JPH06505652A - 歩行補助具 - Google Patents

歩行補助具

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JPH06505652A JP4506313A JP50631392A JPH06505652A JP H06505652 A JPH06505652 A JP H06505652A JP 4506313 A JP4506313 A JP 4506313A JP 50631392 A JP50631392 A JP 50631392A JP H06505652 A JPH06505652 A JP H06505652A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 歩行補助具 本発明は、両下肢麻痺および四肢麻痺のようなを髄症状患者が歩行もしくは移動 のため使用するのに適した歩行補助具に関する。
これまでそのような歩行補助具は、すべて通常アルミニウムのような金属製の剛 直な帯で相互接続された脚支持装置、背支持具、胸部支持具よりなっていた。脚 支持装置および背および胸部支持具は、通常成形プラスチック材料からつくられ た。そのような慣用歩行補助具の特徴は、腰部および胸部支持具が臀部区域に位 置する一対のピボット継手によって脚支持装置へ回動自在に取付けられていたこ とである。臀部ピボット継手もしくはヒンジの設置により、今や患者が歩行行動 の必須部分である左右に振れる時臀部ピボット継手へ相当量の応力を集中させる ことが確かめられた。このことは特定の臀部ピボット継手が一方の脚の実質上全 重量を支持し、臀部ピボット継手および特にピボット継手に使用されている軸受 ハウジングに対し重大な曲げ運動を加えることを意味する。これは軸受ハウジン グの頻繁な損傷を招来し、そのため上記の慣用歩行補助具は頻繁な保守、修理ま たは交換を必要とした。
上述のタイプの慣用歩行補助具の一つは、脚支持装置が足部支持具、膝関節支持 具および大腿部支持具を含んでいるPARAWALKERとしてイギリスにおい て知られている。上述のタイプの他の慣用歩行補助具は、脚支持装置が足部およ びすね支持具および大腿部支持具を含んでいるアメリカのLUISIANAであ る。
他の慣用の歩行補助具はドイツから発し、垂直金属アームによって相互接続され た革帯からつくられた膝関節および大腿部支持具を各自が存する一対の脚部材を 含んでいる。また各脚部材の一対の上腿部支持具へ接続した可撓性の腰部ハーネ スを含んでいる。上腿部支持具はスペーサープレートによって相互に離れている 。各自隣接する下方脚部材へ取付けられた一対のロッドも備えられる。各ロッド はその上端においてスペーサープレートへ回動自在に取付けられる。この構造に おいて、各脚部材はそれ故歩行作用をシミュレートする、スペーサープレートに 対する往復運動のためスペーサープレートへ回動自在に取付けられている。しか しながらこのドイツの歩行補助具は、もし歩行補助具が下肢または四肢麻痺に有 用ならば必要である、スペーサープレートと各脚部材の間に軸受が設置されてい ない。スペーサープレート設置の主な理由は、脚が接触しないように離して置く ためであった。
それ数本発明の目的は、上に論じた先行技術の不利益を緩和し得る歩行補助具を 提供することである。
本発明の歩行補助具は、胴支持部材と、一対の脚支持部材を含み、それらの各自 は中央もしくは支え捧ピボット手段によって相互に対して独立して回動し得るよ うに相互接続されている。
胴支持部材は任意の適当なタイプでよく、そのため剛直または可撓性てよい。好 ましくは一具体例において、胴支持部材は背部支持部材を含んでいる。適当には 背部支持部材は複数のフレーム部材を有する背部フレームよりなる。一つの好ま しい形において、背支持部材は中央ピボット手段から遠くへ延びている後部フレ ーム部材を含むことができる。好適には後部フレーム部材は、実質上水平または 水平に関し僅かに上方へ、次に垂直に上方へ、患者の背部の輪郭に対応するよう に延びている。胸部ブラケットもしくはフレーム部材は、カーブしたまたは平面 において円弧状でよいフレーム部材の上端へ取付けることができる。胸部ブラケ ットは胸部ベルトまたは可撓性帯によって相互接続された対向端を持つことがで きる。
