JPH0650810Y2 - テープ再生装置 - Google Patents
テープ再生装置Info
- Publication number
- JPH0650810Y2 JPH0650810Y2 JP8532090U JP8532090U JPH0650810Y2 JP H0650810 Y2 JPH0650810 Y2 JP H0650810Y2 JP 8532090 U JP8532090 U JP 8532090U JP 8532090 U JP8532090 U JP 8532090U JP H0650810 Y2 JPH0650810 Y2 JP H0650810Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- decks
- state
- deck1
- deck2
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 2台のデッキを交互に運転するテープ再生装置に関し、 ヘッドクリーニングを自動化してメンテナンスフリーと
することを目的とし、 独立して動作可能な第1および第2のテープデッキと、
両テープデッキの一方を再生状態にしている間は、他方
の次の再生に備えたスタンバイ状態で休止させておく交
互運転規制とを備えたテープ再生装置において、前記制
御部は再生状態のテープデッキをスタンバイ状態に移行
させる際に、テープエンドのリーダテープ部を再生状態
に走行させるよう構成する。
することを目的とし、 独立して動作可能な第1および第2のテープデッキと、
両テープデッキの一方を再生状態にしている間は、他方
の次の再生に備えたスタンバイ状態で休止させておく交
互運転規制とを備えたテープ再生装置において、前記制
御部は再生状態のテープデッキをスタンバイ状態に移行
させる際に、テープエンドのリーダテープ部を再生状態
に走行させるよう構成する。
本考案は、2台のデッキを交互に運転するテープ再生装
置に関する。
置に関する。
長時間にわたり音楽を流すテープ再生装置は、1台のオ
ートリバース型デッキを繰り返し使うより、2台のデッ
キを交互に運転して一方を休止させておく方が装置寿命
を長くすることができる。
ートリバース型デッキを繰り返し使うより、2台のデッ
キを交互に運転して一方を休止させておく方が装置寿命
を長くすることができる。
2台のデッキを交互に運転するテープ再生装置は、一方
のデッキで再生中に他方のデッキを次の再生に備えた状
態(以下、スタンバイ状態と呼ぶ)で休止させておく。
そして、一方のーデッキが再生終了するとき他方のデッ
キを起動することで、連続して音楽を流し続けることが
できる。
のデッキで再生中に他方のデッキを次の再生に備えた状
態(以下、スタンバイ状態と呼ぶ)で休止させておく。
そして、一方のーデッキが再生終了するとき他方のデッ
キを起動することで、連続して音楽を流し続けることが
できる。
従来は再生状態からスタンバイ状態への移行を第4図の
ように行っている。同図(a)はn曲の音楽が録音され
た磁気テープ1巻の全体を示している。このテープの録
音部分(曲1〜n)の前後には固有周波数のキュー信号
Q1,Q2が録音されており、これで録音部分の始めと終り
を区別している。終りのキュー信号Q2は再生PLAYの終了
およびデッキ切替えに利用され、始めのキュー信号Q1は
巻戻しREW後の頭出しAPSに利用される。
ように行っている。同図(a)はn曲の音楽が録音され
た磁気テープ1巻の全体を示している。このテープの録
音部分(曲1〜n)の前後には固有周波数のキュー信号
Q1,Q2が録音されており、これで録音部分の始めと終り
を区別している。終りのキュー信号Q2は再生PLAYの終了
およびデッキ切替えに利用され、始めのキュー信号Q1は
巻戻しREW後の頭出しAPSに利用される。
一般的な磁気テープは第4図(a)のようにテープエン
ドがリーダテープ部L1,L2となっている。この部分は録
音できないが、ヘッドのクリーニング機能があるため、
ここを再生状態で使用すれば自動的にヘッドをクリーニ
ングすることができる。
ドがリーダテープ部L1,L2となっている。この部分は録
音できないが、ヘッドのクリーニング機能があるため、
ここを再生状態で使用すれば自動的にヘッドをクリーニ
ングすることができる。
しかしながら第4図の方法では、終りのキュー信号Q2を
検出するとPLAYからREWに切替えるため、終端のリーダ
テープ部L2でヘッドクリーニングは行なわれない。ま
た、REW後のAPSもヘッドを磁気テープに接近させるが接
触はさせない高速走行モードで行うため、始端のリーダ
テープ部L1でもヘッドクリーニングは行われない。従っ
て、再生音質を良好に保つためには定期的にヘッドクリ
ーニングを行うメンテナンスが必要になる。
検出するとPLAYからREWに切替えるため、終端のリーダ
テープ部L2でヘッドクリーニングは行なわれない。ま
た、REW後のAPSもヘッドを磁気テープに接近させるが接
触はさせない高速走行モードで行うため、始端のリーダ
テープ部L1でもヘッドクリーニングは行われない。従っ
て、再生音質を良好に保つためには定期的にヘッドクリ
ーニングを行うメンテナンスが必要になる。
本考案はこのヘッドクリーニングを自動化してメンテナ
ンスフリーとすることを目的としている。
ンスフリーとすることを目的としている。
