JPH065077U - 開閉操作の鎖錠装置 - Google Patents

開閉操作の鎖錠装置

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Publication number
JPH065077U
JPH065077U JP10201391U JP10201391U JPH065077U JP H065077 U JPH065077 U JP H065077U JP 10201391 U JP10201391 U JP 10201391U JP 10201391 U JP10201391 U JP 10201391U JP H065077 U JPH065077 U JP H065077U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
container
face
rod
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP10201391U
Other languages
English (en)
Inventor
政勝 後藤
政弘 太田
政博 植田
賛恵光 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
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Publication of JPH065077U publication Critical patent/JPH065077U/ja
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本案はベローズに補強部材を設け、この補強
部材とベローズ保持具との間にシール部材を介装してベ
ローズの気密溶接をなくするようにしている。 【構成】 ガスを封入した容器内のガス圧力変動に伴っ
て伸縮するベローズを設け、ベローズに取り付けた操作
棒に対し、常時は作動棒の段部に係合し、容器内のガス
圧力低下時に操作棒の反係合方向への作動により係合が
解除されて、バネ力により開閉器の開閉操作をロック作
動棒を設けた開閉操作鎖錠装置において、ベローズは端
面と蛇腹部とを一体に形成している。前記ベローズの端
面に一端を固定し他端をベローズより突出させた操作棒
を取り付けている。一方端面に椀状に形成して前記ベロ
ーズを収納し、他方端面に作動棒を支持する突出腕を設
けたベローズ保持具を容器に取り付けている。前記ベロ
ーズの蛇腹部に補強部材を設け、この補強部材とベロー
ズ保持具の内周面との間にシール部材を介装して密封す
るようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、ガス封入形開閉器において容器内のガス圧力が低下した際に開閉器の 開閉操作をロックする開閉操作の鎖錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のガス封入形開閉器におけるガス圧力低下時の開閉操作の鎖錠装置は図3 に示すように構成してある。1はガスを封入した容器で、器壁に設けた穴に後記 支持金具2が固定してある。2は支持金具で、椀状に形成し内周にネジ溝2aを 設け、底部にネジ穴2bが設けられ、支持金具の外側には支持腕2c、2dが設 けてある。3は筒状に形成したベローズ保持具で、外周に設けたネジ溝3aを支 持金具2のネジ溝2aに固定してある。4は筒状の蛇腹部を有するベローズで、 一方端を前記ベローズ保持具に溶接等により密着固定し、他方端を後記操作棒7 に溶接等により密着固定してそれぞれの固定部を気密構造にしてある。5はベロ ーズ保持具に設けたストッパーで、容器内のガス圧力が低下しベローズが伸張し たときベローズ上部が係止するように構成してある。6は支持金具2のネジ穴2 bに係合する調整ネジ、7は上部をベローズ4に固定した操作棒で、調整ネジ6 より支持金具2の外側に突出させている。8は操作棒の上端に設けたストップリ ングで容器内のガス圧力が上昇したとき、ストッパー5に係止するようにしてあ る。9は調整ネジ6と操作棒7との間に張架した調整バネ、10は支持金具の支 持腕2c,2dに移動可能に取付けた作動棒で、上記操作棒7の端部が係合する 段部10aが設けられている。11は支持金具の支持腕2cと作動棒10の端部 との間に張架したバネ、12はリミットスイッチで、レバーが作動棒の段部10 a外周に係合している。13は容器に固定した支持金で、端部にインジケータ軸 14が回動しうるように設けられている。15はねじりバネで、一端を支え金に 係止し、他端をインジケータ軸に係止してある。16はインジケータ軸に固定し た係止片で、一端を作動棒に係合させてある。 このように構成したガス封入形開閉器におけるガス圧力低下時の開閉操作の鎖 錠装置は、容器内を真空にするとベローズが伸張し、ベローズの上端がストッパ ー5に係止する。つぎに容器内にガスを封入するとベローズは圧縮され、操作棒 に設けたストップリング8がストッパーに係止するように構成されている。 いまガス封入形開閉器が作動中に容器内のガス圧力が低下すると、ベローズの バネ力と調整バネのバネ力とによりベローズが伸張しこれと一体に操作棒7が上 昇する。操作棒が上昇すると、操作棒端部が作動棒10の段部10aから外れ、 作動棒はバネ11のバネ力により右方向に移動し、作動棒の段部に係合するリミ ットスイッッチ12のレバーを介してリミット12を操作してガス封入形開閉器 の開閉操作を鎖錠するとともに、インジケータ軸は端部に設けた係合片が作動棒 から解放され、ねじりバネ14のバネ力により回動して、インジケータがガス圧 力の低下を表示する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来構造のガス圧力の変動に反応する可焼性のベローズは、円筒状の蛇腹部端 部とベローズ保持具の端部とを密着固定し、このベローズ保持具外周に設けたO リング溝にOリングを取付けて、容器と気密にしており、ベローズの板厚が薄い ためベローズ保持具に溶接するとき、溶接熱によりベローズが破損しないように 溶接しなければならず作業が繁雑となっており、ベローズ保持具と容器との間に Oリングを介装して気密構造にしているので構造が複雑となっていた。 本案は、このような課題を解決するためなされたもので、ベローズの蛇腹部端 部に補強部材を設けて容器の固定部材との間でシールするようにして構造を簡単 にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ガスを封入した容器内のガス圧力変動に伴って伸縮するベローズを設け、ベロ ーズに取付けた操作棒に対し常時は作動棒の段部に係合し、容器内のガス圧力低 下時に操作棒の反係合方向への作動により係合が解除されて、バネにより作動し て開閉器の開閉操作をロックする作動棒を設けた開閉操作の鎖錠装置において、 端面と円筒状の蛇腹部とを一体に形成したベローズを設け、このベローズ端面に 一端を固定し他端をベローズより突出させた操作棒を取付け、一方端面に椀状に 形成して前記ベローズを収納し他方端面に作動棒を支持する突出腕を設けたベロ ーズ保持具を容器に取付け、前記ベローズの円筒状の蛇腹部に補強部材を設け、 この補強部材と容器固定部材との間にシール部材を介装するようにしている。