しかしながら上の構造は必須ではなく、そのため後部フレーム部材は患者の背を 任意の適当な場所で支持するためそれへ取付けた十字部材を有することができる 。代6って、後部フレーム部材はもし望むならば二またに分れてもよい。
脚支持部材は任意の適当なタイプによく、腿とすねの両方を支持できる脚支持フ レームまたは脚支持ブラケットを含むことができるしかしながら、脚支持部材は 、前述したPARAWALKERまたはLUISIANAに用いられているよう な脚カリバスのような、関連する脚支持具へ取付けることができる取付部材から 単になることができる。代わりに取付部材は、はまり合うプラグ部材を保持する ため、または関連する脚支持部材の突出部を押込み嵌合もしくは干渉嵌合関係に 取付けるための適当なソケット部材である、ハウジングもしくはケーシングを含 むことができる。代わりにもし取付部材と脚カリバスのはまり合うパーツを相互 接続する固定具(例えばねじまたはリベット)を備えることが必要であれば、ク リップ手段または他の適切な取付手段を用いることができる。
ピボット手段は、好ましくは軸受ハウジングと、そして関連する脚支持部材が他 方と独立に動くことを可能とするため相互に独立の一対の軸受よりなる。軸受は 任意の適当なタイプでよく、そのためボール軸受またはローラー軸受またはブッ シングを含む平軸受のような転勤要素軸受を含む。
軸受ハウジングはチューブ状でよく、そして適当にはその間にボールが介在する 内側レースもしくはケーシングおよび外側レースもしくはケーシングを含んでい る。外側ケーシングは適当にはチューブ状軸受ハウジング内に非常にぴったり嵌 合するかまたは干渉嵌合している。
チューブ状軸受ハウジングは任意の適当なタイプでよいが、しかし円弧状または 円形内表面を育することができる。チューブ状軸受ハウジングの外表面はそれか ら外側へ延びる少なくとも一つのストップおよび好ましくは複数のストップを有 し、脚支持部材が相互に接触するのを防止し、そのため患者の妨害されない運動 を容易にする。
また、本発明の歩行補助具を使用する患者が直立位置にある時適切なバランスを 達成することを可能にするように、脚支持部材の各自の後退運動を制限するため の手段も設けられる。そのような制御手段なしでは、患者は適切なバランス位置 またはバランス点を得るため後方へ充分に置いた歩行杖または他の支持具を使用 することが必要であろう。制御手段の適当な形はチューブ状ハウジングの後向き のストップと係合する1個以上のストップを含む各脚支持部材を含む。しかしな がら他の代替法においては、そのような制限手段は、バランス点において後方フ レーム部材の係合する突起と接触する適切な配置した当接突起を有する各脚支持 部材よりなることができる。他の可能な構造においては、チューブ状軸受ハウジ ングは、バランス点において脚支持体のそれぞれの縁と係合する適当に配置した 当接部材もしくはストップを持つことができる。
また、各脚支持部材をチューブ状軸受ハウジングへ取付のため取付手段が設けら れる。これはナツトおよびボルトまたは適当なタイプのクリップのような固定具 の使用を含む。好ましくは、取付手段は隣接する脚支持部材に関連する各軸受を 軸受ノ\ウジジグ内に取付けるためにも使用される。
本発明の他の具体例において、胴部支持手段は、患者によって彼の腰のまわりに 着用されるハーネスもしくはさらに適当にはベルトよりなるように改変し、その ため複数のフレーム部材を有する背部フレームを省略することができる。これに 関し、ある場合にはを椎骨または尾てい骨と接触する背部支持部材を持たず、そ のためこれら区域の適切な圧力点との接触を避けるのが望ましいことが確立され た。これらの点を留意し、本発明の歩行補助具は、上に述へた中央または支え捧 ピボット手段と、該ピボット手段へ取付けた腰ベルトと、そして上で論じた一対 の脚支持部材を含むことができる。
本発明のこの具体例においては、胴部支持部材は該ピボット手段を支え棒に隣接 した所望位置で支持するために使用することができる。一対の脚部材は各自一対 の取付部材を含むことができ、その各自はカリバスまたは前に述べたKAFO3 (すなわち膝−足首一足整形具)のような専用の脚支持体のような関連する脚支 持体へ取付けることができる。
