 未ろ過の250蔵のTMP白水を、1 +0.0IX10−’−0,1%ナフト ールあたり10−20000 IIのラッカーゼに対して付加し、1〜4時間2 0〜50°Cで撹拌し大気中酸素を供給しながらインキュベートする。ラッカー ゼ単独使用については、存在するリグニンの重合の著しい増加が起こり、リグニ ンは不溶性となりポリエチレンイミンなどの適切な凝集剤の付加又はマイクロろ 過、遠心分離又はろ過によってこれを除去することが可能である。
手続補正書(方式) %式% ■、事件の表示 PCT/EP 92101086 2、 発明の名称 効率の高まったラッカーゼを用いた、リグノセルロースを含む材料の脱リグニン 、漂白及び白水処理のための方法、 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名 カル、ハンスーベーター 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号6、 補正の対象 (1)明細書、請求の範囲及び要約書の翻訳文(2)委任状 7、補正の内容 fil 明細書、請求の範囲及び要約書の翻訳文の浄書(内容に変更なし) (2)別紙の通り 8、 添附書類の目録 (1) 明細書、請求の範囲及び 要約書の翻訳文 各1通 (2)委任状及びその翻訳文 各1通 フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、 SE)、 AU、  BR,CA、 FI、 HU、 JP、 NO,RU、 US

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.リグノセルロースを含む材料からのリグニンの減成及び/又は古紙を酵素的 にインキ抜きするためのリグノセルロースを含む材料の漂白のため及びパルプ製 紙工場廃棄物の処理のための方法において、Coriolus versico lor及びその他のラッカーゼ形成体から得られたラッカーゼが、非芳香族還元 及び酸化剤ならびに、フェノール及び/又は非フェノール芳香剤の作用を通して 直接フェノール及び非フェノールリグニン構造を酸化するか或いは又さらなるフ ェノール及び/又は非フェノール化合物のこれらの化合物によってもたらされる 酸化を通してリグニンを酸化するようなフェノール化合物及び/又は非フェノー ル芳香剤を同時に付加する及び/又は配分することによって使用されることを特 徴とする方法。
  2. 2.ラッカーゼに加えてリグニンペルオキシダーゼ及び/又はマンガンペルオキ シダーゼが使用されることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.Phanerochaete Chrysosporium又はその他の白 腐れ真菌からのリグニンペルオキシダーゼ及び/又はマンガンペルオキシダーゼ が使用されることを特徴とする、請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 4.反応溶液に対してヘミセルラーゼ及び/又はペクチナーゼ及び/又はリパー ゼがさらに付加されることを特徴とする、請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ かに記載の方法。
  5. 5.pH値が3〜8の間に調整されていることを特徴とする、請求の範囲第1項 乃至第4項のいずれかに記載の方法。
  6. 6.温度が25℃〜60℃の間に調整されることを特徴とする、請求の範囲第1 項乃至第5項のいずれかに記載の方法。
  7. 7.酸化還元電位が200mVから600mVの間に調整されることを特徴とす る、請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の方法。
  8. 8.金属塩がさらに反応溶液に付加されることを特徴とする、請求の範囲第7項 に記載の方法。
  9. 9.金属塩としてFeSO4,FeCl3,MnSO4,TiO2,CuSO4 及びMn3−酢酸塩が使用されることを特徴とする、請求の範囲第8項に記載の 方法。
  10. 10.NaOClが使用されることを特徴とする、請求の範囲第9項に記載の方 法。
  11. 11.還元剤として重亜硫酸ナトリウム、亜ニチオン酸ナトリウム、アスコルビ ン酸、チオール化合物又はグルタチオンが使用されることを特徴とする、請求の 範囲第8項乃至第10項のいずれかに記載の方法。
  12. 12.空気、酸素、H2O2又は有機過酸化物が酸化剤として使用されることを 特徴とする、請求の範囲第8項乃至第11項のいずれかに記載の方法。
  13. 13.付加的に洗浄剤が使用されることを特徴とする、請求の範囲第1項乃至第 12項のいずれかに記載の方法。
  14. 14.非イオン、イオン、陰イオン、陽イオン及び両性界面活性剤が洗浄剤とし て使用されることを特徴とする、請求の範囲第13項に記載の方法。
  15. 15.反応溶液に対しさらに多糖類が付加されることを特徴とする、請求の範囲 第1項乃至第14項のいずれかに記載の方法。
  16. 16.真菌自体によって形成されるか又は酵母を用いて混合培地内で産生される 独自の多糖類及び/又はグルカン、マンナン、デキストラン、レバン、又は植物 性コームが多糖類として付加されることを特徴とする、請求の範囲第15項に記 載の方法。
  17. 17.反応溶液に対して錯化剤がさらに付加されることを特徴とする、請求の範 囲第1項乃至第16項のいずれかに記載の方法。
  18. 18.錯化剤としてエチレンジアミン四酢酸(EDTA)又はジエチレントリア ミン五酢酸(DTPA)が使用されることを特徴とする、請求の範囲第17項に 記載の方法。
  19. 19.水ガラスが付加されることを特徴とする、請求の範囲第1項乃至第18項 に記載の方法。
  20. 20.例えば石けん、ケン化脂肪酸などが付加されることを特徴とする、請求の 範囲第1項乃至第19項に記載の方法。
  21. 21.ホルムアミジンスルフィン酸(FAS)/NaOHが系に付加されること を特徴とする、請求の範囲第1項乃至第20項に記載の方法。
  22. 22.基(ラジカル)形成体が系に付加されることを特徴とする、請求の範囲第 1項乃至第21項に記載の方法。
  23. 23.遊離基スカベンジャが系に付加されることを特徴とする、請求の範囲第1 項乃至第22項に記載の方法。
  24. 24.ラッカーゼ、リグニンペルオキシダーゼ、マンガンペルオキシダーゼ又は その混合物が酵素として配分されることを特徴とする、請求の範囲第1項乃至第 23項に記載の方法。
JP4510402A 1991-05-17 1992-05-18 効率の高まったラッカーゼを用いた、リグノセルロースを含む材料の脱リグニン、漂白及び白水処理のための方法 Pending JPH06508663A (ja)

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