【0005】
【作用】
したがって、ベローズと容器の固定部材との間に気密保持をしてベローズの気 密溶接がなくなるので作業が簡単となり、構成部品を少なくすることができる。
【0006】
【実施例】
図1、2は本案の実施例を示すもので、図3と同一のものには同一符号を付し て詳細な説明を省略する。 10bは作動棒10に設けた係合段部、17はベローズ保持具で、椀状に形成 し後記ベローズを収納する収納部17aを設け、底部に挿通穴17bを有し、外 側に支持腕17c,17dが設けられ、エポキシ樹脂等の樹脂で一体に成形して ある。18は図2に示すように端面18aと円筒状の蛇腹部18bとを一体に成 形したベローズで、円筒状端部には折り曲げて形成した補強部材19a、19b を設け、この補強部材19a、19b間にOリング20を収納するように構成し てある。21は一端をベローズ端面に固定した操作棒で、ベローズ保持具17に 設けた挿通穴17bを挿通し、突出端を作動棒10に設けた係合段部10bに対 向するようにしてある。22は操作棒21に設けた溝21aに係合するストップ リングである。 しかるにベローズ18aの端面に操作棒21の一端をスポット溶接等により固 定するとともに、ベローズに設けた補強部材19a、19b間にOリング20を 装着し、ベローズ保持具の挿通穴17bに前記操作棒21を挿入し、ベローズ収 納部17aにベローズ18を収納する。つぎにベローズ保持具より突出している 操作棒の溝21aにストップリング22を取り付けて構成する。 このように構成したガス封入形開閉器の容器内をガスと置換するため真空にす ると、ベローズ保持具の内周とベローズに設けた補強部材19a、19bとによ りOリング20は押圧密着されて容器1内と容器外が密封されており、容器内の 圧力が低下するとベローズ18のバネ力とバネ8のバネ力により伸張し、操作棒 に設けたストップリング22がベローズ保持具17の端面に係合してベローズの 伸張は停止する。容器内の真空引きが完了してガスを充填すると、容器内の圧力 が上昇してベローズは圧縮される。このベローズ18と一体に操作棒が下降し、 操作棒の先端が作動棒に設けた係合段部10bの周面に係合し、ベローズの圧縮 は停止する。実施例では補強部材はベローズを折り曲げて形成したが、これに限 ることなく環状の補強部材をベローズ周面に取り付けてもよく、ベローズ保持部 材のベローズ収納部に凹溝を設けてロリングを収納するようにしてよい。
【0007】
【考案の効果】
本案は上述のように、ベローズに補強部材を設けて、このベローズと容器とを 直接シール材を介装して密封構造にするのでベローズをベローズ保持具に気密溶 接がなくなり構造が簡単となるなど実用的効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の実施例を示すガス封入形開閉器の開閉操
作鎖錠装置の要部断面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】従来例を示すガス封入形開閉器の開閉操作鎖錠
装置の要部断面図
【符号の説明】
1 容器 10 作動棒 17 ベローズ保持具 18 ベローズ 19 補強部材 20 Oリング 21 操作棒
フロントページの続き (72)考案者 林 賛恵光 福岡県行橋市西宮市2丁目13番1号 株式 会社安川電機行橋工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを封入した容器内のガス圧力変動に
    伴って伸縮するベローズを設け、ベローズに取り付けた
    操作棒に対し常時は作動棒の段部に係合し、容器内のガ
    ス圧力低下時に操作棒の反係合方向への作動により係合
    が解除され、バネ力により開閉器の開閉操作をロックす
    る作動棒を設けた開閉操作の鎖錠装置において、端面と
    円筒状の蛇腹部とを一体に形成したベローズを設け、こ
    のベローズの端面に一端を固定し他端をベローズより突
    出させた操作棒を取付け、一方端面に椀状に形成して前
    記ベローズを収納し、他方端面に作動棒を支持する突出
    腕を設けたベローズ保持具を容器に取付け、前記ベロー
    ズの円筒状の蛇腹部の端部に補強部材を設けこの補強部
    材と容器の固定部材との間にシール部材を介装したこと
    を特徴とする開閉操作鎖錠装置。
JP10201391U 1991-11-14 1991-11-14 開閉操作の鎖錠装置 Pending JPH065077U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10201391U JPH065077U (ja) 1991-11-14 1991-11-14 開閉操作の鎖錠装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10201391U JPH065077U (ja) 1991-11-14 1991-11-14 開閉操作の鎖錠装置

Publications (1)

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JPH065077U true JPH065077U (ja) 1994-01-21

Family

ID=14315882

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JP10201391U Pending JPH065077U (ja) 1991-11-14 1991-11-14 開閉操作の鎖錠装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4099462B2 (ja) * 2003-05-30 2008-06-11 松下電器産業株式会社 半導体装置の成膜方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4099462B2 (ja) * 2003-05-30 2008-06-11 松下電器産業株式会社 半導体装置の成膜方法

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