適当にはこの具体例において、支え捧ピボット手段は、脚取付部材の各自へ取付 けた車軸を含むことができる。この構造において、各脚取付部材は中空の頭また は上方部分を含むことができ、そのため車軸が各類または上方部分内に位置する 整列した内孔または内部通路を通って延びることができる。好ましくは、各内孔 もしくは内部通路内に、隣接する内孔または内部通路へ成形または他の態様で取 付けることができる、適当にはプラスチック材料またはセラミック材料または金 属材料製の平軸受またはブツシュが設けられる。もし必要ならばブツシュまたは 平軸受を省略し、関連する脚取付部材によって回転運動を許容するように適当に 調整または改造された内部通路もしくは内孔の当接面によって置き換えてもよい 。
胴部支持手段も支え棒ピボット手段とベルトの間の一つ以上の接続部材を含むこ とができる。適当な一構造において、接続部材は、溶接、縫着、または適当な取 付開口もしくはベルトに設けたスロットを通ってループとすることを含む固定取 付のような任意の適当な態様でベルトへ取付けることができる接続帯を含むこと ができる。
この後者の接続の形も調節自在とすることができる。各接続帯は支え捧ピボット 手段へ取付けることもできる。
この具体例において、支え捧ピボット手段は軸受支持部材を含むことができ、そ れへ接続帯の各自へ例えば縫着または溶接によるような任意の適当な態様で取付 けることができる。しかしながら、軸受支持部材と各接続帯との間の取付は調節 自在とすることが好ましく、これは各接続帯を軸受支持部材中の関連する開口ま たはスロットを通ってループとし、接続帯の自由端をベルクロ相互接続またはバ ックルまたは他の調節自在な取付けによって帯の残部へ取付けられる。
もし望むならば、各接続帯と軸受支持部材の間の調節自在な取付けは、固定取付 けに置き換え、その代わり各接続帯と上に述べた支持ベルトの間に調節自在な取 付けを用いてもよい。しかしながら前者の構造が好ましい。
軸受支持部材は実質逆U字形の部材を含むことができ、U字のベースへ接続帯を 取付け、そして車軸はU字の腕中の内孔または開口によって支持されることがで きる。
他の具体例においては、鼠径部帯はそれらが交差またはクロスオーバーし、その ため腰ベルトの右側へ取付けた一方の鼠径部帯は使用時左側の脚支持部材へ取付 けられ、そして腰ベルトの左側へ取付けた鼠径部帯は右側脚支持部材へ取付けら れるようにしてもよい。
上の具体例に関し、脚支持部材の両方は支持ループを備えることができる。
また、本発明の歩行補助具の着用者もしくは使用者が、脚支持部材の両方のKA FOSへ取付けられるように解除自在の係止手段を設けることができる。係止手 段は任意の適当なタイプのものでよく、そして好ましくは直線状に動き得るしか しもつと好ましくは施錠位置から解錠位置へ回動する解除可能部材の作動によっ て容易に解除し得るスナップオン係止システムである。
今や添付図面に示した本発明の好ましい具体例を参照する。
図1および2は、P A RAWA L K E RおよびLUISIANA装 置よりなる前述した先行技術歩行補助具を図示する。
図3は、本発明に従った歩行補助具の第1のタイプの斜視図である。
図4は、図3に示した歩行補助具の分解斜視図である。
図5は、背部支持部材を省略した、本発明に従った歩行補助具の第2のタイプの 図である。
図6は、図5に示したものに類似の、本発明に従った歩行補助具の第3のタイプ の図である。
図7は、図6に示した歩行補助具の分解斜視図である。
図8は、図6に示した歩行補助具の断面図である。
図9は、図7および8に示したカム引金と係合のための軌道の拡大図である。
図10は、カム引金の断面図である。
図11は、カム引金の斜視図である。
図1に示したPARAWALKER装置10においては、足支持体12.膝支持 体13および後方脚支持体14を含んでいる脚カリパス11が含まれている。背 部支持体15および胸部支持体16も示されている。帯17が足支持体12と膝 支持体13を相互接続する。帯18は胸部支持体16と背部支持体15を相互接 続する。
図2に示したLUISIANA装置においては、取付具25によって足支持具2 2へそして取付具26によって上方脚支持体23へ取付けた帯24によって相互 接続された、足支持体22と上方脚支持体23を含む脚カリパス21が含まれて いる。また相互に離れ解除位置にあるワッシャ28およびピボット継手29より なる膝継手27も示されている。施錠位置においてワッシャ28はピボット継手 29と係合する。また臀部継手30、背部支持体31.胸部支持体32、および 胸部支持体32と背部支持体31とを相互接続する帯33Aも示されている。ま た臀部継手30と共に働く作動化ケーブル33および34も示されている。