第1図は、本考案の構成図で、DECK1,DECK2は2台の独
立したテープデッキ、CS1,CS2は各デッキで再生される
カセットテープ、CPUは2台のデッキDECK1,DECK2を交互
運転させる制御部(マイクロコンピュータ)である。
立したテープデッキ、CS1,CS2は各デッキで再生される
カセットテープ、CPUは2台のデッキDECK1,DECK2を交互
運転させる制御部(マイクロコンピュータ)である。
カセットテープCS1,CS2はいずれも第2図のようなフォ
ーマットでリーダテープ部L1,L2の間に曲1〜曲nを録
音している。I1〜I(n−1)は曲1〜曲nを区分する
2〜3秒の短い曲間(無音部分)であり、Inは曲nの終
りを示す5秒程度の長い曲間である。
ーマットでリーダテープ部L1,L2の間に曲1〜曲nを録
音している。I1〜I(n−1)は曲1〜曲nを区分する
2〜3秒の短い曲間(無音部分)であり、Inは曲nの終
りを示す5秒程度の長い曲間である。
CPUはDECK1,DECK2のPLAY,STOP,REW.APS等を制御する。
このときDECK1,DECK2から曲間やキュー信号を検出す
る。
このときDECK1,DECK2から曲間やキュー信号を検出す
る。
本考案のPLAYは曲1の始めから開始するが、終了はリー
ダテープ部L2の終端(テープエンド)である。この場
合、曲1〜曲nの間のPLAYは音楽の再生であるが、リー
ダテープ部L2のPLAYはヘッドクリーニングになる。この
PLAYの途中で長い曲間Inを検出すると他方のデッキを起
動する。そして、リーダテープ部L2の終端まで再生した
らそこで一旦停止(STOP)してから巻戻しREWを行う。
このREWはテープの始端、つまりリーダテープ部L1の先
端まで行う。そして、このREWが完了したら一旦STOPし
て頭出しAPSを行う。本考案ではこのAPSをPLAYモードで
行い、リーダテープ部L1でもヘッドクリーニングを行
う。
ダテープ部L2の終端(テープエンド)である。この場
合、曲1〜曲nの間のPLAYは音楽の再生であるが、リー
ダテープ部L2のPLAYはヘッドクリーニングになる。この
PLAYの途中で長い曲間Inを検出すると他方のデッキを起
動する。そして、リーダテープ部L2の終端まで再生した
らそこで一旦停止(STOP)してから巻戻しREWを行う。
このREWはテープの始端、つまりリーダテープ部L1の先
端まで行う。そして、このREWが完了したら一旦STOPし
て頭出しAPSを行う。本考案ではこのAPSをPLAYモードで
行い、リーダテープ部L1でもヘッドクリーニングを行
う。
APSの完了にキュー信号Q1を用いるのは、曲1の頭切れ
を回避するためであるが、これが問題にならなければIn
と同じ長い曲間でもよい。一方、曲nに続く長い曲間In
をキュー信号にすると、ここをPLAYモードで通過するた
めのキュー信号がノイズとして再生される可能性があ
る。
を回避するためであるが、これが問題にならなければIn
と同じ長い曲間でもよい。一方、曲nに続く長い曲間In
をキュー信号にすると、ここをPLAYモードで通過するた
めのキュー信号がノイズとして再生される可能性があ
る。
第3図は本考案の一実施例を示すフローチャートで、第
1図のCPUによる処理を示している。システム立上げに
よりスタートすると、最初のステップS1でDECK1,2共にR
EW処理をしてテープ始端へ巻戻す。次にステップS2でDE
CK1,2共に曲1の頭出しAPSを行ってスタンバイ状態にす
る。このAPSはPLAYモードで行い、同時にリーダテープ
部L1によるヘッドクリーニングを行う。ここで、いずれ
のデッキから再生するかをスイッチ等で判断するため、
ステップS3で優先順位を判定する。
1図のCPUによる処理を示している。システム立上げに
よりスタートすると、最初のステップS1でDECK1,2共にR
EW処理をしてテープ始端へ巻戻す。次にステップS2でDE
CK1,2共に曲1の頭出しAPSを行ってスタンバイ状態にす
る。このAPSはPLAYモードで行い、同時にリーダテープ
部L1によるヘッドクリーニングを行う。ここで、いずれ
のデッキから再生するかをスイッチ等で判断するため、
ステップS3で優先順位を判定する。
DECK1優先の場合はステップS4に移ってDECK1の再生起動
処理を行う。これでDECK1はPLAYモードとなり、曲1か
ら順に再生する。この間にステップS5でDECK1の曲間
(ここでは長い曲間Inを指す)を監視し、検知したらス
テップS6でDECK2の状態を判定する。このときDECK2はス
タンバイ状態にあるので、ステップS7でDECK2の再生起
動処理を行う。これで音楽はDECK2側で再生され始める
が、DECK1は停止していないので、更にPLAYモードを継
続し、テープ後端のリーダテープ部L2でヘッドクリーニ
ングを行う。やがてテープ後端に達したらステップS8で
DECK1のREW処理を行い、テープ始端まで巻戻す。次いで
ステップS9でDECK1の頭出し処理を行い、同時にリーダ
テープ部L1でヘッドクリーニングを行う。この後キュー
信号Q1を検出したら頭出し完了なので、ステップS10でD
ECK1を停止させてスタンバイ状態とする。
処理を行う。これでDECK1はPLAYモードとなり、曲1か
ら順に再生する。この間にステップS5でDECK1の曲間