図3において、本発明の歩行補助具・40は軸受ハウジング41゜脚取付部材4 2.後部フレーム部材の形の背部支持部材43、そして胸ベルト(図示せず)の ための取付部材46をそれに関連して有する胸ブラケット44を含んでいる。脚 取付部材は、上の図2で既に記載した脚カリパス21へ取付けられて示されてい る。しかしながら図1に示した脚カリパス11ももし適切と考えられるならば脚 取付部材42へ取付けることができることが認められるであろう。
代わりに、脚カリパスは脚取付部材42と一体とすることができ、そのため本発 明の歩行補助具はその範囲内に脚カリパスを省いた取付部材または取付部材と脚 カリバスのアセンブリを含んでいる。
図4に本発明の歩行補助具40が詳しく示されている。チューブ状ハウジング4 1は各自ハウジング41の全幅を延びるがしかしこれは必須でないことが認めら れる後方ストップ45および前方ストップ47を有する。軸受ハウジング41の 内孔48にはボルト49と、内側レース51および外側レース52およびスペー サー53を有する軸受50が収容される。ボルト49は内孔48内で相互に引き 離され、相互に独立して機能する一対の軸受50を提供する。ボルト49のねじ 端55と係合し得るナツト54も示されている。各軸受50の外側レース52は 内孔48にぴったり嵌合または干渉嵌合される。ボルト49は図示するように取 付部材42の整列開口56を通って延びる。
各取付部材42は、以前記載したバランス点を達成するためチューブ状ハウジン グ41の後方ストップ45と係合し得る調節自在なストップ57が設けられる。
脚カリバスは開口58または59の選択した一方へ取付けることかできる。背部 支持部材43はもし望むならば別の部品で形成することができ、そしてもし適切 ならば位置60および61において接続することができる。背部支持部材43に 関する胸部ブラケット44の位置も、取付スロット63中へ結合し得る固定具6 2の設置によって調節自在とすることができる。
図5には、腰のまわりに着用するのに適し調節のためのバックル71およびベル クロ取付部品72および73を有する胴帯70が図示されている。これはもし望 むならばベルト中の選択した穴と係合するバックル舌を含む慣用のバックルアセ ンブリによって置き換えることができる。またベルト70へ75において取付け た接続もしくは鼠形部帯74も示されている。各接続ベルト74は、78にある ベルクロ取付けを介して帯74の残部へ取付けた自由端77を有するループ76 を含んでいる。これは前述した調節自在な取付けを提供する。これは帯74を緊 張し、この歩行補助具を着用している患者を直立位置に安定化させることを可能 にする。
また、車軸88の保持のための整列した開口85.86および87を有する下方 へ垂れ下った突起82.83および84を有する軸受支持部材80が示されてい る。一つの突起82中に、車軸88の関連する端部を保持する開口85を構成す る盲孔を設けることができる。車軸88は突起83を貫通ねじ(図示せず)によ って突起82.83および84中の所望の位置に保持するか、または突起84中 の内ねじ(図示せず)と係合するねじ端(図示せず)を設けることができる。
各脚部材90は、各内孔92に成形するかまたはそれへ干渉嵌合または他の適当 な接続によって取付けた平軸受またはブツシュ93によってライニングし得る内 孔92を有する延びた上方部分91を有する。
図6には、図5の具体例と比較した時改変した本発明の歩行補助具が示されてい る。腰ベルト100はバックル101および調節のためのベルクロ取付部品10 2および103を有する。鼠形部帯104は106および107において縫着ま たは他の取付形によってそれぞれ腰ベルト100へ取付けられる。鼠形部帯10 4および105は108において交差または十字に交わり、右手帯は左支持部材 100へ取付けたループ109を通ってループになり、左手帯105は右脚支持 部材112へ取付けたループ111を通ってループになるように相互に当接する 。各帯104および105の自由端はベルクロまたは他の適当な取付けによって 108Aおよび108Bにおいて帯へ取付けることができる。
このクロスオーバーの理由は、体を例えば右へひねることにより、これは帯10 4を緊張し、左脚が前方へ動(のを助けることである。同様な態様において、体 を左へひねる時、右脚は前方へ動くのを助けられる。体の自然の回動はねじり運 動を発生させ、そしてこれがリズムある歩行作用を助けるのに利用されるから、 十字交差が好ましい。
本発明の歩行補助具は臀部案内整形法または振子効果に基づいており、そして下 方レベル障害のある場合には十字交差は、胴体のひねりが振子慣性が存在しない 時脚を前方へ押出す上り板または階段を上る場合を除いて助けとならないことを 注意すべきである。しかしながら、高レベルを椎復害の場合そして特に幅広腰ベ ルトを着用した場合、肩の高さまでもの上体の回動特に四肢麻痺の場合、幅広ベ ルト中の上体から帯104および105を通って軸受113へ伝達されるエネル ギーは明らかに歩行を助ける。ベルト100はまた、多くの場合を椎障害にかか っている人々は胃区域において筋力コントロールを失っているので、使用者にす ぐれた全身支持を与える図7および8は、脚支持部材110および112が回動 自在に取付けられている、本発明に使用するための改変した軸受手段113を図 示する。軸受手段113は車軸ボルト114、スペーサー115、ワッシャ11 8、およびボルト114へ120においてねじ係合される止めナツト119を含 んでいる。ブツシュ116がスラスト軸受の役目を引受けることができる。各脚 支持部材110および11.2は、軸受113およびボルト114の保持のため の内孔121および122を含んでいる。支持部材110および112間の距離 を調節するため多数の異なるスペーサー115を使用できることが認められるで あろう。これは種々の使用者が本発明の歩行補助具に適合することを可能にする であろう。一部の下肢麻痺は変化するレベルの大腿筋退化を持っているからであ る。
また、各支持部材110および112とKAFO8の間に解除し得る係止手段1 23を設けることができる。係止手段はカム引金もしくは解除部材124、開口 126および127それに中央開口128および上方の浅い突起129を有する カバ一部材125を含んでいる。開口128は引金124を収容し、そして突起 129は図8に示すように引金124へ当接する。また、上方および下方開口1 31および132、スロット133、カム軌道134、そしてカムはね137お よびカム引金124の開口139を通っても延びるカム保持ねじ138の保持の ための保持通路136を持っているシャフト135を有するスライド部材130 が示されている。スライド部材130を付勢するためのスライドはね140も備 えられる。
脚支持部材112はカム引金124、カバ一部材125、スライド130および 上記の関連する部品を保持するための細長いくぼみ141を含んでいる。開口1 42および143、保持ねじ138の保持のための開口144それにアーム11 2をカバ一部材125へ取付ける保持ねじ147の保持のための開口145およ び146が示されている。くぼみ141はまた囲んだフランジ148を含んてい る。
KAFO3取付部材149は、各自スロット152および153を有する二つの スタッド150および151を含んでいる。各スタッドは、整列した開口142 ,131と126、および143.132および127とそれぞれ嵌合する。ま たKAFO3取付開口154および155も含まれる。取付開口154および1 55の位置は、拡大部155Aに関して幅方向ばかりでなく、必要ならば取付部 材149に関し長手方向にも可変であることが認められるであろう。これは軸受 113を使用者の体格に応じて動かすことを可能にする。
解除し得る係止手段123の作動において、カム引金124を図8に実線で示し た係止位置から点線で示した解錠位置へ回動することができる。カム引金124 は、係止位置において軌道134と係合し、この位置にはね137の付勢によっ て保持されるカーブした突起156を存する。位置決めリブ156Aも設けられ 、そして軌道134は、図9および10に最良に見られるように、引金ストップ 156Bおよび取付プレート156Cを含むことができる。解錠位置へ回転する とき、突起は当接リブ157の上に乗り、そしてやはりばね137の付勢により 高原158上に保持される。カム引金124が係止位置から解錠位置へ動くとき 、ばね140はスライド部材130を動かし、そのためスライド部材はスロット 152および153から外れ、そのため部材149を解放する。カム引金140 が係止位置へ動かされる時、ばね140はスライド部材がスロット152および 153と係合し、そのため部材149を脚支持部材112へ係止する位置へスラ イド部材130を上方へ押す。