(ここでは長い曲間Inを指す)を監視し、検知したらス
テップS6でDECK2の状態を判定する。このときDECK2はス
タンバイ状態にあるので、ステップS7でDECK2の再生起
動処理を行う。これで音楽はDECK2側で再生され始める
が、DECK1は停止していないので、更にPLAYモードを継
続し、テープ後端のリーダテープ部L2でヘッドクリーニ
ングを行う。やがてテープ後端に達したらステップS8で
DECK1のREW処理を行い、テープ始端まで巻戻す。次いで
ステップS9でDECK1の頭出し処理を行い、同時にリーダ
テープ部L1でヘッドクリーニングを行う。この後キュー
信号Q1を検出したら頭出し完了なので、ステップS10でD
ECK1を停止させてスタンバイ状態とする。
以上のステップS4〜S10はDECK1についてのものである
が、これと同じDECK2についての処理がステップS14〜S2
0で行われる。ステップS14はDECK2優先時にDECK2を再生
起動する処理であり、次のステップS15の曲間検知はス
テップS14またはステップS10の後に実行される。
が、これと同じDECK2についての処理がステップS14〜S2
0で行われる。ステップS14はDECK2優先時にDECK2を再生
起動する処理であり、次のステップS15の曲間検知はス
テップS14またはステップS10の後に実行される。
以上の説明ではDECK1,2共にワンウエイ型デッキを想定
したが、これらをオートリバース型デッキとすることも
できる。この場合は、REWは不要であり、曲間Inは逆方
向の頭出しにも使用される。また1回のヘッドクリーニ
ングは同じリーダテープ部L1またはL2を2回使用して行
われる。
したが、これらをオートリバース型デッキとすることも
できる。この場合は、REWは不要であり、曲間Inは逆方
向の頭出しにも使用される。また1回のヘッドクリーニ
ングは同じリーダテープ部L1またはL2を2回使用して行
われる。
〔考案の効果〕 以上述べたように本考案によれば、2台のテープデッキ
を交互運転するテープ再生装置でヘッドクリーニングも
自動化したので、例えばテープ駆動用のモータが故障す
るまで長時間メンテナンスフリーで連続再生することが
できる利点がある。
を交互運転するテープ再生装置でヘッドクリーニングも
自動化したので、例えばテープ駆動用のモータが故障す
るまで長時間メンテナンスフリーで連続再生することが
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の構成図、 第2図は本考案の動作説明図、 第3図は本考案の処理を示すフローチャート、 第4図は従来の交互運転法の説明図である。 図中、DECK1,DECK2はテープデッキ、CPUは交互運転制御
部、L1,L2はリーダテープ部、Inは曲間である。
部、L1,L2はリーダテープ部、Inは曲間である。
Claims (1)
- 【請求項1】独立して動作可能な第1および第2のテー
プデッキ(DECK1,DECK2)と、 両テープデッキの一方を再生状態にしている間は、他方
を次の再生に備えたスタンバイ状態で休止させておく交
互運転制御部(CPU)とを備えたテープ再生装置におい
て、 前記制御部は再生状態のテープデッキをスタンバイ状態
に移行させる際に、テープエンドのリーダテープ部
(L)を再生状態で走行させるように制御するものであ
ることを特徴とするテープ再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8532090U JPH0650810Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | テープ再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8532090U JPH0650810Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | テープ再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0445308U JPH0445308U (ja) | 1992-04-17 |
JPH0650810Y2 true JPH0650810Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31816564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8532090U Expired - Lifetime JPH0650810Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | テープ再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650810Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP8532090U patent/JPH0650810Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0445308U (ja) | 1992-04-17 |
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