以上から、本発明の歩行補助具は以前記載した先行技術を土建る実質的な利益を 提供することが認められるであろう。これらの利益は以下のとおりである。
1、 軸受ハウジングは使用者の支え棒区域に配置することができ、それ故使用 者にとって非常に快適であり、そして衣服を着用した時特に肉眼でわからない。
Z 本発明の歩行補助具は、もし軽量プラスチック材料製であれば、実際上極め て軽量であり、前に記載した先行技術装置よりも相当に軽量である。例えば本発 明の歩行補助具は、約10Kgの重さのPARAWALKER装置に比較して、 約4Kgの重さである。
3、本発明の歩行補助具は使用が極めて簡単で効率的であり、先行技術の複雑性 を有しない。これは製作を安価にする。
4、本発明の歩行補助具は、一連の相互嵌合モジュールまたは標準的部品を使用 して製造することが可能である。これに関し、使用者は座ったまま脚カリバスの 各自を脚支持部材または脚取付部材へ簡単に取付けることができる。
5、 支え捧区域に中央ピボット継手の設置は、軸受の隠蔽ばかりでなく、先行 技術装置に存在した応力を減らす。これは保守、修理または交換に関するコスト を減らす。前記のように、先行技術装置は片脚の全霊が一方の臀部継手に集中し たならば損傷され易かった6、 本発明の歩行補助具は完全にプラスチック材料 からつくることができ、これは射出成形、圧縮成形または他の形のプラスチック 成形プロセスによる製造に適したものにする。これは先行技術ではそうでなかっ た。
7、 腰ベルト、鼠径部もしくは接続帯、支え欅ピボットまたは軸受、および脚 支持部材の組合せは、を髄傷害にかかっている患者のための結合力ある歩行補助 具を提供し、そして前記利益を有する。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.胴部支持部材と、各自相互に関し独立して回動し得るように中央または支え 棒ピボット手段によって相互接続された一対の脚支持部材を有する歩行補助具。
  2. 2.胴部支持部材は、背部支持部材を含んでいる請求項1の歩行補助具。
  3. 3.胴部支持部材は、腰ベルトであり、そして腰ベルトを前記支え棒回動手段へ 相互接続する一以上の鼠径部帯を有する請求項1の歩行補助具。
  4. 4.各脚支持部材は、脚カリパスまたは膝−足首−足整形具(KAFOS)へ取 付けられる請求項1の多行補助具。
  5. 5.支え棒ピボット手段は、軸受ハウジングと、相互に独立である一対の軸受を 含んでいる請求項1の歩行補助具。
  6. 6.支え棒ピボット手段は、脚支持部材の各自へ取付けた車軸を含み、そして各 脚支持部材と車軸の隣接部分の間に軸受手段を備えている請求項1の歩行補助具 。
  7. 7.支え棒ピボット手段は、複数の接続帯によって前記胴部支持部材へ取付けた 軸受支持部材を含んでいる請求項6の歩行補助具。
  8. 8.鼠径部帯は、前記支え棒ピボット手段へ隣接する共通の取付位置において交 差または十字交差している請求項3の歩行補助具。
  9. 9.各鼠径部帯のそれぞれの自由端は各脚支持部材上に取付具の上にループにさ れる請求項8の歩行補助具。
  10. 10.各脚支持部材と関連する脚カリパスまたはKAFOSの間に解除し得る係 止手段を備えている請求項4の歩行補助具。
  11. 11.各脚支持部材は、隣接する脚カリパスまたはKAFOSへ取付ける取付部 材を含み、そして解除可能な係止手段が各取付部材を関連する脚支持部材へ取付 ける請求項10の歩行補助具。
  12. 12.前記解除可能な係止手段は、隣接する取付部材を解放または取付するよう に各脚支持部材に関連するスライド部材の直線運動を生じさせるカム引金によっ て作動される請求項11の歩行補助具。
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